2020-02-22 (Sat)

本日のキーワード : 検事総長
検事総長(けんじそうちょう)は、検察官の中で最高位の官吏である。検事総長は官名であり、職名でもある。最高検察庁の長として庁務を掌理し、すべての検察庁の職員を指揮監督する権限を有している(検察庁法第7条)。任命権者は内閣である。定年は65歳(検察庁法第22条)。
本日の書物 : 『なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか』 篠原 常一郎、岩田 温 扶桑社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『篠原 : 実は【日本共産党】は、【チュチェ思想】が【成立する過程】で【微妙に絡んでいます】。赤旗編集局編【『北朝鮮 覇権主義への反撃』(1992年、新日本出版社)という本】があります。ある共産党員が送ってきてくれましたが、【北朝鮮にかかわった日本共産党の幹部が書いているもの】です。日本共産党前議長の【不破哲三】も含めて。1968年前後のことを中心に書いてあるんですけれども、すごく具体的に【チュチェ思想批判】も書いてあります。

不破哲三
1960年代後半から【中国の文化大革命】の中で【いじめられた世界の共産党】が実は二つあって、それが【朝鮮労働党】と【日本共産党】なんですよ。


詳しくはこちらをご参照💗
↓
中国人はいつから残虐になったのか? 毛沢東の「以前」と「以後」

当時、北京に日本共産党の駐在代表と『赤旗』の特派員がいました。これがなんと紅衛兵に【宮本修正主義者集団】と言われて、【集団リンチ】に逢って大けがしちゃったんです。それを【保護したのが北朝鮮】です。その時は、宮本顕治いわく、「北朝鮮は厳しい状況の中でも自主性を保ってよろしい」ということで、ちょっと【協力】してやろうじゃないかと。【朝鮮】側も、【ソ連と中国が仲違い】して、【アメリカ帝国主義がベトナムに侵略】している時に、本当に由々しき事態だと【問題意識を持っていた】。
そこで【金日成と宮本顕治】が、我々は何とかこれを【取りもって】、【国際共産主義運動】がちゃんと【ベトナムを支援する】ように作ろうではないかと話をしているんですよ。【チュチェ思想が確立する1968年以前のこと】です。


しかし、1968年からは【後継者としての金正日】も出てきて、【一族独裁体制を固める中で、チュチェ思想が作られます】。

すると日本共産党は、「あれ、今まで言っていたことと、ちょっと変わってきたな」という感じを受けた。だから日本共産党は【チュチェ思想が成立する過程】で、【この思想はとんでもないもの】だということを実感しています。

金日成・金正淑・金正日の肖像画
先に述べた『北朝鮮 覇権主義への反撃』は1990年代に出ているんですけど、【日本のチュチェ思想研究会の動き】についても【「日本の運動に干渉し日本共産党を敵視する対外盲従団体」と厳しい批判】を浴びせています。
岩田 : そのように【チュチェ思想研究会を批判】したのは、【日本共産党だけ】だったんですね。
篠原 : はい。最高指導者の【不破哲三】氏は、自著『ソ連・中国・北朝鮮 - 三つの覇権主義』(新日本出版社)で次のように述べています。
「 とくに最近では、【『自主の会』】と称して、【『金日成思想』】を日本革命の指導理論とし、【金日成を『首領』と呼ぶ】、【実践的なグループが組織される】にいたっていることに、【注意をはらう必要】があります……『日本革命』の名において、それをすることは、どこか外国の問題ではなく、日本の革命運動の自主性への攻撃であり、日本の革命運動に責任をおう日本共産党として、けっして見すごすことのできない問題です」
「 これらの人びとの間では、【金日成の『神格化』】と【『金日成思想』あるいは『キム・イルソン主義』の絶対化】は、【毛沢東崇拝の最高期をこえる、異様な形相】さえおびつつあります」

【チュチェ思想研究会】および【「自主の会」】を【公然と批判した勢力は、日本共産党だけ】だったんです。僕も日本共産党勤務員時代、「外国から日本の運動への干渉である【チュチェ思想研究会の活動】」に注意を払うよう指導され、実際に情報収集や行動の監視にも取り組みました。
日本共産党のこうした批判は、言葉の上だけでなく、「干渉者」が【反核運動など市民運動に参加】することを決して許さず、排除を共闘の条件とするため、【チュチェ思想研究会などは表向きの運動からなりを潜めなければならなかった】んです。
だけど【不破哲三】氏はその後、【朝鮮総連と関係改善しちゃった】んです。』

勝手な判断かつ都合よく「定年延長」しちゃったらダメでしょ!
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、最近の新型コロナウイルスほどではありませんが、我が国や朝鮮半島において、人から人へと感染していることが確認されている「悪玉ウイルス」の「チュチェ思想(主体思想)」という病原体について書かれた書物で、その発生源についての詳細な解説と、感染経路の分析や感染者の特定、また、その感染予防等について、誰にでも分かる形で、具体的な名称も羅列された、予防対策に最適な良書になります。

さて、前回のところで書かせて頂きました続きになりますが、日本がまだGHQの占領期(1945年~1952年)にあった時期に、その前期では、ソビエト連邦のコミンテルンが世界中にまき散らした「共産ウイルス(Communismvirus)」を、GHQを主導していたアメリカが日本国内での拡散を図ったという歴史的事実からも明らかなように、ソビエト連邦もアメリカも、その思惑は一致していました。そして、アメリカのおかげで、現在に至る日本共産党が創り出され、当時の「共産ウイルス(Communismvirus)」の感染者である日本共産党員や共産主義者らは、「アメリカが解放してくれた」ことを大喜びし、それを称えていました。
ところが、GHQの占領期(1945年~1952年)の後期になると、状況が一変します。

大日本帝国 最大行政統治・軍事勢力圏
前回のところで、1947年2月28日の勃発した「二・二八事件(February 28 incident)」の後、台湾がどうなったのかについて書かせて頂きましたように、上の地図にある、敗戦によって滅ぼされる前の大日本帝国の領域に、朝鮮半島と台湾が大日本帝国の領土・国土として存在していることが御理解頂けると思いますが、その台湾に、GHQの委託によって、中華民国軍が進駐することになり、その結果、中華民国に奪われてしまいます(=行政権を中華民国に移譲しただけで、国際法上は日本の領土のまま)。
そして、中華民国の勢力は、支那からほぼ駆逐され、ソビエト連邦が支援する毛沢東の中国共産党が、支那全土に「共産ウイルス(Communismvirus)」を拡散し、中国共産党が支那の支配を確立、そして中華人民共和国が建国されます(1949年10月1日)。

人民解放軍に占領された南京の総統府(1949年4月)
ここで、台湾とは別の、もう一つの国土である「朝鮮半島」がどうなったのかを確認しておきたいと思います。
大日本帝国が敗戦によって滅亡することとなる、その1年ほど前の1944年7月に、朝鮮総督府政務総監に任命されたのが遠藤柳作(えんどうりゅうさく)でした。

遠藤柳作
朝鮮総督府政務総監は、朝鮮総督の下に置かれた親任官(しんにんかん)であり、総督に次ぐ第二の地位で、軍事権を除く行政・立法・司法の実務を統括する役目を負っていました。親任官は、明治憲法下の官僚制度での最高の位置付けで、天皇の親任式を経て任命され、官記には天皇が親署なされる官位であり、当時は、親任官と勅任官に対して、敬称に閣下を用いていました。現在では、内閣総理大臣と最高裁判所長官が親任式で天皇から任命されることになっていますが、敗戦後の占領基本法である“日本国憲法”の施行によって、親任官・勅任官などの区分は廃止されましたので、現在は親任官という官位は存在しません。ちなみに、敗戦前の親任官には、次のようなものがありました。
内閣総理大臣、陸軍大将、海軍大将、対満事務局総裁、枢密院議長、枢密院副議長、枢密顧問官、内大臣、宮内大臣、国務大臣、特命全権大使、大審院長、検事総長、会計検査院長、行政裁判所長官、朝鮮総督、朝鮮総督府政務総監、台湾総督、神宮祭主、企画院総裁、東京都長官、地方総監など

親任官の位置づけ
おや?
一体、どうして、「検事総長」だけ、色付けされているのでしょうか?

それは、私たち日本国民にとって、無視してはならない非常に重要なことが起こっている、まさに現在の情勢と関係しているからです(朝鮮半島の歴史については、次回以降に持ち越させて頂きます)。






明治以降の我が国における、“官邸と検察の死闘”については、以前に御紹介させて頂きました、次の良書をご参照頂きたいのですが、これまでにも繰り返されてきた数々の「演劇」同様にそのヤマ場が、まさに再現されようとしているのが今なんです💗
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆倉山 満 検証 検察庁の近現代史

そして、そのことを問題視している国会議員(例:立憲民主党の山尾志桜里議員)が野党側にも居るのですが、御覧のように、まるで自由民主党+カルト宗教の政党・公明党と野党が示し合わせているかのように、その発言が封じ込められてしまっています(笑) 非常に古臭い手段を使った「ヤラセ」だということが、もう、バレバレですね💗


☆【動画】野党がまた委員会退席!山尾志桜里議員「ちゃんとした議論がしたい」抵抗むなしく理事に連れ出される
それでは、一体、いま何が起こっているのか、ということに関しましては、次の動画と記事を御覧下さいませ💗 ちなみに、あの“マネロン犯罪者”のカルロス・ゴーンの件も関係していますwww


☆新型肺炎の陰で官邸が強行、黒川検事長「定年延長」という大悪事 (倉山満) - オピニオンサイトiRONNA

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