
本日のキーワード : 内部穿孔工作、プロフィンテルン、エドキンテルン、日教組
穿孔(せんこう) : 穴をあけること。また、そのあけた穴。
本日の書物 : 『インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向』 江崎道朗 青林堂
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 しかも【レーニン率いるコミンテルン】は、【共産主義思想を世界各国に広めようとした】だけではありませんでした。
労働組合を理論的に説得して仲間にするだけではなく、【スパイを内部に送り込んで世界各国の労働組合などを乗っ取ろうとした】のです。

1895年のレーニン
そのためコミンテルンは、世界各国に共産党を設立するだけでなく、多くの世界組織を作りました。その代表格の一つが、1921年4月3日に創設された【赤色労働組合インターナショナル】、略称【「プロフィンテルン」】です。第二インターナショナルに加盟していた労働組合を切り崩し、【労働者を組織化したもの】です。

The Red International of Labour Unions(Profintern)
もう一つ、忘れてならないのが【「エドキンテルン」(教育労働者インターナショナル/Educational Workers International、Educ‐Intern)】です。【教職員を対象とした教職員労働組合の世界組織】で、この【エドキンテルンの日本支部】が【日教組の母体】となりました。【日教組はコミンテルンの別動部隊の末裔(まつえい)】だから、【戦後、中国共産党や北朝鮮を賛美し、資本主義を罵倒する方針を掲げてきた】わけです。

☆日教組2020新春のつどいで枝野代表があいさつ - 立憲民主党
朝鮮学校は朝鮮総連の不当な支配を受けているとして最高裁が元生徒の上告を退ける↓
— 加藤 健 (@JapanLobby) September 4, 2020
問題は朝鮮学校幼稚班(幼稚園認可を受けていない)
7月に赤池誠章先生にお付き添いいただき文科省局長に面会して血税で支援するなと訴えたが、総連はカネ出せと全力で圧力をかけている。https://t.co/lQjdWRP7bd
朝鮮学校進学を奨励する自治体は在日の子の人生をメチャクチャにしていることも、近い将来日本が糾弾されることにも気づいていない。それとも気づいていないフリ?
— 加藤 健 (@JapanLobby) September 19, 2020
あの体制はいずれ崩壊する。そのあと洗脳された子供はどうなるのか? 不利益は一生涯続く。 https://t.co/LvGfljKnTt
この二つの労働組合の世界的ネットワークの中で、共産党系の活動家たちが、愛国心を持つ労働組合に入り込んで、切り崩し工作を仕掛けるのですが、【その基本戦略を「人民統一戦線」といいます】。これは1935年に、【スターリン時代のコミンテルンが打ち出した戦略】です。

相手を共産主義者にする必要はないし、共産主義団体だけを相手にしなくてもいい。自由主義団体であろうと資本主義団体であろうと、あるいはキリスト教会であろうとなんでもよいから、とにかく【内部にスパイや工作員を送り込み、それらの団体を内部から支配せよ、というもの】です。
この【内部にスパイを送り込む方策のことを「内部穿孔(せんこう)工作」と言います】。
実は【共産党の中】には、【「内部穿孔工作」を専門に実行する組織】が作られています。【フラクション部(Fraction Department)】といいます。拙著『日本外務省はソ連の対米工作を知っていた』で詳述しましたが、フラクションというのは“断片、破片”という意味であり、【労働組合、平和団体、教育団体に入り込み、内部から支配をしようとする部隊】のことです。

そのやり方を分かりやすく説明すると、ある団体や会社に工作員を送り込み、「資本家だけ、あるいは経営者だけが儲けて、労働者たちの給料が安いのはけしからん」と言って、経営陣への敵意を煽るわけです。
「経営陣(資本家)は利益を不当に貯め込み、自分たちを酷使するだけでその利益を再配分しないのはおかしい」「一部の金持ちだけを優遇するいまの政府はおかしい」などと経営陣や政府への不信感を煽るのです。そうすると社員たちはだんだんと同調し、「資本家や政府はけしからん」と反発し、結果的に共産党の主張に同調するようになっていくというわけです。』

“虚偽のアイヌ伝説”を生み出した上村英明
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、現代国際社会において顕著に見られる、「自由民主主義」と「国家社会主義(共産主義・社会主義)」との対立の構図をどのように考えていけば良いのか、また、私たちの日本はどちら側に立つべきか、さらに、そのためには何をする必要があるのか、といった問題について整理できる書物で、勘違いされがちな「インテリジェンス」についての分かりやすい解説もあり、その重要性についてより一層理解が深まるお薦めの良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 199,690(199,479)÷6,829,956(6,791,815)=0.0292・・・(0.0293) 「2.92%(2.93%)」

イタリア : 35,724(35,707)÷299,506(298,156)=0.1192・・・(0.1197) 「11.92%(11.97%)」

日本 : 1,517(1,509)÷79,453(79,142)=0.0190・・・(0.0190) 「1.90%(1.90%)」


さて、昨日の続きになりますが、これまでのところで(→☆社会の平和度を高めるために必要なものは?)、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動をきっかけとして、根拠の無い妄想を繰り広げる「おパヨク」を例に挙げながら、他方で、キリスト教世界である西洋社会の根底にある、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統を受け継いだ2人の正真正銘の「反ユダヤ主義者」で「社会主義者」でもあった、ヒトラーとマルクスについて触れさせて頂いたうえで、

ヘーゲルを誤解・曲解した挙句、それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形で「マルクス主義」を生み出し、やがて生じる「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」を正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えた重罪人であるカール・マルクスに、その後も連綿と連なり現代に至る大まかな流れについて、論文のご紹介を交えながら書かせて頂きました。
で、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席が居ちゃったりする有様なので、
マルクスと同じく「反ユダヤ主義」で著名なドイツの哲学者のナチス党員でもあったマルティン・ハイデッガーとその弟子たち(“ポリコレの父”であるフランクフルト学派のマルクーゼを含む)の「危険な哲学」、すなわち左翼リベラル(自称リベラルで中身はコミュニタリアン)が大好きな「共同体主義(コミュニタリアリズム)」という幻想についても確認してきました。


そして、以上のことを踏まえた上で、マルクス主義の“致命的な間違い・勘違い”がどこにあったのか(すでに過去の遺物でしかないために過去形で表現させて頂いておりますw)を御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。


☆『マルクス主義と稀少性』堀川哲
それでは、昨日の続きを見て参りましょう。



1875年のマルクス
『 稀少性と階級社会
・・・マルクスにとっては社会主義は平等主義ではない。社会主義は財の平等分配をめざすものではない。マルクス主義の反平等主義的な性格がここにはよく出ている。・・・
マルクスやエンゲルスは、稀少性のもとでは稀少な財をめぐって人々のあいだの闘争が発生し、階級社会は必然となるとみていた。 f = F / N において、未開社会は N とその欲求のレベルを低水準に抑えることによって F と N との均衡を確保し、共同体を維持するために F の平等主義的分配を遂行する。これはマルクスやエンゲルスにとっては貧しさの平等であり、まったく魅力のない社会であった。
マルクスが想定している人間は欲求水準が低位に抑制された人間ではない。人間の欲求水準は高くなっていくものである、という前提がマルクスにはある。それをそのまま肯定する。そうすると相対的に稀少な F を奪い合うという状況が生まれる。そこで勝者と敗者とが様々な階級を構成することになる。人間の欲求水準の膨張ということを前提にすれば、財が相対的に稀少な状態では人々の争い、階級闘争を回避することはできないと考えるわけである。であれば、社会主義の客観的前提は、正義感といったものではなく、稀少性の克服、豊富な財ということになる。 F の増加、パイの拡大が社会主義の客観的前提となる。思考の基本はスミスとおなじなのである。』

アダム・スミス
アダム・スミスと思考の基本が同じというのは、カール・マルクスが古典派経済学の系譜に連なっているという事実からすれば当然のことになりますが、お勉強をしていなかった「おバカ」なマルクスは、その主張するところに数多くの矛盾があったことで知られていて、そのことは、次回以降、論文を読み進めていく過程で明らかになってきます。
それでは、こちらも昨日に続きまして、ちょうど今、読み進めているところの書物に記載されている、我が国に現存していると自称して止まない“ビジネス部族”である【いわゆるアイヌ(プロ・アイヌ、アイヌ屋)】がまるで先住民であるかのように主張するところの、“アイヌ”の歴史的な実態を確認してみましょう💗


アイヌ文化を利用したアイヌ利権ビジネスではないか。和人はアイヌのしまに手を出すな…知的財産のアイヌの紋様を使いたいなら金をよこせ…とは(絶句) pic.twitter.com/96Kn2jNrpL
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) September 1, 2020

『 松前藩の蝦夷支配
松前藩が蝦夷地支配の基礎を固めたのは一四五六年にはじまったコシャマインの乱を制圧してからのことだ。上村英明氏が『新羅之記録』を誤読して、乱の原因をアイヌ少年が鍛冶屋に殺されたことがきっかけだとしている。

上村英明
☆マルクス経済学者と北朝鮮のチュチェ思想(主体思想)
☆マルクス主義の最大の欠陥
今日の道新朝刊、斎藤千絵、森貴子記名記事で博物館がやってはならない取材制限を正当化したりマジョリティ、マイノリティ理論に基づく明治期以降の和人支配という虚言を強調したりと根拠のない知識人のコメントを掲載。知識人の一人も博物館法及びそれに準拠した倫理基準等に言及していないのは何故?
— nobutake_Ishii (@nobutake_Ishii) September 1, 2020
見出しは『ウポポイ、差別投稿急増 専門家「抑止へ国の法整備不可欠」』で川崎市差別禁止条例にも言及しています。 https://t.co/P2xnazoukQ
— nobutake_Ishii (@nobutake_Ishii) September 1, 2020

上ノ国町勝山館跡
しかし、最近の研究では当時から和人とアイヌの大規模な混住(上ノ国町勝山館[かみのくにちょうかつやまだて])が証明されており、アイヌと和人の対立という構図ではなく、当時あった十二の館の交易利権をめぐる争いという面が注目されている。その証拠にコシャマインの乱以降の流れを見ると、勢力図では和人支配地は三分の一に減少し、松前港の利益は東西二人の大酋長に分配され、一方和人側は武田信玄を始祖とする蠣崎(かきざき)氏が、分立していた和人勢力を統一し後の松前藩の基礎を築いただけである。

武田 信広
松前藩時代には場所請負制といって和人商人たちが地域の漁業を請け負っていた。こうした商人たちのアイヌに対する理不尽な扱いを現場のアイヌが役人に直訴することを恐れ、アイヌに文字を使用することや日本語を話すことを禁じた。皮肉なことではあるがこれがかえってアイヌ語の保存に役立った。
江戸幕府は松前藩を直轄したときに、アイヌに和人風の暮らしを強制しないで、和人風の暮らしがアイヌの習慣や暮らしよりも便利であることを自然に分らせるようにせよとの方針を打ち出した。
また松前藩の場所請け制度では、アイヌは場所の商人たちに日本語を話すことや日本風の服装をすることが禁じられていたが、これを幕府が撤廃するとアイヌのなかで優秀なものはすぐに文字を覚えすみやかに同化が進んだのである。
明治になって和人も強制されずともチョンマゲを落としズボンや靴をとりいれ、さらに戦後になって広く一般家庭に椅子の生活が定着したようなものである。』
韓国の挺対協と同じようなことが、北海道でも起こっているようです。
— 杉田 水脈 (@miosugita) September 3, 2020
この写真は2016年2月、ジュネーブの欧州国連本部で行われた女子差別撤廃委員会の対日審査の会場で一コマ。
アイヌ問題と琉球問題と女系天皇。
詳細はブログに書きました。https://t.co/lVi22lNlpn
2008年。国会の衆参両議院は「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を全会一致で採択。それを受けて日本政府は町村官房長官が談話を発表。これを認めています。
— 杉田 水脈 (@miosugita) September 4, 2020
アイヌ施策を止めるには国会決議や官房長官談話を覆すか、人種差別撤廃条約を破棄するしかありません。https://t.co/fOH11A91T1
この方のツイート見てたら アイヌ問題がよくわかりますよ😊
— 🎀Dr.Kaoru(薫)🎀🦀 (@Kaoru_9021) September 5, 2020
フォローおすすめします😊 pic.twitter.com/NQmVFA9cQ7

ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
残念ながら中国が孤立しているわけではない。
— 江崎道朗 (@ezakimichio) September 20, 2020
むしろトランプ政権の対中政策に連携しようとしているのは、日本とオーストラリア、そしてイギリスぐらい。あとは様子見。
だからこそ安倍外交をトランプは高く評価してきた。 https://t.co/a3XNdSYpN3
菅外交の踏み絵となる。日米豪印が連携をアピールすれば中国を刺激するのは当たり前だ。近年の改善基調が転換点を迎えつつある日中関係に影響を及ぼす?改善したと思う人は二階の窓からしか風景を観ていない。菅首相は地上から厳しい現実を直視して覚悟して欲しい。https://t.co/JE63wd35We @jijicom
— 山岡鉄秀 (@jcn92977110) September 20, 2020
おやびん「オバマ政権時の国務長官ジョンケリーは、トランプがアラブ諸国とイスラエルとの(和平)合意を仲介できるわけないと言ったが、ちょっと前に2本署名しましたよ」
— Tomo (@Tomo20309138) September 20, 2020
※トランプ大統領が仲介し、イスラエルは、バーレーン&アラブ首長国連邦と和平合意したばかり!pic.twitter.com/B45EGmUQzs
トランプ大統領、ノーベル平和賞についてww
— Tomo (@Tomo20309138) September 20, 2020
おやびん「ファーストレディー(メラニア)!信じられないかもしれないがノミネートされたぜ!グレイトニュースだ!テレビつけよう!」
メラニアさん「ハリケーンくるわよ」
おやびん「全然放送しない!フェイクニュース!」pic.twitter.com/lRbl0Tgltz
数日前のウィスコンシン州での演説でも、トランプ大統領は安倍総理(元、涙)について讃えていたね。
— Tomo (@Tomo20309138) September 20, 2020
日本も企業誘致頑張ってよ。おやびんは「政策に便利」だから安倍総理を讃えたんじゃなくて(そういう一面も確かにあったかもしれないが)、心から信頼してたと思うよ。https://t.co/UbEjdj7mbO
続きは次回に♥
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