2020-12-17 (Thu)

本日のキーワード : マルクス・レーニン主義、フランクフルト学派
グレート・ホワイト・フリート(Great White Fleet)は、1907年12月16日から1909年2月22日にかけて世界一周航海を行ったアメリカ海軍大西洋艦隊の名称。「GWF」と略されることもあり、また「白い大艦隊」「白船」と訳されることもある。名前の由来は、参加した艦艇が平時色である白の塗装で統一されていたことによる。

本日の書物 : 『日本人に忘れられた ガダルカナル島の近現代史』 内藤 陽介 扶桑社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【列強諸国にとっての日露戦争のベスト・シナリオ】は、【日本がロシアに辛勝すること】で、【ロシアの南下を抑える】とともに、【日本じたいも急速に勢力を拡大しない】というものだった。ところが、海軍力に関していえば、1905年5月27−28日の日本海海戦で、ロシアのバルチック艦隊が全滅。太平洋の軍事バランスが崩れ、【日本の海軍力が突出】したものとなってしまう。
【この事態に最も慌てた】のが、1898年の米西戦争でフィリピンを領有したばかりの【米国】だった。
当時の日本領の最南端は台湾の鵞鑾鼻岬(がらんびみさき)だが、この岬からは天気が良ければバシー海峡を挟んでフィリピン最北端のマヴディス島が見えるほどの至近距離にある。したがって、日本が台湾の基地からフィリピンへ向けて本気で南進してきた場合、最終的には米軍が日本軍を駆逐することになるものの、一時的にせよ、フィリピンが日本軍の手に落ちるのは必至だと米国は認識していた。
このため、1905年6月9日、米国大統領セオドア・ローズヴェルトが日露両国に対して講話を勧告、さらに、7月、陸軍長官のウィリアム・タフト(ローズヴェルトの後継大統領になる)が東京で日本の首相・桂太郎と極秘に会談し、【米国のフィリピン統治と日本の韓国支配を相互に承認する協定】(桂=タフト協定)を【締結】し、日露戦争後の状況に備えた。
日露戦争は、同年9月、ニューハンプシャー州ポーツマスで講和条約が調印され、とりあえずは【日本の勝利というかたちで決着】。しかし、【東洋人が白人を破った戦争】は、アジアの人々に勇気を与えた一方で、【白人社会では黄禍論を巻き起こした】。【オーストラリアも例外ではない】。
こうした状況の中で、米政府は、西海岸の人心を安定させるとともに、海軍拡張政策への国民への支持を取り付けるべく、1907年12月、大西洋艦隊をサンフランシスコへ向けて出航させた。なお、艦隊は船体の色からグレイト・ホワイト・フリートと呼ばれたが、日本語では“白船”と訳されている。』

マルクス・レーニン主義とフランクフルト学派
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、かつての大日本帝国が、その地政学上の重要性を理解していた南太平洋の島々に対して、もはや全世界共通の敵となった中国共産党(CCP)が現在、どのような工作を行っているのかが理解できる良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 284,887(283,010)÷15,019,092(14,846,645)=0.0189・・・(0.0190) 「1.89%(1.90%)」

イタリア : 61,240(60,606)÷1,757,394(1,742,557)=0.0348・・・(0.0347) 「3.48%(3.47%)」

日本 : 2,334(2,298)÷166,574(164,417)=0.0140・・・(0.0139) 「1.40%(1.39%)」

#CCP fascist China bio-attacked the World with #WuhanCoronavirus! https://t.co/fSkvvQbjOz
— Solomon Yue (@SolomonYue) November 28, 2020
These are the re- counters and original election counters in Clayton county Georgia- @LLinWood @TeamTrump @JudgeJeaninefan @DanScavino @dpd176 @EricaRN4USA @TeamTrump @DonaldJTrumpJr @seanhannity @TDN_NOTICIAS pic.twitter.com/pU0tJgbh0U
— REALNEWSMAX (@REALNEWSMAX) November 18, 2020

さて、カール・マルクスのユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じたイデオロギーである「マルクス主義」は、その後も表向きの形を変ながら、現代においても“辛うじて”生き残っていますが、
イギリス労働党は反ユダヤ主義を理由にコービン氏の党員資格停止。メディアの皆さんが昨年、次に英首相になるのはコービンだと言い続けてきたことを私は忘れない。なおコービンはハマスとヒズボラを「友達」と呼び、両者に篤く支援されてきた親イスラム過激派でもある。https://t.co/c6NUmm42Xe
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA (@IiyamaAkari) October 30, 2020
今回の「2020年米大統領選」を廻る混乱も、中国共産党(CCP)が「中華式革命の輸出」を、過去何十年にもわたって行ってきたことで生じているものになります(☆自由民主主義国で全体主義を推し進める悪玉は誰???)。
その証左が、アメリカで推し進められてきた、“ポリコレ”、「ポリティカル・コレクトネス(political correctness)」で、そのそもそもの生みの親こそが、中国共産党(CCP)の毛沢東でした。

毛沢東




そして、その“ポリコレ”を助長してきたのが、アメリカのメインストリーム・メディア(MSM、mainstream media)でした。
で、私たち一人ひとりにとって大切なことは、「社会主義社会」の後にやってくるものこそが「共産主義社会」である、と妄信し、ひたすら、その実践を宗教的ドグマ(教義)として試み続けている危険極まりない連中が存在している、という現実(もはや隠そうともしてませんがw)を幅広く認識する必要があるということです。
【図解:悪いヤツ】 https://t.co/RvdWjN48hS
— ゆきつきはな🇺🇸正義は死なず! (@iiwakoiwa2323) November 22, 2020
以上のことを踏まえた上で、「社会主義社会」と「共産主義社会」の違いを理解できる、非常に参考となる動画がこちら(↓)になりますので、ぜひ御覧下さいませ💗
それでは、昨日に引き続きまして、次の論文を読み進めることで、「社会主義」・「共産主義」の世界観について確認して参りたいと思います。

☆『社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点 :剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(1)』筒井正夫
それでは早速、昨日の続きを見て参りましょう。
『 社会主義・共産主義的世界観の特質と問題点
剰余価値学説と唯物史観の批判的検討(1)
はじめに
・・・さらに今日は、先進的資本主義国では、かつての労働者階級を主体とした革命路線を唱える古典的なマルクス主義は後景に退き、知識人や中間層をターゲットとし、「批判理論」(マックス・ホルクハイマー)のもと広範な文化領域での伝統的慣習や文化、ブルジョア的価値観として国家・家族・性差・民族等を「搾取」「差別」「権威主義」として批判するフランクフルト学派などが、マルクス主義を継受する思想として広く流布している。そしてこれらの論者は、互いに結びつき連携し合って既存の秩序や国家体制を根底から揺るがそうとしている。
☆何年たっても外国勢力のプロパガンダ工作に、簡単に引っ掛けられる「おパヨク」
☆アメリカの学生運動を煽動したマルクーゼの哲学は、要するに、「若者よ、猿のようになりなさい!」と言っているんです(笑)
1991年ソ連邦が崩壊すると、第二次世界大戦前後のアメリカ・ルーズヴェルト政権下の大量のソ連諜報員とモスクワとの秘密通信の記録(ヴェノナ文書)など従来非公開であった様々な資料や文書が公開されたり、また社会主義・共産主義国が犯してきた信じられないような大量虐殺の犯罪も実証的に白日の下にさらけ出されたりしてきた。

表1の典拠である『共産主義黒書』は、世界の共産主義者が革命成功後もいかに残虐卑劣な手段で組織的に大量虐殺を行ってきたのかを実証的に克明に明らかにしている。これによって共産主義に対する幻想も信頼も大きく崩れ、彼らが描いてきた「革命と戦争」の栄光の歴史も根本から見なおすことを余儀なくされた。わが国でもそうした研究が次々に現れ、その核心部分はインターネットで広く知られるようになっていった。

戦後マルクス主義が隆盛を誇った我国の学界でも「マルクス経済学」という名称が降ろされて様々な新しい看板にかけ替えられたが、実質的に旧来のマルクス・レーニン主義を墨守したり、フランクフルト学派に依拠しつつ経済そのものよりも文化や環境、社会領域に批判の対象を移しながら、あらゆる伝統文化や資本主義的秩序の批判活動に挺身し、今も学界・教育界・マスコミ界・法曹界、いや官界・財界にさえもこうした論者は健在である。しかしながら、なぜマルクス主義という「理想の教義」に基づいた「理想国家」の建設が、どうして人類史上未曾有の悲惨な結末をもたらしたのかを、マルクス主義の根幹理論に遡って明らかにしようという作業は、等閑に付されたままに置かれているように思われる。このままでは共産主義の犠牲に斃れた1億人近い人々の魂は浮かばれない。また人類は、この史上類を見ない逆説的悲劇から貴重な教訓を汲み取り、未来に活かすことはできないだろう。』

それでは本日の最後になりますが、昨日に続きまして、アイザイア・バーリンが提唱した「消極的自由」(~からの自由)と「積極的自由」(~への自由)について語った、1958年10月31日にオックスフォード大学での就任講演の内容を御紹介させて頂きたいと思います。


アイザイア・バーリン


『 二つの自由概念
地位の追求
ところで、ここでの問題に対する歴史的に重要なもう一つのアプローチがある。それは、自由の対概念である平等と博愛を自由と混同することによって、同じく自由主義的でない結論に到達するものである。』
自分の未来は自分で決める。その決断をできる事が『自由』の本質だと私は思う。自分も含めて、無自覚に自由を何となく謳歌しているのが大半の日本人なのだろう。
— 藤田隆司 (@ryokuhuuka) December 2, 2020
北朝鮮に拉致された多くの日本人にとって、今の日本はどう映っているのだろうか?
戦後日本の『自由』『民主主義』は本物か?偽物か?
『 ・・・たしかに、自由という言葉のいかなる解釈にも、わたくしが「消極的」自由と名づけたものの最少限は、例外としてでも含まれねばならない。わたくしの願望が挫かれることのない領域がなくてはならないのである。どのような社会でも、その成員の自由のすべてを文字通り抑圧してしまうものではない。自分のしたいことを一から十まで他人に妨げられる存在は、決して道徳的行為の主体ではありえない。たとえ生理学者あるいは生物学者、さらには心理学者が、そういうひとをもやはり人間として分類しようとするにしても、法的、道徳的にはかれは人間とみなされるわけにはゆかない。ところが、自由主義の先達たち ―― ミルやコンスタン ―― は、この最少限よりもはるかに多くのものを求める。つまり、社会生活の最少限の要求と両立する最大限の無干渉を要求するのだ。このような自由の要求がこれまで、ごく少数の高度に文明化された自覚的な人間以外のひとびとによってなされてきたことがあろうとは思われない。人類の大多数はおそらく、たいていはそれを他の目的のために進んで犠牲にしてきたのである。その他の目的とは、安全、地位、繫栄、権力、徳、来世での報償であり、あるいはまた正義、平等、博愛、その他個人的自由の最大限の達成とはぜんぜん、あるいは部分的に、両立しがたいと思われる諸価値、またその実現のためにおそらく個人的自由を前提条件として必要とはしないであろうような諸価値である。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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