2019-04-19 (Fri)

『サン・キュロットに扮した歌手シュナール』(1792年、ボワイユ画)
本日のキーワード : 共和政、共和制
共和政(きょうわせい、英: republic)は、人民または人民の大部分が統治上の最高決定権を持つ政体で、政体のとる制度を共和制(きょうわせい、英: republic)という 。現代の一般的な定義では、「君主ではない元首を持っている政体」「君主制ではない政体」である。
本日の書物 : 『2019年 大分断する世界――アメリカが本気で親中国家を排除する』 宮崎正弘、渡邉哲也 ビジネス社
戦後の日本人は、正しい歴史を学校で教わって来ませんでした。
そして、現代のメディアもまた、嘘の情報を流し続けています。
私たち日本人は、親日的な立場に立ち、正しく認識し直し、
客観的に情勢を判断する必要があります。
それでは、この書物を見ていきましょう!
『 宮崎 : 欧州に目を転じると何と言っても【デモが激化するフランス】でしょう。…パリでは【暴徒化】したデモ隊がパトカーに放火、まるで【無政府状態】の大混乱。これではルノー騒ぎどころではないですね。…
渡邉 : デモ隊は【黄色いチョッキ】を着ているということから私は【「フランス黄巾(こうきん)の乱」】と名づけていますが、燃料税増税の6ヶ月延期が発表されても収まる気配がありません。燃料税はきっかけにすぎず、一度ついた火がこれで消えるとは思えないのです。…

☆フランスデモ22週目、再び増加 マクロン大統領、新政策発表へ | 2019/4/14 - 共同通信
【問題の本質】は【欧州のリベラルの欺瞞(ぎまん)が表面化したもの】と言えます。【リベラル政策により抑圧された不満】と【国営企業による格差の固定化】、【移民による既存住民の貧困化】、【EUによる政策制限】、こうしたものすべてが破壊衝動に変化した。

宮崎 : 【日本のトンチンカンなコメンテーター】や、【日本共産党の議員】はさすが【民主主義の国フランスと称賛を惜しまない】ようですが、【噴飯もの】です。

むしろ、【フランスの実態】が【「社会主義国」である】ことが日本でも【露呈】したのではないか。

カルロス・ゴーンの逮捕劇に関しても、不正な蓄財、使途不明金という金銭スキャンダルに目を奪われてしまうと、背後にある【フランスとの確執の本質】が見えてこない。もっと奥深い構造があって、初動記事、第一報のゴーンの申告誤魔化しは東京地検の印象操作でしょうね。

☆籠池夫妻、拘置所の寒さを身をもって知る2人として、ゴーン容疑者にユニクロのフリースジャケットを差し入れ~ネット「声出してワロタ」「ゴーンが早速、反アベの旗頭にされてるw」
渡邉 : 同感です。【フランスの実態】は、完全な自由主義の国とはいえず、歴史的にルノーのような【国家に支えられた民間企業がグローバル展開を行っている国】です。

☆ゴーン容疑者の妻キャロルさんの「仏政府は夫のために行動すべき」要請に仏政府「特別扱いしない。他の容疑者と同様に裁判にかけられるべきだ」~ネットの反応「最初は口出しまくってたのに、相当やばいんだろうなw」「ザマぁーーーwww」
第二次世界大戦により【フランス】はナチス・ドイツとヴィシー政府(一部・イタリア王国)に【分断・支配】され、【戦場と化し】、インフラの整備も遅れ、また【破壊されました】。
ナチス・ドイツ降伏後、フランス共和国臨時政府が政権を獲得しましたが、その中枢は【フランス共産党】、【フランス社会党(SFIO)】、【人民共同運動(MRP)】の三党連立の【左派政権】であったため、

ナチス・ドイツに協力したことを理由に【民間企業は次々に国営化】されました。1944年12月に、パ・ド・カレー北部炭坑(のち、フランス石炭公社に改組)、次いでルノー(1945年1月)が、そして、フランス銀行、四大商業銀行(クレディ・リヨネ、ソシエテ・ジェネラル、全国割引銀行、全国商工業銀行)、34の保険会社などが国営化されました。また、電力・ガス供給のために、フランス電力公社とフランスガス公社が設立され、運輸部門では鉄道がすでに大戦中に国営化されており戦後航空会社のエールフランスが国営化されました。

フランソワ・ミッテラン
その後、外資に対する資本規制の緩和や自由化が行われたものの、1981年に誕生した【ミッテラン大統領】による【社会党政権】により、【再び主要企業を国有化】しています。ところが【その結果、経済が停滞し、失業率の悪化や物価の上昇が発生】したため、【シラク政権】により再び【民営化政策】がとられることになった、というのが歴史的経緯です。

ジャック・シラク
しかし、民営化されてもなお、政府の出資が残っており、いわば「半官半民」状態で、政府による支援を受けている企業も多い。…
そして、【そのような企業が他国の民間企業やインフラを支配している構造】になっていたのです。ある意味、経済と支配構造的には改革開放後の【中国に類似】しているといえる。ですから【フランスとは「欧州の中国」】なんですね。』

「共和国」や「共和制」の「共和」の由来と意味
いかがでしょうか?
今回ご紹介させていただく書物は、当ブログお気に入りの著者らによる対談形式の書物で、まさに今、世界で起こっている様々な事象について、日本の新聞やテレビでは一切解説がなされない、その本質的な部分を明確に解説して下さっている良書となります。新聞やテレビを延々と見ていてもサッパリ分からないことが、たったの2時間ほどで理解できるという書物ですので、ぜひ、皆さまもご覧下さいませ💗

さて、「おカネに頗(すこぶ)る汚い」と言われる「レバノン人」のカルロス・ゴーンは、まさに「小我の塊」のような生き物であることが、その嫁とともに世間に晒されていますが、やっぱり、お天道様は観ていらっしゃるのですね💗
そう言えば、「岡三マン」と名乗るカルロス・ゴーン擁護者が居ましたが、

呆れるほどの金融のド素人であると、その世界では著名な方でしたが、最近はいかがお過ごしでございますでしょうか(笑)

詳しくはこちらをご参照💗
↓
☆数学は、わからない人にはわからない。でも、やっぱり頑張るべきでしょ!!

閑話休題、本文中にフランスとは「欧州の中国」だと書かれていましたが、共産党一党独裁の、恐怖政治を行っている、あの中華人民共和国は、英語で「People's Republic of China」と表現され、
同様に、自分に逆らうものは身内であっても平気で虐殺をする、あのチンピラ・金正恩が専制政治を行っている朝鮮民主主義人民共和国は、英語で「Democratic People's Republic of Korea」と表現され、

☆【北朝鮮】金正恩氏が声明「米国が正しい姿勢で臨むなら3回目の首脳会談をする用意がある」「年末までは忍耐し、米国の勇断を待つ」~ネットの反応「年末までもつのか?」「3回目は最後通告か」
カルロス・ゴーンのフランスは、、英語で「French Republic」と表現されます。
おや、まあ💗

ちなみに、私たちの日本は、英語で「Japan」です。余計な「Republic」はくっついてはいません。
で、その英語の「Republic」なるものを、日本語で翻訳する際に、「共和制」という言葉を当てているのですが、そもそも、その「共和」というのは、支那において「周」というちっぽけな国が古代にあって、そこの王様が民衆の暴動に恐れをなし、逃亡したため、仕方がなく、王様が不在のままに、政治が執り行われた十数年間を「共和」と呼んだことに由来しています。
つまり、王様が居ない、「君主制」ではない、というような意味で用いられるのですが、御覧の通り、トンデモナイ「独裁国家」であったりもします(笑)

本日の課題 : 「正接(タンジェント/tangent)」とか「正割(セカント/secant)」を公式に頼らずに微分してみましょう!
それでは、ここからは先日の続き(→支那や朝鮮半島の歴史は、「チャイナ・コンクエスト」であり「コリア・コンクエスト」でした(笑) )である「微分積分学」を自ら発明する、という無謀なチャレンジの続きに入りたいと思います。
「微分積分学」のエッセンスは、何度も繰り返しますが、
『「曲がった」ものも、どんどん拡大すると、「まっすぐ」に見えてくる』
ということになります。

さて、前回までのところでは、図だけを眺めながら、


大きな三角形の角度(α)がチョコっとだけ変化したときのV(α)の変化は、線分の長さ「ℓ」を「1」として、線分とV(α)との長さの比を考えることと同じで、学校の教科書に書かれている「正弦(サイン/sine)」というのが、線分の長さを「1」とした場合のV(α)との長さの比を表現するだけの単語でしかない、ということを書かせて頂きました。

同様に大きな三角形の角度(α)がチョコっとだけ変化したときのH(α)の変化は、線分の長さ「ℓ」を「1」として、線分とH(α)との長さの比を考えることと同じで、学校の教科書に書かれている「余弦(コサイン/cosine)」というのは、線分の長さを「1」とした場合のH(α)との長さの比を表現するだけの単語でしかない、ということを書かせて頂きました。

で、そんな単語を一生懸命に覚えようとするのではなく、それぞれを微分した場合の関係をアタマの中でイメージできるようになることが、とっても大切です、ということも書かせて頂きました。


そこで、折角ですので、ついでに学校の教科書に書かれている「正接(タンジェント/tangent)」とか、

「正割(セカント/secant)」

についても確認しておこうと考えて、それぞれを微分する(導関数を求める)とどうなるのかをチェックすることをやっているところになります。
で、「正接(タンジェント/tangent)」を1つの函数(関数)と見做して「T(α)」として、

それを微分する(導関数を求める)と、

「負のべき」の表現は、次のように変えることができますので(→イギリスの自虐史教育を終わらせた「教育黒書運動(Black Paper Movement)」)、

次のように表現することができます。

さらに、2つの函数(関数)の積からなる場合の導関数は、次のように変えることができますので(→聖徳太子の「イノベーション」)

次のように表現することができます。

そうすると、さきほど、

でしたので、

となるところまでは分かりました。
が、残りの「H(α)-1」´って何なのか、それが分からない、というところまでが前回のお話でした。
さて、どのように考えれば良いのでしょうか?

こういうときは、発想を変えて、「数学を騙す」というのは如何でしょうか?

以前にも騙したことがありますので、今回も同じ方法でやってみたいと思います(→「平成時代の幕開け」と「朝日新聞」と「ソ連崩壊」)。
問題となっている部分を、

と表現を変えて、「数学を騙す」ために次のようなものを「投入」します💗

ここで、右辺の左側の項は、

となり、右辺の右側の項は、もともとの「べき」を前に持っていって、「べき」から「1」を引いて「べき」を一つ落とすだけですので(→莵道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)と毛沢東との決定的な違い)

となりますので、それらを代入すると、

となるということが分かりました。つまり、「正割(セカント/secant)」というものを微分する(導関数を求める)ことができたことになります。


そして、それを、さきほど行き詰っていたところに用いますと・・・、



となり、つまり、「正接(タンジェント/tangent)」というものを微分する(導関数を求める)ことができたことになります。



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