2020-01-25 (Sat)

本日のキーワード : 抽象絵画、具象絵画
具象絵画(ぐしょうかいが)は、具体的な対象物を、極端な捨象なしに具体的に描いた絵画。
カリマンタン島のインドネシア領内に残る、牛とみられる動物を描いた約4万年前の洞窟壁画が、現存する最古の具象画とされている(→インドネシアに4万年前壁画 野生牛「最古の具象画」:日本経済新聞)。
抽象絵画が成立する20世紀以前は、絵画といえば具象絵画であったと言える。
抽象絵画と対比される概念である。抽象絵画との区別は一般的には容易であるが、具象絵画は必ずしも写実的な作品である必要がないため、限界的な作品も多い。例えば、ピカソの分析的キュビスムの作品は具象絵画であるが、描かれた対象が画面上では徹底的に解体されているため、具象絵画であることが一見してよくわからない。また、小さな子ども(幼稚園児など)の描いた児童画でもそういう場合がありうる。
なお、絵画はもともと具象絵画と抽象絵画に二分されていたが、上記のような限界的な作品が存在することから、「半具象絵画」や「半抽象絵画」という呼び方も使われ始めている(インターネット上でもその例を発見することができる)。ただ、これらの言葉は、限界的な作品だけではなく、1つの画面上に、具象的な部分と抽象的な部分が同時に含まれている作品に対して使われることもある。

『マンドリンを弾く少女(Girl with a Mandolin)』パブロ・ピカソ

『ピカソの肖像』フアン・グリス

☆「世界最古の物語」が、4万年以上も前の壁画に記録されていた @wired_jp
本日の書物 : 『文系のための理数センス養成講座』 竹内 薫 新潮社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 理論物理学の話はともかくとして、この【「要点にまとめる」】を別の言葉に置き換えれば、それは【「抽象化」】です。抽象と言うと、あのピカソの抽象画などが思い浮かんで、むしろ何が何だかわからないものというイメージがあるかもしれませんが、もちろん、個々の事象から些末(さまつ)な部分を取り除いて【「本質的で重要なもの」を取り出すこと】が本来の意味です。

『アビニヨンの娘たち』(仏:Les Demoiselles dAvignon)パブロ・ピカソ
いわゆる理系の人に、「要するに…」とか、「その話をまとめると…」などと口グセのように言う方が多いのは、けっして偶然ではありません。彼らは「抽象化」が大好きなので、なんでも図にしたり、箇条書きにしたり、はたまた数式にして、【まとめてしまう】のです。…
しかし、自分を【文系】だと思い込んでいるあなたも、べつにがっかりすることはありません。【理系の抽象化】に対して、あなたはその代わりに【「具体化」】が上手いはず。
だからこそ、理系の人の発言に、「勝手にまとめるな!」「枝葉末節を捨てられないから困っているんだ!」「理屈はいいから具体策を出せ!」と次々に突っ込みを入れることもできるのです。

『大きな裸婦』(仏:Grand nu)ジョルジュ・ブラック
私は、世の中にある【「理系対文系」の不毛な戦いの原因】のその大半は、じつのところ【ここに隠れている】のだと考えていて、「【この両者の差をお互いが心得るだけでも、もう少し世の中が平和になる】のになあ」と思っているほどです。…

このように、【一長一短がある抽象化と具体化】ですが、両者で差が大きいのは、【抽象化】の方が【汎用性の高い】こと。つまり、【応用が幅広く効く】のに対し、【具体化】はそれが【難しく、局所的にしかつかえない】ような特殊性が往々にしてある、ということです。

もはや言うまでもないでしょうが、【抽象も具体も両方が大切】なのです。』

東京大学(あ)法学部は、文系 or 理系?(笑)
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、本来であれば、「学問」のルーツは一つである、という西洋的な考え方に立ち、その上で、日本の学校教育における「文系」と「理系」という区分が、如何に時代遅れであるのかが理解できる書物で、それぞれの思考の違いを比較することで、「文系」であろうと「理系」であろうと、そのどちらもが必須であるという「当たり前」のことが納得できるようになる良書となります。

さて、本文中のところで、20世紀初頭に起こった現代美術の大きな動向の一つである「キュビスム(仏: Cubisme; 英: Cubism)」の創始者とされる、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックの代表作を差し込ませて頂いておりますが、

パブロ・ピカソ

ジョルジュ・ブラック
それらの絵画を、好き嫌いという主観的な基準で、どのように評価されるのかは人それぞれのお考えがあって良いと思いますが、ここでご理解頂きたいのは、それまでの「具象絵画」、つまり、「具体的な対象物を、極端な捨象なしに具体的に描いた絵画」は「一つの視点に基づいて描かれる」ものであったのですが、「キュビスム(仏: Cubisme; 英: Cubism)」は、「様々な視点・アングル(角度)から見た上で、それを一つの平面的な画面に収める」という手法で、それまでの形式を“打破”したところが非常に重要なポイントになります。
このピカソらに代表される「キュビスム」の作品は、本質的には「具象絵画」の範疇にあるものですが、広義には、その「具象絵画」の対比概念である「抽象絵画」に含まれる場合もあります。その「抽象絵画」は、「具体的な対象をかきうつすということのない絵画」のことで、こちらも「キュビスム」同様に20世紀初頭に始まったものになります。

『即興27(Improvisation 27 -Garden of Love II)』ワシリー・カンディンスキー
ここまでの現代美術のお話を、本文中に書かれていた内容と比べて頂ければ分かりやすいのではないかと思うのですが、要するに(←理系の発想)、世の中の「いわゆる文系」の方々や、あるいは「おパヨク(左翼)」と呼ばれ日本国民から蔑まれる存在である輩は、ピカソらの「キュビスム」以前の“視点が1つだけ”の「具象絵画」の世界にいらっしゃるようで、異なった視点から物事を考えることができないため、あたかも自分自身の“勝手な思い込み”こそが正しいものであると錯覚し、さらには、それを他者に押し付けようとする始末の悪い連中を生み出しやすい、ということになります(笑) すなわち、「汎用性(=ひとつの用途だけではなく、さまざまなことに広く利用、応用できる性質)」が無いわけです💗

ところで最近も、わざわざ安全な我が国から脱出を試みて、渦中に身を投じる覚悟があったのかは存じませんが、荒れ狂うレバノンという監獄へ入った上、“絶対に笑ってはいけない”と思わせるような、ある意味、「お笑い番組」の企画で笑いものにされる対象になることを、率先してやったアレが何かと話題になっていますが、


☆【大内清の中東報告】反政府デモ続くレバノン 「ゴーンも同じ」と既得権益層の腐敗に反発
そのアレは、単なる犯罪者でしかないのですが、何故かは知りませんが、日本のメディアや「おパヨク(左翼)」らといった日本国民から蔑まれる存在である輩は、“一方的で勝手な思い込み”だけで擁護していますので、実際にカルロス・ゴーンという極悪人の正体を御理解頂くために、次の記事を御覧下さいませ💗


☆粗暴犯に堕ちたゴーン:サウジルートの悪質性を徹底解説(前編:特別寄稿)
☆粗暴犯に堕ちたゴーン:サウジルートの悪質性を徹底解説(後編:特別寄稿)
ちなみに、カルロス・ゴーンの「マネロン」は、問題になる以前から、つまり、財務省が気付いていない頃から、知っている人は既に知っていたお話でした(笑)
つまり、東京大学(あ)法学部を卒業しただけの「単なる学士」連中が集まっている「財務省」が「何が起こっているのかを理解できなかった」という格好の事例が、「ゴーン事件」なわけです(→フランス≒中国=北朝鮮 ⇒ この意味わかる?)。
その財務省(→歴史ある大蔵省から格下げをされたままのw)のトップ、つまり、“買春事務次官”として名高い「前川喜平」と並列の立場にあるのが、あのボンクラ扱いされている「THE・岡本薫明(おかもと しげあき)」です(笑)


岡本薫明(おかもと しげあき)


☆「消費税は社会保障財源」「国民に理解求める」岡本薫明財務次官インタビュー
ひょっとして、カルロス・ゴーンを逃がしたのは岡本薫明(おかもと しげあき)、なのではないかと噂になっているのが、実際のところなのですがwww
まさに、「無能に極み」と言える、ちっぽけな一官僚の岡本薫明(おかもと しげあき)の人生そのものを現わしていますね💗
さぞかし、ゴーンも、岡本薫明(おかもと しげあき)に感謝していることでしょう!


☆元経済ヤクザが総括「ゴーン氏は、もはやマフィアを超えた」
それでは、本日はここまでとさせて頂きます。
続きは次回に♥
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