2019-10-27 (Sun)

本日のキーワード : 経常収支
経常収支とは、国の国際収支を表す基準のひとつで、経常勘定ともいい、 貿易収支、サービス収支、所得収支、経常移転収支の4つから構成される。
本日の書物 : 『労働者の味方をやめた世界の左派政党』 吉松 崇 PHP研究所
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 少し話が脱線するが、【経常収支の赤字・黒字】については【大きな誤解】があるので、ここで説明しておきたい。世の中の多くの人が「赤字が悪いもので黒字がよいもの」だと考えているが、これはまったくの間違いだ。


☆アベノミクスと膨らむ経常赤字|WEBRONZA - 朝日新聞社の言論サイト

経常収支は、世界の国々のなかで、誰かが黒字なら誰かが赤字で、全部足し合わせればゼロになるという性質のものである。なぜならある国の輸出は、必ずいずれかの国の輸入だからだ。

一般に、【ある国の経常収支が赤字】であるのは、【財・サービスの輸出より輸入が多い】場合だが、これは【国内の景気がよく、総需要が強いことが原因】である場合が多い。そうであれば、【ファイナンスに支障が生ずることはまずない】。イギリスもアメリカもこのパターンの経常収支赤字国なのである。

そうはいっても、経常収支赤字のファイナンスには有利なものも、そうでないものもある。【赤字国にとって最も有利なのは外国企業の直接投資である】。外国企業が事業リスクを取ってくれて、雇用を増やし、税と社会保険料を払ってくれるのだから、これがいちばん有利なファイナンスだ。だからイギリスもアメリカも、日本やドイツの企業の直接投資を歓迎する。
外国企業の直接投資や外国人の不動産投資、それにプレミア・リーグのサッカー・チームの買収は、返済の必要がないエクイティ・ファイナンスである。これで不足する部分が通常は外国人の国債投資になる。こちらは、利払い・償還が必要なデット・ファイナンスである。【経常収支赤字国にとっては、エクイティ・ファイナンスのほうが、はるかにメリットが大きい】。』

“すり替え”てはダメ!
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、欧米の「左派政党」の性質が変貌している現状の分析とともに、日本のメディアでは「極右」「ポピュリズム」とレッテル貼りをしがちな政党こそが、実は労働者の味方であるという事実を明らかにすることで、主要先進国における政治状況がすっきりと理解できる書物になります。また、日本の左派政党が、如何に欧米の左派政党と異なる奇異な存在であるか、そのために、どれほど私たち日本国民が苦しめられているのか、が分かるようになるお勧めの良書となります。

さて、国家の経常収支について、「赤字が悪いもので黒字がよいもの」だと勘違いしている例として、朝日新聞の言論サイトの実例を挙げさせて頂きましたが、日本のメディアのデタラメさが、いかに酷いのかは、他の報道内容を見ても一目瞭然ですね💗

☆【朝日新聞】天皇が国民を見下ろす即位礼は不快 国民主権に併せ、高御座から天皇が下に降りるべき~ネットの反応「天声人語とかいう『サヨクが天の声を代弁して読者を諭す』コーナーについて、何か一言ww」
☆【朝日新聞】天皇制と闘う 日本人の多数派はダメで無自覚だ。従軍慰安婦は天皇制国家の犯罪である~ネットの反応「反天連のキ〇ガ〇を嬉々として載せるゴミ新聞」「ハンギョレ新聞といわれても違和感ないレベル」

☆【信濃毎日新聞】陛下は約1メートルの壇上から安倍首相を見下ろす形で万歳三唱 主権は国民にある 位置関係が憲法にそぐわない~ネットの反応「一般参賀とか、直接国民を上から見下ろしてるけど文句言うやついる?」「安倍と対等だったらそれはそれでキレんじゃんお前」

☆TBS『即位礼正殿の儀 外国からの参列者はどう見た?』→ ネット「さすが、TBS」「TBSの海外は韓国だけね」

ところで、日本国民の税金を無駄遣いしている野党の国会議員どもが、早くも「冬休み」に突入されるそうですが、

☆【税金泥棒】特定野党、一足早い冬休みに突入…すべての国会審議に応じない方針を決定
とっとと議員を辞職して頂き、政党も解散して頂いた上で、そこから生まれるおカネを被災地の復興費用に充てた方が、よほど世の中のお役に立つのではないでしょうか?

私たち日本の国民の役に立たない、野党の議員どもは、自分たちのおカネ儲けのためだけに国会議員であり続けようとし、そのためであれば「人権侵害」も厭(いと)いません。その典型例が、某森ゆうこです。
今回の野党国会議員の有給休暇である「冬休み」問題についても、自分たちの「おカネ儲け」のためだけにやっていることは明白で、私たち日本国民のことなど一切考えてはいません。詳しくは、下記の記事をご参照頂ければご理解頂けると思います。

☆【霞が関の声①】森ゆうこ議員の騒動は構造的な問題が顕在化したに過ぎない
さて、本日も本題に入ってみたいと思います。
昨日までのところで、特別な数であるネイピア数「e」を底とする対数について考えてきたわけですが、

それは学校のお勉強では、次のような記号で表現されている「自然対数」と呼ばれるものになります。

そして、それを微分する(=導関数を求める)とどうなるのかということについて考えてみましたろところ、次のように表せるようで・・・

つまり、どうやら、『「q」の中に入っているもの(が何であろうと)に関する微分(=導関数)は、中に入っているもの“分の「1」”になる』ということが判明したわけです。
ちなみに、これを教科書などでは、

と書いているだけのことになります。
で、これが、「確実に正しい」と思うことができるように、別の方法でも同じ結果が得られるのか、を考えてみようと思い、教科書風の表現を使って、微分してみますと、

次のように書き換えることが可能となりましたが、

さて、ここで困ったことになりました。この数式は、先日のところ(→「色」の足し算と引き算)で登場した、次の数式にソックリなのですが、

ただ一つだけ違っているところがあって、分母に余計な「x」が入り込んでしまっているんです。
それでは、ここから、どのように考えれば良いのでしょうか?


ここで、上の数式の中にある2つの「dx」というのは、微分の考え方である、“無限に小さな数”で、同じ数です。
で、同じように考えると、

上の数式の下線部分は、「dx」が“無限に小さな数”で、かつ「x」がそうでなければ、無限に小さくなります。そこで、もしも、上の数式の最後のところの「べき」を次のように“すり替え”ることができたとしますと、

そう致しますと、

と置くことで、

と変形させることができますので、これを用いて、

上の数式の下線部分は、“すり替え”られて、次のように表すことができます。


でも、これは完全に間違っています。

何故ならば、意図的に問題となる部分を“すり替え”、勝手な主張をする某森ゆう子と同じで、これは「“すり替え”によって根本的に本質からズレている」ことになるからです(笑)

それでは、どのように考えれば良いのでしょうか?

続きは次回に♥
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Re: No Subject * by みっちゃん
またまた、おバカなコメントが釣れましたwww
(一般に、ある国の経常収支が赤字であるのは、財・サービスの輸出より輸入が多い場合だが、これは国内の景気がよく、総需要が強いことが原因である場合が多い。)
という文章を読んで、そのどこに、「国家から見た貿易」を「有利不利、損得、善悪という概念で捉え」た部分が書かれているのでしょうか? 本文中の文章が言わんとしていることは、経常収支の赤字・黒字は、良いとか悪いとかの話ではない、という趣旨なのですが、日本語で書かれている文章さえ理解が出来ないのでしょうか?
もう一度繰り返しますので、よろしいですか?
「経常収支が赤字であれば良いこと」とも書かれてはいませんし、ましてや「善」とか「悪」などといった表現も出てきてはいません。
そんな発想は、あなたのアタマの中で「脳内変換」された結果でしかなく、その自ら変換した言葉を用いて、明後日の方向で、奇妙で滑稽でさえある“珍説”を主張しているわけですよね?
だから、どこにも反論がないですし、そもそも趣旨がズレまくっていますし(笑)
というか、そもそも、この日本語での返信が読めますか? とても不安です(笑)
(一般に、ある国の経常収支が赤字であるのは、財・サービスの輸出より輸入が多い場合だが、これは国内の景気がよく、総需要が強いことが原因である場合が多い。)
という文章を読んで、そのどこに、「国家から見た貿易」を「有利不利、損得、善悪という概念で捉え」た部分が書かれているのでしょうか? 本文中の文章が言わんとしていることは、経常収支の赤字・黒字は、良いとか悪いとかの話ではない、という趣旨なのですが、日本語で書かれている文章さえ理解が出来ないのでしょうか?
もう一度繰り返しますので、よろしいですか?
「経常収支が赤字であれば良いこと」とも書かれてはいませんし、ましてや「善」とか「悪」などといった表現も出てきてはいません。
そんな発想は、あなたのアタマの中で「脳内変換」された結果でしかなく、その自ら変換した言葉を用いて、明後日の方向で、奇妙で滑稽でさえある“珍説”を主張しているわけですよね?
だから、どこにも反論がないですし、そもそも趣旨がズレまくっていますし(笑)
というか、そもそも、この日本語での返信が読めますか? とても不安です(笑)
https://oyakochoco.jp/blog-entry-2846.html
>一般に、【ある国の経常収支が赤字】であるのは、【財・サービスの輸出より輸入が多い】場合だが、これは【国内の景気がよく、総需要が強いことが原因】である場合が多い。
つまり、キミは貿易赤字は国内の景気が良いことだから「悪い」ことではない、要するに良いこともある場合もあると言っている。
あのね、国家から見た貿易とは単なる交換であるため、有利不利、損得、善悪という概念で捉えるのは間違いなんだよ。
したがって、輸入超過は景気が良い場合があるから決して「悪」ではなく、時として「善」であることもあるのだから赤字を「悪」だと思っている人は「おバカ」だと結論付けているキミが「おバカ」ということになるね。
生産財・資本財を輸入して製品を生産し、その生産品を輸出して利益を上げると認識しているから輸入した生産財・資本財を経費だと捉えてしまうが、輸入は生産財ばかりではなく消費財も含まれているわけだから輸入の全てが経費(コスト)であり、貿易赤字は利益よりも経費が上回っているから損失であるという認識は誤りであると説明しなければならないわけ。
しかし、キミは輸出よりも輸入が多いという現象は国内景気が良い場合が多いと説明しており、その現象の中身を全く説明していないのね。
つまり、キミは貿易の目的を良く理解していないんだよ。
【交易は交換】
https://ewkefc.blog.fc2.com/blog-entry-94.html
【貿易の目的】
https://ewkefc.blog.fc2.com/blog-entry-292.html
【貿易黒字を続けても成長しない】
https://ewkefc.blog.fc2.com/blog-entry-290.html
トランプの保護主義
https://ewkefc.blog.fc2.com//blog-entry-65.html