2019-09-05 (Thu)
本日のキーワード : 楊貴妃、異民族
楊貴妃(よう きひ、719年6月22日(開元7年6月1日) - 756年7月15日(至徳元載(元年)6月14日))は、中国唐代の皇妃。姓は楊、名は玉環。貴妃は皇妃としての順位を表す称号。玄宗皇帝の寵姫。玄宗皇帝が寵愛しすぎたために安史の乱を引き起こしたと伝えられたため、傾国の美女と呼ばれる。
馬に跨ろうとする楊貴妃
本日の書物 : 『中国・韓国の正体 異民族がつくった歴史の真実』 宮脇淳子 ワック
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 世界三大美女の一人とされる【楊貴妃(ようきひ)】は、唐の【玄宗(げんそう)皇帝の寵妃(ちょうひ)】だったことで有名だが、【もとは玄宗皇帝の息子寿王(じゅおう)の妃】だった。山東出身の役人だった父の赴任先の蜀(蜀/四川省)で生まれ、17歳で寿王の妃となった。
その5年後の740年、22歳で舅(しゅうと)の【玄宗皇帝に見そめられ】、一時的に【出家】をして夫との縁を絶ったあと、【改めて玄宗の後宮に入った】のである。
【玄宗】皇帝は、シナ史上唯一の女性皇帝、【則天武后(そくてんぶこう)の孫】にあたる。【則天武后】自身も、【太宗の後宮にいた女性】で、【太宗没後】、一度は【尼となり】、また召されて、【太宗の息子、高宗の後宮に入った】という経歴の持ち主である。
則天武后
この2つの事例だけを見ても、【唐の帝室が儒教的な規範から完全に逸脱している】ことがよくわかる。…
【隋】も【唐】も、帝室と貴族たちは、【もともと大興安嶺山脈あたりにいた「鮮卑(せんぴ)」と呼ばれた遊牧民出身】だから、実母以外の父の妻を娶(めと)ることは【レヴィレート婚】と呼ぶ風俗だし、息子の妻を娶ることも気にしない。…
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆狩猟民と遊牧民の違いができる理由
則天武后は、自分の産んだ息子・中宗の皇位を廃して16年も政権を握り、武后の死後、中宗は妻の韋后(いこう)に毒殺された。二代にわたる皇后の禍(か)でひどい状況に陥った唐を立て直し、絶頂期をつくった名君が【玄宗】皇帝である。
しかし、44年という長い治世の後半は、楊貴妃を寵愛したことで【安・史の乱】の原因をつくったと非難されている。
【安・史の乱】とは、【安禄山(あんろくざん)】と【史思明(ししめい)】という2人の軍閥が唐に対して起こした反乱で、楊貴妃の一族で宰相になっていた楊国忠の誅殺を目的として長安に迫り、【玄宗一行は蜀へ向かって逃げた】。途中…楊国忠は皇帝の軍に殺されたが、禍(わざわい)の本はまだ残っていると、軍はおさまらず、【玄宗はやむを得ず、楊貴妃を縊(くび)り殺させた】のであった。…
さて、今回、私が問題にするのは、【安禄山の出自】である。母は突厥(とっけつ/トルコ)の名家「阿史徳(あしとく)」出身の女シャマンで、父はソグド人だった。ソグド人とは、今のウズベキスタン出身のイラン系の人たちのことである。史思明も「突厥雑種胡人」と伝えられるので、父が突厥人、母がソグド人だろう。
ソグディアナ
ウズベキスタン
安禄山が反乱を起こした【幽州】は現在の【北京】のことであるが、この地は、【遊牧騎馬民族の本拠地であるとともに、中央アジアからやってきた多くのソグド人が「行(こう/ギルド)」をつくって商業活動をしていた都市】だった。
ラクダに乗ったソグド商人像
【ソグド人の漢字姓】は【出身地のオアシス都市に対応】している。近年の石刻史料調査を一般向けに解説した森部豊『安禄山』(世界史リブレット、山川出版社)によると、漢字姓の【「康」はサマルカンド】、【「安」はブハラ】、【「石」はタシュケント】、【「史」はキッシュ】、【「何」はクシャーニャ】、【「曹」はカブーダン】、【「米」はマーイムルグ】、…など、漢字姓に対応するソグド姓が石経や墓誌銘に残っているという。
安禄山の「安」姓は彼の母が再婚した相手のもので、実の父親は「康」姓であったと伝えられ、「禄山」は、ソグド語で「明るい」を意味するロクシャンの音転写だそうだ。
つまり、【漢人とは、「漢字を使う人」という意味しか持たないのである】。』
東京大学(あ)法学部卒業生と“ノーパンしゃぶしゃぶ”
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、未だに日本人の多くの方々が“勘違い”している、支那と朝鮮半島における「架空の民族」が創り上げた「架空の歴史認識」を改め、支那と朝鮮半島という空間で数々の異民族が繰り広げた「本当の歴史」を知ることで、「中国人」とか「朝鮮人」というものが、かつて歴史上に存在したことのない「架空の民族」であり、そして、現代の地球上においても存在すらしていない「架空の民族」である、ということが正しく理解できるようになる良書になります。
さて、支那における隋も唐も、則天武后も楊貴妃も、「異民族」である「遊牧騎馬民族」が支配する国であったことを明確に示している証拠となりますが、私たち日本人が学校で教えられる歴史教育で勘違いしてしまうのは、その名前が「漢字表記」されてしまっているために、「架空の民族に過ぎない“中国人”」として想定してしまっているからです。
ドナルド・ジョン・トランプ(Donald John Trump)も、「漢字表記」にすれば、「唐納德・約翰・特朗普」になりますが、だからと言って、「特朗普(トランプ)は“中国人”である」と考えることが、如何に馬鹿々々しいことであるか、をご想像して頂ければ良く理解できるのではないでしょうか?
それでは、ここからは昨日の続きに入りたいと思います。
現在、我が国の政府は、「消費税増税」という愚策中の愚策を行うことを高らかに宣言し、
☆安倍首相、「消費増税は国の信頼守るため」必要性を強調:朝日新聞デジタル
その目くらましとして、「韓国」を玩具(おもちゃ)のようにあしらい、一種のショー(見世物)として演出することで、日本国民が本来目を向けるべき方向から、視線を逸らせようとしています。
もちろん、その演出の背後には、自分たちの誤りを決して認めようとはしない「永久戦犯」である財務省官僚が存在しています。
岡本薫明(おかもと しげあき)
☆「消費税は社会保障財源」「国民に理解求める」岡本薫明財務次官インタビュー
昨日のところで、現在の安倍政権がやろうとしている「消費増税」が、あの「悪夢の民主党政権」と瓜二つである、と書かせて頂きましたが、そのことを理解するためにも、ポール・クルーグマンが20年以上も前に、我が国の惨状を見て、提唱した理論を知っておく必要があります。
ポール・クルーグマン
詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆20年以上前の失敗から何一つ学べない財務省・日銀 ~ 「緊縮財政」と「消費税増税」
☆「It's Baaack:Japan's Slump and the Return of the Liquidity Trap」By Paul R.KRUGMAN
☆「復活だぁっ! 日本の不況と流動性トラップの逆襲」山形浩生訳
念のために書かせて頂きますが、その提唱された理論は、その正しさにおいて、疑問視する経済学者はほとんどいない状況にあるのですが、唯一の例外として、何故か、我が国の経済学者は、それに異議を唱える連中が非常に多い状況です(ただし、まともな論戦すらできないような連中ばかりですが・・・)。
そこで、ポール・クルーグマンが、何をせよとアドバイスしているのかを、昨日に引き続き確認して参りたいと思いますが、山形浩生氏の訳による「復活だぁっ! 日本の不況と流動性トラップの逆襲」から、抜粋・要約してみますと、「はじめに」の部分には次のように書かれています。
『 でも、流動性トラップなんて、もう十分に理解できていてすぐに政策対応できるんじゃないの?・・・アメリカの財務省やその他のところの政策立案者がやったのは、・・・一世代かそこら昔のマクロ経済学教科書に載っていた流動性トラップの枠組みをもとに、・・・財政拡大という古典的回復戦略を採れ、と日本にうながしてきた・・・でも、マクロ経済学者たちはいくつかの点でそういう古い教科書から先へ進んで、それをもとにするとこの問題に別の見方が必要になる・・・』
つまり、「流動性の罠」に陥りつつある日本に対して、これまでの古典的なやり方ではなく、そこからさらに先に進めて考える必要がある、と説いたわけです。
『 特に古典的な IS-LMモデルから欠けている現代的な考え方として、3つの流れが指摘できる・・・まず、意志決定は期間をまたがるものだということ。・・・人がどう期待を形成するかがマクロ経済分析ではきわめてだいじ・・・手始めの仮定としては、期待形成が合理的だと考えるのがいいこともわかっている・・・二番目が、経済の開放性だ。・・・ケインズやヒックス・・・かれらの分析も、その後の流動性トラップについてのあらゆる分析も、貿易と資本移動を無視している。・・・でも日本の方向性をとりまく論争の多くが、日本経済の経常収支と為替レートの見通しについてのものだから、この制約をゆるめたらどうなるかは理解しておく必要がある。最後に、伝統的な IS-LM 分析は金融仲介業者の役割を無視している。・・・大恐慌についてのある学派は、銀行システムがトラブっていたから大恐慌が起きたのだ、と論じている。現代日本についても、似たような見方がほとんど主流派になってきている。だから、金融仲介業が流動性トラップの図式にどう効いてくるかについて、おおざっぱでいいから理解しておくほうがいい。』
そこで、古典的なやり方ではなく、さらに先へと考えるために、古典的なやり方にはなかった以下の3つを前提として考える、と述べています。
①人々は合理的期待によって意思決定を行うものとする
②貿易と資本移動についても検討する
③金融仲介業者についても検討する
これらは、ポール・クルーグマンが提唱した理論の肝になる部分ですので、覚えておいていただきたいのですが、その一方で、「永久戦犯」である財務省官僚らが、自分たちの誤りを糊塗(こと)するために依存しているのが、「銀行システムがトラブっていたから大恐慌が起きた」といったような、「俺たち財務省が悪いんじゃない、民間銀行の不良債権が問題なんだ!」という言い逃れ理論であるという点も、しっかりと覚えておいてください。
では、どうして、財務省官僚(当時は格下げ前の大蔵省)どもが、自分たちは悪くないと“必死”に主張する必要があったのかと言いますと、東京大学(あ)法学部を卒業したことだけが「取り柄」な彼らは、「大蔵省接待汚職事件」、またの名を「ノーパンしゃぶしゃぶ事件💗」という、自称エリートが新宿歌舞伎町のとあるお店で、テーブルの下に懐中電灯を持ってうずくまり、女性店員の下半身をのぞき込むというクダラナイ遊びに興じていた(しかも、接待されてw)ことが、1998年に暴露されて、徹底的に日本国民から馬鹿にされたからです(その結果、罰として2001年に大蔵省から財務省に名称変更され事実上の格下げとなりましたw)。
続きは次回に♥
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