2020-04-11 (Sat)

本日のキーワード : 増殖
増殖(ぞうしょく) : ふえること。また、ふやすこと。生物学において、細胞や個体の数が増す現象。
本日の書物 : 『聖徳太子 本当は何がすごいのか』 田中 英道 扶桑社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 太子は【日本人の生き方】に合わせて、「一人だけ坐禅修行して悟って偉そうな顔をしているような人には近づくな」と、わざわざ読みかえているのです。【「そういう人には近づくな」と解釈】したとき、【それが日本人の仏教になる】のです。

日本の仏教の僧侶が結婚するようになったのも、この考え方に由来します。本来は【世を捨てて修行の世界に入るのが仏教】なのですが、【そうであってほしくないというのが聖徳太子の解釈】です。一人だけ、あるいは集団でも、【出家して修行をするのは避けるべきだと教示している】のです。

これは【実に日本人に合った解釈】だと思います。【だから、日本ほど仏教が生きている国はない】のです。他の仏教国は出家した人を拝む仏教です。しかし、聖徳太子は【市井(しせい)で生きる人たちに役に立つ仏教でなければならない】と考えました。それがやがては葬式仏教にもなっていくわけですが、日本のどの家にも仏壇があるというのは、この太子の思想がもとになっていると考えてもいいと思います。

聖徳太子
【日本】ではそういう思想が個人の中に入ったため、【仏教が祖先信仰に結びつき、坐禅がはやらなかった】のです。坐禅がはやっているのは、個人主義の根づいたヨーロッパやアメリカです。【聖徳太子】は、一人外に出て自己を変えていくよりも、【利他行(りたぎょう)の意義を強調している】のです。【現実に仏教は生かされなくてはならないというのが太子の考え方】です。

【日本の道徳】も【この考え方から出ています】。日本人が持つ【謙譲の精神もそう】です。大地震に遭っても【じたばたせず】に、【自分が困っていても人に譲る】というような精神は利他行そのものです。つまり、【他人に迷惑をかけるな】、【他人に対して心を配れ】という精神です。こうした仏教理解の深さが非常に日本人的です。概念的に仏教を修行するな、ある種の【理想主義、観念主義に陥るな】、ということをはっきりいっているわけです。
【十七条憲法】にも、【まさにそういうことが書かれています】。一人ひとりが仏教徒といわなくても、【日本人として生きる】のならば、【欲望とか、怒りとか、嫉(そね)みとか、妬(ねた)みとか】は、【市井の和の中で鍛練して解脱(げだつ)しなさい】ということです。』

増殖が抑制されるか、されないか
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、実在が明らかである我が国の偉人の存在を、未だに“非科学的・非論理的な珍説”を唱え、その間違った事実に基づく勘違いや、根拠の無い思い込みを、「なんちゃって研究」や「なんちゃって論文」という形で(そこら辺の週刊誌の如く)センセーショナルに発表し生計を立てる無能な学者らを具体的に名指しでやり玉にあげることで、我が国の歴史学界の本性を明らかにして下さる良書で、また、それらの似非(エセ)学者どもが、如何に文部科学省の官僚どもと癒着しているのかが理解できる書物になります。

それでは、本日もまず、いつものように、直近の「致死率」を確認しておきましょう。
(死亡症例数)÷(感染症例数)=(致死率)
※( )内は前回の数値

☆Coronavirus COVID-19 Global Cases by Johns Hopkins CSSE
アメリカ : 16,672(14,817)÷465,329(432,132)=0.03582・・・(0.03428) 「3.58%(3.42%)」

イタリア : 18,279(17,669)÷143,626(139,422)=0.12726・・・(0.12673) 「12.7%(12.6%)」

日本 : 99(94)÷4,979(4,667)=0.01988・・・(0.02014) 「1.98%(2.01%)」

御覧のように、現在もまだまだ、給料が減る心配さえない「財務省や文部科学省の公務員」を例外として、非常に多くの日本国民にとって、大変な状況が続いていますが、本文中に書かれていた、聖徳太子による「仏教」の“再解釈”・“解釈変更”が、実は、現代を生きている私たち日本国民にもしっかりと受け継がれているということが確認できます。それが、「利他行(りたぎょう)」です(ご参考 : ☆利他行のすすめ | 高野山真言宗 やすらか庵)。
いま、まさに、多くの日本国民は、この「利他行(りたぎょう)」を実践しています。原因不明で対抗する手段がない病気が蔓延する中で、一部の不埒(ふらち)な個人主義的行動(買占め・転売等)に陥る“者(モノ)”を例外として、大多数の日本国民は将来への不安を抱えながら、ジッと嵐が過ぎ去るのを“人(ひと)として”耐えています。本文中に書かれていた、「じたばたせず」とか、「自分が困っていても人に譲る」とか、「他人に迷惑をかけるな」とか、「他人に対して心を配れ」という精神が、今こそ必要であるとみんな(一部の“者(モノ)”を除いてw)が認識しているからです。だからこそ、諸外国で見られるような、暴動や混乱が一つも生じていないわけです。
余談になりますが、実は、私たち日本人の言葉である「大和言葉・和語(やまとことば)」では、人間を示す言葉として、「ひと(人)」と「モノ(者)」を使い分けています。

「ひと(人)」というのは、動物とか物とは異なった、「一人前の人間」のことを意味しています。身体的に成熟しているだけでなく、人間社会において通用する「人格」や「器量」などが備わっていなければ、それは「ひと(人)」とは見做(みな)されません。
他方、「モノ(者)」は、もともとは「変えることができない不可変」のことを意味した言葉である「モノ」に、漢字の「者」を当てて人間の意味を持たせたもので、本来は「不可変の存在」(例:運命、決まり事など)を意味していた言葉です。ですから、そのような「モノ(者)」という言葉を用いて人間を指す場合、その人物の人間的な成熟や人格は重視されずに、もっぱら、単なる「ひとつの存在」としてしか取り扱われない、概して、「ひと(人)」よりも低い扱いの人間を「モノ(者)」と表現します。

さて、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)は、少量のDNAサンプルから任意の遺伝子領域やゲノム領域のコピーを、「指数関数的」に増幅する手法ですが(詳しくは下の動画を御参照下さい)、
ある量が増大する速さが増大する量に比例する現象のことを、「指数関数的成長(exponential growth)」と呼び、それを数式で表現致しますと、次のような「微分方程式」になります。

「 k 」は時刻「 t 」における「増加率」、「 N 」は時刻「 t 」における量を意味しています。但し、「 N(t) 」は、時刻「 t 」において成長する量となり、「 k 」は正の定数になります。
そして、この「微分方程式」を解くと、

となります(N0=N(0)は初期値を意味)(→☆メディアも国会議員も官僚も、「数学」ができないから、国民が窮乏するんです!!!)。

いま仮に、ある細菌がその時々の量に比例して増殖するものとし、また、その増殖する細菌の時刻「 t 」における量を「 y 」、この細菌の時刻「 0 」における量を「 1g 」、その時点(→時刻「 0 」の時点)での細菌の増加率が「 0.5 」であったと仮定します(→つまり、その時点での細菌の量の50%が増加する)。
ここで考えなければならないのは、細菌はいつまでも無限に増え続けられるわけではなく、限られたスペースの中で増殖しますので、あとどれくらいのスペースの空きがあるかどうかで、その増殖のスピード(=細菌の増加率)が“抑制される”ことになります。


そこで、仮に、全体のスペースを「4」として、上図のような状況であったとすると、青色の部分が現時点での細菌の量「y」で、残りの空白の部分(白色の部分)が空きスペースになります。
そして、図からも明らかなように、それぞれの比率を数式で表しますと、
(青色の部分) y ÷ 4 (※つまり、 y/4、4分のy)
(白色の部分) 1 - ( y ÷ 4 )
となります。
もしも、スペースに限りがないという前提で、無限に増殖し続けるというのであれば、先日も書かせて頂きましたように(→☆「武漢肺炎(COVIT-19)」の“ウイルス”って、無限に増殖することは可能なの?)、次の微分の法則が成り立ち、
y´=0.5y 、 t=0 のとき y=1 ・・・・・①
その函数(関数)をグラフで表しますと、次のようになり(→横軸が「 t 」、縦軸が「 y 」で、t=0 のとき y=1 になります)、

数式で表しますと、次のような「指数関数」になります。

でも、空きスペースの問題を考慮した場合、細菌の増殖の微分法則は、次のようになります。
y´=0.5y( 1 - y/4 ) 、 t=0 のとき y=1 ・・・・・①
その函数(関数)をグラフで表しますと、次のようになり(→横軸が「 t 」、縦軸が「 y 」で、t=0 のとき y=1 になります)、

数式で表しますと、次のようになります。


本日はここまでとさせて頂きますが、「細菌の増殖には限界がある」と仮定することで、「細菌は無限に増殖する」という前提に基づくイメージとは、まったく異なったイメージを描くことができるわけですが、私たち日本国民が知っておきたいのが前者に関する知識で、感染拡大を、まるで喜んでいるかのように大騒ぎして、国民の不安を煽っている者ども(モノども)は、実は、それを知らず、後者の知識だけ(→それすら怪しいのですがw)しか持ち得ていないんです(笑)

続きは次回に♥
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