2021-10-18 (Mon)

本日のキーワード : 胎盤、哺乳類
胎盤(たいばん、英: placenta)は、有胎盤類などの雌 (人間の女性も含む) の妊娠時、子宮内に形成され、母体と胎児を連絡する器官である。
胎盤を形成することは哺乳類の特徴とされることもあるが、実際は、哺乳類の一部の系統である有胎盤類 (真獣下綱) のみが胎盤を持つ。現生では単孔類と有袋類が胎盤を作らない。ただし有袋類は、一般的に胎盤と呼ばれる胎児を十分に成長させる高機能な漿尿膜胎盤は作らないが、低機能な卵黄嚢胎盤を作る。
胎盤は哺乳類に限るものではなく、サメの一部 (ホホジロザメ、メジロザメ、オオメジロザメ、シュモクザメなど) が胎盤を作る。ただし、サメの多くは胎盤を作らない卵胎生で、さらに完全な卵生の種も少なくない。

本日の書物 : 『京大 おどろきのウイルス学講義』 宮沢 孝幸 PHP研究所
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 地球と生物の歴史を振り返ってみます。
約 46 億年前に地球ができ、約 38 億年前に生命が誕生したと考えられています。
5 億 4,100 万年前 〜 2 億 5,190 万年前が古生代、2 億 5,190 万年前 〜 6,550 万年前が中生代、【 6,550 万年前 〜 現在が新生代】です。
中生代には恐竜が栄えていましたが、6,550 万年前に恐竜が絶滅して、新生代は哺乳類の時代となりました。
ただ、「哺乳類の時代」 といっても、人間が勝手に名付けているだけです。生物の体を構成している【炭素の重量で比較】してみると、【哺乳類よりも植物のほうが圧倒的に炭素重量が大きい】ですし、【植物を除けば、昆虫の炭素重量のほうが哺乳類をはるかに上回っています】。人間はアリをバカにしているかもしれませんが、【アリ全体の炭素重量とヒトの炭素重量はほぼ同じ】と見積もられています。
【地球全体を見ると、哺乳類はごくわずか】。宇宙人が地球を見たときには、おそらく 「昆虫の惑星だ」 と思うはずです。新生代が 「哺乳類の時代」 というのは、地球上で偉そうにしているのがヒトを含む哺乳類という意味です。私たちはおごってはいけません。地球では様々な生き物が繁栄しているのです。
哺乳類の始まりは、中生代初期の 2 億 2,500 万年前からと考えられています。
ただし、「哺乳類って何?」 と問われると、定義は私にはよくわかりません。【哺乳類の胎盤ができたのは、1 億 5,000 年くらい前ですから、初期の哺乳類には胎盤はなかったはずです】。【初期の哺乳類は卵を産んでいたのです】。』

“白人”としての地位を享受していた “カリフォルニア州のユダヤ人”
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、最先端のウイルス学の科学的知見に基づいて、新型コロナウイルスやそれに類似するウイルス、あるいは将来ヒトへと感染する恐れがあるウイルスなど、幅広くウイルス全般について解説がなされている書物で、ウイルスがどのようなものであるかがキチンと理解でき、また、ワクチンについても、何がメリットで、何がデメリット (あるいはリスク) なのかが正しく理解できるお薦めの良書になります。メディアの報道やネットの情報に頼るのではなく、科学者の目からみて、何が判っていて何が判っていないのかを、本書を通じて知ることで、正しく知識のアップデートが図れると思います。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 691,852(689,031)÷43,187,129(43,021,678)=0.0160・・・(0.0160) 「1.60%(1.60%)」

イタリア : 130,807(130,742)÷4,665,049(4,662,087)=0.0280・・・(0.0280) 「2.80%(2.80%)」

日本 : 17,574(17,524)÷1,698,693(1,696,971)=0.0103・・・(0.0103) 「1.03%(1.03%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 2 章 20 世紀前半のカリフォルニア州のユダヤ人と日系人
第 3 節 カリフォルニア州のユダヤ人と 1924 年移民法
・・・1923 年 5 月 25 日の 『羅府新報』 の記事では、アメリカ国内で排斥される日系人の話題にふれた上で、以下のようにユダヤ人について言及している。
猶太人種は至る所に排斥せられ、迫害を受けること在米日本人の比にあらざるも彼等は常に能く忍び、萬難に耐え、歩一歩、着々として実力を涵養し、拔く可からざる勢力を扶植して了つたから、排斥派も遂に兜を脱ぐに至つたのである、此の活きたる例証は、今の場合吾人に対して最も力強き教訓てはない乎、たとひジャップと罵られ、出て行けがしに取り扱はれても、平然孜々として実力を養成し、物質的にも将た又精神的にも、白人を凌駕するに至らば、排斥は自然に熄むであらふ [後略] ( 『羅府新報』 1923 年 5 月 25 日, 1)。
これらの記事からも、日系人がアメリカのユダヤ人を同じ迫害されている集団、そして日系人よりもさらに激しい迫害を受けている集団とみなしていたことがわかる。その上で、アメリカ国内において生き抜いているユダヤ人に一目置いていることがわかる。
そして、1921 年 1 月 27 日の 『羅府新報』 の 「南加評論」 欄に記載されていた記事は興味深い。
昨今米国内に火の手を上げ出したユダヤ人排斥運動に対し米国大統領を始めとし内閣諸員も大学の校長等も法曹界や実業界の鉾々たる諸名流も一挙してかかる運動が非米国民的であり又非クリスチャン的だとの決議文に署名するに至つて居る [。] 教会の牧師等は勿論率先して排斥運動の非を鳴らして居る [。] 而して反対者は何れも異々同音に米国内のユダ [ヤ] 人に対しては色々困まつた問題も澤山ありはすれど而かも人種的僻見と憎悪心とを以て彼等を排斥するは米国民らしくないと唱へて居るのである [。] 而かしわれわれ日本人の立場から見て不思議でならぬは同じく人種的僻見と憎悪のために苦しめられて居る我等日本人に対しても何故これ程の勇ましい反対の声が上つて来ぬだらうかといふことだ。排日運動は大目に見逃がしといてユダヤ人排斥運動の起こり来れるに際し今更ら 『非米国民的』 だの 『非クリスチャン的』 呼ばわりするのも可笑しなものではないか ( [ ] 内は筆者付加) ( 『羅府新報』 1921 年 1 月 27 日, 1)。
ここまでみてきたように、カリフォルニア州の日系人は、ユダヤ人と日系人がアメリカ社会から迫害されている状況を同質的にとらえていた。よって、両集団の迫害に対する大統領やアメリカ社会の反応の差に日系人は違和感を覚え、それがこの記事となって表れたのであろう。
ここまで、カリフォルニア州で発行されていた日系新聞である 『新世界』、『日米新聞』、そして 『羅府新報』 を通じて、ユダヤ人に関連した記事を検証してきた。新聞記事から、アメリカ国内外においてユダヤ人は激しい迫害を受けていたことが明らかとなった。アイゼンバーグは、1920 年代のカリフォルニア州のユダヤ人が日系人への排斥に対し意図的な 「沈黙」 を貫いた理由として、国内外における反ユダヤ主義にユダヤ人の関心が向いていた点などを指摘しているが、日系新聞において描かれていたアメリカ国内外の反ユダヤ主義の状況をみる限り、それはひとつの要因ということができるであろう。
さらに、今回の新聞記事の検証を通じて、アメリカの日系人がユダヤ人の排斥と自分たちへの排斥とを同質のものととらえていた点、そして、日系人の目にアメリカのユダヤ人は自分たちと同じ迫害されている集団と映っていたことが明らかとなった。カリフォルニア州のユダヤ人は東部のユダヤ人などと比較すると白人としての地位を享受していたとされる。しかし、今回の検証を通じてみえたのは、西部の白人として語られるユダヤ人と日系人の目に映る迫害されている集団としてのユダヤ人という差異であった。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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