2019-11-13 (Wed)

本日のキーワード : 中央集権
中央集権(ちゅうおうしゅうけん、英語: centralization)とは、狭義では、行政や政治において、権限と財源が中央政府(国家政府)に一元化されている形態。
中央集権の行政システムや組織では、組織全体から収集した情報を基に、一極の意思決定組織が全体を統括・管理する。 ピラミッド型の階層が形成されることが多く、上層が財源や決定権を持ち、下層になるほど機能が細分化されたり、財源や決定権が小さく制限され、上下方向の統制がより強化されたりする傾向を持つ。
本日の書物 : 『未完の資本主義 テクノロジーが変える経済の形と未来論』 ポール・クルーグマン他 PHP研究所
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『- 資本主義は行き詰まっている、という声も聞かれます。-
クルーグマン : いえ、【資本主義に代わるシステムはありません】。


ポール・クルーグマン
過去には【(社会主義的な)中央指令型経済】が試みられたことがありますが、【うまく機能しませんでした】。


ゆえに我々は【中央集権的でないシステム】を求めました。

では、それはどのように機能するのか、他の人々が欲しがるものを生産するインセンティブを、どう人々に与えるのか…。結局、【「価格」や「私有財産」「所有権」といったものなしには、システムを機能させることは難しかった】。

資本主義は気まぐれに採用されたシステムではないのです。【現代社会は、なるべくして資本主義になっている】。

いまのところ最良のシステムだと思うのは、【先進国が取り入れている福祉資本主義】です。資本主義の粗っぽさをより洗練された仕組みといいましょうか。資本主義のように利潤動機、自己利益、市場といった要素に基づくものの、規制と税、国家による給付金制度によって【資本主義の厳しさを和らげるというシステム】です。…
資本主義というのは結局、利潤最大化と自己利益で、それはどの国でも同じです。ただ、資本主義による経済的不平等をどこまで是正するのかという度合いは国によって異なるということです。これは、【経済というより政治の話】になりますね。』

マルキスト的二元論で「有限」と「無限」を考えると・・・こうなるw
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、いまだ発展途上にある「資本主義」について、今後、「資本主義社会」はどのように変化していくのかという問題に対して、様々な考え方を持つ著名人にインタビューする形で、その問題の答え(=方程式の解)のヒントを探ろう(もちろん、それがあるのかないのかは誰にも分かりません)という目的で刊行された良書で、色々なアイデアがあることが理解でき、読者の考え方にもプラスの影響を与えて下さるであろう書物になります。

さて、世界の指導者の中で、もっとも無能だとされる“習近平”が、御覧のように、まさしく「袋叩き」の状況にあるのですが、


☆逮捕された16歳の少女、香港警察に集団レイプされ中絶手術受ける=香港メディア

☆香港警察、黒服の青年2人に発砲 実弾3発
このような状況において、まことに不思議で仕方がないのですが、何故か、日本における自称「左翼リベラル」&マスコミは、決して本気では批判しない始末です。一体全体、どういうことなんでしょうか?(笑)

死人まで出ているというのに、どうでも良いという態度なのでしょうね💗

それこそが、朝日新聞という“ちんけな聞屋(ぶんや)”などに代表される、日本の「カスゴミ≡マスコミ」という付加価値がない業界で、何とな~く仕事をしているかのようなフリをしているだけの、“生産性がない”、“無能かつ無駄”、それなのに“自意識過剰”な哀れなヒト(?)の本質を示すものであり、どこかから「おカネ」を貰っているのかも、と推測できる根拠となります💗


さあ、みんなで寄って集(たか)って、中国共産党を滅亡させてしまいましょう💗

☆ポンペオ米国務長官、「中国共産党政権は中国ではない」

さて、それでは、一昨日の続きに入らせて頂きますが、前回の最後のところで、次のような問題を出させて頂きました。
(問題) ここまでの前提を元にして、いま、国民投資(「I」)が1兆円追加で増えた場合、国民生産・国民所得(「Y」)はいくら増加するか、次の連立方程式を用いて答えよ。ただし、限界消費性向は「0.8」とする。



実は、こんな単純な連立方程式を解くことで、現代に至る「理論経済学」のエッセンスが理解できるんです。もちろん、理解さえできないマルキスト(例:ewkefcなど)も極僅かにいるのですが、論理的な議論なんて、まったく出来ない阿呆(あほう)ですので、放っておいても何ら影響を与えられない存在でしかありません(笑)

ところが、このような現代に至る「理論経済学」のエッセンスが理解さえできないマルキスト(例:ewkefcなど)の主張するところ(=単なる思い込みなのですがw)に、ほんの少しだけ耳を傾けてみますと、より一層、理解が深まるとも言えます(笑)
いま、ここに、議論をすることなく、その場からあたふたと逃げるしかないマルキスト(例:ewkefcなど)が、仮にいたとします。
そんな「ひ弱なマルキスト」が、例えば次のように、
『 考えるまでも無く有限の世界に無限の需要など存在し得ないのに、ケインズは有効需要の原理を宣言している。彼は、単なる資本主義経済の延命策を提示したにすぎないわけ。いいですか。マルクスもケインズも、永遠の経済成長を前提とする資本主義経済というマヌケな経済システムに替わる経済システムを提唱したのではなく、資本主義経済の延命策、要するにごまかしをやっただけなんだよ。』
などといった類の何らかの戯言(たわごと)を繰り返していたとしますw
ここで、何を言っているのかを簡単に説明いたしますと、要するに、「有限」と「無限」は対立する概念であり、同時に存在することはできない、と言っているわけです。マルキストならではの単純志向で、同じようなものが「善悪二元論」になります。

で、その主張を単純な数式で表しますと、次のようになります。

上の数式で、もし、「x=100」ならば「y=100」になりますよね? 「x=1億」ならば「y=1億」、「x=1兆」ならば「y=1兆」、という風に「xが有限」であれば、「yも有限」です。また、xをどんどん大きくしていきますと、無限に大きくできますので、「xが無限」ならば「yも無限」であるはずで、「xが有限」であり「yが無限」というようなちぐはぐな状況にはなりえない、ということになります。
それもそのはずで、

という数式は、

と同じなのですから(笑)
これが、古典派と、その古典派の中で異端扱いされたマルクス経済学の考え方である「恒等式」になります。
それでは、さきほどの数式とは似て非なるものである、次のような数式で考えてみましょう。

この数式で、もし、「x=0.01」ならば「y=100」になりますよね? 「x=0.0001」ならば「y=10000」、「x=0.000001」ならば「y=1000000」、という風に「xをどんどん小さくしていく(限りなくゼロに近づけていく)」と、「yはどんどん大きくなる(限りなく巨大な値になる)」ことになります。この場合、xは有限であるゼロへと向かい、他方、yは無限大へと向かうことになります。
おや? 「有限」と「無限」が同時に存在していますね!


それでは今度は、もし、「x=100」ならば「y=0.01」になりますよね? 「x=10000」ならば「y=0.0001」、「x=1000000」ならば「y=0.000001」、という風に「xをどんどん大きくくしていく(無限に近づけていく)」と、「yはどんどん小さく(限りなくゼロに近づく)」ことになります。この場合、xは無限大へと向かい、他方、yは有限であるゼロへと向かうことになります。
おや? 「有限」と「無限」が同時に存在していますね!

如何でしょうか? 「恒等式」と「方程式」との考え方の違いが御理解頂けましたでしょうか?
〇 ケインズ理論のエッセンス = 有効需要の原理 = “方程式”
〇 古典派のエッセンス = セイの法則 = “恒等式”
もう、お分かりだと思うのですが、「有限の世界に無限の需要など存在し得ない」などといった戯言が世の中で通用しないのは、私たちの身の回りの至るところで、“反証”が現実になされているからです。
そもそも、私たち人間一人ひとりの生命は「有限」です。でも、だからといって、私たち人類が「有限」と言えるでしょうか?
結局のところ、マルキストは、その精神的な劣化のために、自分の「ふがいなさ」を「他者に責任転嫁」して、自分で自分を単に「慰みたいだけ」なんです(笑)
自分が報われないのは、社会の方が悪いんだ~
とか、
だったら、こんな社会なんか、無くなってしまえ~
とか、
そうすれば、自分だって、きっと報われるはずだから~
(↑ここが、非論理的なんですがw)
って妄想しているのでしょうね💗
こういう「ヘタレ」にはなりたくないものですね💗

続きは次回に♥
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