2020-07-07 (Tue)

本日のキーワード : グレタ、スウェーデン人
スウェーデン王国(スウェーデンおうこく、スウェーデン語: Sv-Konungariket Sverige.ogg Konungariket Sverige)、通称スウェーデンは、北ヨーロッパのスカンディナヴィア半島に位置する立憲君主制国家。首都はストックホルム。法定最低賃金は存在せず、経済はスウェーデン国外の大企業や機関投資家に左右される傾向にある。

本日の書物 : 『ルトワックの日本改造論』 エドワード・ルトワック 飛鳥新社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 もう一つ別の例が、【スウェーデン】である。第二次世界大戦中、ドイツがヨーロッパ中で行っていた非人道的な行為に対して、この国は【消極的な傍観者】の立場を変えなかった。

【スウェーデン人】は【自分たちを世界で最も偉大で人道的な存在であるかのように見せたがる】。

最近の例は、国連の地球温暖化サミットの演説で注目を集めた【グレタ・トゥーンベリ】という女子高校生だ。彼らは常に【世界に対して人道主義を説き、人類を救済し、地球を救えと主張する】。

グレタ・トゥーンベリ
報道ステーションが、極左環境運動家少女グレタ・トゥーンベリーを取り上げてた。なんか環境問題に目覚めた善意の少女みたいな扱いしてるけど、両親は反政府極左運動組織アンティファ支持者だぞ。言ってる事も環境テロリスト一直線なカルト臭。
— 佐藤 正 (@manngakaki) September 24, 2019
地上波テレビ局の連中は、オウムの反省無いのか? pic.twitter.com/mtvG5DrPzV
ポートランドの裁判所に火を付けようとするANTIFAを抑える軍。 https://t.co/Pc2TVOzF3H
— Aya.Matsuge (@Ayamatsugeya) July 3, 2020

ニコ生でこんな写真を拾いました。
— 🇯🇵アッと驚く為五郎 🎌⛩🌏 (@tamegorou___) June 6, 2020
右は #有田芳生 真ん中は在日の #辛淑玉 左は #吉良よし子 ?#AntifaTerrorist #ANTIFA pic.twitter.com/6NkHlSvs2i https://t.co/cWeEK6Z0U1 pic.twitter.com/EfUbXC5TQd
【ところが、第二次世界大戦中の人道の危機に対して、彼らは何もしていなかった】。ただ戦況をながめて、優雅にパンを食べていただけだ。

そして、事態を傍観するだけではなく、【莫大な量の鉄鉱石をドイツに売った】のだ。ナチスはそれを鉄鋼に変え、銃や戦車にした。最も人道的なはずの【スウェーデンが、ドイツの兵器の材料を供給】していた。

さらに、ドイツ人が同じスカンジナビアの兄弟国であるノルウェーを占領した時、【スウェーデンはまったく助けず見殺しにした】。それだけではない。事後に占領地の【ノルウェーに向かうドイツ軍に、自国を横断する鉄道を使わせて、国内を楽々と通過させた】。彼らは【ノルウェーを裏切り、ドイツに部隊輸送の協力をした】のである。

戦後、例えば1953年頃になると、ヨーロッパの多くの国ではドイツをすでに許していたが、【スウェーデンはオランダと同じように、超がつくほどの反ドイツ感情を保持していた】。

【戦争中、彼らはオランダ人と同じように臆病者で、ナチスに協力していた】。戦後のスウェーデンは世界に道徳を説いてきたが、【彼らの実際の大戦中の行為は、きわめて非道徳的だった】。逆説的だが、だからこそ道徳的高みに立ちたがるのである。
スウェーデン企業や財界人のなかには、大量の物資や資源をドイツに売ることで、戦時中、非常に経済的に豊かになった者が数多くいた。ナチスの金塊の多くが、最終的にスウェーデンに渡っていたことはよく知られている。【彼らはドイツに積極的に協力したからこそ、戦後になって激しい反ドイツ感情に転じた】わけだ。
【韓国人にも同じことがあてはまる】。韓国の行動は、一見すると不可解なところがある。ところが注意深く比較してみると、【その本質は、ドイツに対する欧州各国の態度と同じである】とわかる。
【戦時中にドイツに協力的だった国こそ、本当に反ドイツ的な態度をとるようになる】。
スウェーデン人は、自らを世界の人道主義の守り手であり、それ以外の国々は自己利益を追求する強欲な人たちであるかのように主張する。【戦争終結までドイツに積極的に協力していたからこそ、戦後になると「ドイツはひどい国だ!」と非難して回るようになった】。【オランダ人も従僕(じゅうぼく)のようにドイツに協力したため、戦後は「ドイツ人お断り」に転じた】。』

「客観的確率」と「主観的確率」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、非常に複雑な国際情勢の中、その中でも特に、様々な問題の発生源となっている支那や朝鮮半島が位置する東アジアにおいて、地理的に近い位置にいる我が国は最前線に立たされているようなものであるのですが、そんな我が国の国家戦略の在り方について、稀代の戦略家である著者が、リアリズムに基づいた思考で、私たち日本人に対して考えるヒントを与えて下さっている良書になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 129,601(129,227)÷2,825,756(2,780,916)=0.0458・・・(0.0464) 「4.58%(4.64%)」

イタリア : 34,854(34,833)÷241,419(241,184)=0.1444・・・(0.1444) 「14.44%(14.44%)」

日本 : 977(977)÷19,459(19,185)=0.0502・・・(0.0509) 「5.02%(5.09%)」

これが現実です。
— 358ちゃん 🥶 (@max358japan) July 2, 2020
おい。脳内お花畑の日本人、よく見ろ。
これが将来の日本だ。
このままだと絶対に日本がこのようになるぞ。
【7.1国安法実行日】香港の街中 https://t.co/dP8PKciHcf pic.twitter.com/eMkBMXrU0i

さて、ここからは昨日の続きになりますが、ケインズ主義は、1980年代には、お役御免という状況となり、それに代わって、「ネオ・リベラリズム(neo - liberalism)」と呼ばれる思想・概念が盛んに唱えられることになったのですが、それでは、何故、ケインズ的政策は失敗したのか、ということについて、いま考えているところになります(→☆臆病者のオランダ人と韓国人の共通点)。

ジョン・メイナード・ケインズ 1933年
そして、すでに書かせて頂きました通り、ケインズ的政策が失敗した理由の一つが、伝統的ケインズ経済学のモデルが、「動学モデル」ではなく「静学モデル」を前提としていたことにあります。
先日のところで書かせて頂きましたように、現代のマクロ経済学研究では、「現在から将来にわたる効用の最大化を考えながら現在の所得を消費と貯蓄に配分する」という、“天才数学者”であったフランク・ラムゼイが考案したモデルに基づいて展開されているのですが、

フランク・プランプトン・ラムゼイ
そのフランク・ラムゼイらが、今から90年ほど前に唱えた概念が「主観的確率(主観確率/subjective probability)」と呼ばれるもので、「客観的確率(客観確率/objective probability)」と対比される概念になります。

と言うだけならば簡単ですが、そもそも、“確率”に、主観的だとか客観的だとかが、存在するの?って疑問に感じられませんでしょうか?

そこで、少し考えてみるとこにしましょう。

いま目の前にサイコロがあるとして、例えば、一つのサイコロを1回だけ振ってみることにします。
この場合、振った結果、「1の目」が出る確率は、次の内のどれになるでしょうか?
ア.1/2(二分の一)
イ.1/3(三分の一)
ウ.1/6(六分の一)

もちろん答えは、「ウ.1/6(六分の一)」になります。
そして、ここから導き出される「命題」は、次のようになります。
(命題) サイコロを1回振って、「1の目」が出る確率は、「1/6(六分の一)」である
では、今度はこの命題が真であると致しまして、次の問題に解答してみて下さい。
(問題) 確率が「1/6(六分の一)」ということは、どういう意味か?次の中から選択せよ。
ア. サイコロを6回振ると、「1の目」が1回は出る
イ. サイコロを6回振ると、「1の目」が1回くらいは出る可能性がある
ウ. 何度もサイコロを振ると、「1の目」が出る割合が「1/6(六分の一)」に近づく
この問題は以前にも書かせて頂いたものですが(→☆中華人民共和国では、「武漢肺炎(COVIT-19)」が、まだまだ感染拡大している模様です!)、「客観的確率(客観確率/objective probability)」の立場で考えた場合、答えは、「ウ. 何度もサイコロを振ると、「1の目」が出る割合が「1/6(六分の一)」に近づく」となります。
「客観的確率」とは、何度も何度も繰り返し観測されたデータ・記録に基づいて測定した、あるいは思考実験(頭の中で想像するだけの実験)によって求められた、「ある現象の起こりやすさ」のことで、サイコロには歪みもなく、すべての目は均一な“確率”で出るという前提で考えられています。
この考え方自体は、決して間違っているわけではないのですが、実際にサイコロを振ってみると一目瞭然ですが、、6回振れば、60回振れば、600回振れば、ピタリと各目が均一に出る、ということにはなりません。
そこで、先ほどの命題の
(命題) サイコロを1回振って、「1の目」が出る確率は、「1/6(六分の一)」である
というのは、そもそも人間が、そうなることを“期待しているだけ”の、「主観的な信念あるいは信頼の度合い」であって、客観的に求められるような真の確率などは存在しない、とする考え方が「主観的確率」と呼ばれるもので、「ベイズの定理」で知られるトーマス・ベイズに因(ちな)んで、「主観的確率」を容認する立場を「ベイズ主義」、その立場に立つ者を「ベイジアン」と言い、現在の統計学の主流になります。

トーマス・ベイズ
5分でわかるベイズ確率 from hoxo_m
それでは、本日の最後になりますが、有名な「ベイズの定理」に関する問題をご紹介させて頂きます。
(問) 新型コロナウイルスのPCR検査が感度99%かつ特異度99%だとしよう ―― つまり検査によって新型コロナウイルス感染者のうち99%が陽性となり、非感染者のうち99%が陰性となると仮定する。さらに我が国全体の0.5%が新型コロナウイルス感染者であるとする。無作為に選ばれた個人がこの検査で陽性だったとき、新型コロナウイルス感染者である確率はいくつか?
【PCR検査を多く実施しろ】立憲民主党・蓮舫「PCR検査を多く実施することで治療法を迅速に確立することができると我々は提案する。総理総理総理」
— Mi2 (@mi2_yes) March 16, 2020
加藤勝信厚生労働大臣「大事なことは医師が判断すること」
蓮舫「国民の命を守る強い姿勢が感じられないは非常に憤りを感じる」
不快指数MAX。 pic.twitter.com/qN8EYNzWi1

解き方と解説は、日本語版Wikipediaにも書かれていましたので、詳しくはそちらをご参照頂きたいのですが、ポイントとなるのは、検査で陽性だったとしても、新型コロナウイルス感染者である確率は33.2%でしかなく、言い換えますと、検査で陽性だったとしても、非感染者である確率が66.8%にもなるということです。


ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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