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    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  国際 >  柄谷行人(からたにこうじん)と宇野経済学(マルクス経済学)とチュチェ思想(主体思想)

    柄谷行人(からたにこうじん)と宇野経済学(マルクス経済学)とチュチェ思想(主体思想)

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    本日のキーワード : 宇野経済学、マルクス経済学、チュチェ思想(主体思想)



    宇野経済学(うのけいざいがく)とは、いわゆる“なんちゃって学問”の範疇に含まれるマルクス経済学の一派で、宇野弘蔵が独自の妄想によって打ち立てた宇野派宇野学派とも呼ばれる。

    本日の書物 : 『インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向』 江崎道朗 青林堂



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 それでは、【アメリカの保守自由主義者】は、【マスコミとアカデミズムを味方につけた左派リベラル勢力】といかにして戦ったのでしょうか


    ミトロヒン文書 KGB(ソ連)・工作の近現代史 

     【民主党】ばかりか【共和党の一部】さえも味方につけた【左派リベラル官僚たち】は、伝統的価値観やキリスト教道徳を敵視する一方で、【「貧しい人や社会的弱者を救うのは、政府の役割である」】という【社会主義的発想】に立って【「福祉国家」路線を推進】しました。しかし、社会福祉によって【働かずとも人並みの生活ができる】と分かれば【労働意欲や自主独立の気概は後退】していきます。







     一方、社会福祉を行うために【政府機関を多く必要とする】から、【政府は必然的に肥大化】していきます。しかも【福祉の資金調達を名目に】して、【国民の資産を税金と称して合法的に奪っていく】ことになるのです。


    税金下げろ、規制をなくせ 日本経済復活の処方箋 

    このように福祉国家路線を歩めば【その肥大化した権力に溺れる者がいずれ現れ】て、【社会福祉を餌に国民の私生活にまで干渉】し【自由を抑圧する全体主義国家となっていく危険がある】 ―― こうした危機を警告し【「福祉国家」の暴走に歯止めをかけた】のが

    フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク
    フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク

    隷属への道 ハイエク全集 I-別巻 

    1944年に【「隷従への道」】を上梓した【フリードリヒ・ハイエク】でした。』

    日の丸

    ソ連崩壊後の左翼マルクス派の“悪足掻き(わるあがき)”


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、現代国際社会において顕著に見られる、「自由民主主義」「国家社会主義(共産主義・社会主義)」との対立の構図どのように考えていけば良いのか、また、私たちの日本はどちら側に立つべきか、さらに、そのためには何をする必要があるのか、といった問題について整理できる書物で、勘違いされがちな「インテリジェンス」についての分かりやすい解説もありその重要性についてより一層理解が深まるお薦めの良書になります。

    読書 10-101

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    oszplay.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 213,158(212,237)÷7,635,052(7,578,203)=0.0279・・・(0.0280) 「2.79%(2.80%)」
    oszplay1.jpg

    イタリア : 36,111(36,083)÷343,770(338,398)=0.1050・・・(0.1066) 「10.50%(10.66%)」
    oszplay2.jpg

    日本 : 1,623(1,617)÷88,267(87,656)=0.0183・・・(0.0184) 「1.83%(1.84%)」
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    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、昨日の続きになりますが、これまでのところで(→社会の平和度を高めるために必要なものは?)、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動をきっかけとして、根拠の無い妄想を繰り広げる「おパヨク」を例に挙げながら、他方で、キリスト教世界である西洋社会の根底にある、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統を受け継いだ2人の正真正銘の「反ユダヤ主義者」「社会主義者」でもあった、ヒトラーマルクスについて触れさせて頂いたうえで、

    ヒトラーとマルクス

    ヘーゲルを誤解・曲解した挙句それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形「マルクス主義」を生み出し、やがて生じる「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えた重罪人であるカール・マルクスに、その後も連綿と連なり現代に至る大まかな流れについて、論文のご紹介を交えながら書かせて頂きました



    で、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席居ちゃったりする有様なので、



    マルクスと同じく「反ユダヤ主義」著名ドイツの哲学者ナチス党員でもあったマルティン・ハイデッガーその弟子たち(“ポリコレの父”であるフランクフルト学派のマルクーゼを含む)の「危険な哲学」、すなわち左翼リベラル(自称リベラルで中身はコミュニタリアン)が大好きな「共同体主義(コミュニタリアリズム)」という幻想についても確認してきました。

    ハイデガーとナチズム 

    ハイデガーの子どもたち―アーレント/レーヴィット/ヨーナス/マルクーゼ 

    そして、以上のことを踏まえた上で、マルクス主義の“致命的な間違い・勘違い”がどこにあったのか(すでに過去の遺物でしかないために過去形で表現させて頂いておりますw)を御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。

    これ 女性

    マルクス主義と希少性
    『マルクス主義と稀少性』堀川哲



    それでは、昨日の続きを見て参りましょう。

    社会の平和度

    社会の平和度2

    1875年のマルクス
    1875年のマルクス

    『 アソシエーション幻想

     国家社会主義でもなくリベラル・デモクラシー型資本主義でもない第三の道ある人々によればそれがアソシエーションである。アソシエーションとは語義的には「おなじ目的を持った人々の組織」である。だから政党も労働組合も、株式会社も協同組合も日本プロ野球連盟もアソシエーションである。しかしアソシエーション主義者が言う場合のアソシエーション主に労働者の生産・消費協同組合をさしている。このアソシエーションが社会主義再生の切り札とされるこれソ連崩壊後の左翼マルクス派の新しい動きである。』


    子供 笑う 女性

    昨日のところで、リベラル・デモクラシー(自由民主主義)陣営である西側先進諸国の華々しい成功を目の前にして、惨敗しその醜態を晒すこととなった「戦後の西欧マルクス主義」信奉者らは、自身の存在理由を見失ったというお話がありましたが、その中で、「元祖ポリコレ」であり、アメリカの学生運動を煽動した中心人物であり、「新左翼の教祖的存在」であったマルクーゼが登場していました。

    ヘルベルト・マルクーゼ
    ヘルベルト・マルクーゼ

    アメリカの学生運動を煽動したマルクーゼの哲学は、要するに、「若者よ、猿のようになりなさい!」と言っているんです(笑)

    昨日も書かせて頂きましたように、マルクーゼの思考回路の基本設計は、ヒトラー、スターリン、毛沢東らと同じで、反リベラル・デモクラシー(反自由民主主義)すなわち「全体主義(ナチス、ファシズム)」で

    ヒトラー スターリン 毛沢東 

    そんなマルクーゼの論理は、小学生にも理解できるほど非常に簡単で「都合の悪いことは無かったことにする」というだけのものでした(笑) 詳しくは次の動画を御覧下さいませ💗

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    文部科学省が大量にウイルス感染した理由

    で、先ほど論文中に書かれていたように、「アソシエーション主義」なるものが「ソ連崩壊後の左翼マルクス派の新しい動き」として出てくるわけですが、その典型例「おパヨク」御用達「おバカ」柄谷行人(からたにこうじん)になります。論文の注記部分を確認してみますと・・・

    柄谷行人
    柄谷行人

    『 その辺りの心理を柄谷行人(からたにこうじん)がこう表現している。「1989年に至るまでは私は未来の理念を軽蔑していた。資本と国家への闘争は未来の理念なしにも可能であり、現実に生じる矛盾に即してそれをエンドレスに続けるしかない、と考えていた。しかし、89年以後に私は変わった。それまで、私は旧来のマルクス主義的政党や国家に批判的であったが、その批判は、彼らが強固に存在しつづけるだろうということを前提にしていた。彼らが存在するかぎり、たんに否定的であるだけで、何かをやったような気になれたのである。彼らが崩壊したとき、私は自身が逆説的に彼らに依存していることに気づいた。私は何か積極的なことを言わなければならないと感じ始めた。」(柄谷行人 『トランスクリティーク』岩波書店、2004年、「序文」)』

    トランスクリティーク――カントとマルクス 

    「資本と国家への闘争は、未来の理念なしにも可能」とか「矛盾に即してそれをエンドレスに続けるしかない、と考えていた」と書かれていますが、これはつまり、何の考えも理由も根拠も無いけれどもただ単に「お金持ち」や「国家」に対する抵抗(=闘争)を永遠に際限なく続けるしかないと本気で思っていたということです(笑) どんだけ「おバカ」なのかが御理解頂けるのではないでしょうか。

    女性 ポイント これ

    『 アソシエーション主義とは資本主義(福祉資本主義)とも国家社会主義とも対立する概念であるという。柄谷行人によれば、社会主義には二つの種類があり、ひとつは国家社会主義(スターリン主義)と福祉国家主義(社会民主主義)もうひとつは国家を拒否する社会主義(アソシエーション)である。国家を認めるか拒否するかが分かれ道となる。前者、国家社会主義の系列にはサン・シモン、ラサール、エンゲルス、レーニンなどがあり、後者のアソシエーション派系列にはオーウェン、プルードン、マルクスが配分される。』

    ここで再び論文の注記部分を確認してみますと・・・

    『 柄谷の基本テキストは前掲の『トランスクリティーク』と『世界史の構造』(岩波書店、2010年)。

    世界史の構造 

    柄谷のアソシエーション論の背景にあるのは、(ローザ風)の資本主義崩壊理論の味付けをもった宇野経済学である。彼は資本主義の世界制覇は同時に資本主義の終焉であり(なぜならそのときは剰余価値が実現されるための市場がなくなるから、という)、その結果は世界規模での戦争であるとみる。』


    ここに登場する「宇野経済学」というのは、宇野弘蔵(うのこうぞう)という「おバカ」が生み出した“なんちゃって学問”に分類される「マルクス経済学」のひとつで、

    宇野 弘蔵(うのこうぞう)
    宇野弘蔵

    その弟子である鎌倉孝夫(かまくらたかお)は、北朝鮮「主体思想(チュチェ思想)」の理論家だったりもします(笑)

    鎌倉孝夫(かまくらたかお)
    鎌倉孝夫

    マルクス経済学者と北朝鮮のチュチェ思想(主体思想)

    女性 笑い 笑う

    この後に続く部分が非常に面白いのですが、本日はここまでとさせて頂きます。






    続きは次回に♥




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