2021-10-02 (Sat)

本日のキーワード : 炭素循環、グレ進、地球温暖化CO 2 起源虚構
炭素循環(たんそじゅんかん、英: carbon cycle)とは、地球上の生物圏、岩石圏、水圏、大気圏の間で炭素が交換される生物地球化学的な循環のこと。炭素循環は、一般に上の4つの保管庫(リザーバー)、具体的には大気、陸域生物圏(陸水系は普通ここに含まれる)、海洋、堆積物(化石燃料を含む)と、その間を相互に移動する経路で成り立っている。年間の炭素の移動は、リザーバー間で起こる様々な化学的、物理学的、地質学的、生物学的なプロセスを経て行われる。地球表層付近での最も大きな炭素の保管場所は海洋である。
全球の炭素収支は炭素リザーバーの間、もしくは特定の循環(特に大気 - 海洋間)での炭素交換のバランス(吸収と放出)で示される。炭素収支を吟味することで、リザーバーが二酸化炭素の吸収源となっているのか発生源となっているのかを判断することができる。
温暖湿潤な環境下では二酸化炭素は一方的に消費されてしまうが、継続的な火山活動により長期的にはある程度の二酸化炭素が大気中に存在している。

炭素循環の概念図
本日の書物 : 『2030 年:すべてが 「加速」 する世界に備えよ』 ピーター・ディアマンディス他 NewsPicksパブリッシング
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【400 億トンの二酸化炭素】。それが化石燃料を燃やすコストだ。人類は毎年、400 億トンの二酸化炭素を大気中に排出している。なかなかイメージしにくい数字だ。2017 年、わかりやすいたとえを考えていた 《サイエンティフィック・アメリカン》 誌のジャーナリスト、カレブ・シャーフは、森林火災に目をつけた。

【木は炭素を蓄えている】。針葉樹林を 1 エーカー (約 4,000 平方メートル) 燃やすと、4.81 トンの炭素を放出する。つまり 400 億トンの炭素を放出するというのは、毎年およそ 100 億エーカー (約 4,000 万平方キロメートル) の林を燃やし続けることを意味する。「残念ながら、アフリカ大陸全体でも 3,000 万平方キロメートルしかないので、アフリカ大陸 1 と 3 分の 1 個分を毎年燃やすことになる」
石炭、石油、天然ガスを燃やした際に発生する二酸化炭素は、地球温暖化の主な原因だ。カーボン・メジャーズ・データベースによると、1988 年以降に排出された温室効果ガスの 71 %の元をたどると、化石燃料を扱うたった 100 社に行きつくという。こうした理由から、気候変動を止めるために私たちがまずできることは、クリーンエネルギーへの転換だ。そして専門家の多くが、転換プロセスは発電、蓄電、環境負荷の低い輸送の三つの部分に分かれると考えている。』

連邦政府をも巻き込んだカリフォルニア州サンフランシスコ市の人種差別的排日運動
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、複数の同時進行中の科学とテクノロジーの進歩が融合することによって、もたらされるであろう近未来を予想する内容の書物になりますが、非常に多くの方が読まれており、かつアマゾン・レビューでも多くのコメントが寄せられている割には、中身で書かれているもののほとんどが “眉唾物” で、「こんなこといいな できたらいいな あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど♫」 というドラえもんの歌の歌詞にみられるような “世界観” で描かれています。そして、この本でも 「地球温暖化問題」 という “物語(フィクション)” が語られており、文系の方はコロッと騙されるのではないかと思われます。というわけで、今回は、まさに悪書の手本ということでご紹介させて頂きます(当ブログでは初のケースとなりますがw)。

“悪書の手本” としてご紹介させて頂いた本書の中でも、特に本日ご紹介した本文の 「非論理的な解説」 につきまして、少し補足させて頂きますと、私たち 「人類は毎年、400 億トンの二酸化炭素を大気中に排出している」 という前提の下で、それを森林火災で生じる炭素の放出量と比較して、アフリカ大陸の約 1.33 倍の面積の森林を毎年燃やしていることに等しい、と結論付けているのですが、「木は炭素を蓄えている」 とも正しく言及しているように、本来ここで比較しなければならないのは、森林を含めた植物全体で、毎年何トンの二酸化炭素を吸収し、炭素を固定化させているかであって、それを燃やしてどうするの??? と考えるのが普通です。
地球上の生物を、その体を構成している炭素の重量で比較した場合、哺乳類よりも植物の方が圧倒的に炭素重量が大きく、また昆虫ですら哺乳類よりも炭素重量がはるかに大きい (アリ全体の炭素重量とヒト全体の炭素重量はほぼ同じと考えられています) というのはアカデミックな世界では常識で、生物間における 「炭素循環」 を考えればバランスはとれている、と想定すべきで (何故ならば、“急激な” 大気中二酸化炭素濃度の上昇は観測上認められていないから)、あたかも人類が排出する二酸化炭素のせいで大気中二酸化炭素濃度が急上昇していて、それが “地球温暖化の原因” であるかのように “錯覚” させるようにデータが加工され、“そのように見えるグラフ” 等が示されるという 「プロパガンダ」 が行われているだけであり、ほとんどの科学者は信じてはいません(笑)

で、気候変動 (地球温暖化だけではなく地球寒冷化についても) に影響を与える原因は、“雲” であり “太陽活動” の影響を受けている、という学説が現在最も有力な仮説としてアカデミックな世界では注目されているのですが、この辺りのお話は、また別の機会に書かせて頂きます。

☆『Cosmoclimatology: a new theory emerges』Henrik Svensmark
それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 662,778(660,899)÷41,287,823(41,123,296)=0.0160・・・(0.0160) 「1.60%(1.60%)」

イタリア : 130,027(129,955)÷4,613,214(4,609,205)=0.0281・・・(0.0281) 「2.81%(2.81%)」

日本 : 16,919(16,864)÷1,652,377(1,646,099)=0.0102・・・(0.0102) 「1.02%(1.02%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
また「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉である「オリガルヒ(oligarch)」につきましても、ロシアやウクライナの事例を参照して、それがいまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたものでることを確認し、そこには少なからぬ 「ユダヤ人 (=ユダヤ教徒)」 が存在していることも判明いたしました。さらには、ウクライナとユダヤ人 (=ユダヤ教徒) と特異な関係を、ウマン (ウーマニ) 巡礼の形成の歴史を通じて確認することができました。
そこで、現在、そのユダヤ人 (=ユダヤ教徒) なるものに焦点をあてているところになります。参考にさせて頂いているのは次の論文になります。

☆『アメリカにおける日系人差別とユダヤ人 -1906年から1988年を中心に-』駒込 希
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 第 2 章 20 世紀前半のカリフォルニア州のユダヤ人と日系人
第 1 節 カリフォルニア州のユダヤ人と日本人学童隔離事件
・・・では、この学童隔離事件にカリフォルニア州はどのような反応を示していたのであろうか。日本人学童を東洋人学校に通わせるという決議が採択された翌日 1906 年 10 月 12 日にサンフランシスコで発行された 『コール』 (The Call) には、「サンフランシスコ市教育委員会が日本人学童を白人から隔離しなければならないと定めた」 という記事が掲載されている (Call 12 October 1906, 11)。興味深いのは、この事件に関する報道が日を追うごとにサンフランシスコで大きくなっていったことである (17)。
さらに注目したいのは、学童隔離事件に関する記事の中に頻繁にセオドア・ルーズベルト (Theodore Roosevelt) 大統領や学童隔離事件の調査でサンフランシスコに派遣されていたヴィクター・ハワード・メトキャフ (Victor Howard Metcalf) 商務労働長官の話題が取りあげられていることである。蓑原によると、州の権利への配慮などは必要ないと考えていたルーズベルト大統領による州へのあからさまな介入が、事件に対して今まで無関心であった州民の感情を硬化させ、教育委員会への支持を寄せるようになったという (蓑原 2002, 23-24)。このように、学童隔離事件は、カリフォルニア州のみならず、連邦政府をも巻き込むものとなっていった。
ここからは、ユダヤ系新聞の分析を通じて、学童隔離事件や日系人へのユダヤ人の反応ならびにその背景を検証する。新聞の分析期間は、日本人学童隔離命令が出された 1906 年 10 月から命令が撤回された 1907 年 3 月とする。また、分析にはサンフランシスコで発行されていた 『エマニュエル』 とロサンゼルスで発行されていた 『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 を用いる。
『エマニュエル』 は、1895 年から 1932 年までサンフランシスコで発行されていたユダヤ系の英字新聞であり、その発行や編集は、ヤコブ・ヴォアーザンガー (Jacocb Voorsanger) によってなされていた。ヴォアーザンガーは、1886 年から 1889 年までサンフランシスコのユダヤ教会堂エマニュエルでラビのアシスタントを務め、のち 1889 年から 1908 年まではラビを務めた人物である。ヴォアーザンガーは 1852 年にオランダのアムステルダムで生まれ、アムステルダムやシンシナティのユダヤ系宗教学校で学んだのち、フィラデルフィア、ワシントンD・C、ロードアイランド州のプロビデンス、そして、テキサス州のヒューストンでラビを務めた経験があった。また、ヴォアーザンガーは 『エマニュエル』 の編集以前にも、ヒューストンの 『ジューイッシュ・サース』 (The Jewish South) やシンシナティの 『シャバス・ビジター』 (Shabbath Visitor) の編集を手掛けており、経験豊富な編集者であったといえる (Singe 1901b, 451)。『エマニュエル』 は、西海岸のユダヤ人とユダヤ教の利益のために創刊された新聞であった。『エマニュエル』 という紙名は、ヴォアーザンガーがラビを務めたサンフランシスコのユダヤ教会堂エマニュエルに由来している。『エマニュエル』 は、週刊紙であり、サンフランシスコのほかに、オークランド地区の情報も網羅していた (Singe 1901a, 146)。
一方、『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 は、1898 年にライオネル・L・エドワーズ (Lionel L. Edwards) により発行が開始されたロサンゼルスの英字新聞であり、主に、ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴで購読されていた。エドワーズは、サンフランシスコ生まれで、新聞業界における経験はそれほどなかった。創刊より編集を担当したヴィクター・ハリス (Victor Harris) は、伝統的なユダヤ人のシオニストであった。かれらは、『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 の発行により、ユダヤ人のロサンゼルスが活気づくことを期待していた。『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 という紙名は、ロサンゼルスのユダヤ教会堂ブネイ・ブリスに由来する。『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 は、創刊から 1913 年 3 月までは隔週紙であったが、ロサンゼルスのユダヤ人コミュニティの拡大に伴い、1913 年 4 月からは週刊紙となった。1929 年に 『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 が、ロサンゼルスの弁護士ジョセフ・カミンズ (Joseph Cummins) に売却されると、カミンズは、自身が所有していたロサンゼルスの新聞 『カリフォルニア・ジューイッシュ・レビュー』 (California Jewish Review) を併合した。カミンズは、『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 を購入する以前、シカゴ、デトロイト、トレド、カンザス、そして、セントルイスのユダヤ系新聞を所有していたことがあり、新聞の出版に関する経験は豊富であったといえるであろう。カミンズに売却されたあと、『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 の出版方針は著しく変化した。カミンズは、紙面に寄稿していたロサンゼルスのユダヤ教会堂ブネイ・ブリスのラビであるエドガー・F・マグニン (Rabbi Edgar F. Magnin) のコラムを短くし、シナゴーグ関連の情報を削除した上で、多くのコラムニストを雇い、『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 を多様な新聞へと変化させた。カミンズは、約 50 年にわたり 『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 の発行を続けたが、1980 年にカミンズが死去すると同紙は売却され、紙名は 『ロサンゼルス・ジューイッシュ・タイムズ』 (L.A. Jewish Times) へと変更された。そして、『ブネイ・ブリス・メッセンジャー』 は、長い歴史に幕を下ろした (Library of Israel)。
注 (17)
1906 年 10 月 12 日から 10 月末日の 『コール』 の記事を確認すると、学童隔離事件に関する記事はトップページに 1 度も掲載されていないが、11 月に入ると 3 日、そして、12 月には、実に 11 日にわたり、トップページに学童隔離事件に関する記事が掲載されている。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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