2020-02-15 (Sat)

本日のキーワード : ウイルス
コロナウイルス(英: coronavirus)は哺乳類や鳥類に病気を引き起こす多くのウイルスのうちの1つである。
本日の書物 : 『なぜ彼らは北朝鮮の「チュチェ思想」に従うのか』 篠原 常一郎、岩田 温 扶桑社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『岩田 : 【金日成】は、【最初はスターリン主義者】でした。

金日成(きんにっせい) 1946年


だから【ソ連のことを崇拝】して言うことを聞いていた。

しかし【朝鮮戦争】が始まった時、【ソ連が朝鮮戦争を許可】してくれたまでは良かったけれども、彼らは北朝鮮が困っている時も【兵隊を送ってはくれなかった】。一方、【中国は人民解放軍を送ってくれた】。そうした経緯から、【金日成はソ連に対する恨み】の感情を抱いたようです。

一方、フルシチョフによる【スターリン批判】以降、【ソ連と中国】の間では【関係が悪化】し、両国間の政治路線の違いや領土論争を巡って緊張が高まります。

ニキータ・セルゲーエヴィチ・フルシチョフ

フルシチョフと毛沢東 1958年

【毛沢東】はフルシチョフの脱スターリン路線を【「修正主義」と批判】しました。

1969年に【中ソ国境紛争】が起こりますが、ここで【北朝鮮は中国を支持】します。その理由は、朝鮮戦争時に中国が助けてくれたからです。

1969年5月6日にウスリー川で中国の漁師に対して放水砲を使用したソビエト船

1969年の衝突の際に中国が捕獲したソビエトT-62戦車

ウスリー川
しかし、その中国ともケンカを始めます。中国は当時、【文化大革命】の時期で、紅衛兵が中国から北朝鮮にやって来ていたのですが、

紅衛兵の歓呼に答礼する毛沢東(1966年8月18日)
壁新聞で
「【金日成】はどう考えても毛沢東主義の忠実な人間じゃない、だいたいこんな【肥満した中年】は、まるで【昔の皇帝のようだ】」
といった悪口を書かれたのがきっかけです。これを知った金日成は激怒して、駐北京大使を召還し、平壌に駐在する中国大使を追放してしまいました。
要するに、【「チュチェ(主体)」】という概念が出てくるのは、【ソ連派にも頼らない、中国派にも頼らない】で、【「自分たちでやるんだ」という事態に陥ったから】に過ぎない。

【両国に頼れなくなったことがきっかけ】で、国際情勢の中で【「主体」ということをやたら言い始めるようになった】んです。現実の中から思想が生まれてきたといってよいでしょう。

もしも北朝鮮がソ連とベッタリだったら、もしかしたら【チュチェ思想】は生まれていなかったかもしれません。ただのスターリン主義だったかもしれない。

【チュチェの「主体」の対義語は「事大主義」】ですから、【事大主義を排したことにより中国派でもソ連派でもなく、チュチェになったわけ】です。

また、【チュチェ思想】は【「教条主義」も否定】しています。教条主義というのは要するに【コミンテルンの「32テーゼ」】です。ソ連からそういったテーゼが送られてきて、それをひたすら守るという教条主義を排して、自国のことを主体的に行うのが【チュチェ思想】です。』

極めて危険な「共産ウイルス」・「チュチェウイルス」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、最近の新型コロナウイルスほどではありませんが、我が国や朝鮮半島において、人から人へと感染していることが確認されている「悪玉ウイルス」の「チュチェ思想(主体思想)」という病原体について書かれた書物で、その発生源についての詳細な解説と、感染経路の分析や感染者の特定、また、その感染予防等について、誰にでも分かる形で、具体的な名称も羅列された、予防対策に最適な良書になります。

さて、現在、中華人民共和国を発生源(=Made in China、Made in RPC)とする新型肺炎「COVID-19(コビッド-19)」が、世界一無能な指導者である習近平の類まれなるその指導力のおかげで、世界中が大変迷惑している状況にあるのですが、


そんな新型コロナウイルスの感染病よりも、はるかに危険極まりないウイルスが病原体となる「共産ウイルス(Communismvirus)」になります(笑)


上の動画でも簡単に御理解頂けると思いますが、病原体となる「共産ウイルス(Communismvirus)」は、自分自身の保身のために、その周囲のあらゆるものを犠牲にすることを厭(いと)いません。そんな病原体となる「共産ウイルス(Communismvirus)」を、一般的に「中国共産党」と呼びます💗

このように、病原体となる「共産ウイルス(Communismvirus)」、つまり、「中国共産党」というものは「ウイルス」に分類されまが、実はこれは、「コロナウイルス」と同じで、古代ギリシアのヒポクラテスが、病気を引き起こす毒という意味で用いたラテン語の「virus」に由来する「ウイルス(virus)」と呼ばれる種類に属するものになります。

『ヒポクラテス』 ピーテル・パウル・ルーベンス、1638年
ヒポクラテスは、今から2400年ほど前に活躍した古代ギリシアの医者ですが、いわゆる「医学」を原始的な迷信や呪術から切り離し、臨床と観察を重んじる経験科学へと発展させ、さらに医師の倫理性と客観性について『誓い』と題した文章を残し、そしてそれが現代においても、『ヒポクラテスの誓い』として受け継がれている人物で、古代ローマの医学者ガレノスを経て後の、西洋医学に大きな影響を与えたとして、「医学の父」、「医聖」、「疫学の祖」などと称されている人物になります。

ガレノス
その『ヒポクラテスの誓い』というのが、次のようなものになります。
『 医の神アポロン、アスクレーピオス、ヒギエイア、パナケイア、及び全ての神々よ。私自身の能力と判断に従って、この誓約を守ることを誓う。

『ヒュギエイア』 グスタフ・クリムト
・この医術を教えてくれた師を実の親のように敬い、自らの財産を分け与えて、必要ある時には助ける。
・師の子孫を自身の兄弟のように見て、彼らが学ばんとすれば報酬なしにこの術を教える。
・著作や講義その他あらゆる方法で、医術の知識を師や自らの息子、また、医の規則に則って誓約で結ばれている弟子達に分かち与え、それ以外の誰にも与えない。
・自身の能力と判断に従って、患者に利すると思う治療法を選択し、害と知る治療法を決して選択しない。
・依頼されても人を殺す薬を与えない。
・同様に婦人を流産させる道具を与えない。
・生涯を純粋と神聖を貫き、医術を行う。
・どんな家を訪れる時もそこの自由人と奴隷の相違を問わず、不正を犯すことなく、医術を行う。
・医に関するか否かに関わらず、他人の生活についての秘密を遵守する。
この誓いを守り続ける限り、私は人生と医術とを享受し、全ての人から尊敬されるであろう!
しかし、万が一、この誓いを破る時、私はその反対の運命を賜るだろう。』
この『ヒポクラテスの誓い』は、「医師の職業倫理」を示したもので、多くの国々(少なくとも良識のある国々でw)では、それを教え込まれるのですが、どういう訳なのかは知りませんが、我が国では、東京大学(あ)法学部による“珍説の流布”がなされたことによって、「オウム真理教」と同じカルト教団の「おバカ」が引き起こした『エホバの証人輸血拒否事件』の最高裁判決で、なんと、『ヒポクラテスの誓い』が否定されてしまいました(笑)

その辺りのことは、また別の機会にでも書かせて頂きますが、本書で詳細に解説されている「チュチェ思想(主体思想)」という病原体も、「チュチェウイルス(Juchevirus)」と呼ばれる「ウイルス(virus)」に属するものになります。
それがどのようなものであるのかは、上の動画が大変参考になりますので、ぜひ、ご覧頂きたいと思います。
それでは本日はここまでとさせて頂きますが、実は、「チュチェ思想(主体思想)」の考え方に明確に反しているのが“金正恩の存在そのもの”で、その証拠に、金正恩とその母の高容姫だけが、一族の中で、金日成との記念写真が一枚もないんです💗 『エホバの証人輸血拒否事件』と同様、“血”の問題が、そこに存在しているからです(笑)

金正恩

高容姫
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