2021-10-08 (Fri)

本日のキーワード : 代謝、酵素、タンパク質、炭素
代謝(たいしゃ、英語: metabolism)とは、生命の維持のために有機体が行う、外界から取り入れた無機物や有機化合物を素材として行う一連の合成や化学反応のことであり、新陳代謝の略称である。これらの経路によって有機体はその成長と生殖を可能にし、その体系を維持している。代謝は大きく異化 (catabolism) と同化 (anabolism) の2つに区分される。異化は物質を分解することによってエネルギーを得る過程であり、例えば細胞呼吸がある。同化はエネルギーを使って物質を合成する過程であり、例えばタンパク質・核酸・多糖・脂質の合成がある。
本日の書物 : 『WHAT IS LIFE ? (ホワット・イズ・ライフ ?) 生命とは何か』 ポール・ナース NewsPicksパブリッシング
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【酵素】の発見は、【生物学者の一致した見解の礎】となった。つまり、【生命のほとんどの現象は、「酵素が触媒する化学反応」 の観点から理解するのがいちばん分かりやすい】ということだ。酵素がこれを成し遂げる方法を理解するためには、【酵素が何者で、何からできているか】を理解する必要がある。
【ほとんどの酵素はタンパク質からできている】。このタンパク質は、【ポリマー (重合体) 】と呼ばれる【鎖状につながった長い分子】で、【細胞が作り出す】。【ポリマー構造は、生命の化学のあらゆる側面にとって根本的に重要】だ。大半の酵素と他のすべてのタンパク質はもちろんのこと、細胞膜を作っているすべての脂質分子、エネルギーを蓄えているすべての脂肪と炭水化物、遺伝に関与する核酸であるデオキシリボ核酸 (DNA) および親戚のリボ核酸 (RNA) などは、【全部ポリマー】だ。
【生命のポリマー】は基本的に、【たった 5 つの化学元素からできている】。【炭素、水素、酸素、窒素、そしてリン】である。5 つのうち、【炭素】は他の元素よりも融通が効くため、【特に中心的役割】を演じている。たとえば、水素原子は他の原子とたった 1 つしかつながり (すなわち化学結合) が持てないが、【炭素原子は他の 4 つの原子と結びつくことができる】。これが炭素のポリマー作りの能力の鍵になる。
炭素の 4 つの潜在的な結合箇所のうち 2 つは、他の 2 つの原子 (たいていは炭素原子) とつながって、原子が連なる鎖を作り出す。それぞれの炭素には、他の原子と結びつくことができる結合箇所がまだ 2 つ残っている。この余った結合箇所は、本体のポリマー鎖の両側に他の分子を結びつけるために利用できる。

細胞内で見つかるポリマーの多くは、とても大きな分子だ。あまりにも大きいため【 「高分子」 】という特別な名前が与えられている。高分子が実際にどれだけ大きいか、感覚的に理解するために、染色体の中心にあるDNA高分子の長さが、数センチメートルにも及ぶことを思い出してほしい。つまり、信じられないくらい長くて細い分子の紐の中に、何百万もの炭素原子が組み込まれているのだ。
【タンパク質ポリマー】は、通常数百から数千個の【結合した炭素原子】からできていて、そんなに長くはない。それでも、化学的にはDNAよりはるかに【変化しやすく】、それが【酵素として機能】し、ひいては【代謝で主要な役割を果たす】ことができる主な理由なんだ。
タンパク質は炭素を基にしたポリマーで、小さなアミノ酸分子を一度に 1 つずつ結合させてできた、長い鎖で作られている。』

居住国に同化することがないユダヤ人の “オマイウ”
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した細胞生物学者である著者が 「生命とは何か?」 という非常に根元的な問いに対して、現代生物学の最先端の知見に基づいて、非常に分かりやすく、語りかけるような文章で答えに導いて下さる良書になります。そして、この本を読み終えるころになると、今日地球上に存在するありとあらゆる “生命” が 「たった一回」 の始まりを起源としているのだという考え方が理解できるようになります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 673,585(672,970)÷42,067,978(42,024,516)=0.0160・・・(0.0160) 「1.60%(1.60%)」

イタリア : 130,310(130,284)÷4,636,111(4,632,275)=0.0281・・・(0.0281) 「2.81%(2.81%)」

日本 : 17,224(17,183)÷1,678,085(1,674,684)=0.0102・・・(0.0102) 「1.02%(1.02%)」


☆NEW DETAILS EMERGE ABOUT CORONAVIRUS RESEARCH AT CHINESE LAB

☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 2 章 20 世紀前半のカリフォルニア州のユダヤ人と日系人
第 2 節 カリフォルニア州のユダヤ人と 1913 年外国人土地法
・・・まず、1913 年外国人土地法にユダヤ人が興味を抱いていたことのわかる記事がいくつか見受けられる。たとえば、『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 の 1913 年 5 月 2 日に掲載されたある討論会の報告記事の一部で、「ジョセフ・アーント (Joseph Arndt) 氏は、時宜を得ていて興味深い 『日本人問題』 についてスピーチをした」、5 月 9 日に掲載されたあるミーティングの報告記事には 「メンバーのいく人かは外国人土地法に関する議論に興味があり、アイラ・コーンフィールド (Ira Kornfield)、ジョセフ・アーント (Joseph Arndt)、ジョセフィン・フィリップス (Josephine Phillips)、レオ・ヘス (Leo Hess)、そして イザドア・ヒル (Isadore Hill) が参加した」、さらに、5 月 16 日に掲載されたある討論会の報告記事の一部では 「フローレンス・スピア (Florence Spear) 嬢は 『日本人の見地からの日本人問題』 について話した」 などの記述がある (B’nai B’rith Messenger 2 May 1913, 3 ; 9 May 1913, 6; 16 May 1913, 3)。この 3 つの記事に共通しているのは、ミーティングの参加者に 1913 年外国人土地法に関心のある者がいたことであるが、1913 年外国人土地法に関する話題が具体的にどのような内容であったかは不明である。
また、1913 年 5 月 16 日の 『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 では、ある晩餐会における講演の報告記事の一部に 「ゲストの M・S・レヴィ (M. S. Levy) 博士は、日本人を狙った外国人法案に抗議するよう人びとに促した」 という内容の記載がある (B’nai B’rith Messenger 16 May 1913, 5)。この記事から、呼びかけた人物が 1913 年外国人土地法に反対していることはわかるが、その抗議の呼びかけが具体的にどのような内容であったかは不明である。しかし、この記事の注目すべき点は、「日本人を狙った」 という発言であろう。「日本人を狙った」 という発言から 1913 年外国人土地法が日系人を標的にしている点をこの人物が認識していたことがわかる。
さらに、1913 年外国人土地法に対し明確に異議を唱えている記事もある。以下は 1913 年 5 月 16 日の 『エマニュエル』 の社説に掲載された記事である。
地方の新聞は、世界旅行から帰ってきたばかりのミネアポリスの G・L・モリル (G・L・Morrill) 師が 「われわれの日本人の兄弟」 (Our Japanese Brothers) と題して講演したと報告した。講演内容は、かれが批判するカリフォルニア州外国人土地法について大部分を占めた。かれは 「外国人土地法は、この輝かしい時代において恥ずべきものである。それは、政治的な不振、もしくは堕落した州権である」 という [後略] (Emanu-el 16 May 1913, 2)。
また、1913 年 5 月 30 日に 『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 の社説に掲載されたモンタギュー・N・A・コーエン (Montague N. A. Cohen) という人物の記事は注目に値する。
パスポート問題と反外国人法は別のものである。別の分類に属するものである。前者では、ロシアは明らかに間違いなく条約を破った [中略] 後者においては、カリフォルニア州はアメリカと日本との条約に矛盾せずに外国人土地法を制定した [中略] 確かに、日本人は、良いアメリカ市民になるかもしれないが、アメリカ人はアメリカ市民としてかれらを必要としない。われわれは、日本人との親しい関係を維持することはできるが、われわれのプライベートな家族の輪にかれらを入れることはできない ( [ ] 内は筆者付加) (B’nai B’rith Messenger 30 May 1913, 8-9)。
この記事は、日系人の同化能力に疑問をもたれていた時代に、「日本人は、良いアメリカ市民になるかもしれない」 と発言している点で注目に値するとともに、結果的に 1913 年外国人土地法を受け入れてはいるが、日系人を批判しているようには読み取れない。また、条約とは、本章第 1 節にてふれた 1832 年の米露通商航海条約のことであろう。ここでは、未だ解決されていなかったロシアにおけるアメリカのユダヤ人のパスポート問題と 1913 年外国人土地法の問題の差異を強調していることに気がつく。このような差異の強調は、ほかの記事でも見受けられる。1913 年 6 月 20 日の 『エマニュエル』 の社説では、日系の新聞に掲載されたロシアで迫害されているユダヤ人とカリフォルニアの日系人が同じ境遇であるという内容の記事に対し、以下のように反論している。
外国人土地法に関する議論で、『国民』 (Kokumin) [という日系の新聞] はカリフォルニアの行動を 「残忍」、「非人道的」 と非難した後、さらに、「ロシアが自分たちの支配下でユダヤ人に酷い仕打ちをしたとき、アメリカは公式な態度でロシアを思いのまま非難した。日本人がひとつの州で受ける迫害について、この博愛の国はなんというのだろうか」と述べた。問題は同じではない。われわれは、間違いなく同じ人類の家族の一員の日本人に対する差別であるカリフォルニアの法律の採用を広い宗教の観点から残念に思う。しかし、実質的、社会学的観点から、日系の新聞がアメリカの日本人とロシア皇帝の土地にいるユダヤ人を比較することは誤りだ。ユダヤ人は、何世紀もロシアに住み続けている [中略] 日本人はこの地において新来者だ。かれらは自分たちをアメリカ国民だと思わない。かれらは、総じて日本人なのだ。かれらは自分たちの国家の理想を維持する。かれらとともに、かれらのナショナリティはかれらの真の宗教なのだ。かれらは、表面上はキリスト教信仰を取り入れているが、国民的には日本人なのだ ( [ ] 内は筆者付加) (Emanu-el 20 June 1913, 2)。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
ランキング参加中で~す^^ ポチっとお願いします♥
↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村

人気ブログランキング


- 関連記事
-
- ウイルスはどこから感染するの? ~ ウイルスの侵入の入り口 (侵入門戸) (2021/10/16)
- コロナウイルスと抗体依存性感染増強 (ADE) (2021/10/15)
- レトロウイルスとセントラルドグマ (2021/10/14)
- 『中国が世界中に新型コロナウイルスを撒き散らした (そして、多くの人命を奪った) 』 という非常に明白な事実 (2021/10/13)
- ウイルスに詳しいのは、医者? それとも、獣医? (2021/10/12)
- 生物とウイルスとの 「共進化」 ~ 生命誕生&進化のメカニズムを解くカギ (2021/10/10)
- 地球の温暖化が問題なの??? ~ 「光合成」 の働き (2021/10/09)
- 生命のほとんどの現象は、「酵素が触媒する化学反応」 です (2021/10/08)
- 遺伝子学者が用いる 「突然変異」 という言葉の意味 (2021/10/07)
- 生物の細胞のきわめて重要な部分 ~ 内側の “秩序” と外側の “無秩序” (2021/10/06)
- ユダヤ人は謝罪したの?(ユダヤ人のダブルスタンダード) ~ 日系人を迫害したカリフォルニア州のユダヤ人 (2021/10/05)
- 熱力学第二法則 (時間の矢) と 『生命』 ~ 世代間で受け継がれてゆく 『遺伝』 の不思議 (2021/10/03)
- メディアの言うことを信じて世界の姿を決めつける人々の思考 (2021/09/15)
- ネガティブ本能を抑える方法 ~ そもそも新聞とかテレビを見なければ良いかも (⌒∇⌒) (2021/09/14)
- イスラム教の啓示に忠実であればあるほど ( = タリバン政権)、“前近代” に逆戻り ~ まるで、中国共産党政権そのもの (⌒∇⌒) (2021/09/13)