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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  世界史 >  中共(CCP)海軍は、“沿岸警備隊”でした(笑)

    中共(CCP)海軍は、“沿岸警備隊”でした(笑)

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    本日のキーワード : 沿岸警備隊、中共(CCP)海軍



    沿岸警備隊(えんがんけいびたい、英: Coast Guard)海洋や内水域(河川・湖沼)での哨戒・警備救難活動を行う組織


    本日の書物 : 『日本人に忘れられた ガダルカナル島の近現代史』 内藤 陽介 扶桑社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 ここで、【中共が南太平洋に進出するに至った経緯】について、平間洋一の研究をもとに、簡単にまとめておこう。

     1949年中華人民共和国の建国が宣言された当初【中共は海軍力をそれほど重視していなかった】



     もともと、【中共の事実上の国軍】である【中国人民解放軍(正確には中国共産党の軍事部門)】は、その名のとおり、人民戦争、すなわち【ゲリラ戦理論を背景としてきた】。したがって、当初の【人民解放軍】は【あくまでも陸軍が中心】であり、海軍はあくまでも陸軍を補佐し、本土を防衛するためのものという位置付けであった。実際、1970年代までは、建国直後の1950年8月に開かれた海軍建軍会議で定められた「海軍の主たる任務は地上軍との協力であり、このため多数の軽快小型艦艇を装備する」との方針が忠実に守られていたため、【中共海軍】は【外国の沿岸警備隊程度】と揶揄されることも少なくなかった。



     当然のことながら、【この時代の中共には海洋進出という発想はほとんど存在しない】。』

    日の丸

    衝突・葛藤の可能性を完全に排除することなどできません!


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、かつての大日本帝国がその地政学上の重要性を理解していた南太平洋の島々に対してもはや全世界共通の敵となった中国共産党(CCP)が現在どのような工作を行っているのかが理解できる良書になります。

    読書 5-26

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

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    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 328,095(324,674)÷18,586,874(18,348,619)=0.0176・・・(0.0176) 「1.76%(1.76%)」
    gdhsjjxcolpp1.jpg

    イタリア : 70,900(70,373)÷2,009,317(1,991,378)=0.0352・・・(0.0353) 「3.52%(3.53%)」
    gdhsjjxcolpp2.jpg

    日本 : 2,967(2,920)÷210,743(207,001)=0.0140・・・(0.0141) 「1.40%(1.41%)」
    gdhsjjxcolpp3.jpg

























    さて、カール・マルクスユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じたイデオロギーである「マルクス主義」は、その後も表向きの形を変ながら現代においても“辛うじて”生き残っていますが、


    今回の「2020年米大統領選」を廻る混乱も、中国共産党(CCP)が「中華式革命の輸出」を過去何十年にもわたって行ってきたことで生じているものになります(自由民主主義国で全体主義を推し進める悪玉は誰???)。

    その証左が、アメリカで推し進められてきた“ポリコレ”「ポリティカル・コレクトネス(political correctness)」で、そのそもそもの生みの親こそが、中国共産党(CCP)の毛沢東でした。

    毛沢東 5
    毛沢東



    そして、その“ポリコレ”を助長してきたのがアメリカのメインストリーム・メディア(MSM、mainstream media)でした。



    で、私たち一人ひとりにとって大切なことは、「社会主義社会」の後にやってくるものこそ「共産主義社会」であると妄信しひたすらその実践を宗教的ドグマ(教義)として試み続けている危険極まりない連中が存在しているという現実(もはや隠そうともしてませんがw)を幅広く認識する必要があるということです。


    以上のことを踏まえた上で、「社会主義社会」と「共産主義社会」の違い理解できる非常に参考となる動画がこちら(↓)になりますので、ぜひ御覧下さいませ💗



    それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

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    『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(2)』筒井正夫

    それでは早速見て参りましょう。

    『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点

    剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(2)

    Ⅱ 唯物史観とその問題点

     ここでは剰余価値学説とともに社会主義・共産主義的世界観の根幹をなす今一つの柱である唯物史観について、その概要をまず示しその上で問題点を検討しよう。

    1 概説

     マルクス唯物史観の概要公式化して示した『経済学批判』(武田隆夫他訳、岩波文庫)の序文の文章を掲げよう。本文は区切りの無い一続きの文章であるが、内容をわかりやすく示すために三つの段落に区切りそれぞれ 1) 2) 3) と記号を付して書き表した

     わたくしにとってあきらかになり、そしてひとたびこれをえてからはわたくしの研究にとって導きの糸として役立った一般的結論は、簡単につぎのように公式化することができる。・・・


    カール・マルクス
    カール・マルクス

    ・・・それでは1)・2)・3) のそれぞれについて以下簡単にその内容を説明しよう

     まず 1) について。われわれが生活する日常世界は、日々の生活物資を生産したり様々な流通・金融活動等、いわゆる経済活動に従事したりする一方、行財政や軍事・外交などの政治活動、あるいは学問・研究をはじめ文芸・芸術・エンターテイメント等、多様な文化・精神活動を展開している。

     これら多様な人間活動の関係をマルクスは人間は何よりも生きていくための物質的生活諸条件を生産していかねばならぬという大前提に立脚して、物質的生産諸力に対応した生産関係の総体こそ社会の土台=経済として措定し、政治的・精神的諸活動はその土台に規定される上部構造と捉えて社会の全体像を説明したのである。

     こうした見方は、あらゆる分野に専門分化した学問を研究する学究にとっては、まさに自己の狭い専門性と限られた視野を脱して一挙に世界の全体構造を提示されたこと、しかも産業革命以降爆発的な生産力の増大、交通・通信の進展、機械生産と化学製品の広範な開発と普及が近代生活に不可欠な要素となっている現実を目の当たりにして、政治も文化も戦争さえこうした経済の大きな影響下にあるとするマルクスの土台 ─ 上部構造論は抗しがたい説得力を持って受け容れられていったといってよい。

     次に 2) の段落では一つの社会構成が次の社会構成にいかにして移行していくのかを生産諸力の発展と生産関係の矛盾として解説している。人類の歴史の進展は、例えば王や武将や英雄たちによる傑出した政治力によってもたらされるように見えるが、その奥底には生産諸力の発展段階と生産関係との矛盾が進展しているのでありその下部構造における変化が社会変化の原動力となるという考えである。しかも、ここでは生産関係の内容について説明はしていないが、社会的分業や工場や作業場内での協業や分業関係といった諸関係とともにマルクスが最も重視しているのは生産手段の所有関係から生じる階級関係である。ここで剰余価値学説と唯物史観とは対応している

     そして階級関係を主軸とする旧来の生産関係や所有諸関係が生産力の発展にとって桎梏に変じた時に社会革命の時期がはじまる、とされるが、その社会革命とは階級関係の変革をめぐる闘争即ち階級闘争を基軸としたものと理解することが出来よう。マルクスは、『共産党宣言』発表以来、すべての歴史は階級闘争の歴史であると捉えており、唯物史観の定式化の中でそれは貫かれ生きているのである。ただし、「一つの社会構成は、すべての生産諸力がそのなかではもう発展の余地がないほどに発展しないうちは崩壊することはけっしてなく、また新しいより高度な生産諸関係は、その物質的な存在諸関係が古い社会の胎内で孵化しおわるまでは、古いものにとってかわることはけっしてない。」と明記して、あくまで社会構成の段階的変化における下部構造の発展度合の規定性を重視している

     3) の段落では人類史において経済的社会構成体の進歩していく段階としてアジア的古代的封建的近代ブルジョア的生産様式をあげここで敵対的社会関係の歴史は終わりその後に到達する社会主義 ─ 共産主義の社会構成において敵対関係が解消された人類史の新たな段階が始まるとされる

     マルクスの唯物史観はヘーゲルの世界精神の発展史観を土台にしながらそれを唯物弁証法的に転換し剰余価値学説や階級闘争史観と密接な連関を持ちながら人類社会の構造とその段階的発展のあり方を定式化し人類史上最後の敵対的関係であるブルジョア社会を階級闘争によって打倒し階級支配の無い理想社会へ導くことが人類史の発展法則に叶い歴史の進歩であると展望したのである。

     こうした展望は19世紀後半以降恐慌によって資本主義経済が矛盾を露呈し貧しさに喘ぐ労働者がストライキなどの闘争に立ち上がっていく姿を眼前にみた多くの者たちにまさに未来を切り開いていく解放のための歴史観と捉えられ社会主義・共産主義運動に共感し、その担い手となる基礎を提供していったのである。彼らは階級搾取の廃絶に向けた壮大な人類進歩を推し進める側に自らも与しその歯車を回転させる力となりたいというヒューマニスティックな思いに駆られてやがて社会主義運動に挺身していったのである。』




    資本主義・社会主義11

    それでは本日の最後になりますが、昨日に続きまして、アイザイア・バーリンが提唱した「消極的自由」(~からの自由)「積極的自由」(~への自由)について語った、1958年10月31日にオックスフォード大学での就任講演の内容を御紹介させて頂きたいと思います。

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    アイザイア・バーリン
    アイザイア・バーリン

    自由論【新装版】 

    これ 女性

    『 二つの自由概念

    一と多

    ・・・もしわたくしの信じているように人間の目的が多数でありそのすべてが原理的には相互に矛盾しないものではありえないとするならば衝突・葛藤の可能性 ―― 悲劇の可能性 ―― 個人的にも社会的にも人間の生活から完全に除去されるということは決してありえないそうすれば絶対的な諸要求の間での選択を余儀なくされるという事態は人間の状態の不可避的な特徴であることとなるこのことによって自由にはアクトンが考えたようにたんに一時的な必要としてではなく自己目的としての価値が与えられるわけである


    ジョン・アクトン
    ジョン・アクトン

    自由はわれわれの混乱した観念無秩序な生活から生まれてきたものではなくまたいつの日かなんらかの救済策によって直すことのできる窮境といったものでもないのである。』

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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