2021-10-12 (Tue)

本日のキーワード : 獣医師、ウイルス
獣医師(じゅういし、英語: veterinary physician)は、ヒト以外の動物の医師。各国の制度ごとに獣医師の免許の取得資格等は異なっている。

本日の書物 : 『京大 おどろきのウイルス学講義』 宮沢 孝幸 PHP研究所
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 獣医の私たちが、医学のウイルス学の教科書を見ると、「えーっ、人間に感染するウイルスって、こんなに少ないの?」 という思いがします。【お医者さんが勉強するウイルスの数は、獣医が勉強するウイルスに比べるとはるかに少ない】のです。それは考えてみれば当たり前の話で、【動物の種ごとにウイルスがあります】から、トータルすると非常に多くの動物のウイルスがあります。
その中には、【変異してヒトに感染するようになったらパニックになりそうな、恐ろしいウイルスがいくつもあります】。今のところ人に感染することはありませんが、今後に備えるために、どのようなウイルスがあるかを見ておきましょう。
ネコが下痢を起こしたり、汎白血球減少症を起こしたりする【ネコパルボウイルス】というものがあります。【感染力が強く、致死性の高い病気を引き起こします】。
【中国】では【ネコパルボウイルスが変異】して【アカゲザルやカニクイザルに感染】して、【 100 頭以上も死亡しました】。私たちの研究チームも、普段、パルボウィルスを扱っていますから、「大変なことになるかもしれない」 と危惧しました。【ウイルスを入手して研究をしたかったのですが、情報すら入ってきません】。
【なぜ情報が入らないのか】というと、【中国人民解放軍の関連施設のサルの感染だった】のです。【どういう変異が起こってサルに感染したのか】、【そのサルに感染したウイルスがヒトにも感染するのか】、【まったくわかりません】。【このウイルスは中国しかもっていないため、詳しく調べることができませんでした】。結局、中国から論文が 1 報出ただけで終わってしまいました。

それでも、ネコパルボウイルスがネコだけの問題ではなく、【霊長類にも感染する例】があることはわかりました。【ネコパルボウイルスも警戒しておかなければなりません】。
【予測ウイルス学】は、野生動物が大量に死亡したときに原因となったウイルスを研究して、そこからヒトへの感染を予測して、警戒するというものです。【サルなどの霊長類に感染した例が出てきたときには、「ヒトにも感染するかもしれない」】と考えて、【特に警戒を強める必要があります】。』

自分たちの差別にだけ敏感なユダヤ系新聞・団体
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、最先端のウイルス学の科学的知見に基づいて、新型コロナウイルスやそれに類似するウイルス、あるいは将来ヒトへと感染する恐れがあるウイルスなど、幅広くウイルス全般について解説がなされている書物で、ウイルスがどのようなものであるかがキチンと理解でき、また、ワクチンについても、何がメリットで、何がデメリット (あるいはリスク) なのかが正しく理解できるお薦めの良書になります。メディアの報道やネットの情報に頼るのではなく、科学者の目からみて、何が判っていて何が判っていないのかを、本書を通じて知ることで、正しく知識のアップデートが図れると思います。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 678,919(677,690)÷42,432,561(42,365,041)=0.0159・・・(0.0159) 「1.59%(1.59%)」

イタリア : 130,488(130,421)÷4,645,853(4,641,890)=0.0280・・・(0.0280) 「2.80%(2.80%)」

日本 : 17,348(17,294)÷1,685,321(1,682,076)=0.0102・・・(0.0102) 「1.02%(1.02%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 2 章 20 世紀前半のカリフォルニア州のユダヤ人と日系人
第 3 節 カリフォルニア州のユダヤ人と 1924 年移民法
・・・では、この 1924 年移民法にカリフォルニア州の人びとはどのような反応を示していたのであろうか。1924 年移民法にクーリッジ大統領の署名がなされた 1924 年 5 月 26 日にカリフォルニア州で発行された 『サンタクルーズ・ニューズ』 (Santa Cruz News) の夕刊には、「大統領が反日本人法案にサインした」 という記事がトップページに大きく掲載されている (Santa Cruz News 26 May 1924, 1)。ここで注目すべきは、「反日本人法案」 という表現である。1924 年移民法では、「帰化不能外国人の移民禁止」 という表現はあっても、「日本人」 という直接的表現はなされていない。1924 年移民法は、南・東欧からの移民の規制を主な目的としていたとされるが、少なくとも 『サンタクルーズ・ニューズ』 の 「反日本人法案」 という表現をみる限り、カリフォルニア州の人びとが 1924 年移民法を排日的なものととらえていたことは間違いないであろう。
アイゼンバーグによれば、1920 年代には、ユダヤ系の新聞や団体などは、日系人や日系人の排斥に対して意図的に 「沈黙」 を貫いていたとされる。ここでは、ユダヤ人が日系人や日系人問題に対して 「沈黙」 を貫いていたとされる時代のカリフォルニア州で発行されていた日系新聞である 『新世界』、『日米新聞』、そして 『羅府新報』 の分析を通じて、ユダヤ人が 「沈黙」 を貫いた背景を検証する。1924 年移民法は 1921 年移民法の影響を受けていることから、新聞の分析期間は 1921 年から 1924 年移民法が施行された 1924 年 7 月という範囲を設定した。
『新世界』 は、副島八郎を中心にサンフランシスコで発行を開始した日系新聞である。ヘイト青年会は、福音会や大日本人会と合同で基督教新聞を発行しようとしていたが、ヘイト青年会の理事員であった副島は、自らが主幹となり 1894 年に 『新世界新聞』 を発行、1897 年、ヘイト青年会から分離後、『新世界』 という紙名で創刊した。のちに、ヘイト青年会は 『北米日報』 を発行するが、『桑港日本新聞』 と合併し、最終的には、1899 年に 『日米新聞』 となった (新日米新聞社 1961, 172)。
『日米新聞』 は、1899 年に安孫子久太郎が中心となりサンフランシスコで発行を開始した日系の新聞である。安孫子は、1880 年代に書生としてサンフランシスコに渡たり、カリフォルニア大学バークレー校を卒業後、企業家となった。イチオカによれば、安孫子は 「明治の中頃にアメリカに渡航してきた日本人の草わけの中で特に傑出した人物であり、日系移民社会での指導者として多くの人々の尊敬と信頼を一身に集めていた」 とされる (イチオカ 1986, 195)。『日米新聞』 は、サンフランシスコの日系新聞である 『桑港日本新聞』 と 『北米日報』 の合併により誕生し、発行が開始された (田村 1986, 18)。安孫子は日本人移民のアメリカへの永住を 『日米新聞』 を通じて促していた。イチオカは、「安孫子久太郎は、自己の抱く永住への夢をできるだけ多くの人々と分かち合うために彼の発行する新聞を利用した。『日米新聞』 は 『土着永住』 をそのスローガンに掲げ、日本人労働者が農業を始めるように勧めるのを社の方針としていた。安孫子の奨励した農業は、一時的に金儲けのできる投機的な農作物の耕作ではなく、彼の説く永住の礎となる安定していてしかも将来性のある土地所有を前提とする事業であったことは言うまでもない。農業に従事する者が農地に愛着を感じ、『投機的、略奪的農耕方法』 などに関心を持たないようにすることが肝要であると安孫子は考えていた」 と安孫子と 『日米新聞』 とのかかわりを説明する (イチオカ 1986, 209)。また、当初、『日米新聞』 は日本語のみで発行していたが、1925 年より、購買層を広めるために英語欄をもうけた。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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