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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  科学・数学 >  「イヌ」 のコミュニケーション能力と 「ヒト」 のコミュニケーション能力

    「イヌ」 のコミュニケーション能力と 「ヒト」 のコミュニケーション能力

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    本日のキーワード : 収斂進化、ヒト、イヌ、コミュニケーション能力



    収斂進化(しゅうれんしんか、英: convergent evolution)とは複数の異なるグループの生物が同様の生態的地位についたときに系統に関わらず類似した形質を独立に獲得する現象である収束進化(しゅうそくしんか)とも

    本日の書物 : 『犬のココロをよむ ―― 伴侶動物学からわかること』 菊水 健史、永澤 美保 岩波書店



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 【犬のもつ高い社会的知性とコミュニケーション能力】は前述のとおりで、たとえば【人の視線や指差しによって、餌の位置を予想する】ことができます。これらの能力はたとえ人に育てられたとしても【オオカミでは身につけることのできないもの】で、また系統学的に人に最も近いとされる【チンパンジーでもなしえません】。さらに【犬は人から見えるもの、見えないものを察知して、それに従って行動を選択する】ことができます。

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     近年の【比較認知科学】の研究の発展により、このような【犬のコミュニケーション能力】【人と非常に似通っている】ことが明らかになってきています。これらの結果から【人と犬における「収斂進化」の可能性】が指摘されています。【収斂進化】とは【異なる進化を遂げた複数の生物種が、同じような生態的地位や生活環境下で淘汰を受けることによって、その生物種の遺伝的背景にかかわらず、身体的あるいは行動的特徴が似通った姿に進化する現象】をいいます。つまり、【同じような生活をする動物種】において、【同じような形態や生理がその環境で生き抜くために有利に働き】、そのため【似た姿や形態に進化する】ということです。

    フクロモモンガ
    フクロモモンガ

     たとえばオーストラリアの有袋類でカンガルーの系統である【フクロモモンガ】とリスの仲間である【モモンガ】とは、まったく違う種ですが【外見は非常によく似ています】。かれはおそらく同じような森林の中で生活し、空を飛ぶことが進化的に有利に働いたためと考えられます。生活環境が厳しく、ある一定の形態や行動を示すものだけが生き残れる状況では【遺伝子が違っていても、見た目の表現型のほうがどうしても似てくる】のだと思われます。』

    日の丸

    ウマン巡礼の研究はタブー?


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、「伴侶動物(コンパニオンアニマル)」 と呼ばれる、私たちヒトと共生する動物の中でも、特に 「犬」 に注目し、これまでに判明している驚愕の事実について科学的観点から解説がなされている書物になります。すでに 「犬」 を飼われている方々も、また、いつかは「犬」 を飼ってみたいなと思われている方々も本書を通じて 「犬」 に対する興味がますます高まること間違いなし、のおすすめの良書です。

    読書 女性 4-36

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

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    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 611,959(611,288)÷34,706,025(34,603,997)=0.0176・・・(0.0176) 「1.76%(1.76%)」
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    イタリア : 128,029(127,995)÷4,336,906(4,325,046)=0.0295・・・(0.0295) 「2.95%(2.95%)」
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    日本 : 15,188(15,096)÷903,973(883,784)=0.0168・・・(0.0170) 「1.68%(1.70%)」
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    【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology  (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)

    さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」出発点として、その後人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にあるユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっているそんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。



    ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。

    その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。

    では、なぜそれを目指そうとするのでしょうか?

    それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとである連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

    ポイント 女性



    その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
    ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)

    この「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」同根の言葉「オリガルヒ(oligarch)」 というものがあります。現代のロシアに見られるもの(ロシアに限ったものではありませんがw)ですが、いまから数十年前にマルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたもので、その理解を一層深めるために少し視点を変えてウクライナにおけるユダヤ人に焦点をあてて次の論文を参照しながら考えているところとなります。

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    『ウマン巡礼の歴史 : ウクライナにおけるユダヤ人の聖地とその変遷』 赤尾 光春




    それでは早速、続きを見て参りましょう。

    『 はじめに

     ・・・本稿ではこうした巡礼の中でも規模もさることながら多くの点で際立っているブレスラフ・ハシディズム [Khasidut Braslav] (13) によるウマン (ウーマニ) (14) の巡礼について取り上げる (本文末の地図を参照)。

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    ブレスラフ・ハシディズムとはハシディズムの開祖バール・シェム・トーヴから数えて直系の曾孫にあたるラビ・ナフマン [Rabbi Nachman ben Simchah 1772 - 1810] を指導者と仰ぐハシディズムの流派の一つである。ユダヤ暦新年 [Rosh Hashanah] (15) (年によって 9 月か 10 月に当たる) に行われるウーマニのラビ・ナフマンの墓への巡礼はナチス・ドイツ占領下を除いてほぼ 200 年にわたって途絶えることがなかった。とりわけ、1980 年代末に、自由な巡礼を不可能にしていた政治的状況が改まってからというもの、これまでウクライナの一地方都市に過ぎなかったウーマニは毎年ユダヤ暦新年になると世界各地から約一万人ものユダヤ人巡礼者を集めるイスラエル国外最大の巡礼センターの一つに発展した。ウマンは今やユダヤ人の 「聖なる地誌」 [Sacred Geography] (16) において最も有名な地名といっても過言ではない

     ところがウマン巡礼に関してはイスラエルやウクライナのジャーナリズムで時折取り上げられることを除けばハシディズム研究者の側からもイスラエルの人類学者の側からもましてや東欧の地域研究者の側からも全く研究がなされていないのが現状である (17)。

     ブレスラフ・ハシディズムに関しては、ラビ・ナフマンの思想や伝記的側面、とりわけ有名な 13 の物語に関する数多くの研究に比べれば、ナフマン亡き後の運動の発展ないし現在の活動についての研究は皆無に等しい (18)また現代イスラエルにおける義人廟崇拝に関しては、特に離散共同体文化のリバイバルの一現象として、イスラエルの人類学者の間で活発な議論がなされているにもかかわらず、ウマン巡礼が言及されることは全くといっていいほどない (19)。

    注 (1)
     ウマン [Uman] とは、ウクライナの心臓部に位置する Cherkasi 州の中規模都市ウーマニ [Uman’] のユダヤ人による呼称である。長い離散の歴史をもつユダヤ人は、居住した先々で、非ユダヤ人住民とは微妙に異なる地名を使用する習慣があった。これはユダヤ人と非ユダヤ人が話す言語の発音体系の相違によるものと考えられるが、問題はそれだけにとどまらない。ユダヤ人は、例えば L’viv や Chernivtsi などの都市を、時代を超えてドイツ語風に、つまりイディッシュ語風に Lemberg、Chernovits と呼び慣わしてきた。また、キリスト教の象徴体系と直接結びつくような地名を避け、Bila Tserkva 「白い教会」 を Bilo Pole 「白野」 とするなど、意味的にニュートラルな名称に言い換えてきた例もみられる。本稿では、こうした 「土着の」 住民とユダヤ人の空間認識のズレを際立たせるため、ウクライナの地方都市 「ウーマニ」 と、巡礼地の名称としての 「ウマン」 とを、敢えて使い分けることにした。より一般的な文脈で都市名が話題となる場合は 「ウーマニ」 を、巡礼と直接結びつき、専らユダヤ人側からの視点のみが問題となる場合は 「ウマン」 をそれぞれ採用し、どちらともとれるような場合には両者を併記する。

    注 (13)
     ブレスラフ・ハシディズムは、ウクライナ・ポドリア地方の村 Bratslav で開始されたためにこの名が付いた。ヘブライ語で十字架 [tsalav] を喚起させる村の名前を忌み、ユダヤ人は伝統的に Braslav と綴り、Breslav ないしは Breslev と発音してきた。ブレスラフ・ハシディームは、ヘブライ文字を組み替えて 『エゼキエル書』 36:26 の 「肉の心」 [basar lev] と一致させ、この村名を吉兆として尊ぶ。本稿では、通常の地名が話題のときはブラツラフとし、ハシディズムの名称として使用された場合、およびハシディズムの文献で引用された場合にはブレスラフとする。注 1 を参照。

    注 (14)
     注 1 を参照。

    注 (15)
     直訳としては 「年頭」 となるところだが、「新年」 で統一することにした。

    注 (16)
     L. P. Vidyarthi がヒンドゥー教の巡礼研究 The Sacred Complex in Hindu Gaya (New York, 1961) において発展させた概念であり、寺院や聖者廟などといった聖域からなる地誌のことを指す。

    注 (17)
     本稿で使用した一次文献の殆どは、ブレスラフ・ハシディーム内で流布しているヘブライ語の書物である。ロシア語やウクライナ語の資料は皆無に近い状態にある。ウマン巡礼のセクト的・非合法的性格が、こうした文献資料の偏りの原因であると思われる。一次資料ではないが、Evreiskaia Entsiklopediia (Moscow,1991) 及び Kratkaia Evreiskaia Entsiklopediia (Jerusalem, 1996) の “Uman’” の項目にウマン巡礼についての若干の記述がある。

    注 (18)
     数少ない例外は以下にあげる二つの書物である。Y. Shtil, Psikholog byishvat braslav: mistika yehudit - halakha lema’ase (Tel Aviv, 1993); Z. Sobel, A Small Place in Galilee: Religion and Social Conflict in an Israeli Village (New York, 1993). しかしながら、いずれの著作においてもウマン巡礼については直接触れられていない。

    注 (19)
     現代イスラエルの義人廟崇拝に関しては、例えば以下の論文や著作を参照。E. Ben-Ari and Y. Bilu, “Saints’Sanctuaries in Israel Development Towns: On a Mechanism of Urban Transformation,” Urban Anthropology 16 (1987), pp.243-272; A. Weingrod, The Saint of Beersheba (New York, 1990); E. Ben-Ari and Y. Bilu, “The Making of Modern Saints: Manufactured Charisma and the Abu-Hatseiras of Israel,” American Ethnologist 19:4 (1992), pp.672-687; R. Gonen, ed., ‘El kivrey tsadikim: ‘aliyot lekvarim vehilulot beyisra’el (Jerusalem, 1998).  』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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