
本日のキーワード : 平和
平和(へいわ)は、戦争や暴力で社会が乱れていない状態。
本日の書物 : 『政治無知が日本を滅ぼす』 小室 直樹 ビジネス社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 中国でも、例えば【漢の武帝】。北方防衛の為に始めた【匈奴(きょうど)】征討であったのが、始めてみると、外征は止めどもなく広がる。漢は遂に、シルクロードの大半をも手に入れる程の【大侵略国】となり、南は、ベトナムにまで手を伸ばす有様だ。

前漢の領域

こんな有様だから、文(ぶん)・景(けい)二代の間に蓄えた【国庫は空になり、国民は絞りに絞られた】。其れだけなら未だいいが、兵隊に徴集(とら)れて、地の果てに屍(しかばね)を晒(さら)さなければならなかった者、どれ程の数に上(の)ぼるか分からない。
【武帝の晩年】には、【怨嗟(えんさ/恨み嘆く)の声は国中に満ち】、もう少しで【革命が起きそう】であった。其れ故、【武帝】は、其の大きな治績にも拘らず、【名君として評価されてはいない】。…

今の【日本人】は、【「平和」と言うと、外国と戦争をしない事だと思う】が、【中国】の場合、【内戦もない、と言う事が、同じくらい重要な意味を持つ】。【民衆】にとっては、【此方(こっち)の方が、余程重大】である。【外征】の場合だと、【戦争に行った人だけが死ぬ】のだが、【内戦】となると、【メチャクチャ人が殺され、人口が直ぐ半分以下になる】事なんか、【ちっとも珍しくない】。

それに田畑を荒らされ、働き手の男は兵士に駆り出されるから【農耕にも差し支える】。
【飢饉(ききん)で死ぬ人は、其れよりも多い】。民衆にとって、全くたまったものではない。

此の事を考えると、【武則天】が、【赫々(かくかく)たる大勝にも拘らず、大征服にも乗り出さず、国内に於いてもまた、内乱らしい内乱がなかった】事、是れだけでも【名君として高く評価されるべき】であろう。太宗の大規模な外征と、玄宗の「安史の乱」を思い起こしても見よ。

武則天(則天武后)
女性だから平和が好きなのさ、と言う勿(なか)れ。彼女の其の権力欲と言い、政治能力と言い、余りにも女性離れしている事は、既に見てきた通りである。寧(むし)ろ、旺盛な征服欲があった方が自然である。其れに、【「平和」は、欲したからと言って得られるものではない】。

オットー・フォン・ビスマルク
【ビスマルク】は、
「私は、【戦争に勝つ為に努力した】が、【平和を維持する為に、其れ以上の努力をした】」
と言っているが、【平和が欲しければ、其れだけの努力が必要】なのである。また、【努力だけで平和が得られるほど甘くはない】。【和平交渉によって解決することを主張】する【パシフィスト(紛争を軍事力ではなく、和平交渉によって解決することを主張する人の意)】の運動が、却(かえ)って【戦争の原因となった】事は、170ページで述べたが、【努力の他に、正確な見通しと、政治能力も必要なのである】。
此の事に関する限り、【戦争と平和の維持とは、全く同じ性質を持っている】。』

支那人民にとって、悲惨な時代の始まり
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、普段から政治に無関心でいるために『政治音痴』な日本国民の方々と、その職務として政治に関心を持っているにもかかわらず、何故か『政治音痴』な「朝日新聞グループ」に代表される日本のメディア関係者と、さらには、それを生業(なりわい)としているにもかかわらず、どうしようもなく『政治音痴』な政治家におすすめの良書で、『政治』というものが何か、がキチンと基本的なところから理解できる書物になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 110,514(109,143)÷1,942,363(1,897,838)=0.0568・・・(0.0575) 「5.68%(5.75%)」

イタリア : 33,899(33,774)÷234,998(234,531)=0.1442・・・(0.1440) 「14.42%(14.40%)」

日本 : 920(916)÷17,056(16,958)=0.0539・・・(0.0540) 「5.39%(5.40%)」

赤い旗をたくさん掲げ、鐘とドラムを叩いて集団が叫ぶ。
— 布路川梶太 (@P6AX3Er3HqoQynY) June 8, 2020
「全世界のプロレタリアートを結束!マオイスト!レーニン主義!マオイスト思想!闘争!闘争!闘争、革命完遂!国民の戦争だ!」
ここはテキサスです!じわじわ出てきています😰
pic.twitter.com/wM2fgwykjS
あと東京の #Antifa デモは、白人を少数連れてきたが、本当に困っている中国人、東南アジア人は見えない。何だこりゃ。なんか不気味だ https://t.co/VF5qEIQRQj
— 石井孝明(Ishii Takaaki) (@ishiitakaaki) June 6, 2020
— ずーみん・Sky Walker (@zumin0722) June 6, 2020
ご紹介に与かりました猫組長です!新刊が6/19日に発売です!https://t.co/OQTXtJfGsB @amazonJPより https://t.co/lf4UckTJ3e
— 猫組長 (@nekokumicho) June 6, 2020
あっ、ブロックされた笑
— 猫組長 (@nekokumicho) June 6, 2020
海外旅行を予定している方へもう遅いかも知れませんが、SNSでのANTIFAへの参加や協力の情報を消した方が良いと思います。米国ESTAはSNSアカウントの登録義務があり、常に監視されています。将来世界的に共同運用の予定で、リストに載ると海外に行けなくなります。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) June 4, 2020
米国金融制裁リスト 総称での制裁の実例 YAKUZA a.k.a BORYOKUDAN a.k.a GOKUDO ヤクザ又は暴力団又は極道 のように 特定の組織団体でなくても、総称で指定できる。 pic.twitter.com/ayNe3tWDhk
— 渡邉哲也 (@daitojimari) June 5, 2020
世界的な渡航システム改革 2017年12月の国連安保理決議により、テロリスト及び準テロリストを各国が提出、それをICAOが共有し、航空機に搭乗させないことが決まりました。ESTAやETIAS(欧州)などのシステム構築が進み、逆に入国手続きが簡単になる安全な人物保証制度も動き出しています。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) June 5, 2020
なんかまた必死の方が湧いている。米国認定国際テロ組織ANTIFA ANTIFA メンバーと参加者、支援者以外はANTIFA がテロリストとされても影響ないですよね。関係者はテロリストになっちゃったけど
— 渡邉哲也 (@daitojimari) June 5, 2020
米国認定国際テロ組織ANTIFA ツイッターでグダグダ言ってる暇があるなら、ANTIFA 関係者などとの関係を完全に遮断し、二度と近寄らない方が余程自分のためになると思う。
— 渡邉哲也 (@daitojimari) June 5, 2020
さて、昨日のところで、どんなに少なく見積もっても、『支那(China)2千2百年の歴史』よりも、由緒正しく古いのが『我が国の2千6百年の歴史』ということが言えるのですが、何故かは知りませんが、学校の教科書では、その史実を教えることが文部科学省の官僚の勝手な判断によって禁じられているという“事実”について書かせて頂きました。
また、同時に、「中国四千年の歴史」などと言う悪質な“デマ”が教科書に書かれているのですが、そもそも、「中国」などと言う、言葉の定義が曖昧(あいまい)で、さらに、かつて歴史上に存在したことが無いにもかかわらず、あたかも、そんな名前の国家(「中国」)があったかのように用いていることが、様々な誤解や勘違いを引き起こす原因となっています。
で、それらを引き起こしている原因が許認可権限を持つ文部科学省の官僚と既得権益を持つ出版社と中国共産党(及びその子分の朝鮮半島勢力)と旧態依然のガラパゴス歴史学界との密接な「おカネ」の繋がりが背景にあります。
もともと、話し言葉もまったく異なり、生活習慣や文化も異なる数々の民族が存在した支那が、秦の始皇帝の出現で、一時的に統一され、

春秋時代の諸国
その際、バラバラだった文字(漢字)も統一されることになります(→☆天安門虐殺事件31周年 犠牲者追悼記念日 ≪前夜祭≫ ~ アメリカで極左活動家が暴れる理由)。
ここで考えてみて頂きたいのですが、例えば、ヨーロッパの言語は多様ですが、そのヨーロッパに表意文字としての「漢字」を一律に強制した場合を想像してみて下さい。

☆ヨーロッパ言語地図
表意文字として統一された「漢字」を用い、その「読み方」も統一したとしても、それをどのように「発音」するのかが問題となってくる、つまり各国の元々の言語(話し言葉)の“訛(なま)り”が影響してしまうことが容易に理解できると思います。そして、実際に支那でも、そうでした。下図にある黄色の四角の部分が、秦が統一・支配した領域の大体の範囲で、「支那」と呼ばれる地域が、それほど広くもないことが御理解頂けると思いますが、そのような限定された範囲内においても、話し言葉がバラバラだったわけですから、我が国とは全く異なっているということも御理解頂けることだと思います。

☆The True Size Of...
で、名君であった始皇帝の死後、本文中に書かれていたような「戦争の時代」が再び始まります。第一次世界大戦は「欧州大戦(War in Europe)」とも呼ばれますが、「欧州(ヨーロッパ)」という地域で、多数の国々の間で繰り広げられた戦争で、それと同じように、「支那(China)」という地域で、多数の勢力によって「支那大戦(War in China)」が繰り広げられます。「項羽と劉邦の戦い」として知られる「楚漢戦争(そかんせんそう)」(紀元前206年~紀元前202年)です。
その戦争の結果、漢(前漢:紀元前206年~8年)の時代が始まります。
支那人民にとって、悲惨な時代の始まりです💗

ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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