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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  科学・数学 >  “野蛮”なのはどちら? ~ 前近代社会・社会主義社会と、近代社会・資本主義社会との、“財の分配方法”の違い

    “野蛮”なのはどちら? ~ 前近代社会・社会主義社会と、近代社会・資本主義社会との、“財の分配方法”の違い

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    本日のキーワード : 財の分配、財産権



    富の再分配(とみのさいぶんぱい、英: redistribution of wealth)または所得再分配(しょとくさいぶんぱい、英: income redistribution)とは、所得を公平に配分するため、租税制度や社会保障制度、公共事業などを通じて一経済主体から別の経済主体へ所得を移転させることをいう。

    本日の書物 : 『賢い人ほど騙される 心と脳に仕掛けられた「落とし穴」のすべて』 ロブ・ブラザートン  ダイヤモンド社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 【陰謀論】【妄想癖を持つ人々のものだ】という見解を正当だと、誰よりも認めた人物がいた。【リチャード・ホーフスタッター】は、1940年代から1970年に亡くなるまで、ニューヨークにある名門コロンビア大学のアメリカ史の教授を務めた人物だ。…

    リチャード・ホフスタッター
    リチャード・ホフスタッター

    アメリカの反知性主義 


    日本の反知性主義 



     ホーフスタッターは、アメリカの文化における大衆主義や反知性主義に関する本と、社会ダーウィン主義〔ダーウィンの生物進化論や自然淘汰説を社会的諸関係に適用し、社会も次第に高次なものへと進化すると考える理論〕や出世欲のような問題に取り組んだ本で、2度ピューリッツァー賞を受賞している。…


    武器としての「資本論」 


     1964年、ホーフスタッターは「ハーパー・マガジン」に、【アメリカの歴史上の陰謀論の役割】をまとめ、【陰謀論的思考の原因】として考えられることについて推論した論文を発表した。彼は、陰謀論を熟考する最初の社会科学省となり、陰謀論をきちんとした学術的な討論に合う話題に変えた。【それ以降の陰謀主義に対するほぼすべての分析は、知的な面ではホーフスタッターの先駆的論文がヒントになっている】

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    Paranoid Style in American Politics and Other Essays. HARVARD UNIVERSITY PRESS.

     ただし、彼の論文は、学問の世界にとどまらずに、【社会の片隅にいる、妄想癖を持つ陰謀論者】というステレオタイプをつくる一因となり、未だに評論家に肯定的に引用されることが多い。だが、それは残念なことだ。これからわかるように、【ホーフスタッターの分析には洞察力があると同時に欠陥もある】からだ。』

    日の丸

    “金持ちから財を奪って分け前を分配する”のは、野蛮人のやり方


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、「この世界は噓八百」「世界は嘘塗(まみ)れ」「真実(過去・現在・未来)を追求する」などと言って、「おバカ」丸出しの妄想SNS上で繰り広げるような陰謀論者らについて、そんな陰謀論にハマってしまう仕組みとその手口を、最新の科学的知見に基づいて明らかにしている書物で、

    無知なewkefc116

    過去が分かれば自動的に現在が分かりさらには未来まで分かるなどという短絡的な思考(縄文時代が分かれば昭和や令和の時代が分かるし、さらに数千年後の未来も分かるのだそうでw)しか持ちえない「おバカ」な陰謀論者らが、必死になって主にネットでかき集めた情報(?)に基づき無い知恵を絞りに絞って考え出した“陰謀の真相”とやらが、実は本人の意識とは無関係にその脳ミソが勝手に作用することで生み出される“幻想”に過ぎないものであるということが理解できる良書になります。

    読書 10-045

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

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    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 188,791(188,098)÷6,268,757(6,224,789)=0.0301・・・(0.0302) 「3.01%(3.02%)」
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    イタリア : 35,541(35,534)÷277,634(276,338)=0.1280・・・(0.1285) 「12.80%(12.85%)」
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    日本 : 1,366(1,361)÷71,918(71,467)=0.0189・・・(0.0190) 「1.89%(1.90%)」
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    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、ここからは昨日の続きになりますが、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動の最中に、“ワクチン陰謀論”“ワクチン有害説”などの類の「疑似科学(pseudoscience)」

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    あるいは、「マルクス主義の背後にいるのはユダヤ人」などという珍説を、恥ずかしげもなく主張あるいは妄信する「おバカ(=“デュープス(Dupes)”)」について書かせて頂いているところになります。

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    「無知なるマルキストのewkefc」
    「おバカ」な「おパヨク」という“塵芥”と、ヒトラーの「青写真」

    ポイント

    キリスト教世界である西洋社会の根底には、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統があるわけですが、あのマルクス正真正銘の「反ユダヤ主義者」で、その意味で、ヒトラーと同類でした。

    ヒトラーとマルクス

    そんなマルクスは、ヘーゲルの目指していたものを全く理解できず誤解・曲解した挙句それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形で、

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えることになるわけですが、それにも関わらず

    これ 女性

    『 マルクス主義の背後にいるのはユダヤ人 』  by ewkefc

    などと戯(たわ)けた珍説を唱える「おバカ」が実在していたり、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席が居ちゃったりします(笑)



    で、マルクスと同じく「反ユダヤ主義」著名ドイツの哲学者マルティン・ハイデッガーは、ナチスとの関わりが深かった(ハイデッガー自身がナチス党員でしたw)ことで知られますが、

    マルティン・ハイデッガー
    マルティン・ハイデッガー

    ハイデガーとナチズム 

    そのハイデッガーとその弟子たちの「危険な哲学」について、それが現代にまで脈々と受け継がれているある種の病気(伝染病みたいなモノ)である、ということを御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。

    これ 女性

    『 共同は善である、分離は悪である、と考えるこれ多くの哲学者がかかる病気の徴候である。とりわけ左派系の哲学者はこういう病気にかかりやすい。マルクス主義者とはいえないアーレントやハーパーマスにしてもそうした傾向と無縁ではない。そのあたりの心理の一端をのぞいてみよう。』

    『連帯の甘き幻想 ~ マルクーゼからコミュタリアンへ』 堀川 哲
    『連帯の甘き幻想 ~ マルクーゼからコミュニタリアンへ』 堀川 哲

    それでは昨日の続きを見て参りましょう。

    『 財の分配の市場的・資本主義的な解決分配の正義といった問題にも新しい次元をひらく市場経済は「分配の正義」という問題そのものを解消してしまうという効果を持つこれはハイエクの強調するものとなる。』

    ここで述べられているハイエク的な考え方は、ケインズ的な考え方比較をすると、とても理解し易いと思いますが、その辺りのことに関しましては、以前に書かせて頂いておりますので(下記リンク先を御参照ください)、ここでは省略をさせて頂きますが、この後を読み進める上での参考にして頂ければと思います

    フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク
    フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク

    ジョン・メイナード・ケインズ
    ジョン・メイナード・ケインズ

    ネオ・リベラリズムとリバタリアンと緊縮主義

    財務省が「積極財政」を否定するようになった、実にクダラナイ理由

    日本のメディアが取り上げるような“専門家”を、実はまったく信用しなかったヒトラー






    100%近くの有権者が、ヒトラーを支持した“単純な理由”

    むしろ日本の財務省こそ、清算してしまえば良いのでは?

    「おバカ」な「おパヨク」という“塵芥”と、ヒトラーの「青写真」

    「スターリン」と「ヒトラー」の決定的な違い

    近代国家の大前提は、「良心の自由」を守ること!

    過去も現在も未来も、フットマンとして生きる朝鮮人

    そして近々ご紹介させて頂く予定の次の書物(読了致しました)の中にも、アメリカの「リバタリアン」との関係でハイエクが登場していますので、その際にも書かせて頂くつもりですが、

    インテリジェンスと保守自由主義 新型コロナに見る日本の動向 

    『 資本主義社会では財の分配方法を指示する人間や組織は存在しない前近代社会では王や酋長たちが社会主義社会では国家や党が分配割合を決定する。』

    と、御覧のように、私たち日本国民が現在生きている「資本主義社会」と、それとは異なる「前近代社会」&「社会主義社会」との、“財の分配方法”の違いについて書かれていますが、ここが非常に問題となってきているのが、現在の我が国の状況になります。



    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。







    続きは次回に♥




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