
本日のキーワード : パペット
パペット(英: puppet)は、人形劇などで使われる操り人形の総称であり、操り方を指し示す言葉と組み合わせて使われることが多い。
本日の書物 : 『政治無知が日本を滅ぼす』 小室 直樹 ビジネス社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【ネロ】は【寛仁(クレメンティア)の政治】をコマーシャルにした。
日本語なら「和の政治」と言った所だが、…追放解除したり、告訴を取り下げさせたり、あれや是れやで、【元老院も民衆も、「名君現わる」と大喝采を惜しまなかった】。

【ローマ】は【平和】であり、ローマの敵共はピクリともしなかった。
日本人なら、【「天下泰平、四海波静か」】と言う所だ。民衆は、たっぷりと【「パンとサーカス」】、詰まり【安定した生活と豪華な娯楽】を与えられて満足した。…
【ネロの政治】は、【平和と民衆生活の安定を齎(もたら)した】のだから、其れだけでも、大したものだ。
【其れまでのローマ】は、大シーザー以来、野心家に依(よ)る政権争奪。偉大なる将軍に依る外国征服。【政争と戦争のオンパレード】であった。…
何(いず)れにせよ、此の有様では、ローマ帝国の別名(いや、実は、是れが本名)にもなっている「ローマの平和(パクス・ロマーナ)」と言う表看板は、誇大広告になるから、早急に取り外して、「ローマの戦争(ウエラ・ロマーナ)」にしなければならない筈であった。
幼帝ネロはタイミングも良かったのだ。
【彼の齎(もたら)した平和と民生の安定とは、民衆にとって真に神の恩寵(グレイス)であった】。

少年としてのネロの像
ローマ「五賢帝」の一人トラーヤヌス帝は、【「ネロ治世の最初の五年間は、ローマ史上、最良の時代であった」】と言っている。

トラヤヌス像(ナポリ考古学博物館)
何しろ、今でもローマに大きな記念柱を残して観光資源を提供しているトラーヤヌス帝の言葉だ。信用していいだろう。…

トラヤヌスの記念柱(ローマ)
では、【其の後はどうしたのだろうか】。

政争は漸(ようや)く盛んとなり、後世、乱倫の人と呼ばれる行為を繰り返すようになるのであるが、其れでも、治世最後の数年間を除いて、「ローマの平和」は保たれていた。
是れは、大きな治績と言わずばなるまい。

彼は、【母を殺し】、【妻を殺し】、【弟を殺し】、【恩師(セネカ)を殺し】たので、スターリン以上の大暴君と言う事になっているが、其れはどうか。

『セネカの最期』(ルカ・ジョルダーノ画、1773年)
今日まで残っている歴史書は皆、反ネロ的立場に依って書かれているが、其れですら、【ネロは、スターリン式粛清を行った事は、一度もない】。
ネロは、已(や)む無く、謂わば自衛の為、政敵を殺したと読める。

『ユダヤ戦記』で有名な歴史家ヨセフスは、此の時代には、【ネロに好意的な書も存在した】と言明している。【ネロを尊敬している人物も可成(かなり)いたらしい】。



五賢帝の一人トラーヤヌスが其の中の一人であるが、五賢帝の奔(はし)りネルヴァは、ネロ派の元老院議員であり、意気投合していた。
五賢帝の中、二人までが明白なネロ・ファンだと言う事は、何か通じ合うものがあると言う事である。
彼は、僅か三十一歳の若さで自殺に追い込まれたが、もし彼に余命を貸せば、名君として返り咲く能力とチャンスとは十分にあった筈である。』

日本国民にとっての神の恩寵(グレイス)を邪魔する存在
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、普段から政治に無関心でいるために『政治音痴』な日本国民の方々と、その職務として政治に関心を持っているにもかかわらず、何故か『政治音痴』な「朝日新聞グループ」に代表される日本のメディア関係者と、さらには、それを生業(なりわい)としているにもかかわらず、どうしようもなく『政治音痴』な政治家におすすめの良書で、『政治』というものが何か、がキチンと基本的なところから理解できる書物になります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 103,781(102,809)÷1,770,384(1,746,019)=0.0586・・・(0.0588) 「5.86%(5.88%)」

イタリア : 33,340(33,229)÷232,664(232,248)=0.1432・・・(0.1430) 「14.32%(14.30%)」

日本 : 894(887)÷16,716(16,673)=0.0534・・・(0.0531) 「5.34%(5.31%)」

現在ご紹介させて頂いている本書では、それを読み進める上で不可欠な非常に重要な「公理」について、次のように定義しています。
〇 政治学の第一の公理
『政治』は、性悪説(人間の本性=“悪”)で考えなければならない
〇 政治学の第二の公理
『政治家』は、特に凶悪でなければ務まらない

これらを踏まえた上で、先日のところで少し書かせて頂きましたように(→☆政治白痴で付和雷同すること野良犬の如き、「朝日新聞グループ」などの“倫理なきマスコミ”)、「倫理」というものについて、キチンと考える必要があります。

つまり、「一般普通人の倫理」を看護師や政治家に持ち込んではならない、ということです。

何故ならば、その所属する集団の「使命(与えられた役割)」を果たすことこそが最優先にされるべき「理(ことわり)」だからです。

孔子が絶賛する桓公(かんこう)は、凡(およ)そ「一般普通人の倫理」からかけ離れた行動、すなわち、権力を手に入れるための兄弟を殺し、数多(あまた)の妾(めかけ)を囲い、人肉を貪(むさぼ)ってもいましたが、「政治倫理」に基づいた“正しい政治”を行ったことで有名です。

同様に、ローマのネロも、秦の始皇帝も、実は、「政治倫理」に基づいた“正しい政治”を行った人物です。もちろん、「一般普通人の倫理」からかけ離れた行動もしていますが。。。
それでも、何の問題もありません。「政治倫理」とは、良い政治をする事、結果良ければ全て良し、だからです💗
そして、その「良い政治」と言う事の意味は、
① 「経世済民(けいせいさいみん)」の実現
② 「デモクラシー」と「国民の権利」の護持
を行うことに他なりません。
この「政治倫理」に「一般普通人の倫理」などを持ち込んではダメなんです💗
ところが、それが理解できないのが、「おパヨク」と呼ばれる連中と日本の無知なるメディア関係者になります(笑)

☆無知は主権を捨てなさい(笑) ⑨ ~ 自分は頭がいいと勘違いしている「おバカさん」から籠絡するのが定石です!
ヨロシイデスカ、オパヨクサン!
ネロの“政治”は、それまで政争と戦争のオンパレードだったローマに、「平和と民衆生活の安定を齎(もたら)した」わけで、それは「民衆にとって真に神の恩寵(グレイス)」だったわけです。
これが、「政治」の目的です!

政治家の個人的なスキャンダルを、「一般普通人の倫理」を持ち込んで、「アベガー」などと非難するという“馬鹿げた行為”は、その“論点が完全にズレている”ということが理解できますでしょうか?
もう少し、次元の低い例でご説明させて頂きましょうか?
いま仮に、「暴力団(ヤクザ)の倫理」というものがあったとして、それを想像してみましょう。

そして、そこに「一般普通人の倫理」を持ち込んでみて下さい。
さて、どうなるでしょうか(笑)

ところで、日本の政治家が「平和と国民生活の安定を齎(もたら)す」という、「政治倫理」に基づいた“正しい政治”を行おうとするのを邪魔している存在があります。それが、「官僚」と「マスコミ」で、
① 「経世済民(けいせいさいみん)」の実現
② 「デモクラシー」と「国民の権利」の護持
という「良い政治」を“行おうとすることを妨害”しながら、私利私欲を追及している存在になります。
高橋洋一「政権を責める人のロジックは“全て官邸がやった”。『人事権がー』と騒がれてるが政府は役所人事をそのままやっただけ。黒川氏の懲罰人事も検事総長判断を追認しただけ。『やってる筈』は陰謀論で議論にならない。否定するならエビデンスを」
— Dappi (@dappi2019) May 26, 2020
悪魔の証明を迫ることしかしない野党と左派に嫌気 pic.twitter.com/KcC55IEgzv


そんな「官僚」と「マスコミ」にとっての“操り人形”の役割を嬉々として演じている典型例が、「小林慶一郎」という「おバカ」です💗

小林慶一郎
それが、一体どのような人間なのかは、次の動画をご覧頂ければ十分ご理解頂けると思います。
財政均衡原則は「占領中に制定」された財政法第4条に規定されている。起案者であった平井氏(当時、大蔵省法規課長)は、解説書で同条は憲法の戦争放棄を財政上担保するものだと言う。しかし、自衛戦争も巨額の出費が必要なこともある。国債は国民のために有効に使うもの。均衡財政では国民を守れない。
— 本田悦朗 (@etsuro0112) May 15, 2020
財政均衡原則は占領下の日本弱体化政策の一環だった。ただし、1936年の、国防の充実と地方振興のためには増税と公債増発をもいとわないとする馬場えい一財政にも問題があったことも踏まえておきたい。 https://t.co/bT0qZu0zss
— 江崎道朗 (@roBKdKrO3RctH2E) May 15, 2020
「消費税増税は法人税減税の穴埋めため」という嘘
— 江崎道朗 (@roBKdKrO3RctH2E) May 16, 2020
↑
大事なのはポイント。詳しくは、以下をご覧ください。 https://t.co/9KVAbmz9wt
高橋洋一「新型コロナ税は空想ではない。東日本大震災にやった復興増税をやったが災害時の増税は古今東西初。財務省はあり得ないことを民主党政権でやった前例がある。そして復興増税の旗を振り、復興増税を消費増税をステップにすべきと主張してた小林氏がコロナ諮問委員となった」 pic.twitter.com/HI7lKdY8PS
— Dappi (@dappi2019) May 26, 2020

☆「 共同提言者・賛同者(2011年6月15日10:00現在)(敬称略)」伊藤隆敏研究室
消費増税をいう「経済学者」。供給ショックと言い切るところが痺れた笑笑。マクロ経済学やり直しどろ https://t.co/jQlQ1kx4iL
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) April 7, 2020
経済学者の見方。復興増税の賛同者 https://t.co/PfP85yj2fH に載っているかどうかで判断するのはいい
— 高橋洋一(嘉悦大) (@YoichiTakahashi) April 9, 2020
林文夫氏だけではないが、要するにコロナ税で財源調達し、消費減税のような景気対策などはまったくやる必要性を見出してないわけだ。まったく財務省の緊縮主義と似ている発想で、そういう主張ではない知人も多く出てはいるが、やはり東大(官学)の経済思想=緊縮主義を代表しているし、日本の“正統” https://t.co/sxZQbmvbON
— 田中秀臣 (@hidetomitanaka) April 7, 2020
東大卒の大学教授より高卒の在野の哲学者の方が優れていれば、私は後者から学ぶ。音楽や演劇の権威であっても、無知な社会的発言は批判するし、逆に歌手であっても社会について勉強している人の声は尊重する。これが本来のリベラリズムだと思うのだが、日本の自称リベラルにその姿勢は全く見られない。
— Hideki Kakeya, Dr.Eng. (@hkakeya) May 3, 2020
また、昨日のところでも、“種苗法改正”に反対している「おバカ」な「おパヨク」や「芸人」を話題とした動画をご紹介させて頂きましたが(念のため再掲させて頂きますね!)、これもまったく同様に、「官僚」と「マスコミ」、そしてその奥に隠れている“スポンサー”の意のまま(=おカネ次第、おカネが全てwww)に動く、そんな“操り人形”の役割を演じているわけです。
柴咲コウさん、種苗法改正案審議入りへ警鐘「日本の農家さんが窮地に…」https://t.co/JpaM6W1nz8
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) April 30, 2020
【種苗法TW】柴咲コウさん、捏造や誹謗中傷記事は「法的装置も検討」https://t.co/WaiT59EU3T
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) May 27, 2020
須藤元気氏「種苗法改正案が今国会での成立を見送る方針になって良かったです…」https://t.co/3Ra4iMaiSX
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) May 21, 2020
自分が農家の為にした政治的なツイートが、実は日本農家の利益を損失させる結果を招いたかも?という疑問とか検証とかそっちのけで、批判するツイートを訴えたいなら、どんどんやればいい。
— ミロ (@mir0_) May 27, 2020
柴咲コウ、ネットユーザーからの誹謗中傷や脅迫に「法的措置も検討」 https://t.co/N8QqQieqEX
種苗法や種子法のことで憂慮されている方は、この浅川さんのツイートをフォローされることをお勧めします。物事は多角的にみたいものです。 https://t.co/3ZhcBFR7qa
— 江崎道朗 (@roBKdKrO3RctH2E) May 17, 2020
吉田康一郎氏「種苗法改正『見送り』は、また、毎日新聞の捏造だそうです…」https://t.co/fe8Z77Q8Tb
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) May 31, 2020
ホント、使い捨ての“パペット”ほど、哀れで、惨めな存在はありませんね💗
だって、所詮は“パペット”ですしwww


続きは次回に♥
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