2021-01-07 (Thu)

本日のキーワード : 一元論、二元論、多元論
一元論(いちげんろん、英: monism、仏: monisme、独: Monismus)とは一つの実体から現実が成り立っていると主張する形而上学の諸学説を指した用語である。
これに対応する反対の見解を示した学説に実在を二つに区別する二元論(dualism)や実在に対して数的な規定を行わない多元論(pluralism)がある。
本日の書物 : 『百田尚樹の日本国憲法』 百田 尚樹 祥伝社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 その後、1隻が海上で停止しました。おそらく機関トラブルか何かだったのでしょう。そして「みょうこう」の隊員が立ち入り検査をすることになりました。当時、【世界の海軍では相手の船を撃沈するのが当然の手段】であり、【乗り込んで立ち入り検査をすることはありません】。しかも、【命令を受けた24人の隊員は、拳銃すらろくに持ったことがなかった】そうです。
そんな隊員が拳銃を持って不審船に乗り込み、場合によっては銃撃戦になるかもしれない。しかし、「みょうこう」艦内には【防弾チョッキが装備されていなかった】のです。そこで【艦内にあった『週刊少年マガジン』などの雑誌を体に巻きつけて、防弾チョッキ代わりにした】のです。しかし、隊員が乗り込もうとした時に、【不審船】は【再び動き出して逃走】。そのまま防空識別圏を越えたため、自衛隊の追跡は終わりました。
この事件では1人の隊員も犠牲にならずにすみました。しかし【不審船には拉致された日本人が乗っていた可能性がある】と言われています。もし第九条の足枷がなく、【自衛隊が十分な装備で対応を行うことができたら、日本人を救えたかもしれない】のです。仮に【日本人が乗っていなかったとしても、北朝鮮に対する牽制になった】でしょう。【日本の領海に入るのは危険だと思わせることができた】わけです。これもまた【抑止力】です。
私は、ある法律の専門家に「不審船の甲板に拉致された日本人がいて、助けを求めたら、自衛隊は救助のために攻撃できたのか」と聞いたことがあります。具体的には、船のエンジンを銃撃して停船させるわけです。専門家は、それでも攻撃はできないと答えました。その理由は第九条にあります。相手からの攻撃、この場合は発砲がなければ攻撃できない、と。
【目の前で拐われている自国民を救えない憲法のどこが「平和憲法」なのでしょうか】。』

事実を尊重するひとびとの受けいれる原則
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、「マルクス主義」と同様に我が国を蝕み、さらには日本国民の生命と安全を守らない口実を与える根拠となっている「THE・日本国憲法」の、どこがどう問題で、なにがどれほど異常なのか、が簡単に理解できる良書で、いわゆる「おパヨクの砦」である「THE・日本国憲法」を廃止し、本来あるべき「天皇陛下がしらす日本国の憲法」を新たに創設するためにも、知っておきたい事実が数多く紹介されているお薦めの良書となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 344,525(341,059)÷19,906,569(19,674,100)=0.0173・・・(0.0173) 「1.73%(1.73%)」

イタリア : 74,159(73,604)÷2,107,166(2,083,689)=0.0351・・・(0.0353) 「3.51%(3.53%)」

日本 : 3,279(3,243)÷235,791(231,271)=0.0139・・・(0.0140) 「1.39%(1.40%)」

During the mid-1980s, the wealth of the bottom 90% began a nearly 4 decade downtrend.
— Kanekoa (@KanekoaTheGreat) December 7, 2020
Policy failures of this group, led to the top 330,000 Americans becoming wealthier than the bottom 300,000,000 Americans.
President Trump is reversing their failures & putting America First.🔻 pic.twitter.com/8NqWZ6VeTl
さて、カール・マルクスのユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じたイデオロギーである「マルクス主義」は、その後も表向きの形を変ながら、現代においても“辛うじて”生き残っていますが、
イギリス労働党は反ユダヤ主義を理由にコービン氏の党員資格停止。メディアの皆さんが昨年、次に英首相になるのはコービンだと言い続けてきたことを私は忘れない。なおコービンはハマスとヒズボラを「友達」と呼び、両者に篤く支援されてきた親イスラム過激派でもある。https://t.co/c6NUmm42Xe
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA (@IiyamaAkari) October 30, 2020
今回の「2020年米大統領選」を廻る混乱も、中国共産党(CCP)が「中華式革命の輸出」を、過去何十年にもわたって行ってきたことで生じているものになります(☆自由民主主義国で全体主義を推し進める悪玉は誰???)。
その証左が、アメリカで推し進められてきた、“ポリコレ”、「ポリティカル・コレクトネス(political correctness)」で、そのそもそもの生みの親こそが、中国共産党(CCP)の毛沢東でした。

毛沢東
そして、その“ポリコレ”を助長してきたのが、アメリカのメインストリーム・メディア(MSM、mainstream media)でした。
で、私たち一人ひとりにとって大切なことは、「社会主義社会」の後にやってくるものこそが「共産主義社会」である、と妄信し、ひたすら、その実践を宗教的ドグマ(教義)として試み続けている危険極まりない連中が存在している、という現実(もはや隠そうともしてませんがw)を幅広く認識する必要があるということです。
【図解:悪いヤツ】 https://t.co/RvdWjN48hS
— ゆきつきはな🇺🇸正義は死なず! (@iiwakoiwa2323) November 22, 2020
以上のことを踏まえた上で、「社会主義社会」と「共産主義社会」の違いを理解できる、非常に参考となる動画がこちら(↓)になりますので、ぜひ御覧下さいませ💗
それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで、「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

☆『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(2)』筒井正夫
それでは早速見て参りましょう。
『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点
剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(2)
Ⅱ 唯物史観とその問題点
ここでは剰余価値学説とともに社会主義・共産主義的世界観の根幹をなす今一つの柱である唯物史観について、その概要をまず示し、その上で問題点を検討しよう。・・・
2 問題点
以上、唯物史観の内容を概説し、未曾有の影響力を持ちえた理由の一端を考察してきた。だが、この唯物史観は多大な問題をはらんでいる。次にそれを、1)・2)・3) の内容に即して検討していこう。
(1)下部構造の上部構造規定論について
・・・歴史的に見ても、封建制下の諸制度や法制が、人々を身分制下に緊縛し職業選択の自由を奪い、自由な農作物の栽培や自由な経済活動を制限する。資本主義体制下においても、時々の経済政策がいかに経済の実態をドラスティックに変容させるか、公共需要創出のケインズ政策、戦時統制経済政策、昨今のアベノミクス、消費増税の影響等を見れば得心が得られよう。
そして最も上部構造の政治体制や政策が直接的に実体経済に著しい影響を及ぼすものこそ、ほかならぬ社会主義体制下での計画経済であるというパラドクスをマルクス主義者はどれほど自覚しているのだろうか。だが、計画経済を実施するためには国民の消費の動向を把握しなくてはならない。個々の国民の消費の嗜好、流行、ニーズの中身等々、をどうやって把握するのか。様々なデータ調査を駆使して、それらはようやく概観が把握できるかもしれない。しかし、マルクス主義者は、そうした人間の上部構造に関する心的・精神的・文化的側面に関して著しく関心が薄い。しかも唯物史観のもとでは上部構造の下部構造への影響力の甚大さを自覚的に認識できていない。

カール・マルクス
そうすると、国民の生活に直結する消費の動向を正確に把握しえないまま、科学的需要調査も議会や種々の委員会等を通した国民の意向をくみ取ることも行わず、共産党幹部の政治的思惑に従って、安易に様々な経済政策が計画経済の名のもとに強権的に断行される危険性が極めて高くなる。国民の多様な消費動向や生活水準、生産能力と乖離した極端な工業化や農業生産増強政策が強行され、反対者はことごとく弾圧され、その結果国民経済が大打撃を受け、経済や生活そのものを破壊して多数の餓死者さえ生み出してしまうという悲劇が現出した。こうして下部構造の上部構造への規定性を強調する者が、労働者独裁権力という最強の上部構造を用いて下部構造に決定的影響を与え、史上空前の規模で民衆に惨禍を与え続けていくという悲劇が生み出されたのである。』

それでは本日の最後になりますが、昨日に続きまして、アイザイア・バーリンが提唱した「消極的自由」(~からの自由)と「積極的自由」(~への自由)について語った、1958年10月31日にオックスフォード大学での就任講演の内容を御紹介させて頂きたいと思います。


アイザイア・バーリン


『 二つの自由概念
一と多
・・・一元論(モニズム)、唯一の標準への信仰が、つねに知性ならびに感情にとり深い満足の源泉となってきたという事実をとくに強調する必要はあまりあるまい。判断の基準が、十八世紀の啓蒙哲学者(フィロゾーフ)たちおよび現代におけるその技術主義的継承者たちの場合のように、将来における完成状態から求められるか、あるいはドイツの歴史主義者、フランスの神政主義者、英語国の新保守主義者などの場合のように、過去 ―― “大地と死者たち 〔la terre et les morts〕” ―― に根ざすものとされるかは問わず、もしそれがあまりにも柔軟性を欠いたものであるとしたら、いずれはその規準のあてはまらないような思いもよらぬ人類の進展に当面せねばなるまい。
そのときには、その規準はプロクルステス 〔 Procrustes 〕 のア・プリオリな蛮行 ―― 大部分は想像による過去、またその全部が想像である未来についてのわれわれの誤りやすい理解から指示される固定的なパターンに、現実の生きている人間社会を解剖して押し込むという ―― を正当化するのに利用されるであろう。人間生活を犠牲にしてわれわれの絶対的な範疇なり理想なりを維持することは、同様にまた科学や歴史の原理にもそむくことである。今日そうした態度は、右翼にも左翼にもひとしく認められる。それは、事実を尊重するひとびとの受けいれる原則とは和解させがたいものである。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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