2021-03-06 (Sat)

本日のキーワード : 欽定訳聖書、大淫婦バビロン、カマラ・ハリス
欽定訳聖書(きんていやくせいしょ)は、国王の命令によって翻訳された聖書である。複数あるが、単に「欽定訳」と言った場合は、とくに「ジェイムズ王訳」(King James VersionあるいはAuthorized Version)として名高い、1611年刊行の英訳聖書を指す。
イングランド王ジェームズ1世がイングランド国教会の典礼で用いるための聖書の標準訳を求め、王の命令で翻訳されたためにこの名がある。欽定訳は19世紀末に至るまでイングランド国教会で用いられた唯一の公式英訳聖書である。また、荘厳で格調高い文体から、口語訳の普及した現在も多くの愛読者を保ち続けている。

『大淫婦バビロン』 ウィリアム・ブレイク
本日の書物 : 『あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」(復刻版)』 モルデカイ・モーゼ 沢口企画
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 日本では最近とみに識者の間で、今日の日本は【ワイマール体制末期のドイツ】に酷似しているのではないか、と言われているようである。これは真に興味深いことであると思う。
この原因は、【ワイマール憲法と日本国憲法の類似性】にあると思う。というより、【日本国憲法はワイマール憲法の丸写し】 ―― しかもかなり杜撰 ―― であるといった方が正確であろう。
ワイマール体制の支柱となったワイマール憲法は、ご存知の通り、【ユダヤ人】で内相も務めたフーゴ・プロイス以下三名のユダヤ人によって作られたものである。

フーゴー・プロイス
また日本国憲法はこれもご存知の通り、【ユダヤ人】ケーディスを中心としたGHQの【ニューディーラー】によってわずか「二週間」という短日時に作られたものである。
さてドイツの場合、例の如く国籍別に全てを割り切って、エーベルトやプロイスもドイツ人、ヒトラーもゲッベルスもドイツ人といった感覚では真相は全く分からないであろう。
この【ワイマール憲法】が生まれたのも、二年前の【ロシア革命】と軌を一にするものであり、前世紀の【フランス革命】から始まるユダヤ民族の反撃戦の一環であるという認識なくしては、本質の解明は不可能であろう。』

ヨハネの黙示録
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「陰謀論」と「陰謀」とを区別が出来ず(あるいは知っていて加担している?)、ある連中にとって、非常に都合が悪いことを“十把一絡げ”に「陰謀論」だとレッテルを貼ってしまう「似非保守とおパヨク」とは違って、今現在起こっている出来事を、どのように見ていけば良いのかという“新たな視点”を提供して下さる書物で、一方通行の偏狭な物事に対する見方から抜け出し、より全体を俯瞰する見方を獲得するヒントが得られるお薦めの良書となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 511,077(508,997)÷28,516,476(28,432,966)=0.0179・・・(0.0179) 「1.79%(1.79%)」

イタリア : 97,507(97,227)÷2,907,825(2,888,923)=0.0335・・・(0.0336) 「3.35%(3.36%)」

日本 : 7,859(7,818)÷431,074(429,860)=0.0182・・・(0.0181) 「1.82%(1.81%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、昨日までのところで、「おパヨク」や「似非保守」が“大統領”だと思い込んでいるペドフィリア・バイデンのドラッグ息子の電子メールの内容を確認して参りましたが、バイデン一家と中国共産党の関係性に関する話題は、昨年の大統領選挙前から、多くの保守系アカウントによってSNS上で拡散されていましたが、何故かメインストリームメディア(MSM)はそれを報道せず、且つ、似非保守系のSNSはそれを無視するか陰謀論あるいは些細な話として取り上げず、他方、YouTubeやTwitterやFacebookなどのSNSプラットフォーマーは、手前勝手な判断で、バイデン一家の危険性を伝える貴重な保守系アカウントを次から次へと封殺していました(現在もそれは継続していますがw)。
このような事態が現実に生じているという事実そのものが、すでに「何らかの異常な状況にある」ということを如実に証明しているのですが、論理的思考能力のない「おパヨク」や「似非保守」の連中はともかく、一般のノンポリの多くの日本国民の方々も、それを察知できないでいらっしゃいます。明らかに“異常事態”であるにも拘らず。。。

それを察知し理解するためには、ユダヤ・キリスト教はもちろんのこと、そこから派生している“宗教”についての予備知識が必要だと当ブログでは考えており、現在もそれに関連する論文等を参考にさせて頂きながら、みなさんが御自身で判断できる材料を提供させて頂いております。
例えば、「欽定訳聖書」を御存じでございますでしょうか?

その内容は、こちらのリンク先(→☆Holy Bible - King James Version (KJV))で確認することができますが、その最後にある『Revelation』、すなわち『ヨハネの黙示録』の冒頭は次のように始まっています。
Revelation Chapter 1
(黙示録第一章)
1:1 The Revelation of Jesus Christ, which God gave unto him, to shew unto his servants things which must shortly come to pass; and he sent and signified it by his angel unto his servant John:
(イエス・キリストの啓示は、神が彼に与えられたもので、まもなく実現するであろうことを、そのしもべたちに示すために与えられたものである。神はそのしもべヨハネに天使を遣わし、そのことを示した。)
1:2 Who bare record of the word of God, and of the testimony of Jesus Christ, and of all things that he saw.
(〔使徒ヨハネは〕神のことばと、イエス・キリストの証と、彼が見たすべてのことを記録した。)
1:3 Blessed is he that readeth, and they that hear the words of this prophecy, and keep those things which are written therein: for the time is at hand.
(この預言の言葉を読む者、またこの預言の言葉を聞く者、そこに書かれていることを守る者は幸いである。時はすぐそこにあるからである。)

『使徒ヨハネ』 ピーテル・パウル・ルーベンス
で、その先を読み進めて頂きますと、第17章の冒頭は次のように始まっているのですが・・・

Revelation Chapter 17
(黙示録十七章)
17:1 And there came one of the seven angels which had the seven vials, and talked with me, saying unto me, Come hither; I will shew unto thee the judgment of the great whore that sitteth upon many waters:
(七つの小瓶を持った七大天使のうちの一人が来て、私に話しかけ、私に言った。こちらに来なさい。多くの水の上に座る大淫婦に対する裁きを、あなたに見せよう。)
17:2 With whom the kings of the earth have committed fornication, and the inhabitants of the earth have been made drunk with the wine of her fornication.
(地の王たちは姦淫(かんいん)を行い、地の住民はその女の姦淫のぶどう酒に酔いしれた。)
17:3 So he carried me away in the spirit into the wilderness: and I saw a woman sit upon a scarlet coloured beast, full of names of blasphemy, having seven heads and ten horns.
(その大天使は、私を霊魂として荒野へと連れて行った。そして私は、そこで一人の女が緋色(ひいろ)の獣に乗っているのを見た。その獣は七つの頭と十本の角を持ち、神を汚す数々の冒涜の名で満ちていた。)

大淫婦バビロン。マルティン・ルターが1534年に翻訳した新約聖書にて。
17:4 And the woman was arrayed in purple and scarlet colour, and decked with gold and precious stones and pearls, having a golden cup in her hand full of abominations and filthiness of her fornication:
(その女は紫と緋色の衣をまとい、金と宝石と真珠とで身を飾り、忌み嫌うべきものと姦淫の汚れとで満ちた金杯を手にしていた。)
17:5 And upon her forehead was a name written, MYSTERY, BABYLON THE GREAT, THE MOTHER OF HARLOTS AND ABOMINATIONS OF THE EARTH.
(そしてその額には、一つの名が記されていた。“奥義、大いなるバビロン、淫婦どもと地上の忌まわしいものらの母”と。)



つまり、そういうことなんです(笑)


さて、これまでのところで、マルクスに至るまでの「ドイツ思想」に決定的な影響を与えた、「キリスト教神智学(Christian theosophy)」または「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」として知られる、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)、

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

カール・マルクス
そして、“悪”についてのベーメの思想の影響を受けたイマヌエル・カントの2人の人物に焦点をあてて、“悪”についての思索を確認して参りました。

イマヌエル・カント
因みに、ベーメの言っていたことというのは、次のようなもので。。。
〇 人類は、神の恵みの状態から、罪と苦しみの状態に堕ちた
〇 悪の力には神に反抗した堕天使も含まれている
〇 神の目標は世界を恵みの状態に回復させることである
これが意味することは、世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである、ということになります。
他方、カントの言っていたことというのは、次のようなものでした(→☆無学の靴職人が妄想したにすぎない“悪”)。
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない

そして、現在、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)、イマヌエル・カントに続きまして、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルについて、その“悪”についての思索を確認しているところとなります。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
なお、ヘーゲルとマルクスとの関係につきましては、以前に書かせて頂いておりますので、ここでは割愛させて頂きます(→☆カール・マルクスの実像 ~ ヘーゲルとバウアー、そして、「おバカ」なマルクス)。
因みに、ヘーゲルが言っていたことは、次のようなものになります。
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる
それでは、昨日に続きまして、次の論文を参考に、ヘーゲルとベーメの関連性を確認して参りたいと思います。

☆『ベーメの神智学とヘーゲル』福島 正彦
『 ベーメの神智学とヘーゲル
四
以上、ヘーゲルがベーメの神智学に与えた高い評価の具体的内容について考察してきた。これによって明らかなように、ヘーゲルのベーメ評価は、万物の中に力動的な三一性を見る神智学の弁証法的性格に集中している。『哲学史講義』でのベーメ論において、最も多くの解説が第二契機における「否定性」の側面に割り当てられているのも、この事情によると言える。ヘーゲルによれば、「彼における根本理念は、一切のものを一つの絶対的統一において受け取ろうとする努力である」(S.304)。ベーメの主要な唯一の思想は「神聖な三重性」であり、万物の内に「神的三一性」を把握し、万物をこの三一性の「展開と表現」として把握する。したがって、この三一性が「それにおいて且つそれを通して一切のものが存在する普遍的原理」である。万物は「自己の中に」この神的三一性を内包しているのである(S.305)。
このようにヘーゲルの積極的なベーメ評価の核心が万物に内在する神的三一性の思想にあることは、『宗教哲学講義』の中で、「絶対的宗教」について論じた所でベーメにも触れて、次のように述べていることからも確信できる。「ヤーコプ・ベーメにこの三重性の神秘が別の仕方で開かれたのである。彼の表象の仕方、思考の仕方は勿論かなり幻想的で粗野である。彼は思考の純粋な形式にまで自分を高めてはいなかった。しかし彼の激動と格闘の支配的基礎は、三一性の一切のものの内に至るところで認識するというものであった。例えば<それは人間の心の中に生まれなければならない>のである。」 』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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