2021-08-27 (Fri)

本日のキーワード : 圧力団体、BLM、ツイッター、フェイスブック
利益団体(りえきだんたい、英: interest group)とは、会員の利益を確保することを目的として、政策の決定に影響を及ぼす団体である。圧力団体(あつりょくだんたい)ともいう。
利益団体の具体的な活動形態として政治家や政党への献金(政治献金)、請願、票集め、パブリック・コメントにおける政策提言や情報提供、各種メディアを通じた広告キャンペーンの展開などがある。
本日の書物 : 『 「アメリカ」 の終わり “忘れられたアメリカ人” のこころの声を聞け』 山中 泉 方丈社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 現在、【BLM】は【米国最大の圧力団体】になっている。アメリカにはさまざまな圧力団体があり、例えば全米ライフル協会 (NRA) などは銃規制に反対している団体としてよく知られている。それらの圧力団体は政界へのロビー活動も行っている。
米国にいくつもあるそれらの圧力団体とBLMの一番の違いは、【もしBLMに対して批判をしたり、否定的な意見を少しでも言おうものなら、まずその人の名前が公表され、あるいはその人の住所までネットで公表され、それが企業の社員であれば、その人は非難の的となり、企業はその社員を解雇することに追い込まれる】。もし企業の経営者がそのような発言をすると、【不買運動】に結びつけられる。
それらは【ツィッターなどのソーシャル・メディアを使って大々的に全米規模のキャンペーンとして拡大する】。【BLMに協賛し寄付金を出している企業】は、【アップル、グーグル、フェイスブック、ナイキ】など大企業が軒を並べるが、これら企業は上記のような理由で、批判的なことを言えない状況になっている。
また米最大のプロスポーツ団体である【米フットボールリーグ (NFL) 】や、【米バスケットボール協会 (NBA) 】なども【このBLMに組織として賛同を示している】。これらのスポーツは、全選手のうち 70 %から 80 %を黒人選手が占めるという特殊事情もあるが、黒人容疑者が警官によって撃たれるような事件が起きると、すぐに試合や練習をボイコット、【BLMの旗を掲げてBLM支持を表明している】。
テニス界のスーパースターの【大坂なおみ】選手も、この【BLM運動】が一気に燃え上がった時期に他のアスリートと同様にこの組織に対して【賛意を示す発言】をしていた。私は、彼女が純粋にこの国に未だに存在する黒人差別に反対し、それらの反対運動への共鳴を表明しただけだと信じている。
ただ、【BLM】は単なるスローガンではなく、【非合法な破壊活動を行っているきわめて過激な組織である】ことは大坂選手もご存知ないのだろう。アメリカの多くのフットボールやバスケットボールのスーパースターやアスリートたちも同様に【BLMに都合よく利用されている】に過ぎない。』

故ラビ・ナフマンの “強い願望”
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現在のアメリカで起こっている現実について、非常に正しく理解されている方々の御一人である著者が、主要メディアの “素っ惚け” “しらばっくれ” によって多くの人々が知らない事実を列挙している書物で、また、主要メディアの “歪曲” “捏造” によって多くの方々が事実誤認している出来事の真実を明らかにされている書物になります。2016 年から始まった本物の「陰謀」について理解する上でも、まずはアメリカの現実を正しく把握することが必須となりますが、まさにそのために打って付けの御薦めの良書です。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 619,662(619,016)÷36,402,782(36,275,482)=0.0170・・・(0.0170) 「1.70%(1.70%)」

イタリア : 128,379(128,334)÷4,427,827(4,420,429)=0.0289・・・(0.0290) 「2.89%(2.90%)」

日本 : 15,396(15,371)÷1,110,632(1,090,265)=0.0138・・・(0.0140) 「1.38%(1.40%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
この「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉に 「オリガルヒ(oligarch)」 というものがあります。現代のロシアに見られるもの(ロシアに限ったものではありませんがw)ですが、いまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたもので、その理解を一層深めるために、少し視点を変えて、ウクライナにおけるユダヤ人に焦点をあてて、次の論文を参照しながら考えているところとなります。

☆『ウマン巡礼の歴史 : ウクライナにおけるユダヤ人の聖地とその変遷』 赤尾 光春
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 3.ウマン巡礼の歴史
3 - 1 確立期 (1811 - 1917)
前述したように、ラビ・ナフマンはウマン (ウーマニ) に眠り、そこへ弟子たちが度々訪れるようにという強い希望を表明した。だが、そうした言葉はしばしば暗示に満ちたものであり、然るべき手順を踏んだ遺言とは言いがたかった。その遺言をいかなる形で継承していくかという問題は全て、ナフマンの一番弟子で、生前のナフマンの言葉を一字一句書きとめた忠実なる 「秘書」、ネミーロフのラビ・ナタン [Rabbi Nathan Sternhartz 1780 - 1844] の双肩にかかっていた。ナタンによる理解と方向付けは、ナフマンの死の直後から随所に見受けられるばかりか、様々な苦労話から、然るべき巡礼の制度化がいかに困難であったかを知ることができる。
問題の一つはすでにナフマンの埋葬地を巡って起こっている。ナフマンが生前賞賛していた殉教者たちの眠る旧ユダヤ人墓地は、当時すでに満杯で、ユダヤ人の埋葬は別の墓地で行われていたため、そこに彼を葬るには当局の許可が必要だった。そればかりか、ウーマニ周辺の村々に住むブレスラフ・ハシディームの間で、ナフマンの棺を自分たちの住居に近い場所に移そうと望んで、口論が持ち上がった。ナタンは、是が非でも旧ユダヤ人墓地に葬るようにと声を限りに叫ぶが、孤立してしまう。この騒動を聞きつけた啓蒙主義者の一人が当局に対する影響力を行使し、旧墓地にナフマンの墓の場所を確保して、ようやくことは納まった。奇しくも、師の意向を継いだナタンは、ナフマンの 「闘争相手」 であった啓蒙主義者に救われることになったわけである。「今こそ師ナフマンの生前の希望を実現させる時だ」。埋葬後、ナタンが集まった弟子たちにこう呼びかけるや、一同は皆、覚醒と傷心に大声で泣きむせびながら、ティクン・ハ・クラリを唱えたということである。
その後ナタンは、二つの事業を進めることに全生涯を捧げる。出版と巡礼の確立である。これらはナフマン亡き後、ブレスラフ・ハシディームの二大活動となったが、二つは分かちがたく結びつき、補完し合っていたと考えられる。出版はナフマンの教えを広く普及させ、一方で巡礼は、新たな信者を、ナフマンの弟子たちに脈打つ、生きた伝統へとつなぐ役目を果たすのである。
ナタンは服喪の期間中、新年のキブツ制度化に向けた最初の試みとして、「樹木の新年」 [Tu Bishevat] (90) に試験的なキブツを準備した。その際彼は遠路を厭わず、ハシディームの居住する村々を巡って新年にウマン (ウーマニ) に集うことの重要性を説いて回った。こうした努力の甲斐あって、師の喪明け初の新年に、一年間各地に分散していた弟子たちがウーマニに再び結集した。しかしながら、ナフマンの死直前のキブツに 600 人もの人々が集ったのに対して、この最初のキブツにやって来たのはわずか 60 人ほどに過ぎなかった。この事実は、生きた指導者を失ったハシディームにとって、亡き師への忠誠心を維持することがいかに困難であったかを示すものであり、また師の死後にもキブツを存続させるという考えが、弟子たちに始めから共有されていたわけではなかったことを物語っている。
いずれにせよ、キブツにやって来る人々は着実に増え続け、やがて祈り場所の不足が嘆かれるまでになった。ナタンは、自分たち専用の祈り場所を確保する必要性を痛感してクロイズ [kloyz] (92) 建立に乗り出し、建物は 1834 年にようやく完成した。こうしてナタンは、巡礼の制度化において中心的な役割を果たしたが、彼にとっての困難は内輪揉めや祈り場所の確保だけではなかった。最大の障壁はむしろ外部から訪れた。
注 (90)
ユダヤ暦 Shevat 月 (1 月か 2 月)の 15 日に当たる植樹祭。
注 (92)
東欧におけるハシディーム用のシナゴーグの一般的名称。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
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