2021-08-20 (Fri)

本日のキーワード : 隠蔽、YouTube、中国共産党、武漢ウイルス
隠蔽(いんぺい) : 人の所在、事の真相などを故意に覆い隠すこと。「証拠を隠蔽する」「隠蔽工作」
本日の書物 : 『新・階級闘争論 ― 暴走するメディア・SNS ― 』 門田 隆将 ワック
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【中国が隠蔽していたのは何だったのか】。多くの日本人は、【中国が武漢肺炎そのものの発生を隠していたのではないか】と考えている。
だが【事実は違う】。【中国の隠蔽の対象がどこにあり、何から目を逸らせようとしたのか】。そのことを多くの人に知って欲しい。
2020 年 7 月 10 日、米FOXニュースで新証言が紹介された。渡米した中国の感染症専門家によって、新型コロナウイルス流行初期に【 「ヒトからヒト」 への感染】が起きていたが、【中国当局により、「これが隠蔽された」 】ということが告発されたのだ。証言者は香港大学公共衛生学院の感染症専門家の【閻麗夢(えんれいむ)氏】である。彼女はこう語った。
「【 (2019 年) 12 月 31 日、中国当局はすでにヒトからヒトへの感染を把握していた】のです。【しかも、感染は非常に深刻】でした。【しかし、当局は誰にもこのことを公表することを許しませんでした】」
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YouTubeが “なぜか” 閲覧規制する閻麗夢(えんれいむ)氏のインタビュー動画
私は、「ああ、【やっと本当のことが報道され始めた】」 と思った。2020 年 6 月に上梓した拙著 『疫病2020』 には、このあたりの事情を詳述させてもらったが、【いまだに誤解が多い】ので改めて書かせていただきたい。

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YouTubeが “なぜか” 閲覧規制する 『〈ドキュメンタリー〉 世紀の隠蔽 ズーミング・イン=シモーヌ・ガオ』
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YouTubeが “なぜか” 閲覧規制する 『唐娟と閻麗夢 明暗分けた 2 人のエリート女子』
武漢市中心医院に勤める李文亮、艾芬 (アイフェン) という二人の医師が謎の肺炎の情報を医師仲間で共有すべくチャットで発信したのは、2019 年 12 月 30 日のことだった。
患者からの感染を防ぐために医療最前線で情報を共有するのは当然である。だが、このことで李文亮医師は武漢市公安局武昌分局から、艾芬医師は病院内にある共産党規律検査委員会から共に呼び出しを受け、厳しい指弾を受けることになる。
「法に従い、あなたがインターネット上で事実に反する言論を発表した違法問題に対し、警告する」
これで李は訓戒処分、艾は譴責処分を受けたのだ。
これは謎の肺炎の発生そのものを隠蔽したと思われがちだ。だが、李医師が訓戒処分を受けた当日の 2020 年 1 月 3 日、CCTV (中国中央電視台) はこの事実をただちに全国放送している。李医師の名前こそ伏せたものの、【医師たちの “違法行為” を報じ、同時に肺炎の発生を全国民に知らせた】のだ。』

「呪われた街」 ウマン
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、当ブログがこれまでに繰り返し書かせて頂いているように、ドイツ発祥の「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を起点とする、マルクス主義・共産主義・社会主義という類の“妄想信仰”が、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれているという事実を、「新・階級闘争」と表現し、広く国民に警鐘を鳴らす書物で、我が国においてだけでなく、特に現在のアメリカでおきている現象も、まさに同根であるという現実を正しく理解することができる御薦めの良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 616,547(615,561)÷35,707,822(35,491,218)=0.0172・・・(0.0173) 「1.72%(1.73%)」

イタリア : 128,187(128,187)÷4,383,787(4,383,787)=0.0292・・・(0.0292) 「2.92%(2.92%)」

日本 : 15,287(15,272)÷1,017,728(1,002,693)=0.0150・・・(0.0152) 「1.50%(1.52%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
この「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉に 「オリガルヒ(oligarch)」 というものがあります。現代のロシアに見られるもの(ロシアに限ったものではありませんがw)ですが、いまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたもので、その理解を一層深めるために、少し視点を変えて、ウクライナにおけるユダヤ人に焦点をあてて、次の論文を参照しながら考えているところとなります。

☆『ウマン巡礼の歴史 : ウクライナにおけるユダヤ人の聖地とその変遷』 赤尾 光春
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 2.ラビ・ナフマンとウマン巡礼
2 - 1 ラビ・ナフマンとウマン (ウーマニ)
・・・これに対して、もう一つの大きな理由は、救われぬまま地上を彷徨っていると信じられた、殉教者の魂を救済することにあった。ナフマンがウーマニへ移住する 40 年ほど前に当たる 1768 年、ウクライナにおける最悪のポグロムの一つがこの町で起こった (53)。キエフ周辺でポーランド貴族の支配に対抗するマクシム・ジェレズニャーク [Maksim Zheleznyak] を首領とするコサック兵の反乱により、大量のユダヤ人が血祭りにあげられた。その時、この噂を聞き知ったウーマニ周辺のユダヤ人は、皆庇護を求めて街に押し寄せ、数千人に上るユダヤ人が大シナゴーグに籠城した。この悲劇の舞台に乱入、襲撃するのが、イヴァン・ホンタ [Ivan Honta] 率いるウクライナ人の軍団である。実は、彼らはもともとポーランド人領主から反乱鎮圧の命を受けウーマニに遣わされたのだが、途中で反乱軍側に寝返り、コサック兵と共にウーマニにも攻め入って殺戮の限りを尽くした。伝えられるところによると、ホンタはシナゴーグの出口に人の高さ程の天幕を建て、出口に十字架を置くよう命令し、その前で跪いた者には命を保証すると宣告したという。しかしシナゴーグに立て篭もったユダヤ人は頑として改宗の誘惑を撥ね付け、それがために残忍な仕方で殺害された。ウーマニ市全体におけるユダヤ人とポーランド人貴族の犠牲者は 2 万人にも上ったといわれている (54)。
ブレスラフ・ハシディームの伝承によれば、ナフマンがウーマニへ移動する 7 年前、この殉教者たちが眠るウーマニの旧ユダヤ人墓地に立ち寄り、「この地に眠るはいかによきことかな」 という言葉を残したという (55)。その後彼はこの墓地をことあるごとに賞賛し、そこに埋葬される希望をたびたび表明している。また、ブラツラフからウーマニへ行く道すがら、ナフマンとその一行が街の入り口に辿り着いたときにも、弟子のラビ・ナタンに向かってバール・シェム・トーヴに関する興味深い話を語っている。それは以下のような話である。
ある町に滞在した折、バール・シェムは深い憂愁に襲われた。その場所は 300 年前に死んだ者の魂が救われずに漂う町であった。死者の魂は、義人の姿を見るや救いを求めて集まってきたのだが、バール・シェムは悲しみの淵に沈むよりほかなかった。なぜなら、自分の生きている間には彼らの魂を救済することができないことを知っていたからである (56)。
ナタンはその場ではナフマンの意図を理解できなかった。しかし、死の三日前、すでに死の床に臥していたナフマンがこう語ったとき、すべてを悟った。
「 『この町に入るときにした話を覚えているか?…彼らはもう長いこと手招きして私がここへ 来るのを待ち望んでいたのだ、…何千という、無数の魂が…。』 彼は顔を壁の方に向け、両手を広げた、まるでこう言わんとするかのように、『我が命を捧げん、汝らを受け入れん、もはや覚悟は為せり、神の御名のもとに・・・。』 」
こうしたエピソードから、ナフマンがウマン (ウーマニ) を死に場所と定めた理由は、この土地における否定的な要因の重なりであったことがわかる。一方に賢く邪悪な生者としての啓蒙主義者、他方に無垢なる死者としての殉教者、ナフマンの神話的思考ではどちらの魂も、文字通り 「救い難い」 魂であった。こうした魂が宿る 「呪われた街」 ウマンとはまさしく、最高の義人としての自覚をもつナフマンにとって、全身全霊を捧げるに足る理想的な死に場所であったのである。
注 (53)
コサック兵によるウーマニへの侵入とポグロムは 1749 年にも起き、ユダヤ人とポーランド人住民の多くが殺され、町は壊滅的な打撃を被った。
注 (54)
それ以来 「ウーマニの虐殺」 [Umanskaia Reznia] と知られるようになったこのポグロムを記念して、ウーマニのユダヤ人は Tammuz 月 (6 月か 7 月) の 18 日を断食日に指定した。M. Osherowitch, Shtet un shtetlekh in ukraine (New York, 1948 ), pp.256-260. ブレスラフ・ハシディームは、犠牲者の数を 3 万人と言及する。
ハシディームの伝承によれば、ウーマニがコサック兵に包囲されたとき、ポーランド人貴族で町の太守であったポトツキー公爵は、町のユダヤ人を引き渡さなければ娘のソフィアを殺すと脅迫された。公爵は要求を拒否し、結局娘とともにウーマニのユダヤ人は殺害された。反乱後、町の再建に乗り出した公爵は娘の死を悼んでソフィエフカ [Sofiefka] という美しい庭園を築いた、という。ラビ・ナフマンは生前この庭園を散策するのをこよなく愛し、かつて弟子にこう言ったことがあった、「ウマンへ来てソフィエフカを見に行かんだと?」 それ以来、ハシディームは師の言葉に様々な解釈を加えながら、今日までこの庭園を訪れて止まない。 C. M. Kramer, Be’esh uvemaym: korot khayey rabi natan mibraslav (Jerusalem, 1995 ), p.689.
ところが、この 「美談」 は、明らかにハシディームによる創作と考えられる。ソフィエフカ造園について、地元ウクライナ人の間に流布している裏話によれば、ソフィアとは、その美貌で当時ヨーロッパ中を魅了したといわれるトルコ育ちのギリシャ人女性であり、イスタンブール駐在のポーランド人大使ポトツキー公爵によって見初められ、結婚した。ウーマニの土地の遺産相続を受けた公爵は、愛妻への贈り物としてソフィエフカを造園し、1796 年完成した。I. S. Kosenko, “Park ‘sofiefka’,” Uman’: ofitsial’naia stranitsa (2001) : http://www.e-uman.org.ua/sofievka.shtml つまり、ソフィエフカは、東欧では珍しくなかったユダヤ人とポーランド貴族の 「連帯」 の記念碑などではなく、一世一代のロマンスの賜物だったのである。
注 (55)
Nathan, Khayey mohara”n, I:217. 実際には、ナフマンがウーマニを訪れたのはこの日が初めてではなかった。イスラエル巡礼の帰路にも彼はウーマニに立ち寄ったが、滞在することになっていた宿が売春宿であることを知ると、すぐさま町を後にした。ウマンに関する否定的要因の重なり合いの、更なる一例である。Nathan, Khayey mohara”n, I:245.
注 (56)
タルムードによれば、義人の贖いの力は生前よりも死後の方が遥かに強いという。G. Fleer, Uman Kakh nifretsa haderekh (Jerusalem, 2001 ), pp.10-11 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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