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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  日本 >  オランダ人と朝鮮人の心の中に、未だに残り続ける“燃え滓(もえかす)”

    オランダ人と朝鮮人の心の中に、未だに残り続ける“燃え滓(もえかす)”

    熾火 live charcoal

    本日のキーワード : 熾火



    熾火(おきび) : 

    ① 火勢が盛んで赤く熱した炭火。おこし火。

    ② 薪が燃えたあとの赤くなったもの。

    本日の書物 : 『ルトワックの日本改造論』 エドワード・ルトワック 飛鳥新社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 韓国のなかにももちろん、このような中国接近の動き阻止したいと考える人もいるだろう。それはそれで素晴らしいことである。

     だが【米日からの離反】と【中国への従属】を【本当に止めたいなら、韓国人は歴史問題について、フランスがドイツに示したような態度に変わらなければならない】。戦争が終わった数年後には、もう【「過去を忘れて未来に生きよう」と態度を改めたことを学ぶのだ】

    ポイント 22

     フランスでは戦時中、実に多くの一般人ドイツの軍需工場で【半強制的】に働かされていた

     現在のフランス政府が、このような過去の不幸に遭遇した【フランス人に損害賠償するように、ドイツを非難する声を上げることはない】



     ドイツフランスに対して実際に行った行為は、【日本の朝鮮半島での行いよりもはるかに過酷】だった。道を歩いていた人を【連行して働かせた】。ドイツ人はフランス人を【追放】し【射殺】し、フランス国内から馬車3万輛分の【財宝を奪っている】。小麦から鉱物資源、美術品からトラックまで、【ありとあらゆる財産を略奪した】のだ。



     しかも【ドイツはフランスで学校を建設するようなことをしなかった】



     一方【日本は朝鮮半島のインフラを整備し、京城帝国大学や多くの学校を造った】

    ポイント

     ところが2019年現在、【ドイツに対して公的に損害賠償を要求する人がいれば】フランス国内では【変人扱いされる】ようになっている。

    ポイント 女性

     こうした状況から、実に多くのことが見えてくる。日本の外交官は韓国との関係を改善しようとありとあらゆる手を尽くした。両国間の歴史問題を解決するため、彼らは懸命に任務をこなしてきた。ところが【その努力はすべて無駄だった】

     なぜだろうか? それは、【韓国側が「苦悩に満ちた再評価」(agonizing reappraisal)をしなければ何も始まらないから】だ。これをシンプルな言葉で言い換えれば【「認めたくない自分の姿や立場を直視する」こと】だ。これは実に苦しい作業であるが、【韓国自身がこのプロセスを開始しなければ、日韓関係は何も変わらないのである】

    ポイント 21

     韓国は日本人に、歴史の真実と向き合うよう要求してきたが、【実は歴史を直視しないと問題解決できないのは彼らなのである】

    ポイント 23

     すなわち【韓国人】は、まだ生き残っている父たちの世代の記憶や死んだ祖父たちの記録と対話することによって【歴史の真実を知り、過去を直視しなければならない】。彼らはそこで、ようやく正しい軌道に乗ることができるのだ。

     オランダ人は韓国人と同様に、「苦悩に満ちた再評価」の努力をしなかったため、彼らの心理の奥底に弱さを抱えることになった。表面上は、ドイツ人に対する反発の感情は、30年ほどでオランダ人から消えた。韓国のように70年以上も騒ぎ立てることはしていない

     しかしドイツに対する表立った反感は消えてもオランダ人の心のなかにはその問題が熾火(おきび)のように残り続けている

    熾火

    例えば対独協力者の行動は、いまだに続々と文書記録から発見され、史実であることを裏づけている。』

    日の丸

    恒常所得仮説&ライフサイクル仮説


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、非常に複雑な国際情勢の中、その中でも特に、様々な問題の発生源となっている支那や朝鮮半島位置する東アジアにおいて、地理的に近い位置にいる我が国最前線に立たされているようなものであるのですが、そんな我が国の国家戦略の在り方について、稀代の戦略家である著者が、リアリズムに基づいた思考で、私たち日本人に対して考えるヒントを与えて下さっている良書になります。

    読書7-68

    それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。

    (死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)

    ※(  )内は前回の数値

    tegdsha.jpg
    Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE

    アメリカ : 130,101(129,718)÷2,911,888(2,852,807)=0.0446・・・(0.0454) 「4.46%(4.54%)」
    tegdsha1.jpg

    イタリア : 34,869(34,861)÷241,819(241,611)=0.1441・・・(0.1442) 「14.41%(14.42%)」
    tegdsha4.jpg

    日本 : 978(977)÷19,841(19,667)=0.0492・・・(0.0496) 「4.92%(4.96%)」
    tegdsha3.jpg














    目に見えぬ侵略 中国のオーストラリア支配計画 

    さて、ここからは昨日の続きになりますが、ケインズ主義は、1980年代には、お役御免という状況となり、それに代わって、「ネオ・リベラリズム(neo - liberalism)」と呼ばれる思想・概念盛んに唱えられることになったのですが、それでは、何故ケインズ的政策は失敗したのか、ということについて、いま考えているところになりますが、

    ジョン・メイナード・ケインズ 1933年
    ジョン・メイナード・ケインズ 1933年

    すでに書かせて頂きました通り、ケインズ的政策が失敗した理由の一つが、伝統的ケインズ経済学のモデルが、「動学モデル」ではなく「静学モデル」を前提としていた、つまり、「時間」という要素を考慮しない経済モデルであったということにあり(→臆病者のオランダ人と韓国人の共通点)、そこで、人々の実際の行動が、現在と将来との間「時間」というものを考慮した意思決定を行っているという点を重視し、より現実に即した形置き換えようとする動きが出ます。

    それが1950年代に発表された2つの仮説で、「シカゴ学派」のミルトン・フリードマン「恒常所得仮説(Permanent income hypothesis)」と、フランコ・モディリアーニ「ライフサイクル仮説(life-cycle hypothesis)」です。

    ミルトン・フリードマン
    ミルトン・フリードマン

    フランコ・モディリアーニ
    フランコ・モディリアーニ

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    『ライフサイクル/恒常所得仮説と予備的貯蓄 理論的合意と実証上の問題点』石原秀彦

    「無知なるマルキストのewkefc」

    数式モデルや解説は、上の論文が参考になると思いますので、そちらをご参照頂くと致しまして、簡潔に内容を示しますと、

    ○ 恒常所得仮説 : 人々の消費は、現在から将来にわたって確実に得られる見込みのある「恒常所得」に依存する

    ○ ライフサイクル仮説 : 人々の消費は、それぞれの個人が一生の間に消費することのできる「生涯所得」に依存する

    ○ 伝統的ケインズ経済学の消費関数 : 人々の消費は、「現在の所得」にのみ依存して決まる


    となります。ここで、ケインズの「乗数理論」で唱えられるような消費の波及効果が生じるためには人々が“必ず”所得が増えた分の一部を消費(それも将来ではなく現在の消費)に回すという大前提が必要となるのですが(→臆病者のオランダ人と韓国人の共通点)、もしも仮に人々が所得の増えた分を“すべて”貯蓄(=将来の消費)に回すような行動を取ってしまった場合、ケインズの「乗数理論」で唱えられるような消費の波及効果は生じないことになります。

    ポイント 32

    尤(もっと)も、「ドケチ」であるが故に、増えた所得を“すべて”貯蓄に回すような方は、極めて稀(まれ)であるのですが、みなさんご自身でお考え頂きたいのですが、“一時的”に所得が増えたからといって必ずそれまでと同じように使ってしまう(=消費する)と言えるでしょうか

    例えば、月給30万円で生活(8割消費、2割貯蓄)しているところに、「宝くじ」で1億円の当たりが出たので、これまでと同じように(1億円の8割を消費、2割を貯蓄)なされるでしょうか

    このように、常識的な感覚で考えれば人々の消費はその時点の所得というよりは「時間」を通じた所得の流れによって左右されるものと言え、乗数的な波及効果は仮にあったとしてもそう大きくはないと考えておくのがちょうど良いということになります。

    その一方で、では、ケインズ的な想定が全く成立しないのかと言うとそうではなく十分に想定することが可能なパターンがありますが、さてそれはどういった場合でしょうか

    女性 ポイント 10

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。


    続きは次回に♥




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