2021-10-05 (Tue)

本日のキーワード : 二重規範(ダブルスタンダード)、ユダヤ人(=ユダヤ教徒)、排日主義、日系人迫害
二重規範(にじゅうきはん)またはダブルスタンダード(英語: Double standard)とは、同じ人物・集団において、類似した状況に対してそれぞれ異なる対応が不公平に適用していることへの皮肉の言葉である。 この概念は、すべての状況が同じ指針の適用を受けるべきという当然 (単一規範) を理想とする立場から使用される。
二重規範の端的な例は、ある概念 (例 : 言葉・文・社会的規範・規則など) を一方のグループに対して適用するのに、もう一方のグループに適用することは許容しない、あるいはタブーとみなす事 (→その典型例がユダヤ人を一方的な被害者とみなす強要で、実際にはユダヤ人が加害者でもあった事実が存在する) である。
本日の書物 : 『WHAT IS LIFE ? (ホワット・イズ・ライフ ?) 生命とは何か』 ポール・ナース NewsPicksパブリッシング
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【細胞】について学ぶにつれ、驚きの念は膨らんでいった。【細胞には、信じられないほどさまざまな形と大きさがある】。ほとんどは小さすぎて裸眼では見えない。本当にちっちゃいんだ。膀胱に感染する寄生虫細菌なんか、1 ミリメートルの隙間に 3,000 個も横に並べることができてしまう。
巨大な細胞もある。たとえば朝食のお皿にのっている【卵】。その【黄身全体がたった 1 つの細胞】だなんて驚きだ。われわれの身体の細胞にも巨大なものがある。たとえば、背骨のつけねから、はるか足の爪先まで届く【神経細胞】。【たった 1 個なのに、この細胞は長さが 1 メートルもある】んだ!

こうした多様性は驚くべきことだが、【最も興味深いのは、あらゆる細胞に共通する部分】だ。科学者は常に【基本的な単位】をつきとめることに関心がある。
【基本的な単位の最たる例】が、【物質の基本単位】である【原子】だ。で、【生物学の 「原子」 は細胞】なんだ。【細胞はあらゆる生命体の基本的な構造単位であるだけでなく、生命の基本的な機能単位でもある】。つまり、【細胞は生命の中核をなす特徴を備えた、いちばん小さな存在】というわけ。生物学者はこれを【 「細胞説」 】と呼んでいる。人類が知る限り、地球の生きとし生けるものは、1 個の細胞か、あるいは、たくさんの細胞からできている。【細胞】は、誰が考えたって、【生きているいちばん単純な物体】だ。
【細胞説】は、およそ 1 世紀半前からあり、【生物学の重要な基礎の 1 つ】となった。生物学を理解するうえで、この考え方はとっても重要だ。それなのに、みんなは、あまり細胞説になんぞ興味がないように見える。実に不思議だ。
もしかしたら、みんなが学校の生物学の授業で、「細胞は、複雑な存在の単なる構成要素にすぎないんですよ」 なんて教わるせいかもしれない。実際には、細胞は、はるかに面白いものなんだけれど!』

カリフォルニア州のユダヤ人 (=ユダヤ教徒) の排日主義
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した細胞生物学者である著者が 「生命とは何か?」 という非常に根元的な問いに対して、現代生物学の最先端の知見に基づいて、非常に分かりやすく、語りかけるような文章で答えに導いて下さる良書になります。そして、この本を読み終えるころになると、今日地球上に存在するありとあらゆる “生命” が 「たった一回」 の始まりを起源としているのだという考え方が理解できるようになります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 667,750(665,282)÷41,703,876(41,439,256)=0.0160・・・(0.0160) 「1.60%(1.60%)」

イタリア : 130,167(130,100)÷4,623,155(4,618,040)=0.0281・・・(0.0281) 「2.81%(2.81%)」

日本 : 17,051(16,993)÷1,663,818(1,659,182)=0.0102・・・(0.0102) 「1.02%(1.02%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 2 章 20 世紀前半のカリフォルニア州のユダヤ人と日系人
第 1 節 カリフォルニア州のユダヤ人と日本人学童隔離事件
・・・また、当時のアメリカのユダヤ人は、かれらが所有するアメリカのパスポートの扱いについて、ロシアとの間に問題を抱えていた。1832 年、アメリカとロシアは通商航海条約 (U.S.-Russian Treaty of Navigation and Commerce) を締結していたが、ロシア政府がアメリカのユダヤ人のロシアへの入国を制限していたのである (Editorial Comment 1912, 186-187)。このパスポート問題は、アメリカのユダヤ人社会で深刻な問題としてとらえられていたといえる。というのも、今回分析した期間の 『エマニュエル』 ならびに 『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 には、パスポート問題を批判し、解決しようと精力的に活動するユダヤ人についての記事が頻繁に見受けられたからである。
さらに、1907 年 1 月 11 日の 『エマニュエル』 の社説ではシンシナティで発行されていた 『アメリカン・イズリライト』 (American Israelites) がニューヨークで行われたジュリアス・カーン (Julius Kahn) 下院議員による日本人問題についての講演の内容を非難したことに関してふれられている。
高く評価されている 『アメリカン・イズリライト』 がサンフランシスコのコミュニティの人びとを強く動揺させる日本人問題へのジュリアス・カーンの見解を非難した。『アメリカン・イズリライト』 は社説において以下のように述べる。
サンフランシスコのジュリアス・カーン下院議員が 12 月 11 日にニューヨーク市で信用調査員連合会 (Credit Men's Association) の前に日本人問題に関する講演を行ったことが分別のあることなのかは疑わしい。誠実に条約をみる、もしくは得策を議論することなしに、カリフォルニア州民の日本人への嫌悪、流血の危険、日本人 [との労働競争] により白人が追い出されること、不可能な融合、そのほか同じようなことを口にするのは、ユダヤ人側にとってまったく良いやり方ではない。もし、地域の状況が日本人による学校の殺到への保護を要求するならば、すべての外国人もしくは同様に増加傾向にある人びとにも適用する方法を見つけるべきだ (Emanu-el 11 January 1907, 3)。
これは、『アメリカン・イズリライト』 に掲載されたカーンによる日系人問題についての講演を批判する記事であるが、この記事のあとには、『エマニュエル』 の社説の筆者であるバーナード・カプラン (Bernard Kaplan) の以下の意見が続く。
『アメリカン・イズリライト』 をこのようなコメントに駆り立てる動機は、申し分なくユダヤ的ですばらしい [中略] もし、『アメリカン・イズリライト』 が、最近の恐ろしい大災害以降のサンフランシスコの状況をよく知っているならば、高尚な人道主義的理想にもかかわらず、状況を異なる見方でとらえるであろう。地元の日本人に対し敵対的な態度をとるサンフランシスコの人びとの場合、無分別な侮辱ではなく、義憤なのである (Emanu-el 11 January 1907, 3)。
ここでは、サンフランシスコの住民の排日感情をバーナード・カプランが正当化している。この記事の興味深いところは、東部のユダヤ系新聞が西部の議員を非難している点にある。19 世紀後半、西部のユダヤ系新聞は中国人移民を非難する記事を掲載し、それに対し東部のユダヤ系新聞から批判を受け、さらに西部のユダヤ系新聞が自分たちの中国人移民批判を正当化するというやりとりが頻繁にみられた (Glanz 1954,225)。中国人移民排斥当時と類似したやりとりが学童隔離事件周辺の時期にも行われていたのは注目に値する。
なお、この記事で批判されたカーンとはカリフォルニア州代表の下院議員で、ドイツ系のユダヤ人であった。かれは中国人移民の排斥を支持し、排華移民法の制定後、アジア人排斥同盟 (Asiatic Exclusion League) のリーダーとして日系人の排斥に力を注いだ。カーン下院議員の活動で興味深いのは、アジア人排斥運動を行っていた人びとのほとんどが新移民 (19) を規制するための識字テストが導入された移民法に賛成する中 、西部の議員の中で唯一 、識字テストの導 入に反対していたことである (Eisenberg 2008, 21)。移民法への識字テストの導入に反対する姿勢はカーンだけではなく、ユダヤ人社会全体の姿勢であったといえよう。なぜなら、今回、分析した期間の 『エマニュエル』 ならびに 『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 には、移民法への識字テストの導入を阻止すべく活動するユダヤ人の様子を描いた記事が多く見受けられる。当時、アメリカ東部には多くの新移民が流入しており、教育を十分に受けていないロシア・東欧からのユダヤ人が多く含まれていたことが、ユダヤ人社会による移民法への識字テストの導入を阻止しようとする活動に導いたのであろう。
また、『エマニュエル』 の 1907 年 2 月 15 日の社説には中国の上海で発行されていた 『イズリアルズ・メッセンジャー』 (Israel’s Messenger) にて、サンフランシスコが “Frisco” という呼び方で新聞に記載されたことに対する不快感が述べられているとともに、日本や日系人に対する排日感情が表現されている。
サンフランシスコの人びとが寛容であっても、[San Francisco を Frisco と記載する] そのような短縮は我慢ならない。われわれは日本との問題において十分トラブルを抱えている。われわれは、これ以上、東洋との国際的にやっかいな問題をもちたくない [中略] われわれのジャップに対する見解がどんなものであろうとも、われわれは中国が好きである。かれらは正直で誠実である ( [ ] 内は筆者付加) (Emanu-el 15 February 1907, 3)。
当時、アメリカは、門戸開放政策を提唱していた。当時のアメリカの状況を 「大統領をさらに憂慮させたのが、極東におけるアメリカの地位の脆弱性であった。グアムなどの太平洋諸島は、いまだ要塞化されておらず、アジアにおけるアメリカの拠点であったフィリピンですら、日本海軍の攻撃によって容易に陥落する状態であった。くわえて、中国におけるアメリカの門戸開放政策も、日本の協力なくしては実現され得なかった。それゆえ、日本との友好関係は不可欠であり、教育委員会の愚行によって、アメリカの極東政策が重大な危機に追い込まれるという事態は、大統領が許容できることではなかった」 と蓑原は述べる (蓑原 2002, 23)。この背景から、サンフランシスコを “Frisco” と呼ぶことは差別的表現であるものの、それを問題にし、中国との問題まで抱えることは、当時、日本との問題を抱えていたアメリカにとって微妙な状況であったとこの社説から推測することができる。
このように、今回、分析を行った期間のカリフォルニア州のユダヤ系新聞からは、サンフランシスコで起こっていた学童隔離事件をカリフォルニア州のユダヤ人が非難する言説を確認することはできず、また、日本や日系人、そして学童隔離事件をめぐるアメリカ政府の対応に、かれらが直接的に排日感情を表現していたことがわかった。それは、アイゼンバーグにより指摘されている 1920 年代以降、日系人の排斥に対しユダヤ人のとった 「沈黙」 という反応とは異なるものである。
さらに、ユダヤ系新聞の分析を通じて、この当時、カリフォルニア州のユダヤ人が抱えていた問題を検証することができた。西部のユダヤ人たちは、ロシアにおけるアメリカのユダヤ人のパスポート問題や移民法への識字テストの導入など、ユダヤ人であるがゆえの問題に直面していた。西部において白人としての地位を享受していたとされるユダヤ人であるが、ユダヤ人であるがゆえの独特の問題を抱えていたのである。
注 (19)
20 世紀転換期に南・東欧からアメリカへ移住した移民。アメリカへの移民は西欧や北欧からのワスプ (White Anglo-Saxon Protestant, WASP) が大部分を占めていたが、20 世紀転換期になると南・東欧からの移民が流入するようになった。南・東欧からの移民を新移民と呼ぶのに対し、西欧や北欧からの移民を旧移民と呼ぶ。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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