
本日のキーワード : 経済
經世濟民(けいせいさいみん、経世済民)は、中国の古典に登場する語で、文字通りには、「世(よ)を經(をさ)め、民(たみ)を濟(すく)ふ」の意。「経国済民」(けいこくさいみん)もほぼ同義である。
略して「經濟」(けいざい / 経済)とも言うが、主として英語の「Economy」の訳語として使われている今日の「経済」とは異なり、本来はより広く政治・統治・行政全般を指示する語であった。
本日の書物 : 『東大法学部という洗脳』 倉山 満 ビジネス社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【宮澤】は、【ドイツにも多大な関心】を寄せています。そもそも、戦前の東大憲法学はドイツ憲法学を一通り習うのが普通でした。カール・ゲルバー、ポール・ラーバント、ゲオルグ・イェリネック、ハンス・ケルゼンなどが当時の学生の教養書でした。本屋の棚でも、外国憲法で圧倒的に多いのがドイツだったとか。それをイギリスや他の国の原書も置いてくれと、若い頃の宮澤は頼んだそうです。

宮澤俊義
戦間期のドイツは、憲法秩序がまったく安定しません。
1918年、第一次世界大戦で敗北し、帝政は廃止。共和国になります。ヴァイマールという場所で憲法を制定したので、【ヴァイマール憲法】と言われます。当時、世界で最も民主的な憲法と言われました。

ヴァイマール(Weimar)の風景

しかし、条文がどんなに立派でも、運用が出鱈目では意味がありません。経済状態は、敗戦直後はハイパーインフレ。それが一時的にやんだと思ったら、1929年の世界大恐慌からはハイパーデフレに突入します。当然、治安も悪くなり、敗戦直後は右翼と左翼が街中で銃撃戦を行う始末。警察も軍隊も止める力がありませんから見て見ぬふりです。どころか、連中の武器は軍からの横流しという出鱈目ぶりです。
そうした中で勢力を伸ばしたのが、【アドルフ・ヒトラー率いるナチス(正式名称:国家社会主義ドイツ労働者党)】という政党です。ナチスは反対派の集会を、突撃隊と名付けた暴力団に妨害させるなど、鼻つまみ者の集団でした。…
そして1933年1月、ドイツに【ナチ党のヒトラー政権が成立】します。3月には全権委任法(正式名称:民族および国家の困難を除去するための法律)を成立させ、【ナチ党独裁体制】へひた走っていきます。民主的手続きによって【一党独裁を実現】しました。
この同時代を生きていた【憲法学者の宮澤】は、【ナチス・ドイツの成立を「国民革命」と呼び、冷静に観察】しています。
【ファシズムの定義は戦後おかしくなりました】が、当時の宮澤は正確に掴んでいます。
昭和十一(1936)年に中央公論社から出版された『転回期の政治』には、昭和八(1933)年からの論説が収録されています。ファシズムに関する文章が多数取り上げられ、宮澤の問題意識が窺えます。

次いで昭和八年の「民主政より独裁政へ」(『中央公論』1933年9月号)では、【ヴァイマール憲法の停止】について論じています。
宮澤は、ヴァイマール憲法を「十九世紀の人たちが理想としていた国家・政治形式の諸原理はほとんどすべてそこに実現せられている」と言うのですが、ではそれが「政治の現実の中において十分自己を維持しえただろうか」と疑問を投げかけます。
第一次世界大戦後のドイツ帝政崩壊を受けて制定された【ヴァイマール憲法】は、1933年3月23日、【全権委任法】によって【政府による広範な法律制定権を認め、四年間の期限で事実上停止される】ことになります。

宮澤は、【独裁政】を【権威の独占と、批判者の存在を排除すること】と定義し、「英国人のいわゆる『陛下の反対党』の如きものはここでは思いもよらぬことでなくてはならぬ」とします。野党が存在できる複数政党制がデモクラシーであって、政権与党以外の政党が存在できないのではデモクラシーではなく独裁です。』

社会主義者のヒトラーなんかに踊らされるであろう芸人・タケシw
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、多くの日本国民が今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」という困難な状況にある中で、その禍(わざわい)を招き寄せ、さらに拡大させたのが「日本の官僚」で、それは「日本の官僚制度」によって拡大再生産されている「日本の弊害」であり、それを為すがままにそうさせている根本原因こそが、占領期に勝手に作られた「日本国憲法」を経典とし、その“絶対的な解釈”を構築した東京大学(あ)法学部憲法学教授・宮澤俊儀が創始した“カルト宗教”としての「東大憲法学」であることが理解できる書物で、その信者でもある「似非エリート官僚」が、我が国の国益を棄損させ、日本国民の生活を困窮化させるという仕組みが、戦後一貫して、今、このような状況にあっても厳然と存在している事実を知らしめることで、改めて、何が必要なのか・何をしなければならないのかを日本国民すべてに対して問いかけ、そして考えさせる良書となります。

それでは本日も、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 96,983(95,972)÷1,618,948(1,600,723)=0.0599・・・(0.0599) 「5.99%(5.99%)」

イタリア : 32,735(32,616)÷229,327(228,658)=0.1427・・・(0.1426) 「14.27%(14.26%)」

日本 : 808(796)÷16,536(16,513)=0.0488・・・(0.0482) 「4.88%(4.82%)」

【話題】『コロナの死者数が少ないのを安倍政権の功績だと認めたくないがために、ついにTBSが意味不明な事を言い始めた…』https://t.co/kgvHPM9N1o
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) May 24, 2020
コロナの死者数が少ないのを安倍政権の功績だと認めたくないがために、ついにTBSが精神に異常を来して意味不明な事を言い始めた。もはや完全に中立性を失った既存マスコミは電波オークション制などで解体すべきだ。 pic.twitter.com/DI9FxkVmz9
— 黒瀬 深 (@Shin_kurose) May 24, 2020
この動画はちょっと卑怯で大妻女子大名誉教授の「説」であることと、Vのあと専門医の佐藤昭裕氏が「インフルエンザやマイコプラズマも飛沫感染なのでもうしそうならそれも日本人が感染しにくいといくことになるがそれは私は存じ上げない」と一笑に付してるところはカットしている。 pic.twitter.com/XCEskAHSi6
— れもんた (@montagekijyo) May 21, 2020
豪ABCテレビ・ブルームバーグ・英ガーディアンが日本人を称賛 「コロナ対策のサクセス・ストーリー」 「戦いの前からウイルス対策の公衆衛生習慣で武装した、日本国民の静かな決意」〜ネットの反応「公衆衛生意識もだけど、専門家会議の尾身茂先生の功績は大きいよ」 https://t.co/uwTqBftbmR
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) May 23, 2020
【速報】緊急事態宣言、明日5月25日(月)全面解除へ~ネットの反応「ようやくだな… で、いつになったら東京はNYになるのよ?w」「これからは過剰な潔癖症人間があちこちでトラブル起こすと予想」 https://t.co/QKSins8AJy
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@anonymous_post2) May 24, 2020
松嶋尚美氏「でもアメリカはただ、日本ははじめはあんまり焦らなくてもいいですよみたいな空気あったじゃないですか。武漢でこのニュースが出た時。世界的にそんな感じだったのは中国が隠蔽してたからですよね?情報を。」これにドギマギして全く答えになっていない池上彰氏。 pic.twitter.com/y4hciZjSIB
— take5 (@akasayiigaremus) May 23, 2020
さて、世界に範を示した形で、「武漢肺炎(COVID-19)禍」を克服したと誇れる我が国ですが、世界的に見ると、まだまだ収まりそうもない状況が続いています。
世界はまだ全く流行が収まっていない。私が危惧するのは中国に対する緩和。中国政府は感染が増えていないと発表しているが、あの国の情報が全く信用できないことは、新型コロナ初動でも証明済み。中国の出した陰性証明書は一切信用してはいけない。2週間検疫隔離の継続は必須だろう。 https://t.co/d2Ayq5M7pH
— Hideki Kakeya, Dr.Eng. (@hkakeya) May 22, 2020
ですので、くれぐれも油断することなく、まずは国内経済を成長軌道に乗せなければなりません。何しろ、無能な中国共産党が世界中に撒き散らし、夥(おびただ)しい死者を出した、今回の「武漢肺炎(COVID-19)」のせいで、致命的なダメージを受けられた方々が、かなり多くいらっしゃるのではないでしょうか?
本文中に登場していた「アドルフ・ヒトラー率いる政党の“ナチス”」は、デフレ下のドイツにおいて、急速に勢力の拡大を果たした「社会主義者(socialist)」の政党でしたが、失業者や生活困窮者が急激に増加すると、「社会主義者(socialist)」らの“甘美な言葉”や“デマゴーグ”に引っ掛かてしまう輩も増えてしまいます。

つい先日も、実際に“デマゴーグ”に引っ掛かてしまったドウシヨウモナイ輩がいましたし、

☆基礎知識が欠如しているから、デマに荷担してしまうんですヨ!
その後も、余程お困りのご様子と見えて、たかだかマスクごときで文句を言う、という醜態を晒している連中もいます(笑) 一体、何歳になった人間の発言なんでしょうかwww

ビートたけしさん「“アベノマスク”届いたけど、小さすぎて眼帯かと思ったよ」https://t.co/eH6qeY0jhq
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) May 23, 2020
まさか、瞼が潰れちゃった片目には、それがちょうど良いって言う、渾身の自虐ネタとでもいうのでしょうか💗

自分自身の発言すら判断できない御年齢になられているのでしょう(※これを日本語では「耄碌(もうろく)」と言いますが、その意味は「おいぼれること。年が寄ってぼけること。」ですwww)か💗
賞味期限切れの芸人というのは、何とも哀れな人生ですね!

それでは、お話を国内経済に戻しまして、現在、日本政府(安倍内閣+サボタージュ真っ最中の官僚ども)は、有事である今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」により引き起こされた「国内需要の消失」に対して、その消失分を“即座に補う政策”が求められています。
ところが、2次補正予算の内容は、「遅い、ショボい、マズい」の三拍子が揃っています。これだけで、如何に官僚どもがサボタージュしているのか、如何に国会議員が官僚どもを甘やかせているのか、ということが明らかになっています。
次の動画にもありますように、3次・4次と次々と間断(かんだん)なく手を打っていく必要があります。
そもそも、私たちが普段使っている「経済」という言葉は、幕末期に、イギリスなどから古典派経済学の文献が輸入されるようになって、「economy」の訳語として用いられるようになったことで定着し、現在に至っていますが、そのため、「経済」というと「おカネ」に関することだけとイメージしがちですが、幕末期以前の江戸時代では『經世濟民(けいせいさいみん)』(あるいは経国済民)として、また、それ以前では「經世」「濟民」とそれぞれ別個に用いられていて、それらを略した言葉としての『經濟』で、より広く政治・統治・行政全般を指示する言葉でした。余談ですが、この江戸時代に用いられた日本語の「経済」が逆輸出されて、現在の中華人民共和国を含む東アジアで幅広く使われています。
で、支那の古典に登場する『經世濟民』の本来の意味は、『世を經(をさ)め、民を濟(すく)ふ』ですが、「經」という漢字をもって「をさ(む)」と読み、また「經」という漢字をもって「すく(ふ)」と読んでいるのは、私たちの日本語ですが、これは、そこに書かれている記号としての漢字の意味が、私たちの日本語でいうところの何という言葉になるかと考え、それを読み方として当てているために他なりません。
私たち日本人の本来の言葉である「和語・大和言葉(やまとことば)」に、「たつ(立つ)」と同根となる「たて(縦・堅・経)」という言葉があります。「経度」とか「緯度」という言葉を思い出して頂ければ分かりやすいと思いますが、垂直方向と、平面上における前後一直線の方向の両方を意味する言葉で、悠久の歴史を誇る我が国において、古くは『日本書紀』の記述(「東西を日縦(ひのたたし)とし、南北を日横(ひのよこし)とす。」)にも見られるように、太陽信仰に基づいて東西方向を「たて」としていたものが、現在のように南北方向を「たて」とイメージするように変化してきました。
こういったことを学校教育の現場でも、是非、子どもたちに教えて頂きたいと思うのですが、何しろ、三流官庁の文部科学省の統制下にある現代の学校教育では、そもそも『古事記』や『日本書紀』そのものを無きものにしようとしているため、各ご家庭での教育に頼るしかないのが実情で、私たち日本国民は何らかのアクションを起こしていく必要があると思います。
『古事記』や『日本書紀』そのものを無きものにする行為、それこそが「社会主義者(socialist)」らのやり方だからです💗
お話を元に戻しますと、その「經」という記号(=漢字)は、織物を作る際に使われる「織機」の「経糸(たていと)」を表していて、「経糸(たていと)」と「緯糸(よこいと)」を比較した場合、より重要となるのが「経糸(たていと)」になります。

☆「織物の原理」藤岡糊付所HP
そして、その織機で、「経糸(たていと)」が乱れないようにする道具を「をさ(筬)」と呼びます。

「をさむ(治む、修む、収む、納む)」という言葉は、ここに同根で、「をさ(長)」であれば、その地域を治める役の人を表していますし、「をさ(訳)」であれば、言葉が通じないのを調整する通訳を表したりしていました。
他方、「濟」という記号(=漢字)は、水を表す「さんずい」と、音を表す「齊(セイ)」(もともとは支那の河の名前)から成っていて、「救済」という支那の言葉は、水中の難から助けるという意味がありますが、「(河を)渡る・渡す、」や「済む・済ます」という意味を表すようになり、それが転じて「救う」という意味で用いられるようになります。
つまり、『經世濟民』の意味は、
『国民を豊かにし、社会の混乱を防ぎ、国家を栄えさせること』
です。これこそが、『経済』という言葉の本来の意味です。

そのためであれば、検察庁ごとき官僚組織の、そのトップ人事をめぐる抗争には、何ら日本国民の利益には繋がらない(=「濟民」ではない)わけですから、とっとと一連の関係者を悉(ことごとく)く処分し、もう二度と、このようなふざけたことが起こりえないように、“政治主導”の下に「政治任用(political appointee)」で、完全に人事権を掌握する方向へと変えていく必要があります。
『官僚の、官僚による、官僚のための“政治”』を終わらせるために。

ということで、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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