2020-01-06 (Mon)

本日のキーワード : 国立大学
国立大学(こくりつだいがく、英: National university)とは、国の政府によって運営又は設立されている大学。国立学校である大学のことである。2019年(令和元年)5月1日時点で86校(うち大学院大学 4校)が存在している。
アメリカ合衆国には州立大学や市立大学などの公立大学はあるが、国立大学は存在していない。ただし、国立の高等教育機関が全くないわけではなく、軍関係の陸軍士官学校、海軍兵学校、空軍士官学校などがAcademy(アカデミー)として存在し、アメリカンフットボールなどのスポーツでは他の大学と対戦することもある。
本日の書物 : 『バカヤロー経済学』 竹内 薫 晋遊舎
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『竹内 : 【政府資産】というものの中には、いわゆる【国立大学も入る】んですか?
先生 : 入る。【海外】なんかだとさぁ、【いわゆる一流の大学】って【私立だったりする】んだよね。【オックスフォード】だって、【MIT(マサチューセッツ工科大学)】だってそうでしょ。

だから【日本でも】ね、【東大とか京大とか世界的なレベルで勝負できる大学っていうのは、どんどん民営化すればいい】んですよ。

なぜかというと、【大学】って生徒が払う授業料の他に、【文科省からもらう交付金と助成金という補助金で運営されている】の。つまりね、文科省からお金をもらえばもらうほど…。

竹内 : 【文科省の言いなり】にならなきゃいけない?
先生 : その通り。文科省の知性が東大や京大より高ければ問題ないですよ。でも、仮にも最高の知性が集まってるって自負してるのに、「実は文科省より低いんです」なんて、そんなバカな話ないでしょ(笑)。

だから、いわゆる【旧帝大といわれる国立大学の一部は、民営化して、授業料+別の方法でお金を集めればいい】んですよ。

竹内 : はぁ、それはどんな方法なんですか。
先生 : 【ふるさと納税】の話をしましたよね。あれと同じで、【もっと大胆な寄付税制を取り入れればいい】んですよ。【補助金は少なくする】と。でも代わりに、大学に寄付金を納めた分だけ、寄付した人は税額控除で、その分【減税される仕組み】を大々的に採用すればいいの。

☆ふるさと納税が時代に逆行する「規制強化」された理由 | 高橋洋一の俗論を撃つ! | ダイヤモンド・オンライン
【そもそも、あらゆる税金がお上を通らなきゃいけないってこと自体がおかしい】んですよ。でもこうすれば、【熱心に研究や学生の教育をしている大学にはお金が入るし、サボってる大学にはお金がなかなか届きにくくなる】。そうすると、みんな一所懸命、研究や教育に力を入れるでしょ。

【地方分権と同じ話】でさぁ、近ければ近いほど見張りやすいし、【大学】も【文科省じゃなく、お金を払ってくれる人に目がいく】わけだから。大学にとっても、学生にとってもこれがベストだよね。

竹内 : なるほど。でも、【それができない理由】は、これもやっぱり【文科省の役人による体制維持が前提にあるから】なんでしょうか。

☆共産党系の団体「日本母親大会」が、道徳教育がテーマの講演の講師に前川喜平を呼んだらしいw~ネットの反応「道徳教育? もっとも遠いテーマでしょうにw」「ハッピー米山も呼べよ」




☆東京新聞・望月衣塑子記者「前川喜平前文科事務次官の出会い系バー通いに対しては『教育者としてあるまじき行為!』を盛んに連発していたのに!」〜ネットの反応「訂正しろ!貧困調査(若い女性限定)だ!」「出会い系バー通い」は認めるんだwww」
先生 : もうホント、その通り。【文科省】は、【お金が差配できるパワーを失いたくない】の。パワーがなくなったら、言うことを聞いてくれないし、【天下り先も確保できなくなっちゃう】でしょう。




前にね、テレビ番組の討論会を見ていたら、そこに【地方の国立大学の学長】さんがいたの。この人は、最後まで【国立大学の民営化に反対】してましたよ。
竹内 : よっぽど民営化が嫌いなんですね。
先生 : そう。っていうのも、【実はこの人、文科省の事務次官やってた人】なんだよね(笑)。』

元文部科学省の“買春”事務次官が全てを象徴する“官僚腐敗”
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、約10年ほど前に初版が出版された書物になるのですが、そこに書かれている文章は、至って平易な文体なのですが、恐らくは、さらに申しますと現在においても、多くの方々が「実はそういうことだったんだ!」と改めて驚かされるような数々のテーマがその内容となっていて、それぞれについて、対話形式で分かりやすく解説がなされた良書になります。

さて、昨日のところでも書かせて頂きましたが、すべては、「官僚」の「官僚」による「官僚」のための政治、が行われているのが、現在の我が国の状況であって、残念ながら、日本のメディアも野党も、こういった“官僚の弊害”には目をつぶり、なぜか官僚に好きなようにされている、民意によって選ばれた「内閣」だけを攻撃しています。
その理由は、日本のメディアも野党も官僚との癒着があるから、なのですが、そもそもの問題は、単なる“公僕(公衆への奉仕者、すなわち公務員)”に過ぎないだけの官僚が“私利私欲”のためだけに身勝手な振る舞いができる自由を、私たち日本国民が甘やかして与えてしまっていたために、力を付け過ぎたことにあります。

それでは、どうすれば、その“官僚の力”を抑制できるのでしょうか?

それが、「小さな政府(Small government)」に転換させてゆくことです。
すでに滅びた社会主義国のソ連のような、現在の「中央集権(Centralisation)」的な“官僚による支配体制”を破壊するために、「地方分権・分散・集中排除(Decentralization)」を推し進めれば良いだけです。

かつては、我が国では、誰でも自由に「学校」を創ることができました。しかし、それが出来なくなってしまっています。それは、加計学園の獣医学部新設を文部科学省が決して認めようとしなかった例からも明らかです。選択権が“官僚”の側にあるわけです。
私たち日本国民が、政府(内閣+官僚)の権力を民意によって選択・コントロールすることでこそ、政治において積極的に何かを為したい、というきっかけが生まれることになります。これを「作為の契機」と言いますが、「内閣」は民意を反映させることができますが、選挙を通じて選ばれることもなく、また、たった1回のテストだけで、その後の40年間を安穏と暮らすことができる「官僚」が、その民意を無視しているとすれば、そこに政治の変化は生まれようがないことになります。

『 教育を受ける者と、教育をする者。これらの人々が、自由に教育制度、教育習慣、教育に於ける権力を選び得る時、教育に作為の契機があると言い得る。恰(あたか)も、被治者に依る権力の選択があって初めて、政治に於ける作為の契機がある様に。デモクラシーでは、政治に於ける作為の契機こそが、全ての出発点であるが如くに。…
日本教育に於ける作為の契機。それは全く認められなくなってしまったのであった。一頻(ひとしき)りベストセラーになった黒柳徹子の『窓ぎわのトットちゃん』。でも、『窓ぎわのトットちゃん』が、再び書かれる事はないであろう。その理由は簡単。『窓ぎわのトットちゃん』にある「自由ヶ丘学園」が許可される事は、今や不可能であるからなんです。
戦前には、もうちょっと正確に言うなら、昭和16年までは、誰でも割合に自由に学園を創設する事が出来た。それが突然、出来なくなってしまった。昭和16年4月1日。「国民学校令」に因(よ)って、小学校や中学校を自由に作る事は許されなくなってしまった。いちいち、文部省当局の厳重な審査にパスしない事には、小学校や中学校は作れなくなった。いや、てんで作れなくなった。こう言いきった方が、手っ取り早い。
では、それは何故(なにゆえ)。
文部省を筆頭として、日本の教育が、ヒットラーに気触(かぶ)れてしまったからであった。文部省は命令した。全国全ての小学校は、国民学校に改革せよ。命令は遵守(じゅんしゅ)された。こうして、明治以来の由緒ある「小学校」は一斉に姿を消した。…完全な国家統制である。それと共に、自由に学校を興(おこ)し、自由な教育を行うことは出来なくなった。…教育の完全国家統制は、戦争中ずっと続けられた。戦後もずっと。そして今もである。今でも、小学校や中学校を私人が自由に作る事なんぞ出来はしない。自由に学校を興そうとする動きに対しては、文部省が反対する。どうしても、認めようとはしない。
それはそうとして、日教組も、実は文部省と一つ穴の貉(むじな)なのだ。日教組も、教育の完全国家統制を強力に支持している。…文部省と日教組。誰しも敵味方だと思い込んでいる。見掛け上は確かにそうだ。しかし、一皮剥(む)けばヒットラー教育理念の確信者である事に於いては、同志もいい処なのだ。
斯(か)くて、今も日本教育は、完全なる国家統制下にある。 それが何より証拠にはトットちゃんの「自由ヶ丘学園」、戦前に栄えたこの小学校が戦後に復興される事はなかった。』
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆テレビ朝日の『トットちゃん!』と福山雅治の「トモエ学園」 ~ 知っておかなければならない一番大切なこと

で、そんな「中央集権(Centralisation)」的な“官僚による支配体制”の大本は、社会主義・共産主義を妄信していた「革新官僚」にあるわけです。これが諸悪の根源で、現在の官僚支配へと連綿と繋がっているということです。

詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆極右と極左の「社会主義」


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