2020-01-07 (Tue)

本日のキーワード : 政治主導
政治主導とは、政策、予算、人事などを決めるにあたり政治家がより強くリーダーシップをとることである。
日本では官僚が原案を作成し、国会提出前に自民党の政務調査会や総務会の了承を得るという「事前審査」が慣例だった。しかし、これでは各省庁の省益優先で政策が決まるため、肝心の国の方向性が見えてこないという弊害が指摘されている。
本日の書物 : 『バカヤロー経済学』 竹内 薫 晋遊舎
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『竹内 : 【日本の政治の基本】って、【議院内閣制】ですよね。政治に直接関わる人たちのことを【政府、与党、官僚】なんて言いますが、それぞれ【違い】は何となくわかるんですけれど、現実問題としてその区別って何ですか?

先生 : 議院内閣制は、議会のマジョリティーである【与党】が総裁を選んで、選ばれた総裁が総理になるの。で、その総理が大臣を選んで内閣を作ると、それが【政府】になりますよね。だから、【議院内閣制の下では、政府の首脳を与党が占めるから、政府=与党の一体関係になる】んですよ。

でね、【官僚】というのは、【内閣の下部組織】なんです。だから、官僚を指揮できる与党はパワーを持つ、というのがマックス・ウェーバーが【権力の闘争とは官吏任命権の争いである】っていう言葉の中で言っていることなの。でも彼は【弊害】も指摘していてね、【官僚っていうのは選挙に晒されていないから、常に力を持っちゃう】、という問題があるんだよ。

竹内 : 【官僚政治】って問題になっていますもんね。
先生 : そう、これを【官僚内閣制】って呼んでるんだけど、【官僚政治の弊害】を打破する一つのやり方が、【政治主導】というものなんです。【官僚が下で、上にいつも内閣があるんだよ、というのをわからせてあげる】の(笑)。


☆菅義偉『謹賀新年:政治主導と改革意欲をもって、経済や外交に着実に成果を残す一年へ』
竹内 : 犬を飼っている人が犬を甘やかしているうちに、ナメられてしまって、犬が飼い主に噛みついたり吠えたりして、手に負えなくなることがありますが、それと同じですね(笑)。誰が「アルファ」(ボス)かを教えないと大変なことになっちゃう。
先生 : そうそう(笑)。もちろん【人事任命権】というものもあるんだけど、【日本の場合】だと、【これを行使すると「政治介入だ」って抵抗されちゃう】んだよ。これは、あんまり良くない話でね。内閣のほうはダメならペナルティで交代させられるけれど、【官僚】ってそういった【ペナルティがない】ワケでしょ。【これはマズイ】よね。

竹内 : 日本の場合は、アメリカのような【官僚の政治任用】というものはないんですか?
先生 : 【ほとんどない】。それは、歴史的な経緯があるんだけどね。【官僚の役割は、実は二つあるの。一つは、行政の事務を担当しているから、政府とは関係なく中立的にやらなくちゃいけないという点。しかしもう一方で、政府が変わったとき、それが民意なんだから、そこに遡行(そこう)しなくてはいけない】、というのがあるんです。そうすると、これは矛盾した話になるわけですよ。それで、どこの国もそうなんだけど、【いかにこの二つのバランスをとってやっていくかがポイント】になるんです。でも【日本の場合】は、最初の【中立性だけを重視】してきたの(笑)。
竹内 : 政府が変わっても【我々は変わらない】、みたいな感覚なんでしょうか?
先生 : そう。そういった【中立性を強烈にしたのが日本の官僚制の特色】ですよ。』

東京大学(あ)法学部卒の“官僚”の「権勢症候群」
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、約10年ほど前に初版が出版された書物になるのですが、そこに書かれている文章は、至って平易な文体なのですが、恐らくは、さらに申しますと現在においても、多くの方々が「実はそういうことだったんだ!」と改めて驚かされるような数々のテーマがその内容となっていて、それぞれについて、対話形式で分かりやすく解説がなされた良書になります。

さて、本文中に書かれていたことからも御理解頂けるように、「政府(内閣+官僚)」が、何か失敗を犯した場合に、最終的には、私たち日本国民の民意によって、内閣は罰を受けますが、官僚は何ら罰を受けず、のうのうと枕を高くして寝ることができます。例えば、元文部科学省の“買春”事務次官のように💗 “のうのうと生きることができる”と、すでに証明されているわけです(笑)


☆共産党系の団体「日本母親大会」が、道徳教育がテーマの講演の講師に前川喜平を呼んだらしいw~ネットの反応「道徳教育? もっとも遠いテーマでしょうにw」「ハッピー米山も呼べよ」




☆東京新聞・望月衣塑子記者「前川喜平前文科事務次官の出会い系バー通いに対しては『教育者としてあるまじき行為!』を盛んに連発していたのに!」〜ネットの反応「訂正しろ!貧困調査(若い女性限定)だ!」「出会い系バー通い」は認めるんだwww」





そして、日本のメディアや野党は、そんな破廉恥(ハレンチ)極まりない元文部科学省の“買春”事務次官、“通称”で「前川喜平」と名乗っていた元文部科学省の“買春”事務次官に対して、本来ならば徹底的に追及しなければならなかった官僚(それも事務方のトップの)が積極的に行っていた「天下り斡旋問題」をスルーして(官僚の追及はしない=官僚の罪は問わない)、何故か全く見当違いな話題へとすり替えを行うことで、日本国民の民意によって選ばれている内閣に、「無実の罪」を着せようと躍起になっていたことも、すでに周知の事実なのではないでしょうか?

つまり、文部科学省の官僚のために、その体制の維持に協力しているのが、朝日新聞などの日本のメディアであり、もはや“官僚たちの飼い犬”という評価がピッタリと当てはまる存在でしかありません(笑) どうして、民意が選んだ「安倍内閣」を攻撃する必要があるのかが、サッパリ分かりません。



☆【天下り問題】事務次官のクビを一瞬で飛ばした安倍官邸「真の狙い」 @gendai_biz

加計学園問題について話し合う取材班の社会部・水沢健一、特別報道部・岡崎明子、編集委員・氏岡真弓、特別報道部・星野典久(右から)の各記者


詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆「汚職」に手を貸す朝日新聞と立憲民主党

ちなみに、現在でも、「天下り」は一向に改善されず、水面下で組織的に行われていると思われる、疑わしい事例が後を絶ちませんが(笑)。

☆内閣府HP 再就職等監視委員会


☆文部科学省職員及び元職員による再就職等規制違反事実の概要(平成29年1月20日)
で、ここが重要なポイントになるのですが、本文中にも書かれておりましたように、「官僚」というのは、あくまでも「内閣の下部組織」なわけで、「官僚」のご主人様(ボス)である「内閣」は、選挙を通じて民意によって選ばれ続けている与党自民党の総裁が組織しますので、私たち日本国民の有権者が「内閣」のボスであり、私たち日本国民からすれば、主に東京大学(あ)法学部を卒業しただけの単なる「学士」で構成される「官僚」は、日本国民の下っ端の下っ端というポジションでしかないわけです。

我が家の家族の一員である柴犬ちゃんでさえ、誰がご主人様なのかを非常によく理解することができ、

だからこそ、家族全員がそれぞれの役割を果たすことに集中でき、

日々、幸せに暮らせているのですが、

分をわきまえない主に東京大学(あ)法学部卒の“官僚”どもは、“生意気(なまいき)”にも、自身の能力を過信しがちなんです(笑)
要するに、“官僚”の行動を犬で例えると、「権勢症候群」という問題行動が発生しやすいということです。

☆「権勢症候群の犬たちと散歩」公益社団法人日本警察犬協会HP
それでは官僚(特に東大卒の)の持つ能力がどういったものか理解できる動画をご紹介させて頂き、本日はここまでとさせて頂きます。ぜひ、ご覧になってみて下さい。かなり笑える内容となっていますので💗









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