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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  科学・数学 >  インボーロンとニューロン ~ 陰謀論にハマってしまう「おバカ」になる理由

    インボーロンとニューロン ~ 陰謀論にハマってしまう「おバカ」になる理由

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    本日のキーワード : 陰謀論、ニューロン



    神経細胞(しんけいさいぼう、ニューロンneuron)は、神経系を構成する細胞でその機能は情報処理と情報伝達に特化しており動物に特有である

    本日の書物 : 『賢い人ほど騙される 心と脳に仕掛けられた「落とし穴」のすべて』 ロブ・ブラザートン  ダイヤモンド社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 本書は、奇妙な信念を載せたカタログのように、【陰謀論】並べたものでもない。陰謀論者は宇宙人の一種だと、あるいは、陰謀論警戒すべき話で考えてはいけないものだと指摘しているのですらない【この本】では、ここ数年で蓄積した【科学的発見】によってもっと【興味深いこと】――【陰謀論は私たちすべてに影響する】、ということがわかるのだ。

    女性 ポイント ひとつ

     陰謀的思考を研究した初期の第一人者マイケル・ビリッグが、陰謀主義に関して「心理学的に見て当たり前のことに触れずに、異常なことを過度に強調するのは簡単だ」と警告した。陰謀論は、確かに私たちの脳の癖や弱点によってもたらされたのかもしれないだが、この後見ていくように、癖や弱点によってもたらされるのは陰謀論だけではないほとんどの癖は、私たちが気づかないうちにそっと表れる【心理学】によって【多くのこと】が――なぜ人は巨大な陰謀にまつわるさまざまな憶測を信じてしまうのかだけでなく、人の心がどのように働くのか、そして私たちがなぜ、ともかく何でも信じてしまうのかについても【わかる】

    ポイント 002

     そこで私の理論はこうだ【私たちはみな非常に多くの小さな陰謀論者たち、陰謀を企てるニューロンという陰謀団に翻弄されている】

    女性 ポイント これ

    本書を通して、私たちはカーテンを開けて心の陰の部分に光をあて、私たちの【脳の秘密のいたずら】が、どのように【陰謀論や他のすべてのことに対する考え方を決める】ことができるのかを明らかにする。実際に世の中で起こっていることを反映していようといまいと、【陰謀論は隠れた自分について多くを語ってくれる】

    ポイント 32

     【陰謀論】は、【脳が生来持つバイアスやショートカットと共鳴】し、私たちの【もっとも奥深くにある願望、恐れ、世界や人々についての思い込み】【利用】する。

     私たちは生来【疑い深い心】を持っている。

     私たちすべてが、【生まれながらの陰謀論者】なのだ。』

    日の丸

    マルクス+フロイト=戦後左翼思想のひとつの特性


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、「この世界は噓八百」「世界は嘘塗(まみ)れ」「真実(過去・現在・未来)を追求する」などと言って、「おバカ」丸出しの妄想SNS上で繰り広げるような陰謀論者らについて、そんな陰謀論にハマってしまう仕組みとその手口を、最新の科学的知見に基づいて明らかにしている書物で、

    無知なewkefc116

    過去が分かれば自動的に現在が分かりさらには未来まで分かるなどという短絡的な思考(縄文時代が分かれば昭和や令和の時代が分かるし、さらに数千年後の未来も分かるのだそうでw)しか持ちえない「おバカ」な陰謀論者らが、必死になって主にネットでかき集めた情報(?)に基づき無い知恵を絞りに絞って考え出した“陰謀の真相”とやらが、実は本人の意識とは無関係にその脳ミソが勝手に作用することで生み出される“幻想”に過ぎないものであるということが理解できる良書になります。

    読書 10-037

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    pplzzas.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 184,270(183,258)÷6,062,162(6,009,899)=0.0303・・・(0.0304) 「3.03%(3.04%)」
    pplzzas1.jpg

    イタリア : 35,491(35,483)÷270,189(269,214)=0.1313・・・(0.1318) 「13.13%(13.18%)」
    pplzzas2.jpg

    日本 : 1,312(1,298)÷69,022(68,388)=0.0190・・・(0.0189) 「1.90%(1.89%)」
    pplzzas3.jpg

















    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、ここからは昨日の続きになりますが、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動の最中に、“ワクチン陰謀論”“ワクチン有害説”などの類の「疑似科学(pseudoscience)」

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    あるいは、「マルクス主義の背後にいるのはユダヤ人」などという珍説を、恥ずかしげもなく主張あるいは妄信する「おバカ(=“デュープス(Dupes)”)」について書かせて頂いているところになります。

    無知なewkefc114

    「無知なるマルキストのewkefc」
    「おバカ」な「おパヨク」という“塵芥”と、ヒトラーの「青写真」

    ポイント

    キリスト教世界である西洋社会の根底には、1000年以上の歴史を誇る「反ユダヤ主義」の伝統があるわけですが、あのマルクス正真正銘の「反ユダヤ主義者」で、その意味で、ヒトラーと同類でした。

    ヒトラーとマルクス

    そんなマルクスは、ヘーゲルの目指していたものを全く理解できず誤解・曲解した挙句それまでに培われてきた西欧民主主義を否定・断絶する形で、

    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル
    ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル

    「プロレタリアート」なる架空の階層による「暴力的革命」正当化する理論的根拠(←もちろん、デタラメな理論でしかないのですがw)を与えることになるわけですが、それにも関わらず

    これ 女性

    『 マルクス主義の背後にいるのはユダヤ人 』  by ewkefc

    などと戯(たわ)けた珍説を唱える「おバカ」が実在していたり、今どきマルクス主義を強調するような「おバカ」な国家主席が居ちゃったりします(笑)



    で、マルクスと同じく「反ユダヤ主義」著名ドイツの哲学者マルティン・ハイデッガーは、ナチスとの関わりが深かった(ハイデッガー自身がナチス党員でしたw)ことで知られますが、

    マルティン・ハイデッガー
    マルティン・ハイデッガー

    ハイデガーとナチズム 

    そのハイデッガーとその弟子たちの「危険な哲学」について、それが現代にまで脈々と受け継がれているある種の病気(伝染病みたいなモノ)である、ということを御理解頂くために、次の論文をご紹介させて頂いているところになります。

    これ 女性

    『 共同は善である、分離は悪である、と考えるこれ多くの哲学者がかかる病気の徴候である。とりわけ左派系の哲学者はこういう病気にかかりやすい。マルクス主義者とはいえないアーレントやハーパーマスにしてもそうした傾向と無縁ではない。そのあたりの心理の一端をのぞいてみよう。』

    『連帯の甘き幻想 ~ マルクーゼからコミュタリアンへ』 堀川 哲
    『連帯の甘き幻想 ~ マルクーゼからコミュニタリアンへ』 堀川 哲

    それでは昨日の続きを見て参りましょう。

    『 窮乏化論や崩壊論とは異なった次元で資本主義に対抗しようとするとき、そこには文化という次元があらわれる。文化とは人間の生き方である。だから男と女の関係、性といった事象は文化を構成する重要な要素となる。こうして性と文化の革命というテーマ資本主義批判者にあたえられることになる。しかしこれだけでは(マルクス主義的な資本主義批判としては)なにかが不足している。いまひとつひねりが必要になる。そういうわけでマルクスの経済学性・文化の革命論とが結合される。つまりフロイトとマルクスがつながるこれが戦後左翼思想のひとつの特性となるそれを代表するのがハーバード・マルクーゼ「ハイデガーの子どもたち」のひとりである。』

    さて、アメリカで「ポリコレの父」とされるマルクーゼが登場してきましたが、その彼は、マルクスとフロイトを結び付けた理論を主張したわけですが、そもそも、まともなお勉強もしていないマルクスと(→マルクスという落ち零れの思想を崇拝する“トコトン無能”な国家主席)、デタラメな主張をしていたことが判明しているフロイトとを(→東北弁、津軽弁、アイヌ弁! 大阪弁、京都弁、神戸弁! 福岡弁、大分弁、熊本弁、鹿児島弁、宮崎弁、沖縄弁!)、結び付けたところでまともな理論など生まれるはずがないのですが、現在のアメリカにおける左翼リベラルが「おバカ」なのはこのマルクーゼの理論に負うところが大きいと言えます

    ヘルベルト・マルクーゼ
    ヘルベルト・マルクーゼ

    ハイデガーの子どもたち―アーレント/レーヴィット/ヨーナス/マルクーゼ 

    それでは本日の最後になりますが、現代キリスト教を理解する上で、そもそもキリスト教の始まりの頃の状況が、どのようなものであったのかをイメージして頂くために、ご参考までに、次の引用をご紹介させて頂きます。

    これ 女性

    『 さて、推理小説の本題に入っていこう。この古文書に焦点を当て、各セクションを綿密に分析していく。証拠のない仮定は立てない。1頁から始め、文書が書いてある通りに紹介する。

     分析を進めながら、なぜ初期のキリスト教徒たちが暗号を使ってまでしてこの歴史的物語を隠蔽する必要があったのかを考えていく。そもそも、なぜこの書物を後世に遺したのか

     本を読み進めていけばすぐわかるが、暗号化された文書は、初期のキリスト教徒の時代には珍しくはなかった。今日では奇妙に思えるが、初期のキリスト教徒は、イエスより前に出来たヘブライ語聖書も暗号化されていると思っていた。ヘブライ語聖書の真の意味は、イエスの伝道後に明らかになったと信じていた。イエスも、『神の国』にまつわる重要な教えは比喩で濁して語った。だから初期のキリスト教徒は、聖なる書物を読む時は、隠された意味を解読する必要があると思ったのだ。言い換えれば、暗号と解読は、初期キリスト教神学の一部でもあるのだ。


    『神殿で発見されたイエス』 ジェームズ・ティソ
    『神殿で発見されたイエス』 ジェームズ・ティソ

     我々は、初期のキリスト教研究に於いて学者たちがやってこなかったことを試みる。それは、初期のキリスト教徒が実際に使った解読方法を用いることだ。この文書に限って言えば、この方法を用いたのは、我々が初めてだ。初期キリスト教徒たちの残した書物や説教書は、ドラマチックにも何世紀もの時を経て我々の手に渡ってきたのだが、当時の言葉で、この古文書が実に何を意味するのかを語ってくれているのだ。この本に書いてあることは、当時と切り離された現代の解釈ではない。聖なる書物に対する初期キリスト教徒の理解から、自然と流れる解釈をまとめているのだ。

    『キリストのあざけり』 マティアス・ストム
    『キリストのあざけり』 マティアス・ストム

     この古文書からは、書いてあることを押さえつけようとする者に対抗して、人に聞いてもらいたいと葛藤する声が聞こえてくる。この書物を封印しようとしたのはローマ人だけでなくこの福音書に共感しなかったキリスト教徒たちでもあった。確実に、パウロとその信者たちは、イエスの家族に関わることは全て否定していたので、この福音書に書かれていることには反対していただろう。パウロと信者たちは、マグダラのマリアだけでなく、イエスが磔刑にされた後にキリスト教伝道の指導的立場に立った、イエスの弟のヤコブにも敵意を抱いていたのだ。』

    失われた福音 ― 『ダ・ヴィンチ・コード』を裏付ける衝撃の暗号解読

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。












    続きは次回に♥




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