2021-03-03 (Wed)

本日のキーワード : 拝金主義、守銭奴、人間獣化、ユダヤ
拝金主義(はいきんしゅぎ、英:money worship)とは、金銭を無上のものとして崇拝すること。拝金主義者を揶揄する言葉として「守銭奴」であるとか、「金の亡者」があるが、「拝金主義者」自体に批判的なニュアンスがある。
本日の書物 : 『あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」(復刻版)』 モルデカイ・モーゼ 沢口企画
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 ゲッベルス宣伝相が警告を発した第二次大戦前の時点でどれだけの人がこれをこれを【真に人類の文明への挑戦】として脅威的に受けとったかは分からない。しかし第二次大戦が終わってみると、日本へはこれら一連の風潮が忍者の如く忍び寄って完全ともいえるほどに定着してしまっていたのである。

ヨーゼフ・ゲッベルス
これらを戦後日本へ持ち込んだのは一体何者なのか。また、これらがこれほど完全ともいえる状態で日本に定着したのは何故か。
話を戻してみよう。精神衛生面の虚無性が何故に経済の高度成長をバックアップするのかという疑問も前述の19項目をみると直ちに理解されると思う。これらが日本人の間に巣食ってしまうと、楽しみはただ「カネ」ということにならざるを得ないであろう。つまり、すべてを「カネ」のために、という思想が強烈なものにならざるを得ないのである。いわゆる【エコノミックアニマル】の徹底ぶりである。
ここにエコノミックアニマルと、「アニマル」なる語が使われているのは、ゲッベルス宣伝相の警告にあった【「人間獣化」】と一致していて面白い。エコノミックアニマルという言葉は、パキスタンのブット外相(のちの大統領)が言った言葉だが、急所を突いていると思う。

ベーナズィール・ブットー
高度成長のほとぼりもさめた今日、日本人が真剣に取り組まなければならないのは、この【精神衛生面の虚無性】である。志ある人々は皆、日本はこのままでいいのかと憂えている。
何故、前述のゲッベルス宣伝相の警告にあるような思潮が今日の日本に定着してしまったのか。また【一体誰が巧妙に持ち込んだのか】。持ち込んだ時期は終戦後のどさくさにまぎれてのことであるのは誰にでも分かることだが…。』

ベーメの“悪”の継承者ヘーゲル
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「陰謀論」と「陰謀」とを区別が出来ず(あるいは知っていて加担している?)、ある連中にとって、非常に都合が悪いことを“十把一絡げ”に「陰謀論」だとレッテルを貼ってしまう「似非保守とおパヨク」とは違って、今現在起こっている出来事を、どのように見ていけば良いのかという“新たな視点”を提供して下さる書物で、一方通行の偏狭な物事に対する見方から抜け出し、より全体を俯瞰する見方を獲得するヒントが得られるお薦めの良書となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 503,777(501,947)÷28,297,193(28,234,691)=0.0178・・・(0.0177) 「1.78%(1.77%)」

イタリア : 96,666(96,348)÷2,848,564(2,832,162)=0.0339・・・(0.0340) 「3.39%(3.40%)」

日本 : 7,664(7,595)÷427,728(426,807)=0.0179・・・(0.0177) 「1.79%(1.77%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
さて、昨日に続きまして、「おパヨク」や「似非保守」が“大統領”だと思い込んでいるペドフィリア・バイデンのドラッグ息子の電子メールの内容を確認して参りましょう。、



因みに、このメールの送信日時は2014年4月13日で、その約1か月前の3月21日に ロシアがウクライナから分離独立したクリミア共和国を併合しています。
それでは、早速確認してみましょう。
22. Buy a cell phone from a 7/11 or CVS tmrw and ill do the same.
(明日、セブンイレブンかCVSで携帯電話を買って。私も、そうする。)
This could be the break we have been waiting for if they really are smart enough to understand our long term value. If they are looking to just use us until the storm passes then we risked far too much for far too little. We could be invaluable in expanding their operations outside Uk by promoting their US partnerships and expertise- whether that's China, Mexico, other parts of the Black Sea, Poland etc...
(これは我々ちが待ち望んでいたブレイク(変わり目)になるかもしれない。彼らが我々の長期的な価値を十分に理解していれば。もし彼らが嵐が過ぎ去るまで私たちを利用することだけを考えているのであれば、我々は、得るものがほとんどなく、あまりにも多くのリスクを冒したことになる。我々は、米国とのパートナーシップの促進やノウハウによって、彼らのウクライナ国外での事業拡大で非常に貴重な存在となるだろう。 ― それが中国であろうと、メキシコであろうと、黒海の他の地域であろうと、ポーランドであろうと。)


で、このあとは「おカネ」に関係してくるお話になるわけです。




Robert Hunter Biden

さて、これまでのところで、マルクスに至るまでの「ドイツ思想」に決定的な影響を与えた、「キリスト教神智学(Christian theosophy)」または「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」として知られる、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)、

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

カール・マルクス
そして、“悪”についてのベーメの思想の影響を受けたイマヌエル・カントの2人の人物に焦点をあてて、“悪”についての思索を確認して参りました。

イマヌエル・カント
因みに、ベーメの言っていたことというのは、次のようなもので。。。
〇 人類は、神の恵みの状態から、罪と苦しみの状態に堕ちた
〇 悪の力には神に反抗した堕天使も含まれている
〇 神の目標は世界を恵みの状態に回復させることである
これが意味することは、世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである、ということになります。
他方、カントの言っていたことというのは、次のようなものでした(→☆無学の靴職人が妄想したにすぎない“悪”)。
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない

そして、現在、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)、イマヌエル・カントに続きまして、ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲルについて、その“悪”についての思索を確認しているところとなります。

ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
なお、ヘーゲルとマルクスとの関係につきましては、以前に書かせて頂いておりますので、ここでは割愛させて頂きます(→☆カール・マルクスの実像 ~ ヘーゲルとバウアー、そして、「おバカ」なマルクス)。
因みに、ヘーゲルが言っていたことは、次のようなものになります。
世界が固定されていたとしても、私たちは無意識のうちに分裂を起こし、世界が再び崩壊し始めることになる
それでは、昨日に続きまして、次の論文を参考に、ヘーゲルとベーメの関連性を確認して参りたいと思います。

☆『ベーメの神智学とヘーゲル』福島 正彦
『 ベーメの神智学とヘーゲル
三
ヘーゲルはベーメのこの三一的な存在論に関して詳しい解説を施している。ヘーゲルによれば、ベーメの主要思想は、宇宙が一つの神的生命の表現であり、万物の中での父なる神の顕示であること、神の唯一の本質、あらゆる力と性質との統合から子が永遠に生まれ、子がかの諸力の中で光り輝くこと、この光と諸力の実態との内的統一性が精神であること、この三点に要約される。そしてヘーゲルはこの「父」「子」「精神」の三契機の各々について、次のようにかなり詳しい説明をおこなうのである。・・・
2 ― d
「永遠の一者」の諸力がこのようにして照らされ、光り輝くことから同時に「 Ichts 」の働きも生じてくる。ヘーゲルはこの Ichts の語は「 Nichts のことば遊び」だと批判しているが、しかし同時にそれは Nichts (無)から出てきた否定的なものであって、しかも Nichts と対立し、自己意識の「我」( das Ich )を含むものであることを指摘して、ベーメの言語感覚の鋭さに注目している。この「我」が神の最初に生んだ、最も美しく光り輝く天使ルチフェルであった。ところが、このルチフェルが自らの美と光輝とを誇る余り、高慢に陥って「神の光からの追放者」となったために、これに代ってキリストが生まれたのである(S.316)。ルチフェルは傲慢のゆえに「悪魔」に転落したが、「悪魔」とは他在であり、対自存在であり、「一者」に対立して存在する他者を意味している。これが神における、神からの悪の根源である。ヘーゲルはここにベーメの思想の最高の深さがある、と言う。

ルチフェルとは Ichts であり、「我性」( Ichheit )であり、自己自身を誇り、自己自身に見入る想像である。それは、いわば一切を自己自身の中へ飲み込んで焼き尽くす火のようなものである。この神の内にあって、神自身に対立する否定的なものが、「神の怒り」( Zorn Gottes )と言われるものである。これは「悪」( das Bose )と名付けられているが、決して「拙劣なもの」( etwas Schlechtes )ではない、とヘーゲルは断っている。なぜなら、「神の怒り」は神の内なる否定性であり、したがって肯定的なものを善と名付ければ、これと対立する否定的なものを悪と呼ばなければならないが、しかし前者は後者を他者として、これとの闘いにおいてのみ自らを顕らかにし得るのであるから、否定的なものは決して絶対的に悪しきものとして拒斥さるべきではない、と言うのである(S.317)。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
ランキング参加中で~す^^ ポチっとお願いします♥
↓↓↓↓↓↓↓

にほんブログ村

人気ブログランキング


- 関連記事
-
- テロルによる恐怖支配・大量虐殺・強制収容所とウラジミール・レーニン (2021/03/10)
- スラブ人を馬鹿にしてロシア革命の可能性を否定していた、いわゆるヨーロッパ左派知識人 (2021/03/09)
- 決して両立することがない「自由」と「平等」 (2021/03/08)
- マルクス主義から一歩飛躍した闘争方針の要諦 (2021/03/07)
- カマラ・ハリスと大淫婦バビロン (2021/03/06)
- 超国家的勢力を主役とした歴史観 (2021/03/05)
- “満洲事変”の前なら「聖戦」、後なら「侵略戦争」って、どうして言えるの? (2021/03/04)
- 戦後日本へ持ち込んだのは、だれ? (2021/03/03)
- バイデンのドラッグ息子の“超有能”なお友達(笑) ~ 主要メディア(MSM)は簡単にコントロールできる“宣伝機関”です! (2021/03/02)
- 元副大統領のドラッグ息子のウクライナに対する“内政干渉&選挙干渉” (2021/03/01)
- YouTubeやTwitterなどの“手前勝手な検閲”も、〇×式の幼稚な二元論に基づいています(笑) (2021/02/28)
- 昨年暮れにFBIが公開したロバート・ハンター・バイデンの電子メール (2021/02/27)
- ベーメの神智学とユダヤのカバラ (2021/02/26)
- ベーメ神智学と錬金術とユダヤ神秘思想 (2021/02/25)
- ペド・オバマの“エピゴーネン”としてのペド・バイデン (2021/02/24)