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     >  日本 >  伊藤博文が世界で初めてやったこと!

    伊藤博文が世界で初めてやったこと!

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    本日のキーワード : 統合、一元化、伊藤博文



    統合(とうごう)とは、二つ以上のものを合わせて一つにすること

    本日の書物 : 『歴史の教訓 ― 「失敗の本質」と国家戦略』 兼原 信克 新潮社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 山縣有朋は、【朝鮮半島】【「利益線」】と呼んだ。現在の言葉でいえば、【戦略的縦深性確保のための緩衝地帯】である。そこに実態のある友好的な国家が存在し、安定し、繁栄することが、【日本の安全保障上きわめて重要】である。この「安定した、繁栄する、友好的な朝鮮半島」という目標は、【現在に至るまで、一貫して日本の朝鮮半島戦略】であり、【国家としての戦略目標】である。



     しかし、老いたとはいえ朝鮮の宗主国であり、アジア最強の国と自負していたは、属国である朝鮮半島に対する日本の関心や朝鮮王朝内の親日改革派の動きに敏感に反応した。当時、清は、李王朝との修好条規の締結をもって、朝鮮半島に3ヶ所の軍港を租借しようとしていた。老いた清は、宗主国の誇りにしがみつきつつ自らもまた帝国主義国家になりたかったのである。日清両国は東学党の乱を契機にして衝突し日清戦争を戦うことになった。






     【伊藤博文】は、日清戦争に先立つ1886年、【世界で初めて】【陸海軍統合の軍令機関】である【参謀本部】を設置する。【陸海軍の統帥を一元化】し、【統合運用することを世界で最初に考えた】のは伊藤博文指導下の日本である。【しかし、この一元統帥は陸海軍の抵抗ですぐに形骸化し崩壊する】。軍令(作戦指揮)の世界においては陸軍参謀本部と海軍参謀本部が、陸海軍を各々別箇に統帥する仕組みが確立する。これ以降、陸海軍の統合運用は、戦争のたびに設けられる臨時統合指揮所である大本営が担うことになった。

     日清戦争は大日本帝国初めての戦争と言うだけでなく、大本営が設置された初めての戦争である。戦後の日本人は忘れてしまっているが、大本営は仮設の組織であり、戦争が始まってから軍議のために床几(しょうぎ)を揃えて戦場に張られる戦国武将の陣幕のようなものである。』

    日の丸

    マルクス主義者が用いる“奇術”


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、平成25年(2013年)に、戦後初めて「国家戦略」を策定する仕組みが誕生した我が国歴史を、明治から昭和にかけて振り返りつつ、「国家戦略」というものが一体どういったものであるべきか、また、それが如何に重要であるか解説されている良書で、大日本帝国が滅亡した理由も、「国家戦略」というものが存在していなかったからだということが明らかにされるお薦めの書物になります

    読書 10-124

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

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    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 226,211(225,580)÷8,740,824(8,687,289)=0.0258・・・(0.0259) 「2.58%(2.59%)」
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    イタリア : 37,700(37,479)÷564,778(542,789)=0.0667・・・(0.0690) 「6.67%(6.90%)」
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    日本 : 1,726(1,721)÷98,146(97,503)=0.0175・・・(0.0176) 「1.75%(1.76%)」
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    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、ここからは昨日の続きになりますが、カール・マルクスユダヤ人に対する偏見・ヘイトから生じたイデオロギーである「マルクス主義」は、その後も表向きの形を変ながら現代においても“辛うじて”生き残っていますが、

    デヴィッド・ハーヴェイ
    デヴィッド・ハーヴェイ

    新自由主義―その歴史的展開と現在 

    例えば、デヴィッド・ハーヴェイマルクス主義の地理学者で、いわゆる「新自由主義」を誤った解釈に基づいて批判した人物で、

    官僚たちが、民間企業の活動をあれこれと指図する「規制」は、本当に必要ですか?


    以前にも書かせて頂きましたが(→「新自由主義」の本質が理解できない人々の主張 → 「弱肉強食」「大きな政府から小さな政府への展開」「ハイエクガー」)、「全体主義の脅威」を目前にした自由主義体制側の“自由主義再生の潮流”こそが「新自由主義」と呼ばれるもので、それは「国家の法的介入」に関心を寄せた自由主義体制側の変革になります。このデヴィッド・ハーヴェイ定義するところの「デヴィッド・ハーヴェイの新自由主義」「マルクス主義」から生じているものであり(→日本の官僚たちの理想は、「行政国家」です! ~ 「官僚の、官僚による、官僚のための政治の実現」)、より正確に言うとレフ・トロツキーが批判していたものと同じであり(→“自由全体主義” ~ 新自由主義(ネオリベラリズム)のはじまり )、トロツキー以後の西欧の「トロツキー主義左翼(反スターリン主義的マルクス主義者)」がほぼ共有する考え方になります(→現代の“ハルマゲドン” ~ 「おパヨク」 V.S. 「自由」)。

    女性 ポイント ひとつ

    そこで、「デヴィッド・ハーヴェイの新自由主義」ではない本来の「新自由主義」を考える場合に、よく比較対象にされる「ケインズ主義」について、現在次の論文で、「ケインズ主義」の変遷を確認しているところになります。

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    『ケインズ主義政策戦略の変転』 野口 旭

    また、参考書として、次の書物もお勧めさせて頂きます。

    世界は危機を克服する:ケインズ主義2・0 2

    世界は危機を克服する:ケインズ主義2・0 

    それでは早速、続きを見て参りましょう。なお、補足的なことはすでに以前に書かせて頂いておりますので、下記のリンク先を御覧下さいませ。

    『 2.ケインズ主義はなぜ死ななかったのか

     ロバート・ルーカスが、シカゴ大学の大学院生たちに向けて「ケインズ経済学の死」を宣言したのは、1979年のことである。それは、以下の文章から始まる。

     「 私がここで議論したい主な展開は、既に起こっています。それは、ケインズ経済学は死んだということです。あるいは、“消えた”という方が言葉としてよりふさわしいかもしれません。私は、これがいつ起こったのかを正確に言うことはできません。それは今日には当てはまりますが、2年前には当てはまりませんでした。この観察は経済学的なものではなく社会学的なものであるため、その証拠もまた社会学的なものです。例えば、自らを“ケインジアン”として識別し、その立場で研究を遂行しているような40歳未満の優秀な経済学者は、見出すことができません。実際、そのように言及されれば、人々は怒り出すでしょう。研究セミナーでは、人々はケインジアン的な理論を真剣に考えることはなくなりました。聴衆はひそひそ話を始め、示し合わせたようにそれを嘲笑し始めます。主要なジャーナルは、ケインジアン的な論文をもはや公刊していません。

     私は他の多くの人と同様に、その知的な意味での殺害に関与していたと思いますが、そのことを自慢したいわけでも、嬉しく思っているわけでもありません。それは単なる事実にすぎません」(Lucas[2013]pp.500―501)


    ロバート・ルーカス
    ロバート・ルーカス

    ネオ・クラシカルとニュー・クラシカルとケインズ経済学

     このルーカスの「社会学的な観察」が単なる自慢でも自己宣伝でもなかったことは、少なくともアカデミックな経済学の世界では明らかである。というのは、それ以降は確かに、マクロ経済学という領域で何か新しい研究を行うという場合、ケインズ経済学ではなくルーカスらによって開拓された「新しい古典派」の流儀を身に着けることの方が必須の要件となっていったからである。

     とはいえルーカスのこの1979年時点で展開した「予測」それ自体は、結局はまったく当たらなかった。ルーカスは、上の勝利宣言に引き続いて、以下のように述べていた。

     「 確かに、主導的なケインジアンたちは学界や政府の政策世界には存在しています。そういった意味では、ケインズ経済学は生きています。しかし、これは過渡的なものです。というのは、新しい供給源が存在しないからです。60歳のケインジアンを生み出す唯一の方法は、30歳のケインジアンを生み出し、30年間待つことです。したがって、それが政策に対してどのような影響を与えるのかが明らかになるまでには、しばらく時間がかかります。しかし、その影響はきわめて正確に予測することができます」(Lucas[2013]p.501)』


    ジョン・メイナード・ケインズ 1933年
    ジョン・メイナード・ケインズ 1933年

    「スターリン」と「ヒトラー」の決定的な違い

    資本主義・社会主義11

    それでは本日の最後になりますが、昨日に続きまして、アイザイア・バーリンが提唱した「消極的自由」(~からの自由)「積極的自由」(~への自由)について語った、1958年10月31日にオックスフォード大学での就任講演の内容を御紹介させて頂きたいと思います。

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    アイザイア・バーリン
    アイザイア・バーリン

    自由論【新装版】 

    『 二つの自由概念

    「積極的」自由の概念

    ・・・もしあるひと現にそうでない、少なくともまだそうでないあるものであるならば、そのひとが選ぶであろうところのものと、そのひとが現実に求め選択するものとを同等視するところには一種の偽装が行われているわけだが、このおそろしい偽装は政治上のあらゆる自己実現 〔 self-realization 〕 説の核心をなすものである。目がくらんでいて見ることのできないわたくし自身の善のためにわたくしが強制されてよいということと、もしそれがわたくしの善であるならば、わたくしは強制されているのではないなぜなら、わたくしが知ろうと知るまいとわたくしはそれを意志したのであり、わたくしの貧弱なこの地上の肉体や愚かしい心がそれを手きびしくしりぞけそれをわたくしに強いようとするひとに対して必死にあらがおうともそのときにおいてさえわたくしは自由なのだからということとは、まったく別のことなのである。この魔術的な変換あるいは奇術ウィリアム・ジェームズがヘーゲル主義者たちを見事に嘲弄(ちょうろう)していった言葉自由の「消極的」概念についても同様にやすやすと行われうることは明らかである。』


    女性 ポイント ひとつ

    ここで、「ウィリアム・ジェームズがヘーゲル主義者たちを見事に嘲弄(ちょうろう)していった言葉」という記述がありましたが、アメリカの心理学者として知られるウィリアム・ジェームズが、その著書において批判の対象としていたものが2つあるのですが、英語版のWikipediaには次のように説明されています(何故か日本語版Wikipediaでは触れていませんがw)。

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    He gained widespread recognition with his monumental The Principles of Psychology (1890), totaling twelve hundred pages in two volumes, which took twelve years to complete.
    (ウィリアム・ジェームズは12年の歳月をかけて完成させた2巻1200ページに及ぶ記念碑的な『心理学原理』(1890年)で広く知られるようになりました。)

    Psychology: The Briefer Course, was an 1892 abridgement designed as a less rigorous introduction to the field.
    (『心理学 要約』は心理学へのそれほど厳密ではない導入向けとして1892年に書かれた。)

    These works criticized both the English associationist school and the Hegelianism of his day as competing dogmatisms of little explanatory value, and sought to re-conceive the human mind as inherently purposive and selective.
    (これらの著作は、当時のイギリスのアソシエーション主義派とヘーゲル主義の両方を説明する価値の乏しい競合する独断主義として批判し、人間の心を本質的に目的があり選択的であると再考しようとした。)

    ウィリアム・ジェームズ
    ウィリアム・ジェームズ

    もう、お気付きかもしれませんが、マルクスの出発点はヘーゲルですし、アソシエーションの幻想はマルクスの夢想(その影響を与えたロマン主義)から来るもので、根本的には同じものになります(→柄谷行人(からたにこうじん)と宇野経済学(マルクス経済学)とチュチェ思想(主体思想))。

    心理学〈上〉 

    心理学〈下〉 

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。



    続きは次回に♥




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