2021-08-08 (Sun)

本日のキーワード : 日本犬、柴犬、秋田犬、オオカミ
日本犬(にほんけん、にほんいぬ)は、古くから日本に住んでいる犬の総称である。
日本犬という言葉が使われるときは、1934年(昭和9年)に日本犬保存会によって定められた基準である「日本犬標準」に名前の挙げられている6つの在来犬種を特に指すことが多い。6犬種は大型・中型・小型の3型に分類される。1931年(昭和6年)から1937年(昭和12年)にかけて、各犬種が順次、文部省によって天然記念物に指定されたが、大東亜戦争後、その管理は都道府県教育委員会に委ねられた。
〇 秋田犬(秋田県)
〇 甲斐犬(山梨県)
〇 紀州犬(三重県・和歌山県)
〇 柴犬
〇 四国犬(四国地方)
〇 北海道犬(北海道)
現存の6犬種のほか、1934年(昭和9年)12月28日に「越の犬」(福井県・石川県・富山県・新潟県)が国の天然記念物に指定されているが、その後数が減り、1971年(昭和46年)に純血種が絶えている。
本日の書物 : 『犬のココロをよむ ―― 伴侶動物学からわかること』 菊水 健史、永澤 美保 岩波書店
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 オオカミには棲息する地域によっていくつかの亜種があり、犬がどの地域で、どの亜種から分岐したものであるかについては、現在のところ定説はありません。最も有力な説としてはスウェーデン王立工科大学(ストックホルム)で【進化生物学】を研究するサボライネン博士らが 2002 年に報告したものがあります。彼らはユーラシアの 38 頭のオオカミと、アジア、ヨーロッパ、アフリカおよび北アメリカから集めた 654 頭の犬から採取した【ミトコンドリアDNA】を解析しました。
その結果から、南西アジアやヨーロッパの犬と比較し、【東アジアの犬】には【より大きな遺伝的多様性】が認められ、東アジアの犬が【他の地域の犬より古い起源をもつ】こと、すなわち【犬は東アジアに起源をもち、世界に広がっていった】ことが示唆されています。さらに 2004 年のパーカー博士らの研究結果によると、【最もオオカミと似た遺伝子をもつ犬種】として、【柴犬】、【チャウ・チャウ】、【秋田犬】が挙げられています。

つまり【日本古来の犬種】は、【オオカミからそれほど育種選抜をされることなく、自然に継代されてきた】のかもしれません。いずれにしても、【日本古来の犬】は、【オオカミと犬をつなぐ素質をもつ、非常に貴重な犬】といえます。』

ハシディズム(ユダヤ教敬虔主義運動)の義人墓巡礼
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「伴侶動物(コンパニオンアニマル)」 と呼ばれる、私たちヒトと共生する動物の中でも、特に 「犬」 に注目し、これまでに判明している驚愕の事実について、科学的観点から解説がなされている書物になります。すでに 「犬」 を飼われている方々も、また、いつかは「犬」 を飼ってみたいなと思われている方々も、本書を通じて 「犬」 に対する興味がますます高まること間違いなし、のおすすめの良書です。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 611,288(611,115)÷34,603,997(34,517,648)=0.0176・・・(0.0177) 「1.76%(1.77%)」

イタリア : 127,995(127,971)÷4,325,046(4,320,530)=0.0295・・・(0.0296) 「2.95%(2.96%)」

日本 : 15,096(15,084)÷883,784(876,037)=0.0170・・・(0.0172) 「1.70%(1.72%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
この「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉に 「オリガルヒ(oligarch)」 というものがあります。現代のロシアに見られるもの(ロシアに限ったものではありませんがw)ですが、いまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたもので、その理解を一層深めるために、少し視点を変えて、ウクライナにおけるユダヤ人に焦点をあてて、次の論文を参照しながら考えているところとなります。

☆『ウマン巡礼の歴史 : ウクライナにおけるユダヤ人の聖地とその変遷』 赤尾 光春
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 はじめに
・・・生き残ったハシディズムの諸流派は、東欧の出身都市や村の名前をその集団名に留めた。また極端に伝統に忠実であった彼らは、服装 (ポーランド人貴族のスタイルを摸倣したとされる) や言語 (イディッシュ語) を始め、東欧地域で発展させた独特の生活様式を、移住先においても頑なに守り続け、それは 21 世紀を迎えた現代もなお忠実な形で維持されている。その一方で、ハシディズム運動の揺籃の地、東欧との直接的な靭帯は、旧ソ連の過酷な宗教弾圧とホロコーストとによって、事実上断ち切られてしまったかにみえた。ところが、鉄のカーテンが崩壊し、旧共産圏に容易に近づけるようになったことで、「先祖の土地」 との空間的かつ精神的なつながりを回復する文化的機縁が、突如として訪れたのである。このような機会はすでに 80 年代、東欧諸国への旅行規制が緩和されるにつれて部分的に訪れ始めていたともいえるのだが、急速に本格化したのは、やはりソ連邦崩壊以降である。今日、世界各地に分散するハシディーム [Hasidim] (10) の間では、東欧・旧ソ連の村や町を巡るツアーが大きな人気を博している。揉み上げを垂らし、黒いカフタンに毛皮帽 [shtrayml] という、あたかも中世のゲットーから抜け出してきたかのような出で立ちのハシディームが、物静かな東欧の街を闊歩するさまは、かつて同じ土地を生活圏にしていた伝統的なユダヤ人共同体が、動乱に満ちた 20 世紀に完全に崩壊した事実と重ね合わせるとき、極めて象徴的な光景をつくり出しているといえる。
ところで、こうしたツアーの主な目的は、これまで接近が困難だった、ハシディズムの義人 [tzaddik] の墓への巡礼である。ハシディズムにおける義人とは、伝統的なユダヤ教における律法学者としてのラビとは全く異なる、新しいタイプのカリスマ的指導者のことである (11)。義人は、精神的・倫理的力によって神と人との関係を取り持つ仲介者として考えられただけでなく、しばしば神通力の持ち主とも信じられ、ユダヤ人民衆だけでなく、ときには周囲の非ユダヤ人からの尊敬や崇拝の的にもなった。義人の墓も同様に崇拝の対象になったが、それは、東欧におけるハシディズムの栄枯盛衰の果てに、この地に留められた唯一の名残であったといえる (12)。そして今、この墓を通して、ハシディームにとっては長らく記憶の中の景観に過ぎなかった東欧が、新たな宗教的意味を帯びて、脚光を浴びつつある。
注 (10)
「敬虔なる者」、「帰依者」、「追随者」といった意味で、ハシディズムの信徒のこと。
注 (11)
元来は、神と人間との関係において清廉潔白な人物のことを意味した。「ノアの箱舟」 のノア以来、綿々と続くユダヤ教における模範的人物の系譜で、ときには、いわれなき受難に苦しむ人物としても考えられた。東欧ではハシディズムの発生以来、専らハシディズム諸流派の精神的指導者 [admo”r] を意味するようになった。親しみを込めた呼びかけの形である 「レベ」 [rebbe] と同義であり、「善きユダヤ人」 [der guter yid] などとも呼ばれる。通常、ユダヤ教の聖典に造詣の深い律法学者ラビとは区別され、尊敬の度合いはラビよりも遥かに高い。
注 (12)
義人の墓は、「印」 という意味で tsiun と呼び慣わされている。この tsiun と 「シオン」 [Zion] とは、ヘブライ語の綴りが全く同じであるため、ユダヤ教の知識にそれほど深くない信者の間では、両者が混同されることがある。注 29 及び 33 を参照。
注 (29)
エルサレム神殿の礎石とされる岩のことで、神殿在りし日には、モーセがシナイ山で授かった契約の板 (十戒) を納めた聖櫃がその上に置かれたといわれる。「大地の臍」 などとも呼ばれ、そこから世界が創造されたと考えられた。ハシディズム文学では、義人がしばしばこの岩に喩えられる。注 12 及び 33 を参照。
注 (33)
東欧各地にみられる 「幕屋」 の殆どは、木製やレンガ造りの掘っ建て小屋か鉄格子の囲いのようなものなどである。注目すべきは、この同じ言葉がヘブライ語聖書の極めて重要な概念と結びついている点である。すなわち、聖書ヘブライ語ではこの言葉は、神が臨在すると考えられた可動式の至聖所を覆う天幕、すなわち 「臨在の幕屋」 [’Ohel Mo’ed] (新共同訳聖書による訳語) のことを意味した ( 『出エジプト記』 25 - 27)。注 12 及び 29 を参照。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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