2021-08-31 (Tue)

本日のキーワード : マリファナ、カリフォルニア州、カマラ・ハリス
大麻(たいま、cannabis)は、アサ(大麻草)の花冠、葉を乾燥または樹脂化、液体化させたもの。マリファナ(marijuana)とも。

本日の書物 : 『 「アメリカ」 の終わり “忘れられたアメリカ人” のこころの声を聞け』 山中 泉 方丈社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 アメリカで現在、【移民問題】と言う時、【メキシコを中心とする中米や南米からの移民】を指す場合が多い。これはとくにメキシコはアメリカと長い国境を接していて、昔から【国境はあってもなきに等しい状態】であったからである。また【歴代の政権】がこの【不法移民】に対して片目というよりほとんど【両目をつぶってきた】のには複数の理由があるが、経済的な理由も大きい。
【メキシコ】は、アメリカと比較すると【極端に貧しい国】である。そして貧しいメキシコ在住の人々には収入を上げる手段もほとんどない。しかし国境を越えれば、そこには、たとえアメリカでは最も低い賃金しか払ってもらえないようなレストランの皿洗い、バスボーイ、庭の手入れの手伝い、大型農場の果物の刈り取りの仕事であっても、メキシコに比べると格段にいい稼ぎ口がある。とくに歴史的に【カリフォルニアなどの巨大な農場経営者】などは、【これらメキシコからの不法移民に頼らなければ経営が不可能という農場も多い】。

そのため政治家が、不法移民はよくないという発言はしても、【今まで実際に効果のある政策は一度も取られてきたことはなかった】。そしてそれらのほとんど不法に入国してくる人たちが得る収入は、アメリカでは最低水準であっても、それをメキシコへ送金すると、残してきた家族を十分に養える金額なのである。これは日本へ出稼ぎに来る東南アジア諸国からの人たちとも共通するものがあるだろう。
しかし、【最も大きな問題】は【ドラッグ】である。すでにアメリカには【想像を絶する数のドラッグ中毒患者】がいる。【カリフォルニア】を筆頭に、いくつもの州ですでに【マリファナが合法化】されていることはご存知だろう。【カリフォルニア州】では、その動きを見越して【マリファナを育てる業者が大量に出現】した。現在、【州内の需要をはるかに上回る量を生産】しているため、【余ったマリファナを他のマリファナ未解禁の州に法律違反を承知しながら出荷している】ことが問題になっている。』

イスラエルにおける 2 つの流派の論争
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現在のアメリカで起こっている現実について、非常に正しく理解されている方々の御一人である著者が、主要メディアの “素っ惚け” “しらばっくれ” によって多くの人々が知らない事実を列挙している書物で、また、主要メディアの “歪曲” “捏造” によって多くの方々が事実誤認している出来事の真実を明らかにされている書物になります。2016 年から始まった本物の「陰謀」について理解する上でも、まずはアメリカの現実を正しく把握することが必須となりますが、まさにそのために打って付けの御薦めの良書です。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 622,983(622,233)÷36,945,083(36,846,967)=0.0168・・・(0.0168) 「1.68%(1.68%)」

イタリア : 128,510(128,456)÷4,449,606(4,444,338)=0.0288・・・(0.0289) 「2.88%(2.89%)」

日本 : 15,497(15,450)÷1,183,421(1,163,468)=0.0130・・・(0.0132) 「1.30%(1.32%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
この「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉に 「オリガルヒ(oligarch)」 というものがあります。現代のロシアに見られるもの(ロシアに限ったものではありませんがw)ですが、いまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたもので、その理解を一層深めるために、少し視点を変えて、ウクライナにおけるユダヤ人に焦点をあてて、次の論文を参照しながら考えているところとなります。

☆『ウマン巡礼の歴史 : ウクライナにおけるユダヤ人の聖地とその変遷』 赤尾 光春
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 3.ウマン巡礼の歴史
3 - 2 分散期 (1917 - 1985)
・・・イスラエルでは、新年のキブツをエルサレムで行う多数派と、メロン山にあるラビ・シモン・バール・ヨハイ (ラシュビ) の墓で行う少数派の伝統が並存していた。1967 年の六日戦争 (※第三次中東戦争) で、東エルサレムがイスラエルに併合されてからは、二つの流派がそれぞれ自説を固執して論争になった。当時発行されたいくつかの意見書は、この分裂の危機の深刻さをよく示している。エルサレム派は、ハシディームが新年に一堂に会することの重要性を唱え、エルサレムに集うのが自然な選択である、とみなした。一方メロン派は、ナフマンの教えに従って、新年に大義人とつながることの重要性を説き、ナフマンが最高の義人の一人として高く評価したラシュビの墓に集まるべきである、と主張した。そのようにしてメロン派は、ある意味でナフマンの存在を相対化する可能性を示したとも考えられるが、中には 「ウマンへ行くことが不可能である今、ナフマンの新年のキブツは終わった」 とか、「 (ナフマンに匹敵する大義人の眠る) メロンに行かぬ者は、ブレスラフ・ハシディームの風上にもおけぬ」 などといった論争的な意見を表明する者さえ出てきた。こうした物言いに対して、意見書の一つは、ナフマンは世界中どこであろうと、キブツに集まる人々のもとに居られるから、どのキブツも相応に重要である、と宥和的な意見を述べている。こうした論争はナフマンの教えに内在する、解釈の余地とその曖昧さに由来するものとみることができる。いずれにしても、公式の後継者がいないために生じるブレスラフ・ハシディズムの不安定さを、よく物語っているといえよう。
このように、巡礼が不可能な状況の中で、キブツに関する様々な選択肢が採られたが、ちょうどソ連邦の確立期にみられたように、是が非でもウマン (ウーマニ) に到達しようとする冒険主義的な情熱も生まれた。その筆頭に挙げられるのが、アメリカ出身のラビ・ゲダリア・フリール [Rabbi Gedalia Fleer 1940 -] である。彼は、アメリカ国籍者としての特権を利用して旅行者を装い、ラビ・ドルフマンの綿密な指示に従って、1962 年と 1963 年に単独でウーマニに乗り込むことに成功した。1964 年の宮清め祭には、ラビ・フリールの奔走と、合衆国政府を通じた外交的な駆け引きが功を奏した結果、11 人のアメリカ国籍者がソ連政府の許可のもと、ウマン巡礼の夢を実現させた。しかしウーマニは軍需産業中心の閉鎖都市であったため、その年を最後に、巡礼者への許可は取り消された。その後ハシディームは、鉄のカーテンに崩壊の兆しがみえ始める 80 年代まで、ウマン巡礼を待たなければならなかった (118)。
注 (118)
1978 年、ソビエト当局はナフマンが眠る旧ユダヤ人墓地の敷地に高層住宅を建設する計画を明らかにした。この情報を察知するや否や、ブレスラフの指導者はアメリカのカーター政権に働きかけ、計画を取りやめるようソ連政府に圧力をかけることを求めた。その年行われたウィーン・サミットの結果、計画が中止されたことが明らかになった。Yarkhon braslav 3 (Jerusalem, 2000), p.18, 31 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
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