
本日のキーワード : 入学試験、受験
「入学試験(旧字体:入學試驗)」は和製漢語である。実態としての入学試験は明治時代の初頭からあったが、「入学試験」という語の初出(※記録上の初)は、作家・巖谷小波が1889年(明治22年)に江の島の老舗旅館「金亀楼」で著した短編小説『妹背貝(いもせがい)』の「秋」に見られる「陸軍医学校の入学試験があるので」という一節と考えられる。1894年(明治27年)には、尋常中学校規定の中で、学力を基準に「志願者が定員を超えた際には入学試験によって選抜する」ことが定められた。それ以来、この入学試験の結果を基準として、成績上位者から順に収容定員まで合格者を決定する方式が中等以上の様々な教育段階における入学者選抜方式として用いられるようになった。
「受験(じゅけん。旧字体:受驗)」は明治時代生まれの和製漢語であり、「試験を受けること」を意味する。
本日の書物 : 『戦争と平和』 百田 尚樹 新潮社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 硬直した官僚制度の弊害
ここまでの様々な例をまとめて考えた場合に、実は【日本人は戦争に向いていない民族なのではないか】、と思えてきます。
【官僚主義の弊害】というものは、現在もよく指摘される【日本の問題点】です。【縦割り行政の弊害】は何度も指摘しましたが、【そもそも人事制度そのものに根本的な欠陥】を抱えていました。いや、過去形で書きましたが、【それは現在進行形の問題】でもあります。


岡本薫明(おかもと しげあき)
たとえば【財務官僚】の場合、多くは【東大法学部卒業】で、上級国家公務員【試験の成績上位者】です。【この成績が、そのまま出世につながる】ことになっています。わずか二一歳か二二歳で、【社会も何も知らない】、【ただ勉強、それもペーパーテストだけが得意】な人間が、【偉くなるシステムになっている】わけです。


岡本薫明(おかもと しげあき)
国家の予算に関して、かなりの部分は実質的に【財務省が予算を決めている】わけですから、【日本全体の設計図を描いているのが、彼ら】とも言えます。【しかし】、そこで【実権を握っているのは】、【民間での経験も、実際にお金を握った経験も少ない、受験秀才ばかり】。【しかも】、経済学部出身者すら少なくて、【ほとんどが法学部】なのです。

たとえ大学卒業時のペーパーテストの点数が劣ったとしても、【民間の厳しい現場で実際にお金を扱ったり、国際的なビジネスの現場でしのぎを削ってきたりした人の中には有能な人材が多くいる】はずです。実際に、【アメリカなどではそういう人たちを官僚として登用】しています。政権が交代すると、一斉にそれまで野にいた人材が、政府に雇われるシステムです。【ところが、日本の官公庁にはそういう人材を用いるシステムも慣例もほとんど無い】のです。

【これ】もまた、【日本を敗戦に導いた悪弊の一つ】でした。【海軍でも陸軍でも、階級を大きく左右したのが兵学校での成績】でした。たとえば海軍ならば、海軍兵学校の卒業成績が物を言いました。この海軍兵学校の卒業席次のことをハンモックナンバーと呼びます。
そのナンバーが一番からずっとつけられていて、優秀な者ほど大将などになりやすくなっていました。その順位を追い越すのは大変で、まず不可能だったそうです。陸軍の場合も同様で、陸軍士官学校や陸軍大学校での卒業席次が生涯の出世を約束しました。
しかし、こんな【馬鹿げた話】はありません。海軍兵学校のテストがどのようなものか詳細は知りませんが、結局のところ【採点の対象になっているということは、「正解」が存在するテスト】なわけです。ところが、【実際の戦場】では、【想定されたような状況はほぼありません】。【ほとんどが初めてのケース】であり、【正解がわからないケース】です。【マニュアルが通用しない世界】なのです。

そういう現場においては、【マニュアルに強い】、つまり【ペーパーテストに強い人間】の方が【かえって弱い】という面があります。なぜなら【彼らはどうしてもマニュアルに縛られてしまうから】です。

過去の事例、自分の知っている事例を参考にすること自体は悪い事ではないのですが、結果として【臨機応変に対応できない】ことにつながります。』

TBS(JNN)の報道では、絶対に分からないこと
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、今回の「武漢肺炎(COVID-19)禍」という困難な状況にある中でこそ、ご覧頂きたい書物で、「戦争」と「平和」というテーマを通じて、私たち日本国民の「長所」と「短所」を浮き彫りにすることで、改めて、今、何が必要なのか・何をしなければならないのかを日本国民すべてに対して問いかけ、そして考えさせる良書となります。

それでは、まず、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 56,259(54,883)÷988,197(965,910)=0.05693・・・(0.05681) 「5.69%(5.68%)」

イタリア : 26,977(26,644)÷199,414(197,675)=0.13528・・・(0.13478) 「13.5%(13.4%)」

日本 : 385(372)÷14,153(13,441)=0.02720・・・(0.02767) 「2.72%(2.76%)」

ここ数日の動向ですと、少し落ち着いてきたようにも感じますが、

【感染から報告されるまでのタイムラグ 】
— 新型コロナクラスター対策専門家 (@ClusterJapan) April 22, 2020
新型コロナウイルスの感染者が減少し始めてからデータとして見えるようになるには約2週間かかります。私達はこのタイムラグを考慮してデータ分析をしています。
みなさんもデータを見る時にこの点を心に留めてみて下さい。#新型コロナクラスター対策ゼミ pic.twitter.com/jYrJWxsgvh

感染から報告されるまでのタイムラグが存在していますので、現在の感染者数の報告は、約2週間前の感染だと認識しておく必要があります。
で、実際に振り返ってみますと、その頃、次のようなニュースが世間を賑(にぎ)わせていました(笑)

【速報】緊急事態宣言 7都府県を対象に発令していた緊急事態宣言の地域に40道府県を追加、全都道府県に緊急事態宣言〜ネットの反応「全国のみんな!来週の月曜日からGWだよ♪」「何が変わるのかようわからんが、たぶんうちの会社は何も変わらない」 https://t.co/Ij6mqZZfv2
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) April 16, 2020
新型コロナ感染の石田純一、自身が沖縄で経営する韓国料理店の店関係者とゴルフ中に異変〜ネットの反応「不要不急で沖縄で感染広めてるやん」 https://t.co/v1lcKv6HJt
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) April 16, 2020
<報ステ・富川アナのコロナ感染>テレ朝局内は「一大クラスター」の様相 チーフプロデューサーや、総合デスクを務める男性などに肺炎の症状 10人を下らない番組スタッフが次々に発熱を訴え〜ネットの反応「痛快なんだろ?朝日新聞は」 https://t.co/3kiQ5W8CVX
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) April 15, 2020
【速報】テレ朝本社、完全封鎖へ 3日間全フロア消毒〜ネットの反応「ああやっぱもっといたのか」「漂白剤も撒いといたら?」「ニュースも再放送でいいよ。 どうせアベガー、検査ガーしか言ってないし」 https://t.co/py9lkcyyvU
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) April 15, 2020
日本国民の皆さん、非常に困難な状況にありますが、世界に範を示すために、引き続き、「シューキンペイを避けること」を徹底しましょう💗

さて、同じ頃、韓国では総選挙が行われ、脱北者(歴代最高位の北朝鮮外交官)の太永浩氏が当選を果たしました。

太永浩(テ・ヨンホ)
【朝鮮日報】韓国総選挙、文在寅与党単独180議席…共に民主党、前例のない圧勝 中央・地方政府の行政権に続き、国会の立法権まで完全に握った〜ネットの反応「司法まで握ってるからな。独裁国家というわけだ」「ムン大統領おめでとうございます!」 https://t.co/XiYHIQuHfU
— アノニマス ポスト ニュースとネットの反応 (@vG2AZlCr4F3hx6Y) April 16, 2020

また、選挙結果は、北朝鮮の金一族の家来である与党が圧勝しました。
そして、金一族のドンであった若造が。。。(#^.^#)


で、残された金一族は、アメリカに助けてもらいたくて、懇願のお手紙としてトランプ大統領宛てに親書を差し出したわけです💗
こんな誰にでも理解できるニュースを巡って混乱(!?)しているのは、あたかも情報が錯綜(さくそう)しているかのように、偽ニュースやデマを流す日本のメディアが存在しているからで、例えば、次のようなTBSの報道でも、その事実が確認できます(青枠のニュースが偽ニュースとデマです)。


「デマ」というのは、「政治的な目的を持って意図的に流す嘘、転じて単なる嘘や噂、流言など」を意味する言葉ですが、「中国医師団の訪朝が判明、新型コロナの感染対策か?」という報道は、北京のどこかの病院の誰か分からない関係者に、JNNのこれまた誰なのか不明な記者が取材したとしていてますが、「新型コロナウイルスの検査の実験室があるこちらの病院」って(しかも、「検査の実験室」がある病院です💗)、一体どこの病院なのでしょうか?
そもそも、「新型コロナウイルスの検査の実験室があるこちらの病院」って、一体何なのでしょうかwww
それに、そんなところに取材に行って、どんな情報を得ようとしていたのでしょうかwww
だって、「検査」の「実験室」が、なぜ病院に必要なのでしょう? 要するに、「架空の病院」ということなのでしょうね!

その証拠に、直後に、今度は具体的に「人民解放軍総医院」に名前を挙げているのですが、そこの誰なのか、はたまた本当に取材したのかサッパリ分からないのですが、その関係者と称する人物に、これまたJNNの誰なのか不明な記者が取材したとして、次のような質問をしています。

☆中国医師団の訪朝が判明、新型コロナの感染対策か? TBS NEWS
なんと、北朝鮮に医師団を派遣する取材を、単なる外来担当に行っているという時点で、その取材能力の無さが証明されていますし、あるいは、取材さえしていない「妄想記事」である可能性も非常に高いと言えます。
また、「北朝鮮メディア、金党委員長の動静報じる」という報道も、「日時は不明で、写真も掲載されていません」といった、真偽不明な「デマ」を拡散するためだけに、TBS(JNN)は、貴重な公共の電波を、無駄遣いしている実態を明らかにした証拠と言えます。

☆北朝鮮メディア、金党委員長の動静報じる TBS NEWS

で、今度は、次の報道を見てみましょう。

☆【速報】米トランプ氏、金正恩氏“重体”「確認していない」 TBS NEWS
そこでは、金正恩(きんしょうおん)が重体に陥っているとアメリカのメディアが報じたことについて、トランプ大統領は「この報道を誰も確認していない。報道が正しければ深刻な状況なので幸運を祈る」と述べたとし、そこから再度、「我々はわからない」としたうえで、「この報道を誰も確認していない。報道が正しければ深刻な状況なので、幸運を祈る」と述べた、としています。つまり、同じ文章を2回繰り返しているわけで、TBS(JNN)の報道からは、「金正恩(きんしょうおん)が重体に陥っている」との情報が真偽不明であるとトランプ大統領が発言したと、どうしても強調したい様子が見てとれます。何かお困りのご様子ですね💗
では、当のトランプ大統領はどうだったのか、そのブリーフィングでの発言の様子や内容は、誰にでも自由に確認できますので、日本のメディアが垂れ流す報道が、本当かどうかを簡単に確認することができます(→☆金正恩の動静、ホントのところはどうなの? ~ 「him」を「kim」とを勘違い?)。


☆Remarks by President Trump and Members of the Coronavirus Task Force in Press Briefing(April 21, 2020)
『Q Last thing from me: North Korea. What do you — what can you tell us about the status of Kim Jong Un?
(私から最後に一言。北朝鮮です。 金正恩の状況についてはどう思われますか?)
THE PRESIDENT: Well, these are reports that came out, and we don’t know. We don’t know. I’ve had a very good relationship with him. I wouldn’t — you know, I can only say this: I wish him well. Because if he is in the kind of condition that the reports say, that the news is saying, that would be a — that’s a very serious condition, as you know.
(これらのレポートは出てきたものですが、私たちは知りません。 私たちは知りません。 私は彼と非常に良い関係を持っています・・・私なら、えーっと、・・・私はこれしか言えない 彼の幸せを祈ってる もし彼の状態が報道されているような状態であれば、それは深刻な状態になるでしょう。)
But I wish him well. We’ve had a good relationship. I’ve said it — I’ve said it many times: If somebody else were in this position, we would have been right now at war with North Korea. And we’re not at war, and we’re nowhere close to war with North Korea.
(でも彼の健康を願っています 私たちは良い関係を築いてきました。 何度も言っていますが もし他の誰かがこの立場だったら、今頃、北朝鮮と戦争状態になっていただろう。 もし他の誰かがこの立場にいたら、我々は今、北朝鮮と戦争状態になっていたでしょう。)
So I just have to say to Kim Jong Un, I wish him very — you know, good luck. Good luck. I mean, they came out with very, very serious medical reports. Nobody has confirmed that. It’s — it was CNN that came out. So when CNN comes out with a report, I don’t place too much credence in it.
(だから金正恩に言わなければならない 彼の幸運を祈っている 幸運を 彼らは非常に深刻な医学的報告をした 誰も確認していない CNNが出してきました。 CNNがレポートを出してきても、私はあまり信用していない)』
と、御覧のように、途中でトランプ大統領の発言が詰まるところがあるのですが、「私なら、金正恩の重体という報道を信じたくない」とでも言いたかったのでしょうか。ぜひ、その表情も含めて動画でご確認頂ければ良いと思います。


☆Remarks by President Trump and Members of the Coronavirus Task Force in Press Briefing(April 21, 2020)
『Q You’ve communicated — you’ve communicated regularly with Kim Jong Un, the North Korean leader.
(あなたは金正恩と定期的に連絡を取っていますね、北朝鮮の指導者と。)
THE PRESIDENT: Yeah.
(はい。)
Q Are you going to try to reach out to him to check on his condition and call him?
(彼に連絡を取るつもりですか? 彼の状態を確認して電話するために?)
THE PRESIDENT: Well, I may. But I — look, I just hope he’s doing fine. I mean, I’ve had a very good relationship with Kim Jong Un, and that’s to the benefit of the country. That’s not a bad thing; that’s a good thing. And I’d like to see him be well, and we’ll see how he does.
(まあ、そうするかもしれません。 しかし、私は・・・ほら・・・、私はちょうど彼がうまくやっていることを願っています。 私は金正恩とは非常に良い関係を築いてきました それは国の利益のためです それは悪いことではなく良いことです 彼の元気な姿を見てみたいと思います。)
Again, I don’t know that the reports are true.
(繰り返しになりますが、報道が本当かどうかはわかりません。)
Q And do they have a line of succession, as far as you know? Is —
(あなたが知っている限りでは、彼らには継承者がいるのでしょうか? それは…)
THE PRESIDENT: I — I don’t want to ask him that. I have asked him that, but it’s not — it’s not — it’s not my purpose to tell you that, in all fairness. But, you know, I hope he does well.
(私は・・・私は彼にそれを尋ねたくありません。 私は彼にそれを尋ねましたが、それはそうではありません・・・それはそうではありません・・・あなたにそれを伝えるのが私の目的ではありません、公正を期して言うならば。 しかし、当然ですが、私は彼がうまくやってくれることを願っています。)』
と、御覧のように、金正恩(きんしょうおん)の後継者問題について質問がなされているのですが、トランプ大統領は早口で答え、その質問の核心には触れずにかわしています。
ということで、本日はここまでとさせて頂きますが、TBS(JNN)の報道している内容とは、まったく異なった印象を受けられたのではないでしょうか? それほど、日本のメディアは体(てい)たらくだということです(笑)
続きは次回に♥
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