
本日のキーワード : 繁栄、保守自由主義
繁栄(はんえい) : 豊かにさかえること。さかえて発展すること。「社会の繁栄」「子孫が繁栄する」
本日の書物 : 『インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向』 江崎道朗 青林堂
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 本書では、バルト三国やポーランドの例を引き合いに出して、【ソ連主導の共産主義体制】のもとでは、インテリジェンス機関や治安機関は、【言論の自由を否定】し、スパイ防止法に基づいて【人権を弾圧】する機関になってしまうことを指摘しました。
スパイ防止法を制定しても、【共産党】のような【一党独裁】を掲げる【全体主義政党】が政権を握ると、瞬く間に【国民弾圧】法に様変わりしてしまう恐ろしさは、ご理解いただけたと思います。
このため欧州議会も、【ナチス・ドイツとソ連】といった【全体主義体制】を【断固として拒否】し、【自由主義体制を守る】決議を採決したわけです。
この欧州議会と連動して【共産主義の問題点】を広く訴えているのが、アメリカのドナルド・トランプ大統領です。…
トランプ大統領を始めとする【アメリカの保守派】は、【旧ソ連や中国共産党政権、そして北朝鮮といった共産党一党独裁体制】を【厳しく批判】しています。ですが、【共産主義体制を批判するだけではダメ】だと考えているのが、【アメリカの保守派】なのです。
何よりもアメリカ自身が【「自由主義の国である」ことが重要】であり、【保守自由主義】のもとでアメリカを【繁栄させること】こそが【共産主義体制と戦うために必要】だと考えているのです。

では、【「保守自由主義」とはいかなるものなのか】。』

資本主義の精神=勤勉、社会主義の精神=怠惰
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現代国際社会において顕著に見られる、「自由民主主義」と「国家社会主義(共産主義・社会主義)」との対立の構図をどのように考えていけば良いのか、また、私たちの日本はどちら側に立つべきか、さらに、そのためには何をする必要があるのか、といった問題について整理できる書物で、勘違いされがちな「インテリジェンス」についての分かりやすい解説もあり、その重要性についてより一層理解が深まるお薦めの良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 209,749(209,042)÷7,412,911(7,358,559)=0.0282・・・(0.0284) 「2.82%(2.84%)」

イタリア : 35,986(35,968)÷325,329(322,751)=0.1106・・・(0.1114) 「11.06%(11.14%)」

日本 : 1,598(1,594)÷85,746(85,345)=0.0186・・・(0.0186) 「1.86%(1.86%)」

日本で習近平国賓来日に反対するのは保守派と決まっているがそれが異常なのだ。基本的人権や国家主権に左右の違いは無いはずだ。サイレントインベージョンのハミルトン教授はバリバリのリベラルだ。つまり日本の左派はリベラルではなく共産主義者だということだ。#産経プラス https://t.co/KCeof9D0OG
— 山岡鉄秀 (@jcn92977110) September 25, 2020
古森義久氏が「二階幹事長はなぜ中国と仲良くすべきか政策論を語らない。引越できないからと言う。隣国なら尚更厳しくすべき。反日教育や尖閣…中国の政策に一言も言わない」と媚中派の本質を語った。中国の要求は日本で通すが日本の意見は伝えない。だから重宝される。これが日本を滅ぼす“内なる敵”。 https://t.co/lOIFtZcCzY
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) September 24, 2020
二階幹事長、三男秘書が 大阪中国領事館で 受けた「恩返し」https://t.co/8R0vxwzcv8
— 鳥取ループ@示現舎 (@tottoriloop) October 2, 2020
中国が二回幹事長の後継者と目される三男に触手を伸ばしているというお話です

さて、昨日の続きになりますが、これまでのところで(→☆社会の平和度を高めるために必要なものは?)、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動をきっかけとして、根拠の無い妄想を繰り広げる「おパヨク」を例に挙げながら、他方で、キリスト教世界である西洋社会の根底にある、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統を受け継いだ2人の正真正銘の「反ユダヤ主義者」で「社会主義者」でもあった、ヒトラーとマルクスについて触れさせて頂いたうえで、

ヘーゲルを誤解・曲解した挙句、それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形で「マルクス主義」を生み出し、やがて生じる「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」を正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えた重罪人であるカール・マルクスに、その後も連綿と連なり現代に至る大まかな流れについて、論文のご紹介を交えながら書かせて頂きました。
で、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席が居ちゃったりする有様なので、
マルクスと同じく「反ユダヤ主義」で著名なドイツの哲学者のナチス党員でもあったマルティン・ハイデッガーとその弟子たち(“ポリコレの父”であるフランクフルト学派のマルクーゼを含む)の「危険な哲学」、すなわち左翼リベラル(自称リベラルで中身はコミュニタリアン)が大好きな「共同体主義(コミュニタリアリズム)」という幻想についても確認してきました。


そして、以上のことを踏まえた上で、マルクス主義の“致命的な間違い・勘違い”がどこにあったのか(すでに過去の遺物でしかないために過去形で表現させて頂いておりますw)を御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。


☆『マルクス主義と稀少性』堀川哲
それでは、昨日の続きを見て参りましょう。



1875年のマルクス
『 ソ連崩壊
・・・こうみていくと皮肉なことだが、社会主義の存在理由は、トロツキーの言うところとは違って、労働生産性を高めないところにあると言えそうである。


レフ・ダヴィードヴィチ・トロツキー
☆ソ連・共産主義体制と中国・共産主義体制の「人権侵害」

社会主義は本質的に勤勉であることの動機を欠いている。人間が勤勉になるには、自分の努力の成果は、他人や「社会」のものになるのではなく、ただ「私」のものになるという法的環境が必要である。次に、人間は勤勉であるためには競争の環境におかれる必要がある。ところが社会主義というものは、本質的に、この2つの要素を欠いている存在であり、またこれら要素を欠いていることを誇りとするシステムである。だから社会主義システムにおいて労働生産性を持続的に引き上げていくというのはとても難しいことである。それゆえ社会主義では「スタハノフ運動」とか「千里馬運動(チョルリマうんどう)」といった精神主義が強調されることにもなるわけだが、これが連呼されるという事実はこのスローガンの空虚さを物語っている。自然にほうっておくと熱心に働く人間は誰もいなくなるから、不自然なイデオロギー的なあおりが必要になるのである。

見方を変えれば、むしろ社会主義の本質は怠惰・停滞にあると居直る方向もある。我々が安楽に暮らしていくための生産力は資本主義がつくり出してくれる。社会主義は資本主義から継承した生産力をさらに高めるというよりも、それを安楽のために利用するシステムだ、と考えることもできよう。資本主義の精神が勤勉であるとすれば、社会主義の精神は怠惰である。

マルクスの場合には、社会が経済を制御しようとするようになれば、自動的に労働生産性は向上すると考えている。この場合、彼が勤勉への刺激をどう考えていたのか、それが問題になるが、マルクスはオートメーション化を予想していたのだ、とみれば理屈は通じないこともない。機械装置には物質的刺激は必要ないからである。機械は、人間と違って、だまって働く。財の生産過程がもはや人的労働力に依存するのではなく、科学・技術水準に依存する、そうした場面をマルクスは考えていたと思われる。これも近代特有のユートピアであるが、ありえないはなしではない。』

本日ご紹介させて頂いた本文中の最後のところで、「保守自由主義」という言葉が登場していましたが、上の図でどこに位置するものかイメージできますでしょうか?

これまでに書かせて頂いたことも全部合わせてプロットしてみますと、次のようになります。

で、その「保守自由主義」がどのような考え方なのかは、次回以降、本書を読み進めていくことで理解できるようになりますが、本日はここまでとさせて頂きます。
私をブロックしてるのに、裏で何やら・・・
— 藤田隆司 (@ryokuhuuka) October 3, 2020
極めてたちの悪いブラック 3B
こいつら、はっきり言って確信的反日日本人。@aritayoshifu
日本の国会議員、有田芳生参議院議員@Serenitypraye12
通称・憎しみ君(元地方救う会・幹事)@sere35988873
畑中(有田本人疑惑?元救う会界隈関係者疑惑?)
10年経って明らかになる事実。
— 杉田 水脈 (@miosugita) September 8, 2020
「安倍政権の検察の私物化」と決めつけ、意見書を出した元検事総長ら検察OBはこの件についてもきちんと見解を出していただきたい。
そもそも一色 正春さんの勇気ある行動が無ければ日本が悪者になっていた。
真実が明らかになるのにこれだけ時間が掛かることに強い違和感 https://t.co/EAgiIFXOqt
竹田恒泰「一色氏が中国漁船衝突映像を公表しなければ事件は闇に葬られた。菅直人はAPEC議長の面を守るために不適切な政治判断(船長釈放)し日本の国益を棄損した」
— Dappi (@dappi2019) September 10, 2020
有本香「旧民主党系議員・幹部など関係者全員を国会に呼ぶべき」
その通り!
実質的に元菅直人内閣の立憲民主党は説明責任を果たすべき pic.twitter.com/ZTpPjwTcCh
宗男さんが主導してた対露交渉では、確かに色々動いたね!ロシアでは対日戦争勝利記念日が復活したし、3000億円を日本から貰って新しい軍事基地を北方領土で作ったし、領土問題は存在しないとまで言われたし。
— ナザレンコ・アンドリー (@nippon_ukuraina) September 5, 2020
本当にロシアの国益のために全力を尽し、ロシアに外交勝利を齎した凄い政治家です。 https://t.co/VaAlHNJZ9f
「北朝鮮による拉致の可能性を排除できない者の親族等に対する情報開示・・・」って、親族に相談しているのだろうか?少なくとも私が知る特定失踪者家族からそんな話は聞いていない。家族に相談も通知もせず、こんな勝手なことをしていいのか?国会議員が。
— 藤田隆司 (@ryokuhuuka) September 7, 2020
何言ってるのか分からない。
— 上念 司 (@smith796000) September 20, 2020
デジタル化は「後ろ向き」と批判 枝野氏、政権との違いアピール | 2020/9/19 - 共同通信 https://t.co/P1lyx2vVLA
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