FC2ブログ

    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  国際 >  プロフィンテルン(Profintern)とエドキンテルン(Educ‐Intern)と「人民統一戦線」

    プロフィンテルン(Profintern)とエドキンテルン(Educ‐Intern)と「人民統一戦線」

    gdfstllll10.jpg

    本日のキーワード : 内部穿孔工作、プロフィンテルン、エドキンテルン、日教組



    穿孔(せんこう) : 穴をあけることまたそのあけた穴

    本日の書物 : 『インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向』 江崎道朗 青林堂



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 しかも【レーニン率いるコミンテルン】は、【共産主義思想を世界各国に広めようとした】だけではありませんでした。

     労働組合を理論的に説得して仲間にするだけではなく、【スパイを内部に送り込んで世界各国の労働組合などを乗っ取ろうとした】のです。

    1895年のレーニン
    1895年のレーニン

     そのためコミンテルンは、世界各国に共産党を設立するだけでなく多くの世界組織を作りましたその代表格の一つが、1921年4月3日に創設された【赤色労働組合インターナショナル】、略称【「プロフィンテルン」】です。第二インターナショナルに加盟していた労働組合を切り崩し、【労働者を組織化したもの】です。

    The Red International of Labour Unions
    The Red International of Labour Unions(Profintern)

     もう一つ忘れてならないのが【「エドキンテルン」(教育労働者インターナショナル/Educational Workers International、Educ‐Intern)】です。【教職員を対象とした教職員労働組合の世界組織】で、この【エドキンテルンの日本支部】が【日教組の母体】となりました。【日教組はコミンテルンの別動部隊の末裔(まつえい)】だから、【戦後、中国共産党や北朝鮮を賛美し、資本主義を罵倒する方針を掲げてきた】わけです。

    日教組 立憲民主党
    日教組2020新春のつどいで枝野代表があいさつ - 立憲民主党



     この二つの労働組合の世界的ネットワークの中で、共産党系の活動家たちが、愛国心を持つ労働組合に入り込んで切り崩し工作を仕掛けるのですが、【その基本戦略を「人民統一戦線」といいます】。これは1935年に、【スターリン時代のコミンテルンが打ち出した戦略】です。

    女性 ポイント ひとつ

     相手を共産主義者にする必要はないし、共産主義団体だけを相手にしなくてもいい。自由主義団体であろうと資本主義団体であろうと、あるいはキリスト教会であろうとなんでもよいから、とにかく【内部にスパイや工作員を送り込み、それらの団体を内部から支配せよ、というもの】です。

     この【内部にスパイを送り込む方策のことを「内部穿孔(せんこう)工作」と言います】

     実は【共産党の中】には、【「内部穿孔工作」を専門に実行する組織】が作られています。【フラクション部(Fraction Department)】といいます。拙著『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』で詳述しましたが、フラクションというのは“断片、破片”という意味であり、【労働組合、平和団体、教育団体に入り込み、内部から支配をしようとする部隊】のことです。

    日本外務省はソ連の対米工作を知っていた 

     そのやり方を分かりやすく説明すると、ある団体や会社に工作員を送り込み、「資本家だけ、あるいは経営者だけが儲けて、労働者たちの給料が安いのはけしからん」と言って、経営陣への敵意を煽るわけです。

     「経営陣(資本家)は利益を不当に貯め込み、自分たちを酷使するだけでその利益を再配分しないのはおかしい」「一部の金持ちだけを優遇するいまの政府はおかしい」などと経営陣や政府への不信感を煽るのです。そうすると社員たちはだんだんと同調し、「資本家や政府はけしからん」と反発し、結果的に共産党の主張に同調するようになっていくというわけです。』

    日の丸

    “虚偽のアイヌ伝説”を生み出した上村英明


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、現代国際社会において顕著に見られる、「自由民主主義」「国家社会主義(共産主義・社会主義)」との対立の構図どのように考えていけば良いのか、また、私たちの日本はどちら側に立つべきか、さらに、そのためには何をする必要があるのか、といった問題について整理できる書物で、勘違いされがちな「インテリジェンス」についての分かりやすい解説もありその重要性についてより一層理解が深まるお薦めの良書になります。

    読書 10-062

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    lpugjd.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 199,690(199,479)÷6,829,956(6,791,815)=0.0292・・・(0.0293) 「2.92%(2.93%)」
    lpugjd1.jpg

    イタリア : 35,724(35,707)÷299,506(298,156)=0.1192・・・(0.1197) 「11.92%(11.97%)」
    lpugjd2.jpg

    日本 : 1,517(1,509)÷79,453(79,142)=0.0190・・・(0.0190) 「1.90%(1.90%)」
    lpugjd3.jpg





















    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、昨日の続きになりますが、これまでのところで(→社会の平和度を高めるために必要なものは?)、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動をきっかけとして、根拠の無い妄想を繰り広げる「おパヨク」を例に挙げながら、他方で、キリスト教世界である西洋社会の根底にある、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統を受け継いだ2人の正真正銘の「反ユダヤ主義者」「社会主義者」でもあった、ヒトラーマルクスについて触れさせて頂いたうえで、

    ヒトラーとマルクス

    ヘーゲルを誤解・曲解した挙句それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形「マルクス主義」を生み出し、やがて生じる「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えた重罪人であるカール・マルクスに、その後も連綿と連なり現代に至る大まかな流れについて、論文のご紹介を交えながら書かせて頂きました



    で、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席居ちゃったりする有様なので、



    マルクスと同じく「反ユダヤ主義」著名ドイツの哲学者ナチス党員でもあったマルティン・ハイデッガーその弟子たち(“ポリコレの父”であるフランクフルト学派のマルクーゼを含む)の「危険な哲学」、すなわち左翼リベラル(自称リベラルで中身はコミュニタリアン)が大好きな「共同体主義(コミュニタリアリズム)」という幻想についても確認してきました。

    ハイデガーとナチズム 

    ハイデガーの子どもたち―アーレント/レーヴィット/ヨーナス/マルクーゼ 

    そして、以上のことを踏まえた上で、マルクス主義の“致命的な間違い・勘違い”がどこにあったのか(すでに過去の遺物でしかないために過去形で表現させて頂いておりますw)を御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。

    これ 女性

    マルクス主義と希少性
    『マルクス主義と稀少性』堀川哲



    それでは、昨日の続きを見て参りましょう。

    社会の平和度

    社会の平和度2

    1875年のマルクス
    1875年のマルクス

    『 稀少性と階級社会

    ・・・マルクスにとって社会主義平等主義ではない社会主義は財の平等分配をめざすものではないマルクス主義の反平等主義的な性格ここにはよく出ている。・・・

     マルクスやエンゲルスは稀少性のもとでは稀少な財をめぐって人々のあいだの闘争が発生し階級社会は必然となるとみていた。 f = F / N において、未開社会は N とその欲求のレベルを低水準に抑えることによって F と N との均衡を確保し共同体を維持するために F の平等主義的分配を遂行するこれはマルクスやエンゲルスにとっては貧しさの平等でありまったく魅力のない社会であった

     マルクスが想定している人間は欲求水準が低位に抑制された人間ではない。人間の欲求水準は高くなっていくものであるという前提マルクスにはある。それをそのまま肯定する。そうすると相対的に稀少な F を奪い合うという状況が生まれる。そこで勝者と敗者とが様々な階級を構成することになる。人間の欲求水準の膨張ということを前提にすれば財が相対的に稀少な状態では人々の争い階級闘争を回避することはできないと考えるわけである。であれば社会主義の客観的前提は正義感といったものではなく稀少性の克服豊富な財ということになる。 F の増加、パイの拡大が社会主義の客観的前提となる。思考の基本はスミスとおなじなのである。』


    アダム・スミス
    アダム・スミス

    アダム・スミスと思考の基本が同じというのは、カール・マルクスが古典派経済学の系譜に連なっているという事実からすれば当然のことになりますが、お勉強をしていなかった「おバカ」なマルクスは、その主張するところに数多くの矛盾があったことで知られていて、そのことは、次回以降、論文を読み進めていく過程で明らかになってきます

    それでは、こちらも昨日に続きまして、ちょうど今読み進めているところの書物に記載されている我が国に現存していると自称して止まない“ビジネス部族”である【いわゆるアイヌ(プロ・アイヌ、アイヌ屋)】まるで先住民であるかのように主張するところの、“アイヌ”の歴史的な実態確認してみましょう💗 

    これ 女性

    科学的アイヌ先住民族否定論 


    ホンモノアイヌ

    『 松前藩の蝦夷支配

     松前藩が蝦夷地支配の基礎を固めたのは一四五六年にはじまったコシャマインの乱制圧してからのことだ。上村英明氏が『新羅之記録』を誤読して、乱の原因アイヌ少年が鍛冶屋に殺されたことがきっかけだとしている


    上村英明
    上村英明

    マルクス経済学者と北朝鮮のチュチェ思想(主体思想)

    マルクス主義の最大の欠陥



    上ノ国町勝山館跡
    上ノ国町勝山館跡

     しかし、最近の研究では当時から和人とアイヌの大規模な混住(上ノ国町勝山館[かみのくにちょうかつやまだて])が証明されており、アイヌと和人の対立という構図ではなく、当時あった十二の館の交易利権をめぐる争いという面が注目されている。その証拠にコシャマインの乱以降の流れを見ると、勢力図では和人支配地は三分の一に減少し、松前港の利益は東西二人の大酋長に分配され、一方和人側は武田信玄を始祖とする蠣崎(かきざき)氏が、分立していた和人勢力を統一し後の松前藩の基礎を築いただけである。

    武田 信広
    武田 信広

     松前藩時代には場所請負制といって和人商人たちが地域の漁業を請け負っていた。こうした商人たちのアイヌに対する理不尽な扱いを現場のアイヌが役人に直訴することを恐れ、アイヌに文字を使用することや日本語を話すことを禁じた。皮肉なことではあるがこれがかえってアイヌ語の保存に役立った。

     江戸幕府は松前藩を直轄したときに、アイヌに和人風の暮らしを強制しないで、和人風の暮らしがアイヌの習慣や暮らしよりも便利であることを自然に分らせるようにせよとの方針を打ち出した。

     また松前藩の場所請け制度では、アイヌは場所の商人たちに日本語を話すことや日本風の服装をすることが禁じられていたが、これを幕府が撤廃するとアイヌのなかで優秀なものはすぐに文字を覚えすみやかに同化が進んだのである。

     明治になって和人も強制されずともチョンマゲを落としズボンや靴をとりいれ、さらに戦後になって広く一般家庭に椅子の生活が定着したようなものである。』









    ehdgsfed.jpg



    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。








    続きは次回に♥




    ランキング参加中で~す^^ ポチっとお願いします♥
    ↓↓↓↓↓↓↓

    にほんブログ村 本ブログへ
    にほんブログ村


    人気ブログランキング



    PVアクセスランキング にほんブログ村

    関連記事

    コメント






    管理者にだけ表示を許可する