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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日本 >  ド文系記者が記事を書くとこうなる ~ 日本経済新聞の最近の事例

    ド文系記者が記事を書くとこうなる ~ 日本経済新聞の最近の事例

    日本経済新聞 ロゴ

    本日のキーワード : 有意、有意差、確率・統計



    有意(ゆうい、独: Signifikanz、英: significance)は、確率論・統計学の用語で「確率的に偶然とは考えにくく、意味があると考えられる」ことを指す

    本日の書物 : 『危うい国・日本』 百田尚樹・江崎道朗  ワック



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『――それに東条英機は首相だったのに、【ミッドウェー海戦】で、【日本海軍の空母がどれだけ撃沈されたかをしばらく知らなかった】ようですね。

    山本五十六(1934年8月10日 ニューヨークのホテルアスター)
    山本五十六(1934年8月10日 ニューヨークのホテルアスター)

    百田 : 【海軍】は【陸軍に隠していました】からね。

    江崎 : 当時は陸軍、海軍は反目しあっていて、そこに外務省、内務省、大蔵省などが加わって国家戦略をめぐる縄張り争いをしていたわけで、国家安全保障局次長を務めていた兼原信克さんが、こう指摘しています。

    《 日本で「DIME」を考えるのは、内閣に設置された国家安全保障会議(NSC)です。戦前の日本にもNSCのようなものがありました。昔は、「DIME」ではなく、【「統帥」と「国務」の統合】と言っていました。東条内閣で設置された【「大本営政府連絡会議」】で、後に名称が変わって【「最高戦争指導会議」】と言われた会議がそれです。この会議は【典型的な小田原評定で全く機能しませんでした】です。なぜかというと陛下直属の【統帥(軍事指揮権)】と総理大臣が取り仕切る外交、政治、財政といった【国務(政府の仕事)】が【遮断されていた】からです。総理は統帥事項に口を挟めなかった。しかも事前調整をする事務局がなかった。今の言葉で言えば、【シビリアンコントロールが破綻していた】のです。》(『月刊正論』2020年4月号)

    月刊正論 2020年 04月号 

     要するに【政府と軍が対立し、軍内部でも陸軍と海軍が反目しあっていた】わけです。いくら日本の兵隊さんが優秀でも、【司令塔がこれでは戦争に勝てません】



    百田 : どこの軍隊も大なり小なり対立はありますが、【日本の場合は国益に反する対立】でした。』

    日の丸

    効かない薬を企業が大量に作る?という謎の報道


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、当ブログでも何冊かご紹介させて頂いている著者らによる対談本で、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」によって次々とその正体が明らかにされている我が国だけではなく世界に存在する「おバカ(=“デュープス(Dupes)”)」らが、如何にウイルスの如く蔓延(はびこ)っているのかを理解することができ、そんな「おバカ(=“デュープス(Dupes)”)」に対して有効な「抗体」・「免疫」を獲得するため「知識」盛り沢山に書かれているお薦めの良書となります。

    読書7-103

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    dsfatw.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 142,459(141,845)÷3,931,359(3,887,664)=0.0362・・・(0.0364) 「3.62%(3.64%)」
    dsfatw1.jpg

    イタリア : 35,082(35,073)÷245,032(244,752)=0.1431・・・(0.1433) 「14.31%(14.33%)」
    dsfatw2.jpg

    日本 : 988(988)÷27,090(26,328)=0.0364・・・(0.0375) 「3.64%(3.75%)」
    dsfatw3.jpg



























    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、ここからは昨日の続きになりますが、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」の騒動の最中に、“ワクチン陰謀論”“ワクチン有害説”などの類の「疑似科学(pseudoscience)」主張あるいは妄信する「おバカ(=“デュープス(Dupes)”)」について書かせて頂いているところになります。




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    「無知なるマルキストのewkefc」
    「おバカ」な「おパヨク」という“塵芥”と、ヒトラーの「青写真」

    女性 ポイント これ

    さて、昨日のところでは、現在読み進めている最中の次の書物に書かれているお話から、難病によってお子さまを亡くされるという悲運に見舞われたしかし対照的な2人の親御さんについて書かせて頂きました。

    賢い人ほど騙される 心と脳に仕掛けられた「落とし穴」のすべて  

    それが、“反ワクチン活動家”となったステファニー・メッセンジャーと、

    ステファニー・メッセンジャー
    ステファニー・メッセンジャー

    「予防接種」の積極的支持者となったロアルド・ダールです。

    ロアルド・ダール、38歳の写真(1954年)
    ロアルド・ダール

    ステファニー・メッセンジャー息子さんは、「アレキサンダー病」によって亡くなられましたが、この難病は、ウイルスに起因するものではなく「遺伝(親から引き継ぐ優性遺伝)」あるいは「突然変異」によって発病するものでした。ですからワクチン接種によって発病したわけではなく、また、ワクチンによってその発病を予防することがそもそも出来ません

    その一方、ロアルド・ダール娘さんは、「亜急性硬化性全脳炎」によって亡くなられましたが、この難病は、麻疹(はしか)ウイルスに感染しそのウイルスが変異することによって発病するもので、ワクチン接種によってその発病を予防することが出来ます

    ここで、皆さまは、「VPD(Vaccine Preventable Diseases)」と呼ばれる言葉を御存じでございますでしょうか?

    読んで字のごとく、「ワクチンで予防できる病気」のことになります。

    女性 ポイント ひとつ

    VPD.jpg

    VPD1.jpg
    『KNOW☆VPD! VPDを知って、子どもを守ろう。』 NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会

    上のサイトでも確認できますが、「医学」が発達した現代においても「VPD(ワクチンで予防できる病気)」の数は非常に限定されていますそれでもワクチンの予防接種は、

    ① 個人を守ること

    ② 社会を守ること


    の2つの意味で非常に重要な役割を果たします。予防接種を受けることで、病気に対する免疫(抵抗力)がつくられ、感染症や重症化を予防することができる(①)と同時に、多くの人々が予防接種を受けることで免疫を獲得できれば、集団の中での感染の流行を阻止(「集団免疫効果」)することが期待でき(②)、実際に多くの人々の生命を救ってきたと考えられるんです。

    しかしながらワクチンの予防接種によって絶対確実(100%)に予防できるか、と言えばそうではなく、また、病気にかかる可能性が皆無(0%)になるか、と言えばそうではありません(ワクチンの種類や個人差に起因)。

    ジェームズ・ギルレーによる、当時の巷説を反映した風刺画(1802年)。種痘を受けた人々の体から牛が生えている。
    ジェームズ・ギルレーによる、当時の巷説を反映した風刺画(1802年)。種痘を受けた人々の体から牛が生えている。

    繰り返しになりますが(→200年前から何も進歩していない、ワクチン陰謀論やワクチン有害説に騙される「おバカ」たち)、いわゆる「疑似科学(pseudoscience)」と呼ばれるものを主張あるいは妄信することができる「おバカ」な連中アタマの中身は、今から200年ほど前の時代の人々のレベルのままなのではないかと考えられます。

    女性 笑い 笑う

    「数学」と「科学」決定的な違いがあって(→「科学」と「数学」の違いは何? ~ ワクチン陰謀論やワクチン有害説に騙される「おバカ」にならないために知っておくべきこと)、「数学(mathematics)」は「科学(疑似科学含む)」とは違い“証明することができる”(→「科学」と「数学」の違い)、他方、「科学(疑似科学含む)」は「すべて近似にすぎない」(→共産主義は、単なる「カルト宗教です!」)もので、「医学」も含めた「科学」は最早100%(か0%)の確定的な世界ではなく確率的に捉える不確定な世界へと向かっているんです(→日本の政治家とトランプ大統領との決定的な違い)。

    ポイント 女性

    このことの意味が理解できていない方々が、現在の我が国においても非常に多く存在しているのではないでしょうか?

    例えば、現在、「武漢肺炎(COVID-19)」のワクチン開発が、世界中で活発に行われているところですが、つい先日(7月10日)次のような報道が、的外れ(見当違い)な記事を書くことが多いと定評のある「日本経済新聞」でなされています。

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    「アビガン効果「確認できず」 コロナ薬巡り藤田医科大」 日本経済新聞

    この記事を読めば恐らく多くの方々は「アビガンは効かない」と勘違いなさるのではないかと思われます。

    それでは何故同じ日本経済新聞がその後に次のような報道(7月22日)をしているのでしょうか?

    これ 女性

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    「富士フイルム、アビガン国内供給網を確立 15社が協力」日本経済新聞

    子供 笑う 女性

    藤田医科大学のプレスリリースは、以下のように誰にでも読むことが出来る状態にありますが、

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    『ファビピラビル(アビガン)特定臨床研究の最終報告について』 藤田医科大学

    そこに書かれている日本語の文章“読むこと”は出来たのかもしれませんが、記事を書かれた「ド文系」の記者には赤い囲み線・下線の部分の内容を、ほとんど“理解すること”が出来なかったということは、容易に想像がつきますし、社会人になって記者という仕事をやっている割には程度が極めて低すぎるということが非常に良く理解できます(笑)

    日本経済新聞 ロゴ

    ちなみに、このようなお話もあるようで・・・




    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。









    続きは次回に♥




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