2021-02-17 (Wed)

本日のキーワード : タルムード、タブー
タルムード(ヘブライ語: תלמוד Talmud、「研究」の意)は、モーセが伝えたもう一つの律法とされる「口伝律法」を収めた文書群である。6部構成、63編から成り、ラビの教えを中心とした現代のユダヤ教の主要教派の多くが聖典として認めており、ユダヤ教徒の生活・信仰の基となっている。ただし、聖典として認められるのはあくまでヘブライ語で記述されたもののみであり、他の言語に翻訳されたものについては意味を正確に伝えていない可能性があるとして聖典とはみなされない。エルサレム・タルムードと対比してバビロニア・タルムードと呼ばれることがある。

本日の書物 : 『あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」(復刻版)』 モルデカイ・モーゼ 沢口企画
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 日本でいろいろ能書きをたれている同胞の若い連中の恥知らずの愚行に対してユダヤ人として一言弁護させてもらえるなら、彼らは例えばタルムードの内容についてもすべてを知らない。彼らが日本で書きまくっている【ユダヤ的思考法】、タルムードの宝典等々で彼らがあまりにも多くのミスを気がつかずに過ごしていることには、実は我々長老にその責任のすべてがあるといってよいかもしれない。

戦後生まれのユダヤ人は、【タルムードの思想】といっても、【その最も肝要な部分】を教えられていない。それは【タブー】とされているからである。彼らはしたがって、【真のユダヤ人の理想】というもの ―― それは恐らく【人類の理想】でもある ―― をまったく教えられていないのである。
このような同胞の若者が、【日本に戦前あったすばらしいもの】を感知するわけがない。

尊敬する日本の皆さん、私はユダヤ人の長老として、これら若僧の犯している恥知らずな次元の低い誤りをお詫びすると同時に、我々ユダヤ人が犯したところの大きな誤り、第二次大戦終結直後の日本人の精神的空白につけ込んで我々が持ち込んだところの諸々の誤れる思想について、その過誤の原因および内容的非論理性、反真理性について詳しく分析し、それが如何に日本人にとって有害なものであるかということを実証してみたいと思う。
勿論、この問題からみると、同胞の若僧どもの無知からくる誤りなどは物の数ではないのだが。これによって一日も早く、尊敬する【日本人】が戦前あった【世界に燦たる民族的長所を復活】させて頂きたいのである。何故ならば、【それが即ち我々ユダヤ人の理想でもある】のだから。』

「似非自由」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「陰謀論」と「陰謀」とを区別が出来ず(あるいは知っていて加担している?)、ある連中にとって、非常に都合が悪いことを“十把一絡げ”に「陰謀論」だとレッテルを貼ってしまう「似非保守とおパヨク」とは違って、今現在起こっている出来事を、どのように見ていけば良いのかという“新たな視点”を提供して下さる書物で、一方通行の偏狭な物事に対する見方から抜け出し、より全体を俯瞰する見方を獲得するヒントが得られるお薦めの良書となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 470,200(465,994)÷27,249,586(27,129,452)=0.0172・・・(0.0171) 「1.72%(1.71%)」

イタリア : 92,338(92,002)÷2,668,266(2,655,319)=0.0346・・・(0.0346) 「3.46%(3.46%)」

日本 : 6,722(6,601)÷410,434(408,545)=0.0163・・・(0.0161) 「1.63%(1.61%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで、「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

☆『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(4)』筒井正夫
それでは早速見て参りましょう。
『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点
剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(4)
おわりに
・・・さて現在、国際環境は劇的に変化している。これまで中国共産勢力の支配層と組んで安価な労働力で莫大な利益を得ていたアメリカの国際金融資本勢力が、自国第一主義、草の根の保守を掲げるトランプ大統領の前に後退し、トランプ政権が国際金融資本本位の利益追求からナショナルな国益重視の政策を打ち出す方向へと歴史の歯車が逆回転し始めると、5Gの覇権をめぐっていよいよ世界制覇の野望を顕わにした中国に対して、アメリカは一体となってそれを阻止する動きを強めている。この動きは単なる貿易不均衡の是正といった枠を超えて、国防・安全保障に直結する5G部門に係わる中国企業の排除と中国共産党のデジタル監視体制、人権侵害、言論・結社の自由の抑圧、民族浄化、技術詐取や知的財産権の侵害といった共産主義体制そのものに係わる部分への批判・対立に及んでいる。米国内の大学や研究機関も、中国共産党の人権抑圧の実態を告発する委員会やシンポジウムなどが多彩に展開され、孔子学院なども全面的に閉鎖に追い込まれている。アメリカはまた、中国共産党が核心的利益として主張する台湾に関しても、台湾旅行法の実質的運用等を図り、海兵隊員を含む現役軍人を台北の米国在台湾協会に派遣して警備に当たらせ、最新の武器輸出を図るなどして中国からの侵略に備え、南シナ海においても航行の自由作戦を敢行し、これに日本だけでなく英仏軍も連携する動きを強めている。
日本の安倍政権はこうしたトランプ政権との連携強化を図っている。だが、これまで多額のODA支援と連動して中国市場に深入りし、安価な労働力と広大な市場で利益を享受してきた企業のなかには、グローバルな総合商社や巨大自動車会社などを筆頭に日本の安全保障はそっちのけで、この機にいっそう中国市場にのめり込み利益追求にひたすら勤しむものさえいる。日本企業はこれまで多かれ少なかれ技術詐取や知的財産権の剽窃の被害に遭ってきたにもかかわらず、トランプ政権のように決然とそれを批判するわけでもなく、むしろ貿易・技術供与・資金援助等を促進する方向に動いているように見える。日本国内の主要大学もナチスを超えるほどの蛮行を継続中の脅威に対して批判するでも、リスクや防衛を研究するでもなくただ見て見ぬふりを決め込んでいる。
また日本政府(財務省)は、中国経済の大減速、イギリス・ブレグジットの合意無き離脱、ドイツ銀行の天文学的負債等々の危機的世界状況に直面し、日本経済も不況局面に突入している最中、財政破綻の危機もなく、緊急に全世代型の福祉・教育の保全を急ぐ必要も無く、国債を発行しても防衛費の拡充や防災と第4次産業革命を支えるインフラ基盤整備が急務な時に、財政を緊縮し、日本経済を継続的なデフレに誘導する消費増税を敢行しようとしており、まさに暴風雨に向かう中での自殺行為を行おうとしている。
現在、香港では「逃亡犯引渡し条例」の撤廃を求めて百万~二百万という空前の規模のデモが発生し、命がけで中国共産党の脅威に対抗している。これに呼応して世界各地でもそれを支援するデモや集会が開催され、ようやく当該条例の延期が発表されたが、なお香港の状況は予断を許さず、民主化を求める大規模デモは続いている。
こうしたなか日本は、GHQの統制下に制定された日本国憲法で謳われる基本的人権と戦後展開されてきた「洗脳教育」をバックとして、恐ろしい共産主義国の人権侵害を批判しない「自由」、その範囲で利益追求に邁進する「自由」、国益・国防・安全保障を考えない「自由」をいまだに謳歌しているように思われる。この「似非自由」を打破するには、体制的に構築されてきた戦後の「洗脳システム」から脱却する以外に近道は無い。
危機は益々逼迫するが、それを報じるインターネットや言論人も国の内外にわたって益々増え、覚醒する人々もその数を増している。強大な軍事力・経済力を有しながら自国民はもとよりチベット・ウィグル民族への人権抑圧を続け、今や沖縄や北海道にも触手を延ばしている独裁国家の軍門に下るか、令和の新元号のもと本来の日本を取り戻し、連綿と続いてきた君民共治の伝統を守り、自然と共存する文化を慈しみながら自立・共助の精神を発揮して尊敬しあえる社会を維持してゆけるか、今はその岐路に立たされているのである。そのためにこそこれまで述べてきた歴史のカラクリや隠されてきた史実を知り、真に独立した国柄を取り戻して民主諸国との同盟を強化し、ともにこの未曾有の脅威から国土・国富・国民を守っていかなければならない。』

さて、これまでに、マルクスに至るまでの「ドイツ思想」に決定的な影響を与えた、「キリスト教神智学(Christian theosophy)」または「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」として知られる、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)について確認してきましたが、

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

カール・マルクス
それに続いて今度は、“悪”についてのベーメの思想の影響を受けたイマヌエル・カントの“悪”についての思索を確認しているところになります。

イマヌエル・カント
因みに、ベーメの言っていたことというのは、次のようなもので。。。
〇 人類は、神の恵みの状態から、罪と苦しみの状態に堕ちた
〇 悪の力には神に反抗した堕天使も含まれている
〇 神の目標は世界を恵みの状態に回復させることである
これが意味することは、世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである、ということになります。
他方、カントの言っていたことというのは、次のようなものでした(→☆無学の靴職人が妄想したにすぎない“悪”)。
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない

それでは、昨日に続きまして、次の論文を参照させて頂き、カントが“悪”をどのように捉えていたのかを確認して参りましょう。

☆『カントと悪の問題』 小倉 貞秀
『 4.悪の根拠
・・・さて人間における「悪の根拠」を「人間の感性やそれから生じる自然的な傾向性」のうちに置かれえないとしたカントは次に人間を構成する理性のうちに邪悪な要素が認められうるであろうか、と問う。人間は理性的にして感性的存在者である。だから感性のみを有して理性をもたない存在者は動物一般である。こうした存在者のみに悪の根拠を見いだすことは、既に述べられたように不可能である。ところが人間は本来理性を有する主体であると定義される以上は、当然道徳的責任の帰せられる存在である。しかしもしこうした存在のうちに「悪の根拠」が求められるとすれば、責任の存在理由の根底に存する「道徳法則」の「威信 Ansehen 」は絶滅され、法則から生じる責任は否認されることになり、ここに支配するのは「邪悪な理性 boshafte Vemunft 」ということになろう。理性の働きについて、それを「邪悪jとか「道徳的に立法する理性の腐敗」(VI,35)とか語る表現は、道徳法則と密接な関連を有する「実践理性(純粋意志)」に対して余りにもあるべからざる表現であろう。したがってカントは「邪悪な理性」を換言して「端的な悪意志」と括弧に入れている。これは『基礎づけ』において述べられた「善意志」と全くの反対概念である。
さて以上の点を総括して言えば次のようになる、「したがって人間における道徳的 ― 悪なるものの根拠を定めるためには、感性は含むところ余りに少ない。なぜなら感性は自由から発源しうる動機を除去することによって、人間を単に動物的なものにしてしまうからである。しかしこれに反して道徳法則から放免された、いわば邪悪な理性(端的に悪なる意志)は含むところが多すぎるが、それはなぜかというとそれによって法則そのものに対する反抗が動機へと高められ(けだしあらゆる動機なしには意志決定は不可能であるから)、かくして主体は悪魔的存在者とされてしまうであろう。…しかしこの両者のいずれも人間には適用されることはできない」(VI 35)。もし両者がいずれかに適用されたとすれば、人間以外のものに及ぶことになろうが、一つは理性をもたない単なる感性的存在者、一つは単なる「邪悪な理性」のみを有する存在者、いわゆる「悪魔的存在者」であろう。これらは人間を構成する二つの要素、すなわち感性と理性とのそれぞれを分離して、単独の存在者を考えるのであって、それらをもって人間の悪の根拠とすることはできない。それでは一体人間における「悪の根拠」は何処に存するであろうか。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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