2020-01-15 (Wed)

本日のキーワード : 八月革命説
八月革命説(はちがつかくめいせつ)とは、1945年(昭和20年)8月のポツダム宣言受諾により、主権の所在が天皇から国民に移行し、日本国憲法は新たに主権者となった国民が制定したと考える学説のこと。主権の所在の移行を、法的な意味での革命、革命という法的な擬制(フィクション)を用いて説くことからこう称される。憲法学者の宮沢俊義により提唱された。
本日の書物 : 『倉山満の憲法九条 ― 政府も学者もぶった斬り!』 倉山 満 ハート出版
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【宮沢俊義を頂点とする東大学派】が、【通説・多数説】の地位にあるなら、【少数有力説の雄】が【京大学派】です。
戦前は【東大の美濃部達吉(みのべたつきち)】と憲法学の双璧であった【佐々木惣一(ささきそういち)】、戦後は【大石義雄(おおいしよしお)】が「保守反動の大石」と言われながらも【正統な憲法学を守り、宮沢俊義を批判】し続けました。

佐々木惣一

美濃部達吉
その大石教授の後継者が【佐藤幸治(さとうこうじ)】京大名誉教授です。とはいうものの、【かなり佐々木博士の説を否定し、京大学派の正統後継者とは言い難い】のですが。

佐藤幸治
【京大学派の伝統】は、【法実証主義】と呼ばれる純理的な学説構築にあります。

その詳しいメカニズムをすっ飛ばしてわかりやくす言えば、【政府と結びつきが深い東大】は【自分(たち)の学説を政府の有権解釈にできます】。具体的に言えば、【政府の解釈を握る内閣法制局が東大教授の意見を採用するということ】です。時に、【最高裁の判決も東大教授の意見通り】になります。【京大教授にはこれができません】。
だから、【憲法の条文や条理に従い、厳密な解釈を構築することで存在意義を主張】していました。佐々木博士のころからそうです。

そうした伝統の中で、【佐藤】名誉教授は【異質】です。【やたらの政府の委員を務めている】のです。

ちなみにですが、若いころの(今とはキャラが全然違う)副島隆彦氏が『法律学の正体』という名著を書いているのですが、【「自分の専門の事も他人に説明できない憲法学者」の代表】として、【東大京大の両巨頭である芦部信喜&佐藤幸治の二人】をやり玉に挙げています。

実際に【佐藤】(ここはあえて呼び捨てにする)の【仕事ぶり】を見ても、【司法制度改革を推進し、ロースクールと裁判員制度を導入】しました。前者は「百害あって一利なし」「裁判官や弁護士の劣化を招いた」「ネットカフェ難民の弁護士を生み出してどうする」と【散々な評価】ですし、後者も「やらないよりはマシ」は最大の弁護論で、せいぜい「人畜無害」、「膨大なコストのロス」「何の為に導入した?」と【これまた評価の悪い】制度の【"主犯"が佐藤です】。
この他にもいろいろやっていて、めったに来ない八木秀次教授が憲法学会で【「佐藤教授の数々の大罪」】について発表していたこともありました(なんでこれが学術発表の場でなされたのかは当時から理解できませんでしたが)。
私としては、【現在の改悪日銀法を主導した人物】と言うだけで、【指弾に値します】。【佐藤が推進した改悪日銀法】により、【日銀は政府から、つまり国民から独立した存在となりました】。施行は平成十年(1998年)です。【その結果、速水優・福井俊彦・白川方明の三代の日銀総裁はデフレ推進政策を取り】、その結果、【自殺者と失業者が大量発生しました】。どれほど多くの人々の人生が失われたか。

速水優

福井俊彦

白川方明
しかし、歴代内閣は日銀法の壁に阻まれ、これを止めることができませんでした。これを【はじめて突破したのが第二次安倍内閣】です。この一事を以て、【佐藤の社会活動は評価に値しない】と断じます。』

東京大学(あ)法学部の「憲法学通説」とナチス・ドイツ
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、仮の憲法に過ぎない「日本国憲法」をめぐる、東京大学(あ)法学部を頂点とする、国際法を無視した、いわゆる「憲法学通説」なるもの、そしてその通説に基づいた内閣法制局が主導する「デタラメな政府解釈」なるものについて、具体的に実名を挙げながら(宮沢俊義、芦部信嘉、長谷部恭男、小林節、木村草太等々)、それを悉(ことごとく)く“論破”してゆく痛快かつ明快な書物で、本当に必要な私たち日本国民にとっての憲法典が、どのようなものであるべきなのかが理解できる良書になります。

さて、本書のご紹介は本日で最後となりますが、ここで、著者が書かれた学術論文について御紹介させて頂きます。概略に関しましては、下記の動画をご覧頂き、その上でキチンと論文をご覧頂きたいと思います(26ページほどの論文です)。






☆倉山満 昭和12年の宮沢俊義 昭和12年学会論文1号
そのポイントは、宮崎俊義の主要学説の一つである「八月革命説」は、「ナチスの国民革命」に由来するものであり、これを起点として、戦前の憲法学とは全く異なった、現代にまで続く「戦後憲法学」が創り出された、という点になります。つまり、東京大学(あ)法学部の憲法学通説や「九条守れ」などと騒いでいる「おパヨク」の論理的根拠は「ナチス・ドイツ」にある、ということです。これが、如何に危険極まりないものであるのかが、御理解頂けるのではないでしょうか?




ところが、そんな危険極まりないものを丸暗記しないと、司法試験にも公務員試験にも合格することができない現状にあるのが我が国なんです!
これじゃあ、お馬鹿丸出しですね(笑) (→ヒトラーとスターリンという社会主義者に繋がるのが“東大憲法学者”の「日本国憲法」ですが。。。)
繰り返させて頂きますが、東京大学(あ)法学部の“日本独特の珍奇な憲法学”が原因となって、悲劇というか喜劇というか、「無知なるマルキストのewkefc」のような「お馬鹿」を生み出しているのですが、

こちらもご参照💗
↓
☆無知は主権を捨てなさい(笑) ~ 無知なるマルキストのewkefcは、独りぼっちなのかしらん💗
☆無知は主権を捨てなさい(笑) ② ~ “憲法学通説”に騙される、無知なるマルキストのewkefc 💗
私たち日本国民の敵が根拠とするイデオロギーは、簡単に申し上げますと、「ヒトラー」と「マルクス」という2つの悪魔のイデオロギーだということです。

そして、私たち日本国民の最大にして最強の敵、すなわち「ラスボス」が、「財務省(主計局)」と「内閣法制局」です(→ラスボスは、「財務省」と「内閣法制局」)。
で、ここからが非常に重要になるのですが、それらの脅威を認識し、私たち日本国民をその脅威から守り続けてきたのが、実は、「御皇室」です💗


☆皇室のご近影 宮内庁HP
そのことが非常に良く分かる動画を下記にご紹介させて頂き、本日はここまでとさせて頂きます。







続きは次回に♥
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