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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  世界史 >  中共(CCP)の海洋進出に立ちはだかる国々 ~ 中共(CCP)の終わりの始まり(笑)

    中共(CCP)の海洋進出に立ちはだかる国々 ~ 中共(CCP)の終わりの始まり(笑)

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    本日のキーワード : 海洋国家、大陸国家、中共(CCP)



    海洋国家(かいようこっか、英: Maritime nation)とは大陸国家に対置される地政学的概念である国土全体あるいは大部分が海に囲まれている国家あるいは海との関わり合いの大きい国家のことをいう海洋国と表記されることもあるなお必ずしも島国や半島といった地理的な条件を要するわけではない

    本日の書物 : 『日本人に忘れられた ガダルカナル島の近現代史』 内藤 陽介 扶桑社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 当初、【中共の海洋進出】は太平洋の沿岸部を西側に回り込み、インド洋方面へと向かっていたが、1990年代末になると、その関心は、太平洋の沿岸部から南下し、【オセアニア方面】にまで向いていくようになる

     南太平洋において最大の海軍力を有しているのは、いうまでもなく【オーストラリア】で、これに【ニュージーランド】が続くが、広大なオセアニア地域をこの両国のみですべてカバーするのは不可能である。

     そこで、【重要な役割】を担っているのが【フランス】である。





     日本では意外と知られていないことだが、【フランスは世界第2位となる1100万平方キロのEEZ(排他的経済水域)を有する海洋国家】(ちなみに、1位は米国の約1135万1000平方キロ)、太平洋上には、①仏領ポリネシア(タヒチ、マルキーズ諸島など)、②ウォリス・フトゥナ(ハワイからニュージーランドの約3分の2あたりに位置する環礁)、③ニューカレドニア、④クリッパートン島(2007年2月22日に仏領ポリネシアから分離。メキシコ沖の無人島)、の4カ所の海外領土を有し、そこでは約定50万人が生活している。』

    日の丸

    マルクス主義者には、ゼッタイに理解できないこと


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、かつての大日本帝国がその地政学上の重要性を理解していた南太平洋の島々に対してもはや全世界共通の敵となった中国共産党(CCP)が現在どのような工作を行っているのかが理解できる良書になります。

    読書6-8

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    sarzfsdes.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 334,361(329,798)÷19,248,978(18,726,960)=0.0173・・・(0.0176) 「1.73%(1.76%)」
    sarzfsdes1.jpg

    イタリア : 72,370(71,359)÷2,056,277(2,028,354)=0.0351・・・(0.0351) 「3.51%(3.51%)」
    sarzfsdes2.jpg

    日本 : 3,152(3,004)÷223,786(214,574)=0.0140・・・(0.0139) 「1.40%(1.39%)」
    sarzfsdes3.jpg




















    さて、カール・マルクスユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じたイデオロギーである「マルクス主義」は、その後も表向きの形を変ながら現代においても“辛うじて”生き残っていますが、


    今回の「2020年米大統領選」を廻る混乱も、中国共産党(CCP)が「中華式革命の輸出」を過去何十年にもわたって行ってきたことで生じているものになります(自由民主主義国で全体主義を推し進める悪玉は誰???)。

    その証左が、アメリカで推し進められてきた“ポリコレ”「ポリティカル・コレクトネス(political correctness)」で、そのそもそもの生みの親こそが、中国共産党(CCP)の毛沢東でした。

    毛沢東 5
    毛沢東



    そして、その“ポリコレ”を助長してきたのがアメリカのメインストリーム・メディア(MSM、mainstream media)でした。



    で、私たち一人ひとりにとって大切なことは、「社会主義社会」の後にやってくるものこそ「共産主義社会」であると妄信しひたすらその実践を宗教的ドグマ(教義)として試み続けている危険極まりない連中が存在しているという現実(もはや隠そうともしてませんがw)を幅広く認識する必要があるということです。


    以上のことを踏まえた上で、「社会主義社会」と「共産主義社会」の違い理解できる非常に参考となる動画がこちら(↓)になりますので、ぜひ御覧下さいませ💗



    それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

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    『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(2)』筒井正夫

    それでは早速見て参りましょう。

    『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点

    剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(2)

    Ⅱ 唯物史観とその問題点

     ここでは剰余価値学説とともに社会主義・共産主義的世界観の根幹をなす今一つの柱である唯物史観について、その概要をまず示しその上で問題点を検討しよう。・・・

    2 問題点

     以上、唯物史観の内容を概説し未曾有の影響力を持ちえた理由の一端を考察してきただがこの唯物史観は多大な問題をはらんでいる次にそれを、1)・2)・3) の内容に即して検討していこう

    (1)下部構造の上部構造規定論について

     ・・・また現代においてもこうした日本人がものや自然との間で長年培ってきた情の力・直観力・ひらめき・共感力・信用等は、合理性・効率性・論理的思考以上に「和」による組織運営や人間関係、国際関係そして創造性を産みだすものとして評価されている。

     しかしながら唯物史観においては物質的生産諸力とか物質的生活という心的・精神的要素をあらかじめ捨象した概念を提示した上でその物質である土台が捨象したはずの心理や精神といった上部構造を規定していると主張するのであるこのような分析手法は科学分析における一種のトリックと言わざるを得ないであろう。


    カール・マルクス
    カール・マルクス

     ところが日本においては、マルクス主義者による日本資本主義分析が本格化した大正中期(1920年代)以降すでにこうした心理的精神的要素を組み込んだ工芸品の評価を行っていた人物がいる柳宗悦である。柳は、民衆が造る工芸品のなかに、使う者への配慮と巧みな工人の手業から生み出された、丈夫で使いやすく飽きない模様と形状・質感を備え、素朴で味わい深い健康な「用の美」を見出し、全国各地の民衆的工芸品を発掘し評価し、その存続と発展に尽力した。柳は、そうした民衆的工芸品の美しさを捉える際に、唯物的でも唯心的でもなく「物心一如」の眼で見るべきことを説いているが、その含意を次のように説明している。

    柳宗悦(やなぎむねよし)
    柳宗悦(やなぎむねよし)

    「今まで物を讃えると、唯物主義と謗られたり、物を仰ぐと偶像だと貶せられたりしたが、しかしそれは唯心主義の行き過ぎで、「心」と「物」とをそんなに裂いて考えるのはおかしい。心は物の裏付けがあってますます確かな心となり、物も心の裏付けがあって、いよいよ物たるのであって、これを厳しく二つに分けて考えるのは自然だとはいえぬ。物のなかにも心を見ぬのは、物を見る眼の衰えを語るに過ぎない。唯物主義に陥ると、とかくそうなる。同じように心のみ認めて、物をさげすむのは心の見方への病に由ろう。」

     こうした観点からの民芸の美や品質の特質などは当時日本資本主義論争に明け暮れていたマルクス主義者には無縁で全国各地に残る手仕事の民芸品などは前近代的な生産様式の遅れた分野としてほとんど注目さえされなかったといってよい。』




    資本主義・社会主義11

    それでは本日の最後になりますが、昨日に続きまして、アイザイア・バーリンが提唱した「消極的自由」(~からの自由)「積極的自由」(~への自由)について語った、1958年10月31日にオックスフォード大学での就任講演の内容を御紹介させて頂きたいと思います。

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    アイザイア・バーリン
    アイザイア・バーリン

    自由論【新装版】 

    これ 女性

    『 二つの自由概念

    一と多

    ・・・検閲とか私的な道徳とかをを取締る法律に対してこれを人格の自由の許しがたい侵害であると抗議することはそのような法律が禁じている活動はよき社会においては(いや実際にいかなる社会においても)人間としての人間の基本的な要求であるという信念を前提としている





    これに対しそのような法律を擁護することはこれらの要求が本質的なものではなくそれを実現するためには実は個人的自由よりも深い要求を満足させるもっと高次の別の価値を犠牲にすることにならざるをえないその価値の高低はたんに主観的な規律によってではなくある客観的な状態 ―― 経験的あるいはア・プリオリな ―― を要求するところの規準によって決定されるのだと主張することである。』


    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。





    続きは次回に♥




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