2021-02-16 (Tue)

本日のキーワード : からくり、戦前の日本、ユダヤの理想
からくりとは、日本における古い時代の機械的仕組みのこと。漢字では絡繰、唐繰、機巧、機関、機、械、関などさまざまに表記される。からくりが文化的に開花したのは江戸時代で、その独自性によって国際的にも注目されている。欧米のオートマタ(歴史的な自動装置・自動人形)研究においても、日本語のまま「karakuri」とローマ字表記されるようになった。語源については、「糸を引っ張って動かす」という意味の「からくる」という動詞の連用形の名詞化といわれ、16世紀後半頃から用例が確認されている。
本日の書物 : 『あるユダヤ人の懺悔「日本人に謝りたい」(復刻版)』 モルデカイ・モーゼ 沢口企画
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 日本にいていろいろと著作その他で活躍しているユダヤ人は、戦後の日本しか知らないのである。しかし、【真の日本の世界に冠たる長所】は、残念ながら戦後の日本にはもはやないのである。ということは、【戦前までの日本には存在した】ということである。

この事実を全く知らずに若いユダヤ人達は、日本でさも得意顔で日本のウィークポイントと思われることを槍玉にあげて優越感に浸っている。私が悲しむのは、これら若いユダヤ人達が自分達【ユダヤ人の理想とするものが何であるか】さえ知らないということだ。
そのような状態であるから、彼らは自分達【ユダヤ人の真の理想とするもの】が【戦前の日本にあった】ということなど全く知る由もない。日本人が黙って君たち若いユダヤ人の能書きを拝聴している理由が分かったことであろう。全く問題にしていないのである。反論するにも値しないということだ。

ただ例外は、日本にしばらくいたことのあるラビのマーヴィン・トケイヤーであろう。彼は『日本人は死んだ』という本を著わし、それは日本でベストセラーになったものであるが、この中でトケイヤーは【ユダヤ人の真に理想とするものが戦前の日本には多々あった】とし、それが戦後全く失われてしまったのを非常に悔んでいるのである。』

カントの「悪の根拠」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「陰謀論」と「陰謀」とを区別が出来ず(あるいは知っていて加担している?)、ある連中にとって、非常に都合が悪いことを“十把一絡げ”に「陰謀論」だとレッテルを貼ってしまう「似非保守とおパヨク」とは違って、今現在起こっている出来事を、どのように見ていけば良いのかという“新たな視点”を提供して下さる書物で、一方通行の偏狭な物事に対する見方から抜け出し、より全体を俯瞰する見方を獲得するヒントが得られるお薦めの良書となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 465,994(464,768)÷27,129,452(27,077,450)=0.0171・・・(0.0171) 「1.71%(1.71%)」

イタリア : 92,002(91,580)÷2,655,319(2,644,707)=0.0346・・・(0.0346) 「3.46%(3.46%)」

日本 : 6,601(6,507)÷408,545(406,975)=0.0161・・・(0.0159) 「1.61%(1.59%)」


☆【日本語訳】 U.S. DEPARTMENT of STATE / Fact Sheet : Activity at the Wuhan Institute of Virology (米国務省 / ファクトシート : 武漢ウイルス研究所での活動)
それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで、「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

☆『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(4)』筒井正夫
それでは早速見て参りましょう。
『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点
剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(4)
おわりに
以上、識者には常識となっていることまでも、あえて私の拙い思想遍歴を開示しながらマルクス主義の問題点とそれからの脱却のポイントを示してきた。それは、これだけインターネットが発達し、学界の通説以外の諸情報を入手できる今となっても、若い世代の中にさえ共産主義国家の蛮行の実態を知らず、いまなおGHQの洗脳から抜けだせず、「洗脳教育」によって植付けられた左翼的世界観のなかで日本に誇りを持てず、ただ既存政治や権力を批判するばかりで、共産主義の脅威が内外に横溢しているというのに、その真の恐ろしさを直視せず国防に鈍感で無防備な者がいるからである。
彼らのなかには確信犯的に我国を中華人民共和国や北朝鮮のような社会に変えていこうとする者もいるが、多くは、国際金融資本と連携した共産主義者の「敗戦革命」路線やGHQの日本弱体化に向けた全社会的な洗脳政策について、まったく無知で、私の知る優秀な若手の歴史研究者でさえ江藤淳の『閉ざされた言語空間』を知らない者がなお少なからずいるからである。彼らは、純粋に社会的矛盾に敏感で正義感が強く、それだけに社会主義・共産主義の表面的な理想主義に迷わされている。何とか次代を担う彼らにこの歴史のカラクリに気づいてほしい、それが本稿執筆の大きな動機の一つであった。
現在、資本主義先進諸国では労働問題よりも文化の領域に焦点が当てられて、資本主義社会の格差や差別、さらに歴史認識に焦点を当てて国民の素朴な愛国心を砕き、その時々の時代状況を無視して「侵略国家」としてののしり、自国の歴史を自ら侮蔑し、卑下し、やがて自ら破壊していくような心性に誘導することが、フランクフルト学派の批判理論やグラムシの陣地戦の応用として実践されている。
「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」そして最近の「徴用工問題」等が、それを否定する幾多の実証的な研究が積み重ねられて提示されても、繰り返し日本 ─ 中共 ─ 韓国・北朝鮮、そしてアメリカの左翼勢力が連携して、記念館や記念像を建設し、映画やメディア、さらに教育機関にまで拡散して宣伝を続けているのは、無垢で真実を知らされていない学生や市民、そして企業人までも「洗脳」し、日本の国と国民の尊厳を著しく貶め、いわれのない贖罪意識を植えつけることによって道徳的・権威的に優位に立ち、「これだけひどいことをしたのだから償いは当然」とばかりに経済支援や技術移転や補償を要求したり、様々な経済交渉でも優位に立って条件闘争を勝ち取っていくためにほかならない。ここでも、戦勝国は敗戦国に何を主張しても許され、逆に敗戦国から戦勝国への批判や反論は一切許さないような閉塞した秩序が、戦後長らく維持されてきたといってよい。占領期の検閲は、こうしてまだ生き続けているのである。』

さて、これまでに、マルクスに至るまでの「ドイツ思想」に決定的な影響を与えた、「キリスト教神智学(Christian theosophy)」または「ベーメ神智学(Boehmian theosophy)」として知られる、ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)について確認してきましたが、

ヤーコプ・ベーメ(ヤコブ・ベーメ)

カール・マルクス
それに続いて今度は、“悪”についてのベーメの思想の影響を受けたイマヌエル・カントの“悪”についての思索を確認しているところになります。

イマヌエル・カント
因みに、ベーメの言っていたことというのは、次のようなもので。。。
〇 人類は、神の恵みの状態から、罪と苦しみの状態に堕ちた
〇 悪の力には神に反抗した堕天使も含まれている
〇 神の目標は世界を恵みの状態に回復させることである
これが意味することは、世界は本来壊れているものであり、それを直すことができるのは正しい者だけである、ということになります。
他方、カントの言っていたことというのは、次のようなものでした(→☆無学の靴職人が妄想したにすぎない“悪”)。
たとえ世界を直すことができなくても、私たちは常に世界を直すことができると仮定して行動しなければならない

それでは、昨日に続きまして、次の論文を参照させて頂き、カントが“悪”をどのように捉えていたのかを確認して参りましょう。

☆『カントと悪の問題』 小倉 貞秀
『 4.悪の根拠
以上「人間の本牲における善への根源的素質」について述べられたのであるが、性善説の立場に立てば当然本性には生得的に悪が存するとは承認しえないであろう。したがって「悪」は自然素質とは異なって人間自身によって獲得され、招かれたものとする以上は、悪は人間の自由意志のなせる業でなくてはならない。人間の自由意志の向かう心情の内面に存するのはみずからの格率の採用である。「人間が悪であるとの命題の意味は次のようである。すなわち、人聞は道徳法則を意識していても、それなのにこうした法則からのその時折の背反をみずからの格率のうちに取りあげている、と」(Vl,32)。「ところでこうした傾向はそれ自身道徳的に悪であるとして、したがって自然素質としてではなく、人間にその責任が帰せられうるものとして見られるから、この傾向はしたがって随意志の反法則的格率のうちに当然存立することになる」(ib.)。こうした法則に反した格率を採用する存在者の悪の生じる根拠は何処に存しているのか。そこでまず悪の根拠が問題となる。
さて通常、悪の生じる理由を述べるさいに「人間の感性やそこから発生する自然的傾向性」のうちにそれを求めようとする見解があるが、カントはそれを拒否する。なぜなら「悪への傾向は主体の道徳性にかかわり、したがって自由に行為する存在者としての主体のうちに見いだされるからである」(Vl,35)。自由に行為する道徳的主体としての存在者である以上、これを無視して、感性のみの存在者を考え、それのみに悪の根拠を求めることはできないのである。「これら自然的傾向性は悪とは何ら直接の関係をもたない」し、むしろ「自然的傾向性はそれ自身においてみれば善であり、すなわちそれらは拒否されえないものであり、そしてそれらを根絶しようとするのは、ただ無益で、あるばかりではなく、有害で、非難さるべきでもあろう」(VI,58)。

フリードリヒ・シェリング
☆バイデンとかハリスという“悪”の捨て駒
カント以後のドイツ観念論哲学のうち人間的自由の問題に関して悪への自由を強調して、「悪の根拠」について上にあげられたような「感性」にその原因を求める見解を拒否したシェリングに注目する必要があろう。シェリングによれば「悪の唯一の根拠は感性 Sinnlichkeit に、あるいは動物性 Animalitat に、あるいは地上的原理に存する」という考え方は拒否されねばならない。悪の根拠を感性的なものに求める考え方はシェリングにおいて、さまざまな形において拒否されている。「感性、すなわち外的印象に対する受動的態度が一種の必然性をもって悪しき行為を惹き起こすと仮定しでも、人間はこれらの行為においてそれ自身単に受動的にあるにすぎないであろう。すなわち、悪は人間に関しては、つまり主観的には何の意味をももたないであろう。そして自然のままの本牲の規定から結果するものは客観的にもまた悪くはありえないから、悪は全くどんな意味をももたないであろう。」 こうした悪の根拠を感性的原理に求める見解がカント同様シェリングにおいても見られるわけであるが、しかしシェリングはカントの教説を次のごとく見なしている。すなわち、自由は感性的欲求や傾向性よりまさっての叡知的原理の単なる支配に存し、そして善は純粋理性より来たる」という教説である。こうした教説に対してシェリングは語る、「悪は有限性の原理そのものから結果するのではなくして、中心との親和にもたらされた暗黒の原理、あるいは我性的な原理から結果する」と。ここには実在的原理と観念的原理との二元性がある、人間においての意志の二元性がある。「人間のうちには暗黒の原理の全力が存する。そしてまさしく同じ人間において同時に光の全力が存する。」 人間をして暗い根拠のうちに居らしめようとする暗黒の原理を光明の原理へと変貌させようとするとき、精神は人間をして闇から光へと立ち昇らせようとする。ここでは「精神は光と闇とを支配している。」 つまりは暗黒の原理と光明の原理とを支配して、両者を結合せしめて、同一性を保持しておれば、「永遠なる愛の精神」が支配する。つまり両原理の同一性・保持において愛の精神の支配が認められるのである。
以上のようにシェリングは実在論と観念論との二元論を同一性によって捉えようとしている。そして彼は両原理の統一点として「一つの本質 ein Wesen 」を考えている。それは「根元底 Urgrund 」とも言われるものであるが、こうした究極点がつまりは両者の「無差別」から、いかにして二元論が生じてくるのか、そうした論理的究明はシェリングから聞くことはできなかった。人間的自由の本質の究明において、窮極的に神秘的な領域に陥らざるをえなかった。シェリングにおける形而上的世界はやはりわれわれもカント的立場から見れば独断的と言わざるをえないであろう。以上シェリングと形而上学の問題については別稿において究明されるであろう。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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