2019-12-16 (Mon)

本日のキーワード : 生みの親
生みの親(産みの親) :
① 自分を生んでくれた親。実の親。
② 物事を最初に始めた人。最初に作り出した人。「近代医学の―」
本日の書物 : 『ミルトン・フリードマンの日本経済論』 柿埜 真吾 PHP研究所
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 【フリードマンの考え方】は論説「実証経済学の方法論」によく表れているが、【イデオロギーではなく事実から自由市場の有効性を明らかにすることを重視】する。…

フリードマンの思想はしばしばオーストリアの自由主義経済学者【フリードリヒ・ハイエク】と比較されるが、【実証分析の意義に否定的だったハイエク】とフリードマンには【大きな違いがある】。…

フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク
後述するように、フリードマンは【ハイエクの実証研究を軽視した景気循環論や経済学方法論】を【明確に拒否】しており、【両者の隔たりは一見するよりもはるかに大きい】。

ミルトン・フリードマン
1946年、フリードマンは…【シカゴ大学】に移る。これ以降、1977年の退職まで、【フリードマン指導の下】、【シカゴ学派は黄金時代を迎えた】。…
シカゴ大学教授に就任した頃から、フリードマンは【次々と革新的な論説を発表】する。1957年の【『消費関数の理論』】は、…【人々の消費水準】が現在の所得ではなく、【将来得られると予想される平均的な所得(恒常所得)に依存する】ことを明らかにした代表的業績である。

恒常所得仮説は「豊かな社会では消費不足が起きやすく、政府介入が不可欠だ」とする【長期停滞論や】、ケインジアンの財政政策の前提である財政乗数の安定性を否定し、【ケインズ経済学に代わる新たな理論の誕生を促すきっかけ】となった。
この頃、…フリードマンは【貨幣】が【景気変動に果たす役割】の研究を始めている。…この研究は【大恐慌】を【自由市場の失敗とする通説を覆し、自由主義復権に大きな力となった】。

これらの研究成果を受けて、フリードマンは、次第にケインズ経済学で考えられていたよりも【貨幣、金融政策の役割は重要】だという確信を強めていく。【マネタリスト・フリードマンの誕生である】。』

財務省 > 自由民主党・麻生派 > 日本国民
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、我が国の一部の経済学者を除いて、例えば、「御用学者」と嘲笑されている、多くの無能な、しかし、その“肩書だけ”は何故か持っている、そんなガラパゴス経済学者(→特に、前世紀の遺物というか汚物である「マルクス経済学者」)らが、どうしても評価したくない(→だから、レッテルを張って貶めようとしているわけですがw)、偉大な経済学者であるミルトン・フリードマンについて、その正しい姿を明らかにし、右も左も無関係に、本当に正しい経済・金融・財政政策とは何か、あるいは、本当の日本国民の敵は一体誰なのか、そういった日本国民として、優先的に考えなければならない「ツボ」が何であるのかが理解できる良書となります。

さて、景気が腰折れしそうな最中に、わざわざ「消費税増税」という愚の骨頂の政策判断を行わせたのが、「自由民主党・麻生派」で、その「自由民主党・麻生派」より上位に位置し、それを道具としてコントロールしているのが、日本政府内に存在する、私たち日本国民の敵である、2つの官僚組織のうちの一つの「財務省」で、RPGのラスボスみたいなものになります。


岡本薫明(おかもと しげあき)


☆「消費税は社会保障財源」「国民に理解求める」岡本薫明財務次官インタビュー
つまり、「自由民主党・麻生派」というのは、財務省の代弁者であり、もっとハッキリと言うと、財務省の子分になります💗 ですから、麻生派に属している自由民主党の国会議員というのは、「財務省の子分の子分」となります(笑)

ラスボスの手下で“しかない”麻生太郎

そんな財務省の手下に過ぎない麻生太郎が、かつてブレーンとしていたのがリチャード・クーで、「地底人」と揶揄されるほどの経済オンチのエコノミストでした。この辺りのお話につきましては、また別の機会に書かせて頂きたいと思います。

辜朝明(リチャード・クー)
財務省の手駒の一つである麻生太郎は、今から約10年ほど前に、その能力とは無関係に偶然、いわゆる“棚ぼた”で内閣総理大臣に就任するのですが、その無能さのためでしょうか、たったの1年間も経ずに、クビになっています。そして、それに続く日本国民の悲劇こそが、あの「悪夢の民主党政権」の誕生だったわけですがwww
かように、財務省の下っ端に甘んじている御老人・麻生太郎の罪は重いんです(笑)

恐らくは、その時の過ち、つまり「地底人・リチャード・クー」のアドバイスを受けた「財務省の小間使い・麻生太郎」が「おバカ」な政策を取り続けたことの間違いに気付いていないのではないかと思います。そもそも、反省もしていませんし。
「悪夢の民主党政権」の生みの親は、まさしく、「財務省の部下・麻生太郎」だったのですから💓

そして、再び、経済問題に頗(すこぶ)るオンチとして著名な御老人・麻生太郎のご活躍によって、愚策中の愚策である「消費税増税」が勝手に実行されたのですが、その結果はすでに明らかとなっていて、今後もさらに明確になってくるでしょう。



☆『2020年の景気見通しに対する企業の意識調査』帝国データバンク
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