
本日のキーワード : 猜疑心、陰謀論、共産主義者
猜疑(さいぎ) : 人の言動をすなおに受け取らないで、何かたくらんでいるのではないかと疑うこと。
本日の書物 : 『ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史』 山内智恵子 ワニブックス
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 さて、ミトロヒンが諜報員として働き始めてから最初の数年間は【スターリンの最晩年】で、【悪名高い偏執性と猜疑(さいぎ)心がピークに達していた時期】です。

ワシリー・ミトロヒン
スターリンは1953年3月5日に亡くなりますが、その直前の二カ月間、KGBは、【「医師団陰謀事件」】の摘発に駆り出されました。

ヨシフ・スターリン(1915年)





有田芳生参議院議員@aritayoshifuによる、私や特定失踪者家族への暴言です。北朝鮮に何しに行ったのでしょう。誰のために国会議員をやってるのでしょう。何が目的で数多くの質問主意書を提出しているのでしょう。
— 藤田隆司 (@ryokuhuuka) October 10, 2020
日本の為にならない国会議員は、い・ら・な・い。 https://t.co/6gsN3qIuOK
【医師団陰謀事件】というのは、【国際的ユダヤ人組織とアメリカの情報機関がユダヤ人医師のテロリスト集団を使ってソ連政府の要人を暗殺しようとしている】という【事実無根の冤罪事件】で、要人御用達のクレムリン病院に勤務する、高名なユダヤ人医師たちが何人も逮捕されました。


☆内藤 陽介 みんな大好き陰謀論
【スターリン】はユダヤ人を弾圧するために陰謀をでっちあげていたわけではなく、【ユダヤの国際組織が自分たちを滅ぼそうとしている】と【本気で恐れて怯えていた】のです。「ロシア革命を成功させたのはユダヤの国際金融資本」で、「コミンテルンもユダヤの手先だ」という人もいますが、本当に色々なものの見方や考え方があるものだなあと思います。

スターリンが亡くなると、【KGB議長ラヴレンチ・ベリヤ】は、一転して、【陰謀は存在しなかったと発表】します。しかし【そのベリヤも6月に逮捕】され、【「イギリスおよび西側諸国と手を組んで資本主義の復活とブルジョワジー支配の回復を企んだ」という罪で、12月に処刑されます】。

ラヴレンチー・パーヴロヴィチ・ベリヤ
当時、【ソ連の指導者たち】がベリヤの陰謀を本気で信じていたのかどうかはかなり怪しいですが、【普段から陰謀論に陥りがちな人たちであったことは事実】です。【反革命の陰謀に対するソ連の警戒心】は、【スターリンの病的な猜疑心だけが原因ではなく】、【共産主義に組み込まれているもの】だとアンドルーは言っています。【「自分たちはいつも西側から陰謀を仕掛けられている」という確信】は何も【スターリンに始まったわけではありません】。【レーニンの時代からずっとそう】なのです。
【だからこそソ連という国】は、【自国への国際的な陰謀が存在することを前提】にして、【対外工作で常に謀略を仕掛けてきました】。
【自分の側が謀略をすればするほど、相手も自分にやっているに違いないと、さらに確信が強まっていく構図】です。それが結果的に、このあとの章で書いていくように、【自滅と大量粛清につながっていく】ことになります。』

中国共産党による弾圧に、左翼リベラルが無関心な本当の理由
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現在進められている現代史の見直しのうえで欠かせない、全体主義国家の旧ソ連の対外工作を解明する、重要な史料のひとつである「ミトロヒン文書」について、その内容を分かりやすく平易な文体で紹介して下さる良書であるとともに、ソ連と同様、現代の全体主義国家の中華人民共和国を支配する中国共産党の対外工作をイメージすることができる御薦めの書物となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 215,549(214,925)÷7,836,680(7,781,980)=0.0275・・・(0.0276) 「2.75%(2.76%)」

イタリア : 36,246(36,205)÷365,467(359,569)=0.0991・・・(0.1006) 「9.91%(10.06%)」

日本 : 1,635(1,631)÷90,153(89,652)=0.0181・・・(0.0181) 「1.81%(1.81%)」

これは真実です。 https://t.co/nrxReTnNaA
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) September 20, 2020
チャンネルくららでも指摘しましたが、インドやASEAN諸国は、反中包囲網を表向き否定しつつ、慎重に対中連携を模索中。
— 江崎道朗 (@ezakimichio) September 25, 2020
「インドやパートナー国の一部は、こうし協力体制は必ずしも中国への対抗を念頭に置いたものではないと主張している」https://t.co/X9gphR4ZJK
古森義久氏が「二階幹事長はなぜ中国と仲良くすべきか政策論を語らない。引越できないからと言う。隣国なら尚更厳しくすべき。反日教育や尖閣…中国の政策に一言も言わない」と媚中派の本質を語った。中国の要求は日本で通すが日本の意見は伝えない。だから重宝される。これが日本を滅ぼす“内なる敵”。 https://t.co/lOIFtZcCzY
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) September 24, 2020
二階幹事長、三男秘書が 大阪中国領事館で 受けた「恩返し」https://t.co/8R0vxwzcv8
— 鳥取ループ@示現舎 (@tottoriloop) October 2, 2020
中国が二回幹事長の後継者と目される三男に触手を伸ばしているというお話です
甘利明 Official Web | Akira Amari
— 江崎道朗 (@ezakimichio) October 3, 2020
日本学術会議は防衛省予算を使った研究開発には参加を禁じていますが、中国の「外国人研究者ヘッドハンティングプラン」である「千人計画」には積極的に協力しています。
↑
この指摘を徹底検証して欲しい。 https://t.co/sWMDm9aV97

さて、昨日の続きになりますが、これまでのところで(→☆社会の平和度を高めるために必要なものは?)、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動をきっかけとして、根拠の無い妄想を繰り広げる「おパヨク」を例に挙げながら、他方で、キリスト教世界である西洋社会の根底にある、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統を受け継いだ2人の正真正銘の「反ユダヤ主義者」で「社会主義者」でもあった、ヒトラーとマルクスについて触れさせて頂いたうえで、

ヘーゲルを誤解・曲解した挙句、それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形で「マルクス主義」を生み出し、やがて生じる「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」を正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えた重罪人であるカール・マルクスに、その後も連綿と連なり現代に至る大まかな流れについて、論文のご紹介を交えながら書かせて頂きました。
で、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席が居ちゃったりする有様なので、
マルクスと同じく「反ユダヤ主義」で著名なドイツの哲学者のナチス党員でもあったマルティン・ハイデッガーとその弟子たち(“ポリコレの父”であるフランクフルト学派のマルクーゼを含む)の「危険な哲学」、すなわち左翼リベラル(自称リベラルで中身はコミュニタリアン)が大好きな「共同体主義(コミュニタリアリズム)」という幻想についても確認してきました。


そして、以上のことを踏まえた上で、マルクス主義の“致命的な間違い・勘違い”がどこにあったのか(すでに過去の遺物でしかないために過去形で表現させて頂いておりますw)を御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。


☆『マルクス主義と稀少性』堀川哲
それでは、昨日の続きを見て参りましょう。



1875年のマルクス
『 共同(体)幻想
1968年夏、民主化運動に燃えるプラハのカレル大学で、そこで西欧の新左翼と東欧の改革派との討論集会が開催された。

ルディ・ドゥチュケ
西ドイツからは学生叛乱のカリスマ的リーダー、ドゥチケがきた。彼は民主化運動の要求を「それはブルジョア・デモクラシーにすぎない」と攻撃し、東欧の改革派は「君は悔い改めざるスターリン主義者だ」と応戦したのであった。フェヘールたちはそう伝えている(F・フェヘール他 『欲求に対する独裁』 前掲書、6-7ページ)。

ドゥチケはここでは西欧新左翼の心情 ―― ブルジョア・デモクラシーへの嫌悪感 ―― を素直に表現したのである。このあとまもなく、プラハにソ連の戦車隊が突入したときも、スターリン主義者だけではなく、西欧と日本の新左翼もまた複雑な感情、ソ連軍によるチェコ占領にたいして肯定でもないし否定でもない感情をもったのである。
☆【動画】1968年 『プラハの春』 チェコスロバキアへのソビエト侵攻のニュース映像
マルクス主義者は西欧の標準的なリベラル・デモクラシーには満足しない。代議制民主主義、複数政党制、自由選挙、言論・出版・結社の自由、法の支配、法の下での平等、権力分立・抑制といった概念をマルクス主義者は ―― 悪いものではないにしろ ―― 決定的な重要性をもつものとはみない。だから中国共産党による民主化運動への弾圧についても、欧米の自由主義者にくらべると、関心がうすいのである。むしろ見なかったことにしたいという心理が強く働いている。』
分割統治。歴世の中国が諸民族を支配して来た謀略。今、内モンゴルを分けて支配する陰謀が再び出現。下の地図は文革期にモンゴル人を大量虐殺した際の10年間の図。数字は殺されたモンゴル人の数。文革期に漢人も被害を受けたと言うが、モンゴル人にとって、中国人の侵略がなかったら、虐殺もなかった。 pic.twitter.com/ConOXHgTNs
— 楊海英 (@DcZ2sppUAxLS3nO) October 12, 2020
おはようございます。内モンゴル悲劇の原因について本日の産経に寄稿。第二次世界大戦の戦勝国でありながら、国土の半分を中国にもぎ取られてしまった。その中国により文化大革命中に34万人逮捕され、12万人負傷し、27900人殺害された。現在、母語まで禁止されようとしている。これ以上の悲哀あるか。 pic.twitter.com/rfDBhlLyWF
— 楊海英 (@DcZ2sppUAxLS3nO) September 26, 2020
内モンゴルの文化的ジェノサイド続報。人民解放軍部隊が国境地帯に配備された。文化大革命中は自治区を軍事管制下において虐殺したし、ソ連の進攻を防備。34万人逮捕され、27900人殺害、12万人負傷。今回は何の目的か、モンゴル人社会に緊張感と恐怖感。そしてロシアとモンゴル国も。 pic.twitter.com/pn01FnOI8o
— 楊海英 (@DcZ2sppUAxLS3nO) September 28, 2020
中国が消そうとするモンゴル文字は、元朝時から仏典翻訳と伝播に貢献。16世記半葉には大蔵経の翻訳も完成。清朝はその文化的遺産を継承して大蔵経を北京で木版印刷。下の写真はその挿絵で、中央がモンゴル文字。第一次史料が読めない中国の御用学者や政治家が文化を破壊している。 pic.twitter.com/NRf8g6FiQM
— 楊海英 (@DcZ2sppUAxLS3nO) September 30, 2020
と、御覧のように中身はマルクス主義者である、いわゆる「左翼リベラル(=おパヨク)」は、以前にも書かせて頂いたように(→☆日本人が知らないアメリカの保守派の政治哲学 ~ 今から90年ほど前に、日本とアメリカが同時期に戦っていた“共通の敵”とは?)、「都合の悪いことは無かったことにする」というマルクーゼの理論を実践していて、自分自身が「全体主義者」であるが故に、他の「全体主義者・全体主義国家」を批判できない・批判したくないんです。
この点がクリアになっていれば、朝日新聞などのメディアが、なぜ中国共産党の残虐な行為を非難しないのか、という簡単な問題の答えが自ずと解るようにようになります💗


ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
【日本学術会議の新会員となった安保法反対学者】
— Dappi (@dappi2019) October 2, 2020
大久保規子・岡部美香・勝野正章・野口晴子・平田オリザ・三尾裕子・三成賢次・南野佳代・森口千晶・吉水千鶴子
【新会員一覧】https://t.co/d93vJxDo3j
【安保法に反対する学者の会】https://t.co/WNaoQi1h47
この情報をマスコミはなぜ出さない?
なんだよ。
— 以下略ちゃん™ (@ikaryakuchan) October 2, 2020
昔の国会答弁を根拠に持ってくるけど、昔は現在と違って選挙で選んでたんじゃん。騙しがきつい https://t.co/mF9qbb0H3v
日本学術会議は自らを《学者の国会》と自負するならば、この際、現在在籍している全ての委員の選考、推薦過程も国民に対して全部透明化するとよい。
— 井上リサ (@JPN_LISA) October 2, 2020
日本学術会議 野党合同ヒアリングに前川喜平元文科次官 https://t.co/V9yJronwql
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) October 13, 2020
朝日、毎日、東京とくると鉄壁な逆神か笑
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) October 1, 2020
朝日、日本学術会議除外された6人は 「学問への介入」と批判https://t.co/VYS0IDhxHk
毎日 学問と政治の関係の大きな分水嶺https://t.co/yJftgmrYfy
東京 政府が学者提言機関に異例の介入https://t.co/kD4E8dJ9PH
学術会議。の実態。一部野党・メディアが騒ぐわけ→ https://t.co/iRVBxEattC
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) October 2, 2020
日本学術会議の会員候補の任命を拒否された6人~ネットの反応「wwwwwwwwwwwwwwwwwww」「これが全ての答えだな。納得だわ」「これむしろガースーよくやったレベルじゃね?」「やはりな。朝日新聞が騒いでるからそんな事だろうと思ったわ」 https://t.co/dSdaTmd7TV
— 田舎暮しの唱悦 (@shoetsusato) October 2, 2020
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