2020-06-14 (Sun)

本日のキーワード : 政治倫理、名君、暴君、女帝
女帝(じょてい、にょたい)は、女性の皇帝のこと。


小島敏郎と小池百合子
本日の書物 : 『政治無知が日本を滅ぼす』 小室 直樹 ビジネス社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 だが、世界中の政治家と言う政治家が失敗した、と言うよりも、茫然自失(ぼうぜんじしつ)している、此の【不況と言う怪物】を、ヒットラーなんぞに退治する能力があるんだろうか。

アドルフ・ヒトラー 1936年
【ヒットラー】が、【煽動者(アジテーター)】として【天才】である事はよく知られていたが、【行政能力があるとは、誰も思ってもみなかった】。こんな野良犬みたいな男に、【現実的な行政が出来る訳がない】、と思っている人が大多数であった。…
【ナチス】が果たして【公約を果たし得るかどうか】、其れ以前の問題として、【ヒットラー】は思う儘(まま)に【政策を実行する事が出来るのかどうか】、此の点に関しては、就任当時のレーガンアメリカ大統領と比べても、比較にならない程ヒットラーの困難は大きかった。

ナチスの議席数が過半数に満たないだけでなく、ヒンデンブルグ大統領が、てんでヒットラーを信用していないのである。と言うより、嫌い抜いていたと言った方がいいだろう。
そんなに【大嫌いなヒットラーを、何故首相に任命したのか】と言うと、ナチスが余りにも暴れて五月蝿(うるさ)過ぎるので、「そんならお前やってみろ」と、【一度やらせてみたら、忽(たちま)ち無能を曝(さら)け出して、ナチスは政治に対する発言力を失って没落して行くだろう】と、【こう考えたから】である。

是れは上手い手だ。…
戦後にも、【社会党政権】片山内閣の【余りの無能振り】が、【社会党を永久に政権から遠ざける一つの大きな原因となった】のは、大方(たいほう/識見の高い人)の知る所である。
是れと同じ事をヒンデンブルグ大統領が試みたのだ。其れでも、余り気になるとみえて、お気に入りのフォン・パーペンを副総理として入閣させ、ヒットラーが、余りにも無茶なことはやらない様に、監視させる事にした。其の上、十人の閣僚の中(うち)、ナチス党員は三人だけ。ヒットラー内閣は、連立内閣としても、片山内閣なんかと比べてさえ、ずっと弱体であったのだ。』

政治家の評価は、「○」か「×」かの二択でしか出来ません
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、普段から政治に無関心でいるために『政治音痴』な日本国民の方々と、その職務として政治に関心を持っているにもかかわらず、何故か『政治音痴』な「朝日新聞グループ」に代表される日本のメディア関係者と、さらには、それを生業(なりわい)としているにもかかわらず、どうしようもなく『政治音痴』な政治家におすすめの良書で、『政治』というものが何か、がキチンと基本的なところから理解できる書物になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 114,669(113,820)÷2,048,986(2,023,347)=0.0559・・・(0.0562) 「5.59%(5.62%)」

イタリア : 34,223(34,167)÷236,305(236,142)=0.1448・・・(0.1446) 「14.48%(14.46%)」

日本 : 924(922)÷17,250(17,187)=0.0535・・・(0.0536) 「5.35%(5.36%)」

今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」でも明らかなように、中華人民共和国という国家の、その上位に位置する「中国共産党」という特権階級組織は、「政治倫理」に基づいた“正しい政治”を行っていません。それでいて、「一般普通人の倫理」からかけ離れた行動もしています(笑)
つまり、中国共産党は、無能な政治家の集まりである、と断言できることになります💗

そして、ここが非常に重要で、多くの方々が勘違いなされている部分になるのですが、中国共産党を“政治を行う政党”であるとすれば、たとえ中国共産党が「一般普通人の倫理」からかけ離れた行動をしていたとしても、それは何の問題でもなく、「政治倫理」に基づいた“正しい政治”を行ってさえいれば、それは“政治を行う政党”として評価されるべきものとなります。
この場合の、「政治倫理」とは、良い政治をする事、結果良ければ全て良し、ということです。
そして、その「良い政治」と言う事の意味は、
① 「経世済民(けいせいさいみん)」の実現
② 「デモクラシー」と「国民の権利」の護持
を行うことに他なりません(→☆何てったって“パペット” 素敵な“パペット” “パペット”はやめられない・・・(笑))。
もっとも、①については、鄧小平(とうしょうへい)が「改革開放」や「一人っ子政策」などで、それまでの毛沢東(もうたくとう)の政策を転換したことで、相当な功績があったと認めるべきですが、何しろ一党独裁全体主義(ファシズム)の中国共産党ゆえに、②については、まったく評価することができません。
自分の気に入らない考えや政策にファシズムというレッテルを貼ることで、それは悪であり敵であると一方的に断罪し、同調者を募って攻撃する仕草は、アンティファとそっくりだ。少なくとも私には、日本の感染対策がファシズム的だとは全く思われない。https://t.co/49XShsV3WL
— 飯山陽 Akari IIYAMA (@IiyamaAkari) June 13, 2020
辻元清美氏が、控室のちょっとした会話において、「異なる意見をもつ他者」である松井孝治氏に対し「撃ち殺す」と自然と言えてしまうことに恐怖を感じる。これこそがファシズムである。立憲民主党の底流にある思想はファシズムなのではないか、と疑わざるを得ない一幕。 https://t.co/rYa6GFFZJF
— 飯山陽 Akari IIYAMA (@IiyamaAkari) June 13, 2020
恫喝ですね。でも本人は、挨拶くらいにしか思っていないかも。https://t.co/s8yUM5nLTm
— 竹内久美子 (@takeuchikumiffy) June 13, 2020
トーク番組なのに…辻元議員から言論弾圧(暴露されてますが)
— Chieko Nagayama (@RibbonChieko) June 12, 2020
恫喝する言葉の選び方がふつうじゃない。
このような方が政府にいた時代(民主党政権)があったんだよね
彼女は国交副大臣、観光立国推進本部の事務局長
中国人の観光ビザ取得要件を緩和
(年収条件を大きく引き下げ→大勢が来日可能になった) https://t.co/ridN3YVTpA

だから、本書では、毛沢東なる暴君はもちろん、鄧小平についても取り上げられてはいないわけです。もし仮に、著者が現在まで御存命であれば、暴君・毛沢東を手本とする無能な習近平は、散々に扱(こ)き下ろされていたのではないかと思います。

要するに、習近平は、あのヒトラーにはるかに劣るリーダーということです(笑)

それでは、本日の最後にもう一つ、「政治倫理」に基づいた“正しい政治”を行っているかどうかを判断する例題を考えてみましょう。

「政治」に求められるのが「結果責任(=結果良ければ全て良し)」であることは十分に御理解頂けたのではないかと思います。そこで、再選を目指そうとしている現在の都知事が、前回の東京都知事選で、高らかに掲げていた「公約」である「7つの0(ゼロ)」が果たしてどれほど達成できたのか、という「結果責任(=結果良ければ全て良し)」が問われるべき選挙となるのが、今回の東京都知事選の本来の目的になります。


☆【検証】小池都知事、4年前の公約「7つのゼロ」いくつ達成できた?(都知事選)|BUSINESS INSIDER
で、上にある記事は、その内容が薄っぺらいことで有名な“ジャーナリストごっこ”をする“素人の集まり”みたいな「BUSINESS INSIDER」の記事になりますが、本来、「結果責任(=結果良ければ全て良し)」が問われるべき「政治家の評価」に、「△」などと言う中途半端な表現を用いてしまっています。

これは、出来損ないの能無しビジネスマンが、その破談となった商談の中途の過程の努力を何とか評価してもらいたくて、必死に憐れみを請う態度と同じで、この記事を書いている自称ジャーナリストも出来損ないの能無しビジネスマンに共感することができる何かがあるのではないでしょうか?
お話を戻しますと、「結果責任(=結果良ければ全て良し)」は、単なる二択の問題であって、「Yes」か「No」、「可」か「不可」、「〇」か「×」、「出来た」か「出来なかった」か、という類のものになりますので、「△」とか「◎」とかで評価するべきことではありません。
しかも、記事の中にある「ペットの殺処分ゼロ(◎の評価)」も、大ウソだったりします(笑) (→☆フィフィ、小池都知事の犬猫の“殺処分ゼロ発表”に疑問 「数字より飼い主の資格を問うべき」 (2019年4月25日) - エキサイトニュース )

小池都知事に問いたい。都が新型コロナ関連のCMを打つ際、小池百合子出演を条件とした、との週刊誌報道があるが、事実ですか?もし事実ならあなたは都知事に相応しくない。
— 北村晴男 (@kitamuraharuo) June 13, 2020
あれほど無能を曝(さら)け出し続けてきた(→☆小池劇場の「演目」)、女版・習近平都知事を、再選させるに相応しいと考えるのかどうか、まさに“東京都民の民度”が問われる、非常に楽しみな選挙になりそうです(笑)
ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
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