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    親子チョコ💗(500冊以上の良質な書籍のご紹介)

    子どもたちの教育のため、また、その親である私たち自身が学ぶための、読まれるべき良質な書籍のみをご紹介させていただきます。

     >  科学・数学 >  カール・マルクスが研究していたのは、「社会主義経済の研究」ではありませんwww

    カール・マルクスが研究していたのは、「社会主義経済の研究」ではありませんwww

    カール・マルクス 100

    本日のキーワード : 経済学



    経済学(けいざいがく、英: Economics)の原語であるEconomicsという語彙は、新古典派経済学者アルフレッド・マーシャルの主著『経済学原理』(英: Principles of Economics, 1890年)によって誕生・普及した

    本日の書物 : 『数学嫌いな人のための数学 ― 数学原論』 小室 直樹  東洋経済新報社



    戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。

    そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。

    私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、

    客観的に情勢を判断する必要があります。

    それでは、この書物を見ていきましょう!




    『 【現在の経済学】【数学と結合】した(あるいは比喩的に数学と結婚した)が、それが可能となったのは物理学が数学と結合したのと同じ理由によるのです。すなわち、物理学の諸変数(変位、速度、加速度など)は【抽象性を獲得した】ということである。…

    717623_720.jpg

     物理学高度の抽象性を獲得したことを理解するための格好の例は、質点(mass point)である。質点とは、大きさが全くなくて質量を有する点のことであるとされる。質点が実在しないことは明白である。もし実在したとすれば、質点の比重は無限大となる。こんな物質が実在するわけがないではないか。…

     しかし、物理学は、抽象的な模型構築法を活用したので、数学の全面的使用が可能となり急速な進歩を遂げることができました。諸学問の手本となり、自然科学の多くと、いくらかの社会科学は物理学にならって長足の進歩を遂げたのです。

     社会科学で、抽象的な模型構築法を活用し、数学の全面的使用が可能となり長足の進歩を遂げたのは【経済学】なのです。…

    女性 ポイント ひとつ

     それでは【経済学】は一体全体、【何を研究しているのか】

    女性 悩む 02

     【資本主義社会における経済法則である】。それは、【資本主義だけを研究対象】とし【それ以外の社会を研究対象とすることはない】。この意味で、【経済学はきわめて特異な科学】である。…

    ポイント 32

    問  : 後進国(発展途上国)や社会主義国の経済の研究もあるのではありませんか?

    答 : それはあります。ありました。例えば、ソ連がまだ滅びないころ、【ソ連でも経済学研究がかなり進歩していました】リニア・プログラミングとかダイナミック・プログラミングだとか…数学を盛んに使って産業連関論(レオンティエフ・システム)などが活発に研究されていました。しかし【その研究方法たるや、英米はじめ資本主義諸国で開発された正真正銘の資本主義の経済学(マルキストのいうブルジョワ経済学いわゆるブル経)でした】

    女性 ポイント これ

     経済学は社会主義でも資本主義でも共通であると思念したのか、あるいは、ソ連もやがて資本主義へ復帰するのだと無意識のうちに思い込んでいたのか? いや、【「マルクス経済学」】といったところで【その内容は全部資本制社会における経済法則の研究である】【マルクス自身の研究目的もそこにあり、社会主義経済の研究は実は皆無である!】

    日の丸

    「パヨク」と呼ばれてバカにされている連中を論破する


    いかがでしょうか?

    今回ご紹介させていただく書物は、2001年に発刊されたもので、“ゆとり教育”という、後の世に大きな災いをもたらす害悪が蔓延しつつある頃に書かれた書物で、「数学」というものが如何に教育において重要であるのかが、よく理解できる良書となります。

    読書 10-070

    さて、本文を御覧頂いたことで驚かれたのではないかと思いますが、実は、あのカール・マルクスが研究していたのはすべて「資本制社会」についてつまり「資本主義」こそが研究対象であって、「社会主義」だとか「共産主義」だとかといった、“宗教”的な“似非(エセ)学問”については、まったく研究なんかしていなかった関心さえ持っていなかった、というのが歴史的事実になります。

    それなのに、日本共産党というカルト集団は、そのことがまったく理解できないのか、あるいは事実を知らないのか、は分かりませんが、何故か勝手な解釈をして「絶賛する」という、とってもイミフなことをやっています(笑)

    これ 女性

    志位 50

    実際、マルクスが研究していた経済学も、古典派経済学の範疇に属するモノでしかなく、その中で“異端”扱いされていたわけですが、その理由は、「失業」に関する考え方の違いにありました。

    「数学」では必須の考え方として、「必要条件」と「十分条件」がありますが、マルクスが“異端”とされたのは、

    (A) 資本主義

    であれば、

    (B) 失業が生じる


    と唱えたからです。

    これは、(B)は、(A)に対しての「必要条件(necessary condition)」であるという主張で、Aが成り立てば必ずBも成り立つ、でも、Bが成り立たなければ必ずAも成り立たないという主張になります。

    そしてカール・マルクスは「資本主義をなくせば・・・」と考えたわけです。

    でも

    (A) 資本主義をなくす

    のであれば、

    (B) 失業が生じない


    とはマルクスは一度も論じたことがないんです! さらに、マルクスの理論からは論理的に言えないんです(笑)

    つまり、(A)は、(B)に対しての「十分条件(sufficient condition)」であるとは論じていないAが成り立てば“それだけで”必ずBも成り立つ(AはBに対する十分条件)とは言っていないわけですから、「資本主義をなくす」ことで、その後に「社会主義」だとか「共産主義」だとか、あるいは、何だかチンプンカンプンで実体のない「科学的社会主義」だとかを採用したとしても「失業が生じない」とは言えないということになります。

    であればそもそも何のために資本主義をなくす必要があるというのでしょうか? 何の問題解決にもなってはいないのですから(笑)

    マルクス経済学の致命的な欠陥が、ここにあります(笑)

    詳しくはこちらをご参照💗

    財務省と日銀とマルクス経済学

    虚数はなぜ人を惑わせるのか? 

    そう言えば、「パヨク」と呼ばれてバカにされている連中を論破するうえで参考になる記事がありましたので、こちらでご紹介をさせて頂きます。

    左翼を論破する方法1

    『 日本の保守派には、頭の切れる論客らしい論客はあまりいない。しかし、英語圏には左翼を次々論破することで知られる論客が何人かいる。その代表格が、ジョーダン・ピーターソン(Jordan Peterson)とベン・シャピーロ(Ben Shapiro)である。

     ジョーダン・ピーターソンは1962年生まれで、現在トロント大学の心理学の教授をしている。臨床診療の経験も豊富で、過去にはハーバード大学で教鞭をとっていたこともある。彼は、現代の左傾化した学問に対して、厳しい批判を繰り返していることで知られる。中でも、ジェンダー代名詞(男性、女性形以外の代名詞)の使用を強制する条例を批判したことは有名である。

     ラディカル・フェミニズムは、日本だけでなく北米でも猛威を振るっている(むしろ、日本は欧米を追従しているに過ぎない)。それに対するピーターソンの分析は的確である。フェミニズムは能力(competence)を尺度にした評価を全て権力(power)の問題にすり替える。そして、能力が不足しているゆえに達せられないことを全て家父長制(patriarchy)による抑圧のせいにして騒ぎ立てることで、自らの無理な要求を通す。フェミニズムは人間を個人として尊重しておらず、男性・女性という集団の一員としてしか見ない。だから、個々人がどういう生き方をしたいかを無視して、結果の平等を押し付ける。これがピーターソンの見立てである。現代のフェミニズム思想の核心をついている分析と言えよう。

     おそらく、ピーターソンのことを知っている日本の読者はほとんどいないだろう。しかし、彼がこれほど知られていない日本は、むしろ例外的な国である。2018年1月に出版された彼の著書“12 Rules for Life: An antidote to chaos”(人生の12のルール: 混乱を防ぐ方法)は、英語圏で300万部を超えるベストセラーになっている。また、韓国語訳も既に出版されており、20万部を売り上げている。』


    左翼を論破する方法(前編)

    12 Rules for Life:An antidote to chaos 

    How to Debate Leftists and Destroy Them:11 Rules for Winning the Argument (English Edition)



    ※なお、記事中に書かれていたパヨクの司会者がフリーズするシーンは、23:00前後にあります。
    左翼を論破する方法101

    ということで、本日はここまでとさせて頂きます。




    続きは次回に♥




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