本日のキーワード : バルト三国、ナチス・ドイツの占領、ソ連の占領・併合
バルト三国(バルトさんごく)は、バルト海の東岸、フィンランドの南に南北に並ぶ3つの国を指し、北から順に、エストニア、ラトビア、リトアニアである。3か国ともに、北大西洋条約機構(NATO)・欧州連合(EU)および経済協力開発機構(OECD)の加盟国、通貨もユーロでシェンゲン協定加盟国である。
本日の書物 : 『インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向』 江崎道朗 青林堂
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【バルト三国】とは、バルト海沿岸に並ぶ【リトアニア】、【ラトビア】、【エストニア】の三国の総称で、いずれも人口100万から300万人程度の小国です。
ロシアとポーランドに挟まれ、近代まではそれぞれ独自の歴史を歩んでいましたが、【18世紀以降次々とロシアに支配】されてしまいます。日露戦争のときに日本海戦で戦ったロシア艦隊は、このバルト海を拠点にしていたことからバルチック艦隊と呼ばれました。
☆The True Size of...
第一次世界大戦中の1917年にロシア革命が起こり、【ロシア帝政は崩壊】します。その隙を衝いて1918年に【三国とも独立】を果たしました。
第二次世界大戦前、【日本にとってバルト三国は極めて重要な国々】でした。1933年に国際連盟から脱退した日本は、【ソ連の脅威を共有し、協力関係を築くことができる国としてバルト三国を重視した】のです。
こうした【インテリジェンスの観点】から1940年に多くのユダヤ人を救った外務省の杉原千畝(すぎはらちうね)はリトアニアに赴任していましたし、戦時中にヤルタ会談の内容をいち早く入手した陸軍の小野寺信はエストニアに赴任しています。
残念ながら、このバルト三国は、1939年に始まった第二次世界大戦中の1940年に、【ソ連に占領】されてしまいます。しかも翌1941年から1944年まで、【ナチス・ドイツに占領】され、その後再び【ソ連に占領】され、【ソ連邦に併合】されます。それから半世紀後に東欧民主化運動が勃発し、【1991年にバルト三国は再び独立を取り戻します】。』
権力による“暴力”や“不当な行為”に寛容なマルクス主義者の本質
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現代国際社会において顕著に見られる、「自由民主主義」と「国家社会主義(共産主義・社会主義)」との対立の構図をどのように考えていけば良いのか、また、私たちの日本はどちら側に立つべきか、さらに、そのためには何をする必要があるのか、といった問題について整理できる書物で、勘違いされがちな「インテリジェンス」についての分かりやすい解説もあり、その重要性についてより一層理解が深まるお薦めの良書になります。
それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値
☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 201,319(200,284)÷6,913,046(6,875,085)=0.0291・・・(0.0291) 「2.91%(2.91%)」
イタリア : 35,758(35,738)÷302,537(300,897)=0.1181・・・(0.1187) 「11.81%(11.87%)」
日本 : 1,525(1,519)÷80,004(79,771)=0.0190・・・(0.0190) 「1.90%(1.90%)」
「日系企業1700社が中国撤退待ち」との情報が波紋。環球時報は打ち消しに必死。7月末、工場を日本に戻す申請をした在中国日系企業は1670社。補助金申請額が1兆7千億円で日本政府が組んだ予算の8倍に。“在中日系企業の5%に満たない”と環球は強気だが狼狽が隠せなくなってきた。https://t.co/r5yvwZ2YI6
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) September 21, 2020
【#中国】
— NEKO😺 (@usapepe) September 20, 2020
インドとの国境に送られ、赤ん坊のように泣き出す人民解放軍🙄
インド軍、強いからね。 https://t.co/6Rv25zGWw0
チベット、ウイグルに続き、南モンゴルでも続く人権弾圧。中共は現代のナチスです。習近平訪日なんて絶対ダメ!! https://t.co/E1TaTsSLtv
— 上念 司 (@smith796000) September 20, 2020
さて、昨日の続きになりますが、これまでのところで(→☆社会の平和度を高めるために必要なものは?)、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動をきっかけとして、根拠の無い妄想を繰り広げる「おパヨク」を例に挙げながら、他方で、キリスト教世界である西洋社会の根底にある、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統を受け継いだ2人の正真正銘の「反ユダヤ主義者」で「社会主義者」でもあった、ヒトラーとマルクスについて触れさせて頂いたうえで、
ヘーゲルを誤解・曲解した挙句、それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形で「マルクス主義」を生み出し、やがて生じる「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」を正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えた重罪人であるカール・マルクスに、その後も連綿と連なり現代に至る大まかな流れについて、論文のご紹介を交えながら書かせて頂きました。
で、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席が居ちゃったりする有様なので、
マルクスと同じく「反ユダヤ主義」で著名なドイツの哲学者のナチス党員でもあったマルティン・ハイデッガーとその弟子たち(“ポリコレの父”であるフランクフルト学派のマルクーゼを含む)の「危険な哲学」、すなわち左翼リベラル(自称リベラルで中身はコミュニタリアン)が大好きな「共同体主義(コミュニタリアリズム)」という幻想についても確認してきました。
そして、以上のことを踏まえた上で、マルクス主義の“致命的な間違い・勘違い”がどこにあったのか(すでに過去の遺物でしかないために過去形で表現させて頂いておりますw)を御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。
☆『マルクス主義と稀少性』堀川哲
それでは、昨日の続きを見て参りましょう。
1875年のマルクス
『 稀少性を克服する
・・・稀少性が存在する場合にかぎり、人々の争いが発生し、それを解決するために分配規則が必要になる。分配規則を遵守させるためには政治権力が必要になる。政治権力の本質は暴力である。分配規則(ルール)それ自身を正当化するルールは、最終的には、存在しえないから、最後にはどこかで問答無用の力が必要になる(野球の審判員の存在理由とおなじである)。
内モンゴル情勢が悪化した為、昨夜は一睡もできず。悩む学生たちの相談も。私自身、下のふるさとオルドスの出来事の動画を見て、文化大革命期の1969年に母親が逮捕、連行された経験を思い出しました。一方、政策見直しの署名も10万人に達し、米国会へ提出予定。日本の皆様のご支援に深謝。 pic.twitter.com/aRQP790Bvd
— 楊海英 (@DcZ2sppUAxLS3nO) September 15, 2020
先日お伝えしたウイグル人の話。
— 坂東 忠信 (@Japangard) September 16, 2020
「中国は、アメリカに10回文句言われるより、日本に1回本当の事を突きつけられるほうが国際的打撃が大きいから過剰反応する。民族弾圧問題含めもっと発信してほしい」
確かにそうだろうな、と思います。
私もそこのところを新内閣に期待します。
内モンゴル情勢の続報。政府が進める中国語教育に抵抗した学生が除籍となってしまった。高校生が弾圧の犠牲者になるのは尋常ではない。また、同胞の国モンゴル国でも抗議活動は継続されている。 pic.twitter.com/EocUBwL5z8
— 楊海英 (@DcZ2sppUAxLS3nO) September 16, 2020
「分配の正義」とはある種の分配規則を「それは正しい」と判定する行為である。稀少性の世界を前提にするから分配が問題になり、分配の正義が問題になる。マルクスの未来社会では、想定により、稀少性はなくなり、財は「必要に応じて」分配される。したがってここでは正義を論じることは無意味になる。これがマルクス風の正義論の解決策である。正義論が成立する前提を解消することによって、問題そのものを消し去るのである。マルクス主義者が正義や公正といった理想を語る「倫理的な社会主義」を軽蔑してきた理由はここにある。』
権力による“暴力”や“不当な行為”に寛容なマルクス主義者の本質が、段々と理解できるようになってきたのではないでしょうか?
それでは、こちらも昨日に続きまして、ちょうど今、読み進めているところの書物に記載されている、我が国に現存していると自称して止まない“ビジネス部族”である【いわゆるアイヌ(プロ・アイヌ、アイヌ屋)】がまるで先住民であるかのように主張するところの、“アイヌ”の歴史的な実態を確認してみましょう💗
アイヌ文化を利用したアイヌ利権ビジネスではないか。和人はアイヌのしまに手を出すな…知的財産のアイヌの紋様を使いたいなら金をよこせ…とは(絶句) pic.twitter.com/96Kn2jNrpL
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) September 1, 2020
いわゆるアイヌがアイヌの物を勝手に使うなと吠えるならアイヌのいうアイヌ文化なるものの、その殆どは日本文化でしかないから、アイヌも日本文化の影響を受けたものは一切使うのを止めれば宜しい。ただしその場合アイヌ文化なるものは存在しないに等しい。
— 砂澤 陣 (@SunazawaJin) September 21, 2020
『 松前藩のアイヌ支配
松前藩(当時の蠣崎氏)はコシャマインの乱以後その基礎を確立したが、先にもあげたようにアイヌを支配するという状況ではなく交易を通じて共存していた。しかし、豊臣秀吉の天下統一により蠣崎慶広は志摩の守に任じられ朱印状を与えられた。
さらに徳川家康に謁見して一万石の大名に格付けされた慶広は姓を松前に改め松前(北海道)貿易の独占権を与えられた。一万石とはいっても松前では米はとれないから家臣には扶持米(ふちまい)や知行地(ちぎょうち)の代わりに「商場(あきないば)知行制」といってアイヌとの交易地を与えた。こうして知行主によるアイヌへの経済支配がはじまり、これに対して何度かアイヌは蜂起し、中でも寛文九(一六六九)年のシャクシャインの蜂起は特に大規模なものだった。
シャクシャインの蜂起も当初はアイヌ勢力の中で和人と融合しその文化を積極的に取り入れ、改革しようとする沙流川(さるがわ)流域の大酋長オニビシと、これに反対する東方のいわば守旧派の大酋長カモクタイン、彼を引き継いだシャクシャインの部族間抗争であり、改革派オニビシを倒した守旧派シャクシャインが松前藩に弓を引いたという流れもあったようだ。
いずれにしてもこの戦いにアイヌ側が敗れた後、松前藩の支配が確立し各地に場所請負制が敷かれた。』
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
トランプ政権のもとで、核戦略についての見直しが行われていて、こうした報告書が出されている。戦略、政策の見直しは、徹底した調査からだ。そのため米軍にも
— 江崎道朗 (@ezakimichio) September 2, 2020
インテリジェンス機関がある。 https://t.co/MLK07IHkCO
「これまでの首相とは比べ物にならないほど拉致問題に熱意を持った人だった…長期政権を築き、日ごろから『私の手で拉致問題を解決する』と明言していた安倍さんでさえ前進させることができなかった。誰が解決に導くことができるのかと考えると暗澹たる思いだ」…特定失踪者家族・藤田隆司さん https://t.co/wtrV6oP62A
— 篠原常一郎(古是三春)・ゴスロギ (@polyanochika) September 9, 2020
菅直人が船長釈放を指示し、民主党が衝突映像を隠蔽しようとした尖閣中国漁船衝突事件から10年経過したことを報じたのは新聞は産経・朝日、TVはNHKのみ。
— Dappi (@dappi2019) September 9, 2020
マスコミは尖閣に関心がなさすぎる pic.twitter.com/W3bbntq0XH
続きは次回に♥
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