2021-08-04 (Wed)

本日のキーワード : 感覚器、世界、イヌ
感覚器(かんかくき、英: Sensory system)とは、動物の体を構成する器官のうち、何らかの物理的または化学的刺激を受け取る受容器として働く器官である。各器官は感覚器系と呼ばれ、それぞれが繋がる末梢神経系を通し、受け取った情報はニューロンを介して中枢神経系へと伝えられる。感覚器には光に対する視覚器、音に対する聴覚器、化学物質に対する嗅覚器・味覚器、温度や機械刺激に対する触覚器などが挙げられる。ヒトの場合、その代表的な感覚器には、目、耳、鼻、舌、皮膚などがある。また、動物の種類によって独自の感覚器が様々に発達している場合がある。これらの感覚器をまとめて感覚器系という1つの器官系として扱う場合がある。生理作用と知覚作用を統一的に考察する場合には、感覚器とその知覚作用を感官と呼ぶ場合がある。
ある感覚器は、特定の種類の情報を受け取るように特化されている。感覚器で受容された何らかの情報は、多くの場合、その動物の神経系に受け渡されるようになっている。感覚器で得られた情報を脳などの中枢神経系に伝える働きをする神経のことを感覚神経(感覚性神経)と呼ぶ。
感覚器の1つ1つは独自の機能を担っており、これらの機能は神経系を介して相互に調節される。
本日の書物 : 『犬のココロをよむ ―― 伴侶動物学からわかること』 菊水 健史、永澤 美保 岩波書店
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【犬の世界】は【人の世界】とは【異なります】。そもそも人間でも、それぞれの感覚器を介して見ている世界が、自分と他の人で同じであるという保証はありません。【世界は感覚器を介して理解できるもの】でしかなく、【それ以下でもそれ以上でもない】、というのが本当でしょう。別の言い方をすると、【感覚器を介して脳の中に入ってきた情報の中に、私たちは生きているということ】です。

これを前提に考えると、【人と犬】は【一緒の世界を共有】しているのですが、もちろん【理解している世界はかなり違っています】。簡単な例で挙げると【犬の視神経には赤色光に反応する細胞がありません】。そのため、犬の住む世界には赤い色、私たちには非常に意味の強い色がないことになります。逆に鳥類の一部の種では 4 つの色に反応する視神経が見つかっており、私たちには想像することすら難しい豊かな色彩の中で生きていることになります。
犬の感覚というと、みなさんの頭に最初に上がってくるものは【嗅覚】でしょう。犬の嗅覚は非常に鋭いことはよく知られており、警察犬や探知犬など、さまざまな場面で活躍する犬も多くいます。【人】が匂いを受け取る【嗅覚器】は鼻腔背側にある嗅上皮にあり、その【面積は約 8 平方センチメートル】あります。それに対して、【犬】では【 100 平方センチメートル】を超え、【 10 倍から 20 倍の広さ】を持っています。【嗅覚細胞の数】にすると【犬は人の 1,000 倍】、【感知能力】は【 1,000 倍から 10,000 倍】もあります。このような優れた嗅覚を用いて、現在は【ガンの検知やその他の病気を検出する犬】も現れています。病気特有の匂いの検出力は、現存する検査器を上回る精度を持っていることもあり、まさに犬が飼い主の健康状態を教えてくれた、という感じです。』

ノーメンクラトゥーラ型オリガルヒ
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「伴侶動物(コンパニオンアニマル)」 と呼ばれる、私たちヒトと共生する動物の中でも、特に 「犬」 に注目し、これまでに判明している驚愕の事実について、科学的観点から解説がなされている書物になります。すでに 「犬」 を飼われている方々も、また、いつかは「犬」 を飼ってみたいなと思われている方々も、本書を通じて 「犬」 に対する興味がますます高まること間違いなし、のおすすめの良書です。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 610,061(609,686)÷34,263,272(34,197,833)=0.0178・・・(0.0178) 「1.78%(1.78%)」

イタリア : 127,920(127,905)÷4,302,393(4,297,337)=0.0297・・・(0.0297) 「2.97%(2.97%)」

日本 : 15,052(15,046)÷858,503(853,106)=0.0175・・・(0.0176) 「1.75%(1.76%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、これまで、ドイツで生まれた「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」を出発点として、その後、人為的に造り出された “幻想” であるところのマルクス主義・共産主義・社会主義という類の妄想を経て、ソ連崩壊とともに死滅したかに思われたものの、現在に至るまで一貫して受け継がれていく “信仰” が存在していて、その根底にある、ユダヤ・キリスト教的な 「贖罪(しょくざい)」 の意識により、さまざまな “アイデンティティ” を次から次へと粗製濫造することによって、「贖罪」の対象物として “罪” を創り出し、自らの罪に対する償(つぐな)い・贖(あがな)いを果たそうと躍起になっている、そんな 「極左おパヨク」 に繋がる一連の系譜について確認して参りました。
ここで御理解頂きたいのは、そんなおバカな 「極左おパヨク」 は、飽くまでも、ある連中が果たそうとしている、ある目的の達成のための道具でしかないということです。
その目的とは、さまざまな “アイデンティティ” を意図的に粗製濫造することで、社会分断を行い、到底達成不可能な目標である “平等 (equality)” を強要(←全人類の均一化・同質化などは不可能であることは自明です!)し、多くの人々に対して自己抑圧的な態度の徹底を促し(←これが、ポリコレw)、人々の “自由” を奪う極めて権威主義的な統制社会の再構築を目指す、というものです。
では、なぜ、それを目指そうとするのでしょうか?
それは、「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」のもとで、ある連中にとって非常にコントロールしやすい社会が構築できるからです。

その「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」については、これまたドイツ出身の社会学者・歴史学者であり、マルクス主義者で、エリート理論の信奉者で、ファシズム(全体主義者)でもあったロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)が提唱した仮説である 『寡頭制の鉄則』 (iron law of oligarchy)について確認をしてきましたが、そこにもやはり「キリスト教神智学(Christian theosophy)」・「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」の影響を見ることができました。

ロベルト・ミヒェルス(ロベルト・ミヘルス)
この「寡頭制 (oligarchy/オリガルキー)」と同根の言葉に 「オリガルヒ(oligarch)」 というものがあります。現代のロシアに見られるもの(ロシアに限ったものではありませんがw)ですが、いまから数十年前に、マルクス主義が生み出した “社会主義・共産主義の幻想” が瓦解・崩壊する過程で作り出されたもので、その理解を一層深めるために、次の論文を参照しながら考えているところとなります。

☆『プーチンの選択したもの[I] : ユーコスつぶしとオリガルヒ資本主義の行方』 鈴木 博信
それでは早速、続きを見て参りましょう。
『 2章 オリガルヒ資本主義の行方
エリツィン・ロシアの生みおとしたオリガルヒが 「政商」 として権勢をふるった 「資本主義」 をどう規定し、どんな形容を与えるか、は巨富の所有者になったのがだれか、かれらがその富をどんな方法で入手したか、という、巨富の獲得者なり獲得の仕方なりといった目のつけどころに応じて 「オリガルヒ資本主義」 (マーシャル・ゴールドマン)、「泥棒資本主義」 (ジョージ・ソロス) 等々のヴァラエティにとんだ規定を生んだきたが、「だれが」 「どのように」 立ちまわってオリガルヒになったにせよ、オリガルヒを筆頭とするもろもろの資本家の誕生をお膳立てし、育て、あるいは許容してきたのはだれなのか、かれらの生みの親、「製作者」 はだれなのかという面からみると、それはソ連社会の支配層、統治エリートであったノーメンクラトゥーラ層以外にありえない。

マーシャル・アーウィン・ゴールドマン (ユダヤ人)

ジョージ・ソロス (ユダヤ人)
ことわるまでもないが、 ノーメンクラトゥーラというのは共産党がソヴィエト帝国をただ一党で支配するための具体的な仕組みとしてつくりあげた人事制度であり、ようするに党が押さえておきたい帝国のすみずみにいたる職務 (ポスト) を一覧表 (ノーメンクラトゥーラ) にとりまとめ、そのポストにだれをつけるかの任命権・承認権は、党が一方的ににぎっておく、そのポストにすわらせる候補者のリストも党で一方的に用意しておく、という仕掛けになっていた。 つまり、一党支配制なるものの制度上の核心がノーメンクラトゥーラであった。 そこから転じて、ノーメンクラトゥーラに上がっているポストに、とりわけ上層のポストにすわるソ連社会の支配層を指すことばになった。 いまでは 「ソ連型社会の支配階級」 「赤い貴族たち」 といった意味で使われることが多いのは、そんなわけである。 ( さらにはロシア人の 「茶の間」の用語となり、妻の尻にしかれている夫が 「ウチのノーメンクラトゥーラ母ちゃんが …」 といった使われ方をするまでに至っている。
いってみればノーメンクラトゥーラとは、そうしたシステムへの忠誠心と忠誠度をふまえた人脈とで構成される 「権力保持のための同業者組合」 とでもいえる。 「権力保持同業者組合」 とその組合員、の双方をノーメンクラトゥーラとよぶ、そう了解してもらえばよい。
国有企業の経営幹部やかれらの管理・指示にあたってきた中央・地方の省庁の大物官僚たち、あるいはかれらの二世の青年官僚ないしはかれらに見込まれて資金の運営をまかされたハダルコフスキーのようなコムソモールの 「坊やたち」 等々は、この同業組合のインサイダー、準インサイダーたる人脈をつかって国有だったものを私有にうつすことで企業や資金を入手した。 こうしてオリガルヒになったものは、いわばノーメンクラトゥーラ型オリガルヒといえよう。 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
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