
本日のキーワード : ナチス・ドイツ、ソ連、戦争犯罪
見直す(みなおす)
① もう一度改めて見る。また、その結果気づいた欠点を是正する。
② それまでの認識を改める。
③ 病気や景気などが回復してよいほうに向かう。
本日の書物 : 『インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向』 江崎道朗 青林堂
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 この【バルト三国の独立】が、【ソ連崩壊】と、【東西冷戦の終結】の【ダメ押し】となりました。

このようにバルト三国は、いったん独立を果たしても第二次世界大戦末期にソ連に占領され、実に【半世紀近い46年間もソ連の支配下に置かれ、再び独立を取り戻した】わけです。
日本が敗戦後、アメリカ軍によって占領された期間が6年半ですが、この僅か6年半の占領による後遺症にいまだに日本は苦しんでいるわけですから、バルト三国もさぞ大変だと思います。

☆The True Size of...
では、このバルト三国は、第二次世界大戦とその後の歴史の中で、【ソ連に占領され、併合された】わけですが、【実際に何があったのか】、【その歴史をいまどのように捉えているのか】、コミンテルン結成100年にあたる2019年、実際に取材をしようと思ったわけです。
今回の取材は僅か8日間でしたが、次のような【戦争博物館や施設を視察】し、【ソ連、コミンテルンをどのように捉えているのか】、観てきました。
○ リトアニア
KGBジェノサイド博物館
国立ホロコースト・ミュージアム
リトアニア住民のジェノサイドとレジスタンス調査センター
○ ラトビア
ラトビア軍事博物館
ラトビア占領博物館
角の家(KGB博物館)
KGB監獄博物館
○ エストニア
エストニア占領・自由博物館
ソコス・ホテルKGB博物館
KGB監獄博物館
こうした戦争博物館の【基本的なコンセプト】は、【スターリン率いるソ連による過酷な占領及び併合政策】、そして【ソ連の情報機関であるKGBとその手先となった警察を含む治安機関による人権弾圧】を【糾弾する】というものです。
【ソ連と共産党】のもとでインテリジェンス機関、治安機関が【いかに酷い人権弾圧をしてきたのかを訴える博物館が次々と建設されている】わけです。
もちろん、スターリンと同じように、【スターリンと組んだナチスの戦争犯罪も徹底的に告発、追及】されています。
【「ナチス・ドイツ」】と【「スターリン率いるソ連」】という【二つの全体主義国家】が【ヨーロッパの平和と人権を踏みにじった】のであり、【この二つの全体主義国家の戦争犯罪を追及すべき】である。【これが、現在のヨーロッパの基本的な主張】なのですが、
【日本ではナチス・ドイツのことだけに言及】し、【ソ連の部分が完全に抜けてしまっています】。』

シャクシャインの乱 or シャクシャインの戦い → 正解はどっち?
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現代国際社会において顕著に見られる、「自由民主主義」と「国家社会主義(共産主義・社会主義)」との対立の構図をどのように考えていけば良いのか、また、私たちの日本はどちら側に立つべきか、さらに、そのためには何をする必要があるのか、といった問題について整理できる書物で、勘違いされがちな「インテリジェンス」についての分かりやすい解説もあり、その重要性についてより一層理解が深まるお薦めの良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 202,467(201,319)÷6,962,333(6,913,046)=0.0290・・・(0.0291) 「2.90%(2.91%)」

イタリア : 35,781(35,758)÷304,323(302,537)=0.1175・・・(0.1181) 「11.75%(11.81%)」

日本 : 1,540(1,525)÷80,467(80,004)=0.0191・・・(0.0190) 「1.91%(1.90%)」

内モンゴルの文化的ジェノサイド続報。中国政府のモンゴル語禁止政策に抵抗するモンゴル人牧畜民に対し、銀行は融資しないと決定。憲法上、諸民族は自らの言語による教育を受ける権利があると定められていることと抵触する政策。モンゴル人の貧困化は一層進むだろう。 pic.twitter.com/KSabFAwam8
— 楊海英 (@DcZ2sppUAxLS3nO) September 16, 2020
中国が進めるウイグル人ジェノサイドに関する報道。強制収容所は拡大、収容人数も増加。女性達は強制不妊手術。ウイグル語は禁止。日本どうする⁉️https://t.co/1iX4M2JOyd
— 楊海英 (@DcZ2sppUAxLS3nO) September 22, 2020
ニューヨーク市警官&陸軍予備部隊のBaimadajie Angwang(写真の男)、中国のエージェントだった。ニューヨークに住む中国人の活動について中国政府高官にリーク。在米チベット人コミュニティ内で情報収集するなどしていた。逮捕。 https://t.co/1Kl8vSwOYy
— Tomo (@Tomo20309138) September 21, 2020

さて、昨日の続きになりますが、これまでのところで(→☆社会の平和度を高めるために必要なものは?)、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動をきっかけとして、根拠の無い妄想を繰り広げる「おパヨク」を例に挙げながら、他方で、キリスト教世界である西洋社会の根底にある、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統を受け継いだ2人の正真正銘の「反ユダヤ主義者」で「社会主義者」でもあった、ヒトラーとマルクスについて触れさせて頂いたうえで、

ヘーゲルを誤解・曲解した挙句、それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形で「マルクス主義」を生み出し、やがて生じる「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」を正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えた重罪人であるカール・マルクスに、その後も連綿と連なり現代に至る大まかな流れについて、論文のご紹介を交えながら書かせて頂きました。
で、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席が居ちゃったりする有様なので、
マルクスと同じく「反ユダヤ主義」で著名なドイツの哲学者のナチス党員でもあったマルティン・ハイデッガーとその弟子たち(“ポリコレの父”であるフランクフルト学派のマルクーゼを含む)の「危険な哲学」、すなわち左翼リベラル(自称リベラルで中身はコミュニタリアン)が大好きな「共同体主義(コミュニタリアリズム)」という幻想についても確認してきました。


そして、以上のことを踏まえた上で、マルクス主義の“致命的な間違い・勘違い”がどこにあったのか(すでに過去の遺物でしかないために過去形で表現させて頂いておりますw)を御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。


☆『マルクス主義と稀少性』堀川哲
それでは、昨日の続きを見て参りましょう。



1875年のマルクス
『 稀少性を克服する
・・・稀少性の克服のために必要なことは「時間の節約」、つまり生産性の向上であり、それを可能にするのが社会的所有のもとで生産力の発展である。マルクスはとくに生産過程のオートメーション化を重視している。
中国では、共産党が憲法の上にくるし、企業等の生産手段を共産党が管理しないはずない。なので、10年前から、中国共産党が外資系企業に介入するのは常識だった。この研究員は間抜けかあちらのエージェントだろ
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) September 21, 2020
稀少性は F / N によって定義されるが、マルクスの場合には、欲求を低いレベルに固定した未開社会的な人間像を想定してはいない。人間の欲求は無限に上昇するとみられている。そうすると、理屈の上では、稀少性の解消はありえない、ということになる。

マルクス主義は一方では科学技術の進化に対する無限の信頼をもっている。つまり F の増加には限界はない、とみる。しかし他方では人間とその欲求( N )もまた無限であるとすれば、欲求と財の運動のいたちごっこが生まれるだけで、稀少性の克服、「必要に応じた分配」は夢物語となる。そうとすれば、階級闘争は永遠になくならないのではなかろうか?

階級闘争を終わらせるには、何らかのかたちでの欲求と人口の抑制が必要になろう。では誰が人々の欲求を測定し、必要な欲求と不要な欲求を区別するのであろうか。ロジカルにはこういう問いが生まれようが、マルクス自身はこの種の(未来構想的な)問題をまじめには考えていない。さきのはなしであり、稀少性が(少なくとも)緩和されるのに比例して、人々の間の対立もマイルドなものとなるから、将来の人間が適当に解決するだろう、と考えていたのであろうか。』

お勉強をしていなかったマルクス(→☆マルクスという落ち零れの思想を崇拝する“トコトン無能”な国家主席)の考え方がよく理解できるのではないでしょうか(笑) 要するに、マルクスの理論は“単なる思い込み”であって、「きっと、そんな感じになるだろう」みたいなアバウトな“説”でしかなかったわけで、それを同様に「おバカ」な連中が勝手に妄信し、強盗や放火をして暴れた、それが「共産革命」というものの正体になります💗

それでは、こちらも昨日に続きまして、ちょうど今、読み進めているところの書物に記載されている、我が国に現存していると自称して止まない“ビジネス部族”である【いわゆるアイヌ(プロ・アイヌ、アイヌ屋)】がまるで先住民であるかのように主張するところの、“アイヌ”の歴史的な実態を確認してみましょう💗


アイヌ文化を利用したアイヌ利権ビジネスではないか。和人はアイヌのしまに手を出すな…知的財産のアイヌの紋様を使いたいなら金をよこせ…とは(絶句) pic.twitter.com/96Kn2jNrpL
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) September 1, 2020
いわゆるアイヌがアイヌの物を勝手に使うなと吠えるならアイヌのいうアイヌ文化なるものの、その殆どは日本文化でしかないから、アイヌも日本文化の影響を受けたものは一切使うのを止めれば宜しい。ただしその場合アイヌ文化なるものは存在しないに等しい。
— 砂澤 陣 (@SunazawaJin) September 21, 2020

『 シャクシャインの乱
“シャクシャインの戦い”(一六六九)はアイヌ史のなかでその経緯と意義が捏造され、広く世に出回っている最たるものだ。その歴史的経緯を詳しくみればこれは正しく“シャクシャインの乱”と記載されるべきものである。ここでも先に紹介した財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構が作成の『アイヌ民族 : 歴史と現在 ― 未来を共に生きるために ― 』の記載を紹介する。』


☆小学生用 『アイヌ民族 : 歴史と現在 ― 未来を共に生きるために ― 』
『アイヌ民族 : 歴史と現在 ― 未来を共に生きるために ― 』に書かれているものが、転記するのもバカバカしくて面倒だと思わせるほどの「史実歪曲」「歴史捏造」が行われている「荒唐無稽」な記載内容ですので、今回は手抜きで省略させて頂き、画像でのご紹介とさせて頂きますが、対象となる資料であるPDFは、どなたにでも無料で確認することができますので、ぜひ、そこに記載されている杜撰(ずさん)な内容をご確認くださいませ。

『 この記載ではまるで松前藩の武士が、不等に米価を吊り上げてアイヌたちを搾取したような記載だが、これは米とサケの価格を現在の感覚で評価する間違った見解である。
江戸期の米価は変動が激しく現在の価値に換算して、米一俵の価格は豊作の年で二万円前後、不作の年では九万円前後、大凶作があると十三万円以上になることもある。
『日本の歴史』(中公文庫)その他を参考に推定した値だが、当時の価格は銀による匁(もんめ)表示で、しかも銀貨は再三改鋳され、特に一七一一年以前の米価はこれよりさらに高かったと推定されるが一応五万円前後が妥当であろう。
つい昭和四〇年ころ(大卒の初任給が一万円)まで、米は六〇kgで六〇〇〇円と大変高価なものだった。江戸期武士の召使である中間(ちゅうげん)や住み込みの女中の給与が一年間で三両だ。召使や女中が一年働いても米は六俵、つまり三六〇キロしか買えなかったのだ。さらに古い時代、米はよほど高価なものだったことは想像に難くない。米三〇キロは中間や女中の一ヶ月分の給与に相当する。
この高価な米を海を越えて当時米のとれない北海道へ運んでサケと交換したのだ。』
まるで松前藩の武士が、不等に米価を吊り上げてアイヌたちを搾取したような記載となってしまっている根拠が、次のように記載されているおコメと鮭の交換比率にあります。

江戸時代の名目交換レートの、「米1俵(60キロ) = 米1石 = 金1両 = 銀60匁」を基準として、この問題を考えてみますと、1641年ころは「アイヌのサケ100ぴき」と「和人の米30kg」が交換されていたわけですから、名目で「アイヌのサケ100ぴき = 銀30匁」となります。それが1669年ころになると「アイヌのサケ100ぴき」と「和人の米10kg」の交換になったわけですから、名目で「アイヌのサケ100ぴき = 銀10匁」になり、「アイヌのサケ100ぴき」がおよそ30年で三分の一に値下がりしたことになります。
ここで、次のグラフをご覧頂きたいのですが、

米相場の変遷 米一石に対する銀匁
1640年ころの「和人の米1石(60kg)」が「約銀30匁」、1669年ころの「和人の米1石(60kg)」が「約銀60匁」ですので、1640年ころの「和人の米30kg」は「銀15匁」程度、1669年ころの「和人の米30kg」は「銀30匁」程度となり、「アイヌのサケ」とは異なって、「和人の米」がおよそ30年で二倍に値上がりしたことになります。
価格だけを考えれば、「アイヌのサケ100ぴき」の値段が三分の一になっても、「和人の米」の値段が三倍になっていれば釣り合いがとれますので、先ほどのような言い掛かりをつけることができなかったと思われますが、もう一つ重要な視点が欠けています。
それが、徳川幕府が行った「大規模金融緩和」と「積極的財政政策」による、江戸時代当初100年間の「高度経済成長」によるインフレーションです。

☆江戸時代の「貧農史観」は、ただの空想です
☆徳川三代にさえ劣後する、現在の日本政府の愚策=消費税増税www
「インフレであれば、じゃあ何故、アイヌのサケの値段が三分の一に下がるんだ!!!」という声も聞こえてきそうですが、二日毎にお米は食べれても(お米1石は成人1人が1年間に消費する量、30kgは0.5石)、「アイヌのサケ」を三日毎に食べるのは無理ですし、当時好景気に沸いていた中で、人口の85%を占める百姓(=一般庶民。農業専業・農業従事者だけを意味する言葉ではなく、その意味に限定する「農民」という言葉は差別用語。)は、自由を謳歌し、その嗜好性が多種多様となった時代で、敢えて、「アイヌのサケ」を高級品のように“お取り寄せ”でもしていたのならば話は別ですが、そもそも「アイヌのサケ」って、どれ程の価値があったのでしょうか?(それは次回以降に💗)

少なくとも、大きさの問題ではないと思いますけれども💗


ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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