2020-12-18 (Fri)

本日のキーワード : 積極的自由
爆発(ばくはつ、英: explosion)とは、 圧力の急激な発生もしくは解放の結果、熱・光・音などおよび破壊作用を伴う現象。
米国はアメリカは社会主義国と共和国に分かれる。下の地図は赤が社会主義国、青が共和国pic.twitter.com/Rq6ilDm89C pic.twitter.com/JnyAgYLAEh
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) December 12, 2020
本日の書物 : 『日本人に忘れられた ガダルカナル島の近現代史』 内藤 陽介 扶桑社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 米国内の大衆紙は「米海軍は日本と戦うために太平洋へ出発!」と無責任に報じていたが、当初、政府は沈黙を守っていた。しかし、艦隊がマゼラン海峡を廻って太平洋を北上し、1908年3月、メキシコのマグダレナ湾に到着すると、ローズヴェルトは、突如、大西洋艦隊の目的地はサンフランシスコではなく“世界一周”であると発表。【艦隊が日本を威嚇するために太平洋を渡ろうとしていることは、もはや、誰の目にも明白】となった。
ローズヴェルトの発表に全世界は驚愕。フランスでは【日米開戦必至】と見て【日本国債が暴落】。米西戦争の記憶が生々しいスペインでは、【日本への資金援助】を申し出る貴族や資本家が続出した。
5月6日、サンフランシスコに入港した白船艦隊は、7月16日、ハワイの真珠湾に入港。そして、8月、オーストラリアのシドニーとメルボルンに相次いで入港する。

グレイト・ホワイト・フリート

グレイト・ホワイト・フリート航路図
【南太平洋最大の白人国家】として、【日本の南進を恐れていたオーストラリア】は、25万人の群衆が白船艦隊を出迎えたほか、オーストラリア各州では白船歓迎の記念絵葉書まで作られた。【オーストラリアの白人社会】には、【いよいよ米軍が日本を懲らしめ、頼りにならない英本国の代わりに自国の危機を救ってくれるものと期待していた者も多かった】のだろう。
その後、白船はマニラを経て、10月18日、ついに横浜に入港する。
しかし、白船艦隊は日本国内で朝野をあげての歓待を受け、10月25日、無事、横浜を出航。欧米で予想されていた日米戦争は起こらず、オーストラリアの善男善女たちの“期待”は見事に裏切られた。
そこで、1909年、【オーストラリアは本格的な連邦海軍の構築に着手】する。【その本音が、日英同盟のゆえに日本とは戦わない本国海軍に代わり、日本を仮想敵国とした国防力の再編を図ることにあった】のはいうまでもない。』

剰余価値学説と唯物史観(史的唯物論)
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、かつての大日本帝国が、その地政学上の重要性を理解していた南太平洋の島々に対して、もはや全世界共通の敵となった中国共産党(CCP)が現在、どのような工作を行っているのかが理解できる良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 287,671(284,887)÷15,285,261(15,019,092)=0.0188・・・(0.0189) 「1.88%(1.89%)」

イタリア : 61,739(61,240)÷1,770,149(1,757,394)=0.0348・・・(0.0348) 「3.48%(3.48%)」

日本 : 2,376(2,334)÷169,402(166,574)=0.0140・・・(0.0140) 「1.40%(1.40%)」

#CCP fascist China bio-attacked the World with #WuhanCoronavirus! https://t.co/fSkvvQbjOz
— Solomon Yue (@SolomonYue) November 28, 2020

さて、カール・マルクスのユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じたイデオロギーである「マルクス主義」は、その後も表向きの形を変ながら、現代においても“辛うじて”生き残っていますが、
イギリス労働党は反ユダヤ主義を理由にコービン氏の党員資格停止。メディアの皆さんが昨年、次に英首相になるのはコービンだと言い続けてきたことを私は忘れない。なおコービンはハマスとヒズボラを「友達」と呼び、両者に篤く支援されてきた親イスラム過激派でもある。https://t.co/c6NUmm42Xe
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA (@IiyamaAkari) October 30, 2020
今回の「2020年米大統領選」を廻る混乱も、中国共産党(CCP)が「中華式革命の輸出」を、過去何十年にもわたって行ってきたことで生じているものになります(☆自由民主主義国で全体主義を推し進める悪玉は誰???)。
その証左が、アメリカで推し進められてきた、“ポリコレ”、「ポリティカル・コレクトネス(political correctness)」で、そのそもそもの生みの親こそが、中国共産党(CCP)の毛沢東でした。

毛沢東




そして、その“ポリコレ”を助長してきたのが、アメリカのメインストリーム・メディア(MSM、mainstream media)でした。
で、私たち一人ひとりにとって大切なことは、「社会主義社会」の後にやってくるものこそが「共産主義社会」である、と妄信し、ひたすら、その実践を宗教的ドグマ(教義)として試み続けている危険極まりない連中が存在している、という現実(もはや隠そうともしてませんがw)を幅広く認識する必要があるということです。
【図解:悪いヤツ】 https://t.co/RvdWjN48hS
— ゆきつきはな🇺🇸正義は死なず! (@iiwakoiwa2323) November 22, 2020
以上のことを踏まえた上で、「社会主義社会」と「共産主義社会」の違いを理解できる、非常に参考となる動画がこちら(↓)になりますので、ぜひ御覧下さいませ💗
それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで、「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

☆『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(1)』筒井正夫
それでは早速、昨日の続きを見て参りましょう。
『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点
剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(1)
はじめに
・・・こうした状況に鑑み、本稿は、エンゲルスがかの『空想から科学へ』のなかでマルクスの二大発見と称した社会主義を支える根本テーゼ、すなわち剰余価値学説と唯物史観(史的唯物論)に立ち返って、改めて、なぜ社会主義や共産主義の思想がこれほど広範な国と人々を捉えたのか、にもかかわらずなぜ人類史上空前の規模で人命・文化・自然の破壊をもたらしてしまったのか、という問題をもう一度きちんと考え直してみたい。
日本では、1920年代からマルクス主義が浸透し、社会科学全般に大きな影響力を持ってきたが、すでに戦前からマルクス主義に対する根本的な批判を展開していた人々がいる。
経済学の分野では、小泉信三である。
☆マルクスよりも愛された社会主義者らのアイドル ~ 「国家社会主義者」のラッサール
氏は、社会政策学者の福田徳三を師とし、古典派経済学、特にリカードの研究に邁進するとともに、広く社会思想史、社会主義の歴史に通暁し、その上でマルクス主義 に学問的な批判を加えた。昭和8年(1933)7月『マルクス死後五十年』(改造社)を著し、マルクス・エンゲルスの人物論から、ヘーゲル、フォイエルバッハ、並びにフランス社会主義思想との継受関係を踏まえ、唯物史観、社会主義運動、共産主義社会への展望、そして価値論・剰余価値論・資本蓄積論、等マルクス経済学の主要部分を的確に紹介した上で根源的な批判を展開している。戦後の昭和24年(1949)には『共産主義批判の常識』(新潮社)を刊行して、オーストリア学派のミイゼスやハイエクの説を紹介しつつ、実物または労働費用によるものであれ、市場競争を導入したものであれ、社会主義計画経済は生産財の公有化などが様々な需給関係の不備をもたらし、膨大な経済資源を組織する権力者や専門官僚のもとで腐敗と非効率化が現れ、デモクラシーとも相いれないこと、競争社会主義の下でも、所得格差は拡大され平等の実現も困難なことを指摘している。またマルクスの価値論等の経済学説についても、主に市場での需要供給関係と資本主義経済の現実の発展状況から改めて批判を加えている。』

それでは本日の最後になりますが、昨日に続きまして、アイザイア・バーリンが提唱した「消極的自由」(~からの自由)と「積極的自由」(~への自由)について語った、1958年10月31日にオックスフォード大学での就任講演の内容を御紹介させて頂きたいと思います。


アイザイア・バーリン


『 二つの自由概念
地位の追求
ところで、ここでの問題に対する歴史的に重要なもう一つのアプローチがある。それは、自由の対概念である平等と博愛を自由と混同することによって、同じく自由主義的でない結論に到達するものである。』
自分の未来は自分で決める。その決断をできる事が『自由』の本質だと私は思う。自分も含めて、無自覚に自由を何となく謳歌しているのが大半の日本人なのだろう。
— 藤田隆司 (@ryokuhuuka) December 2, 2020
北朝鮮に拉致された多くの日本人にとって、今の日本はどう映っているのだろうか?
戦後日本の『自由』『民主主義』は本物か?偽物か?
『・・・過去において、いやそれどころか現在においても、そのためにひとが死ぬことを辞さなかった解放のための叛乱や戦争の刺激となったものは、個人個人の“生活圏” 〔 Lebensraum 〕 への要求ではない。自由のために戦ったひとびとは一般に、自分たち自身あるいは自分たちの代表によって統治される権利のために戦ったのだ ―― 必要とあらばその統治は、スパルタのように、ほとんど個人的自由を伴わぬ峻厳な統治であっても構わない、ただその集団生活の立法や行政に自分たちが参画できる、あるいはとにかく参画していると考えることのできるような仕方のものでなければならない ―― 。
また革命を行ったひとびとは、しばしば、自由とはある教義の信奉者の一派による、また一階級ないしその他のある新旧の社会的集団による、権力と権威の奪取・征服のことであるとした。かれらの勝利はおそらく、権力と権威を奪取されたひとびとをうちくだき、時としては大多数の人間を抑圧し、隷従させ、絶滅させてしまうかもしれない。けれども、こうした革命家たちは、それにもかかわらず、その理由を要求することによって、自分たちこそ自由の、「真」の自由の党派を代表するものであると主張することをつねに不可欠のこととして考えていた。かれらに反抗するひとびとは目標に到達する道を見失ってしまったか、あるいはある道徳的ないし精神的盲目性のために目標そのものをとりちがえてしまったと思われるけれども、そのひとびとでさえ、かれらの「真実の自我」はやはりあの理想を求めているはずなのだ、と論ぜられるわけである。
こういったすべてのことは、他人に害を及ぼす危険という唯一の制限を付せられたミルの自由観念とは、ほとんど関係がない。現代の自由主義者たちが現にかれらの生きている世界に対して盲目になっているのは、おそらく、この心理的・政治的な事実(これは「自由」という用語の明らかなあいまいな背後にひそんでいる)を認めないことからきているのだ。かれらの訴えは明白であり、かれらの主義は正しい。しかし、かれらは人間の願望の多様性というものを斟酌(しんしゃく)していない。またさらに、ひとつの理想への道がその反対へも通じているということを、ひとは得心(とくしん)のゆくように巧みに証明してみせることができるのだという点に、かれらはじゅうぶんな考慮を払っていないのだ。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
世界人権デー に際し、中国にいる何百万人ものウイグル人やイスラム教徒の少数民族が、常に監視下に置かれ、信仰を隠すことを強いられ、収容所に拘束されているということを忘れないでおきましょう。 pic.twitter.com/jhEKVQPRJz
— アメリカ大使館 (@usembassytokyo) December 10, 2020
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